ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7413395
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

黍殻山(焼山沢右岸尾根↑〜ガタクリ峰ノ尾根↓)

2024年10月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:44
距離
11.4km
登り
1,098m
下り
1,102m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:34
休憩
0:16
合計
7:50
距離 11.4km 登り 1,098m 下り 1,102m
5:42
198
9:00
21
9:21
22
9:43
9:56
10
10:33
45
11:18
22
11:40
11:41
14
11:55
11:56
44
12:40
32
13:12
13:13
19
13:32
0
13:32
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
水沢橋のゲート前駐車スペース。5:30到着時に先着3台の車があった(キャンパー)。下山時、水沢橋の向こう側の側道にも4〜5台停まっていた。ここまで車があるのを見たのは初めてかも。
コース状況/
危険箇所等
◆ 焼山沢右岸尾根
・全体観
詳細図にもコースの記載のないバリエーションルート。ピンクテープ多数。踏み跡や経路は見えたり見えなかったり。序盤は取り付きから弱急登だがそれが終わるとフラットな道が続く、中盤は尾根も広く快適、終盤は斜度のきつい岩稜帯を登攀するなど難易度高し。
・序盤
足跡が集中している伊勢沢の橋の横を行くのではなく、工事現場から作業道を上がった。結果的に危険個所などなかった。
・中盤
600M地点から長いフラットな尾根が続いた。焼山林道をクロスし正面左から尾根に再合流する。649M地点にはモミの大木、673Mから鹿柵が出てくる。
・終盤
832M地点で幕岩の上部に出る。そこまでは岩稜帯の登攀で緊張が続いた。912M地点からはまだ急登だがそれまでの劇急が終わり、かなり斜度が緩んだように感じた。

◆ 主脈縦走路
一般道のため特筆事項なし。

◆ ガタクリ峰ノ尾根
・全体観
こちらも詳細図にコースの記載のないバリエーションルート。痩せ尾根と劇急の下りでは緊張を要した。序盤は一般登山道のような様相。中盤は痩せ尾根と劇急の下り。バリルート慣れしていないと立ち竦(すく)んでしまうと思う。終盤は作業道がところどころ出てきた。
・序盤
ピンクテープも多数あったり、階段もあったりと一般登山道のような様相だった。進行方向右は広葉樹林、左は杉などの針葉樹の植林帯。このまま平和に下山できるのかと思ったのも束の間。
・中盤
ガタクリ峰を過ぎると痩せ尾根が始まる。両脇が高度感のある崖のところもあり、緊張が続く。アップダウンもあり。750M地点から650M地点までの間は劇急な下り。しっかりグリップを効かせるため慎重に足場を作りながら慎重に下りた。ロープもピッケルも使わなかったが、あることが心の安心になる。
・終盤
劇急な下りを下り切ると何と林道/作業道と言えるような道と合流した。奥野林道と合流するまで何度か林道/作業道が出てきた。
伊勢沢の橋横ではなくここまで進んでしまった。
2024年10月27日 05:48撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 5:48
伊勢沢の橋横ではなくここまで進んでしまった。
このような作業道が出来ていた。
2024年10月27日 05:55撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 5:55
このような作業道が出来ていた。
上に見えている尾根に乗った。
2024年10月27日 06:01撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 6:01
上に見えている尾根に乗った。
フラットな尾根が続き、ブナや樫の木々を眺める余裕さえあった。
2024年10月27日 06:41撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/27 6:41
フラットな尾根が続き、ブナや樫の木々を眺める余裕さえあった。
焼山林道をクロスする。
2024年10月27日 06:47撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 6:47
焼山林道をクロスする。
向かって右側にも上に上がる経路が見つかったが、チェーンスパイクなしでは上がれなかった。
2024年10月27日 06:48撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 6:48
向かって右側にも上に上がる経路が見つかったが、チェーンスパイクなしでは上がれなかった。
左側に行ったら上がれそうな場所を見つけた。
2024年10月27日 06:52撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 6:52
左側に行ったら上がれそうな場所を見つけた。
黄葉が奇麗だった。
2024年10月27日 07:05撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/27 7:05
黄葉が奇麗だった。
桃ノ木沢ノ頭?
2024年10月27日 07:06撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/27 7:06
桃ノ木沢ノ頭?
モミの巨木がところどころ現れる。
2024年10月27日 07:13撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 7:13
モミの巨木がところどころ現れる。
もしかして楽勝?と思っていたものの。。。
2024年10月27日 07:26撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 7:26
もしかして楽勝?と思っていたものの。。。
右から高巻いたが激急。ズルズルのところもあるためチェーンスパイク必須。
一般登山道なら鎖やロープが設置されるような場所。実はしっかりした足場も見つかる。ただ鎖やロープがないので下りでここを通るのはかなり難易度が高いと感じた。
2024年10月27日 08:01撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/27 8:01
右から高巻いたが激急。ズルズルのところもあるためチェーンスパイク必須。
一般登山道なら鎖やロープが設置されるような場所。実はしっかりした足場も見つかる。ただ鎖やロープがないので下りでここを通るのはかなり難易度が高いと感じた。
上に見える岩稜帯を登攀した。
2024年10月27日 08:12撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/27 8:12
上に見える岩稜帯を登攀した。
斜度が緩んだ。
2024年10月27日 08:29撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 8:29
斜度が緩んだ。
2024年10月27日 08:48撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/27 8:48
トラバース道との合流点。
2024年10月27日 08:49撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 8:49
トラバース道との合流点。
焼小屋沢右岸尾根でも見た「平戸」の道標。
2024年10月27日 08:58撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 8:58
焼小屋沢右岸尾根でも見た「平戸」の道標。
主脈線との合流点。
2024年10月27日 09:00撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 9:00
主脈線との合流点。
黍殻山の三等三角点
2024年10月27日 09:43撮影 by  iPhone 14, Apple
2
10/27 9:43
黍殻山の三等三角点
緑、黄、赤
2024年10月27日 09:46撮影 by  iPhone 14, Apple
2
10/27 9:46
緑、黄、赤
ガタクリ峰尾根に分岐。
2024年10月27日 10:09撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/27 10:09
ガタクリ峰尾根に分岐。
階段も出てくるなど序盤は良かった。
2024年10月27日 10:17撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 10:17
階段も出てくるなど序盤は良かった。
ピンクテープも多数。
2024年10月27日 10:20撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/27 10:20
ピンクテープも多数。
経路も鮮明だった。
2024年10月27日 10:28撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 10:28
経路も鮮明だった。
見つけるのに右往左往した。
2024年10月27日 11:19撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/27 11:19
見つけるのに右往左往した。
痩せ尾根。右下は切れ落ちた崖。
2024年10月27日 11:27撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 11:27
痩せ尾根。右下は切れ落ちた崖。
登り返し手前の腰掛の木。
2024年10月27日 11:50撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/27 11:50
登り返し手前の腰掛の木。
45度上を見てこの角度。足場を作りながら慎重に下りた。
2024年10月27日 12:23撮影 by  iPhone 14, Apple
2
10/27 12:23
45度上を見てこの角度。足場を作りながら慎重に下りた。
横から見た角度も撮ってみた。
2024年10月27日 12:23撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/27 12:23
横から見た角度も撮ってみた。
劇急な下りを下りると何と林業が出てきた。
2024年10月27日 12:30撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 12:30
劇急な下りを下りると何と林業が出てきた。
そのまま林道を行くのかと思いきや、尾根道に復帰。
2024年10月27日 12:46撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 12:46
そのまま林道を行くのかと思いきや、尾根道に復帰。
また林道に合流。
2024年10月27日 12:52撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 12:52
また林道に合流。
尾根に戻り。。。
2024年10月27日 12:54撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 12:54
尾根に戻り。。。
また林道が出てくる。斜度が急で歩きにくかった。
2024年10月27日 13:04撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/27 13:04
また林道が出てくる。斜度が急で歩きにくかった。
奥野林道へ作業道から合流。
2024年10月27日 13:08撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 13:08
奥野林道へ作業道から合流。
こちらが作業道がないころの林道との合流点。
2024年10月27日 13:10撮影 by  iPhone 14, Apple
10/27 13:10
こちらが作業道がないころの林道との合流点。
林道でホッとし、セルフ撮り。
2024年10月27日 13:24撮影 by  iPhone 14, Apple
3
10/27 13:24
林道でホッとし、セルフ撮り。
水沢橋の駐車スペースに戻ってきた。今日も無事下山でき山の神様に感謝。
2024年10月27日 13:32撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/27 13:32
水沢橋の駐車スペースに戻ってきた。今日も無事下山でき山の神様に感謝。
橋の向こうの側道にまで駐車車両がいた。めずらしい。
2024年10月27日 13:32撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/27 13:32
橋の向こうの側道にまで駐車車両がいた。めずらしい。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 忌避剤 日焼け止め 保険証 スマートフォン 時計 トレールグラス タオル ツェルト ストック 薮山用ピッケル ロープ スリング カラビナ類 ハーネス チェーンスパイク ヘルメット
共同装備
単独山行のためなし

感想

両バリ尾根とも厳しい箇所があった。上りに使った焼山沢右岸尾根は中盤の岩稜帯の登攀箇所、下りのガタクリ峰尾根は同じく中盤の痩せ尾根と標高差100Mほどの劇急な下り。一方でそれら以外は平和で上り下りしやすい尾根だった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:179人

コメント

ハピネスアドバンテージさん。水沢橋からの支尾根巡りはバリエーションが多く、色々なパターンが楽しめますね。
レコを拝見し、確か自分も歩いたよなと思い、自身のレコを見返しました。
焼山沢右岸尾根を登った際、幕岩を右手に捉えつつ、慎重に攀じ登った区間は記憶に残っています。
この焼山エリアでは、ガタクリ峰(名前が興味を掻き立てる)も踏んでおきたいポイントですよね。
2024/10/28 17:56
いいねいいね
1
Albedoさん、焼山の山頂直下の劇急下りを2度も歩かれてるのですね。わたしは登りで1度通った際傾斜がキツくてヘバりました。焼山沢右岸尾根の幕岩付近の登攀箇所ですが、左から巻いたらもっと安全に行けたのではないかと思ったんですがどうなんですかね?この辺りのルートではあと一つ残っているルートがあります。エンナミノ頭方面〜鳥屋分岐に向かう廃道〜焼小屋沢右岸尾根というのをやろうかと思ってます。水沢橋はアクセスもよく面白いですね。
2024/10/28 18:23
焼山山頂直下は図らずも2度下ってしまったという感じです。急傾斜で露岩も多く、万一滑落すると生死に関わるなと感じながら下っていました。もうお腹いっぱいなので、歩きたくはありません。
焼山沢右岸尾根の幕岩付近の登攀箇所は私のGPS軌跡を見ると、同じトレースの様に見えます。3年前で記憶が曖昧な部分もありますが、左からのアプローチは容易に取り付けなかったように記憶しています。
エンナミノ頭方面〜鳥屋分岐に向かう廃道は、過去に偵察した事がありますが、崩落して高巻きで逃げた記憶があります。このルートレコで事前に検討させてもらった先人レコリンクをご参考までに。現在の状況は分かりませんが、登山道は既に崩落していると思われます。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3028211.html
2024/10/28 19:18
いいねいいね
1
Albedoさん、リンク先の情報ありがとうございます。トラバース道の崩落は厳しそうですね。手前で高巻く足跡がいくつかあるので、そのうちのどれかを試してみようと思います。
ただ少し飛ばし気味な気もするので、しばらく大人しめな山行にします。
2024/10/28 20:16
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら