西穂高岳・焼岳【鍋平-西穂山荘-西穂高岳-焼岳-中尾登山口-鍋平】
- GPS
- 11:33
- 距離
- 28.7km
- 登り
- 3,019m
- 下り
- 3,029m
コースタイム
- 山行
- 10:29
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 11:34
天候 | 曇り(高曇りで眺望良かったです。) |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ガラガラでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
その他周辺情報 | ひがくの湯(900円、サウナなし、露天のみ) |
写真
装備
個人装備 |
MARMOLADA(SCARPA)
|
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感想
今シーズン最後のアルプス山行に、西穂高岳を計画しました。
百高山の99座目にあたり、その険しさとルートの取り方の難しさから、後回しになっていました。
ピストンはもったいないので、焼岳にも周遊することにしたので、早めの歩き出しで、鍋平から旧ボッカ道を登ります。
【鍋平〜西穂山荘】
予想していたより林道歩きが長く感じましたが、山道に入ったあと、稜線にたどり着くまでは軽快に登ることができました。
稜線から西穂山荘までの方が険しさを感じました。
【西穂山荘から西穂高岳ピストン】
西穂独標までは一般的な山道で、独標を下ったところで、ヘルメットを装着しました。
足元の悪いガレ場が続きますが、道幅があるため、慎重に歩けば危険はありません。切れたった岩の稜線を通過する際に、足の置き場(右足と左足の順序)を間違えると難儀します。
登りより、やはり下りは危険度が増します。西穂高岳直下の下りは懸垂下降(少しですが。)ができないと時間がかかるかもしれません。
西穂高岳の頂上に立つと、視界が開けて、槍ヶ岳や間ノ岳からジャンダルム、奥穂高岳に続く稜線を望めます。遠くは立山まで見えました。
【西穂山荘〜中尾峠】
割高山の前後に急勾配の下りが何箇所かありましたが、西穂山荘から中尾峠に向かう限りは下り貴重なので、時間はかかりましたが、快適に歩けました。
ただし、このあたりから疲労がでてきて、足が上がらなくなってきました。
【中尾峠から焼岳ピストン】
硫化水素ガスや水蒸気が噴出する斜面を頂上に向けて登っていきます。
頂上部の溶岩ドームや危険なガレ場があり、ルートを外して登ってしまうと進退窮まるので、○印をしっかりと追いながら歩きました。
時間が遅かったので人が少なく、活火山の息吹を感じる大自然を独り占めできました。
【中尾峠〜中尾登山口〜鍋平】
中尾峠からは下り一辺倒で、ところどころ大きな石が転がる登山道です。
勾配が厳しいところは少ないので、石と落ち葉に気をつけて歩きました。
地熱発電の水蒸気が見えるようになってきたら、登山口は近いです。
99座目になる西穂高岳を雪が降る直前に登れたことで、100座達成が早期に実現することができそうです。ただ、記念すべき100座目を単にピークハントするのはもったいないので、どう歩くかを考えながら年を越す楽しみができました。来年夏が目標です。
西穂高岳は思ったほどの難しさには感じませんでした。夏の鋸岳などでスキルが少し上がったと喜んで良いのかどうか(笑)。これまで関心のなかったジャンダルムに挑戦したいという、気持ちが育ってきました。
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