能郷白山 残雪期の能郷谷ルート。雪山素人が挑む!
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,438m
- 下り
- 1,435m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
旧根尾村の能郷地区で「能郷神社(白山神社)」方面に 左折。157号をはずれます。右側に鳥居があり、 「猿楽」と書かれた看板のある奉納舞台があれば正解です。 そのまま能郷谷に沿って舗装路を進む。民家もあります。 さらに進むと、道は細くなり八谷出合の先にゲートがあります。 そのゲート手前に駐車スペースがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
3月のこの時期、林道から登山道に入る渡渉点は 靴を濡らす覚悟が必要です。 その後は雪に足を取られながら進むので、 凍傷など心配な場合は靴を脱いで渡ったほうが良いかもしれません。 夏道は全く見えず、雪の尾根を辿ります。 晴れていれば予め見えていますが、 稜線に小さく雪庇がありました。 濃霧の賽などはご注意ください。 |
写真
感想
ここは、おそらく「前山」辺りです。
スノーシューのトレースを使わせていただく。
快晴の空。雪面からの照り返し。日焼け必至(笑)
登山を始めて1年半。
10日前に残雪の茅ヶ岳に登って、
変に自信を持ってしまった結果…
またも残雪の山に向かってしまった初心者(+_+)
茅ヶ岳に続いて晴れたからよかった。
先行者のトレースがあったからよかった。
運が良かったのだ。
そんなことに気づいたのは3か月後。
上部に残雪がありトレースも全くなかった
北ア 笠ヶ岳で遭難しかけた時の事でした。
この能郷白山で霧が濃かったら…
トレースがなかったら…
おそらく遭難していたことでしょう。
いや、確実に遭難していたことでしょう(ーー;)
無事に帰ってこられてよかった。
登山口に続く林道はゲートで閉じられており、
そこからしばらく林道を歩くことになりました。
ゲートの手前に地元のおじさん(たぶん猟師)が2人みえて、
「こんな日は雪崩れるぞ…」なんて言うもんだから
少し怖くなりましたが、そこは素人。
僕の中に、引き返すなどという選択はありませんでした。
長い林道を歩いて登山口の標識を見つける。
この標識も助かりました。標識があるなんて知らなかったし
これがなければ僕は登山口を見つけることができず
林道の終点まで歩いていたと思います。
標識が指す先は幅3mほどの沢。いきなりの渡渉です。
橋はなかったし、足を置ける岩もありませんでした。
季節が違えば、水量も減って岩が頭を出すかもしれません。
沢を渡った後は、先行者のトレースに沿って
急な斜面を登ります。
樹木もまばらになり
広い尾根に出ましたが、トレースのおかげで
ルートを外すことはありませんでした。
いや、この時はトレースのありがたみを理解していませんでした。
「トレース」はあって当たり前、という感覚。
数年後に自分が新雪の上を歩いた時にはかなり苦労しましたし、
自分の付けたトレースを後から来る登山者が利用するだろうから
間違ったコース取りをしてはいけない、という
プレッシャーも感じた覚えがあります。
しばらく行くと、前を歩く登山者に追いつきました。
その方はスノーシューを履いておられたのですが、
僕は軽アイゼンのみ。
心構えも装備も素人丸出しでした。
山頂に着くと、「能郷白山」と書かれた標柱が雪に埋まり
上15僂らいしか見えない状態でした。
積雪は1mを越えていたと思われます。
「能」の字を写真に収め、南に少し行った社殿を拝み
来た道を戻りました。
ここは、スキーがあれば相当早く下れます(゜-゜)
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