十石山 白骨温泉〜
- GPS
- 07:11
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,062m
- 下り
- 1,061m
コースタイム
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 3:15
- 合計
- 7:11
6:27 十石山登山口駐車場到着 7℃
7:04 十石山登山口出発
7:13 林道分岐点到着
9:25 十石山避難小屋到着
9:31 十石山山頂到着
12:25 十石山山頂出発
14:06 林道分岐点到着
14:14 十石山登山口到着
平面距離 9.8km
沿面距離 10.2km
記録時間 07:11:24
最低高度 1,466m
最高高度 2,524m
累計高度(+) 1,139m
累計高度(-) 1,139m
平均速度 1.4km/h
最高速度 7.2km/h
登り歩行時間
十石山登山口〜十石山山頂 2時間27分 7:04〜9:31(小休憩含む)
下り歩行時間
十石山山頂〜十石山登山口 1時間49分 12:25〜14:14
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の降雨により登山道全体に滑りやすく泥濘、水たまり複数あり |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
|
---|
感想
飛騨の山友さんに影響を受けて360度カメラを購入したまでは良かったのだが、自身の使用しているノートPCではアプリがフリーズしてしまい映像の再生さえ出来ない状態。
息子のゲーム用PCでは快適に編集出来ることを確認し、確認可能な複数のPCで試してみたが、4世代も古いCPUや非力でビデオメモリーの小さなPCでも速度の差こそあれフリーズするようなことはなかった。
グラボのドライバーを更新したりしても変わらず、アプリの更新で少しだけ動作したりもしたが編集までは出来なかった。
普通のビデオカメラと異なり、撮ってもそのままでは撮影者でさえ観て楽しむことが出来ない状態が2ヶ月半も続いていた。
飛騨の山友さんが見かねて、現在利用していないパーツでミドルタワーのPCを組み上げセットアップしてくれた。
しばらくの間借用出来るとのことで、こちらから受け取りに行くか一緒に山行する際に持って来てもらうかになっていたが、今回天候に恵まれて一緒に山行出来ることになった。
行先は山友さんにお任せしていたが、奥様が夕方から用事があったため近場の十石山となった。
十石山は2021年10月に初めて行き、翌年も同じ時期にソロで行っていて2年振りとなる。
ここは静かで眺めが良い。前回朝露でズボンが濡れることを学習しているのでレインパンツを荷物に加える。
2021年の時には積雪があったので、前日の降雨が山では積雪になっているかも知れないと考えチェーンスパイクも。
5時台に沢渡を通過したが、前後を走行していた車のほとんどが沢渡駐車場に右折して行った。紅葉が見頃と言われているので今日も上高地は混雑するのだろう。
前日の降雨で笹以外もみな濡れているので最初からレインパンツを着用して出発。
暗いため鮮やかさは分からないが紅葉している木々が見える。白骨温泉は紅葉がちょうど見頃のようだ。
1度目の急登では木々から時々しずくが落ち、雨ではないよなと思いながら滑りやすい地面に注意しながら登る。
レインパンツを着用しての登りは暑さが心配だったが、ガスの中では暑くはなかった。
一旦平坦から少しの下りになり2度目の急登となる。濡れた地面や落ち葉だけでなく、縦向きに露出した木の根も滑り、下りが心配になる。
急登を終えると陽が当たるようになり、右手に雲海から頭を出した山が見えた。笹刈りもされていて、まだ青い葉が落ちている。
登山道はU字溝のようになって深い水たまりが点在していたり、歩く場所を選ばないとならなくなった。水たまりの無い時でも底でなく上を歩くこともあるが、今日は底に足を落とすと水没してしまう。
泥濘も増え、靴の半分位まで埋まるようなことも。どこに足を置くか気を使いながらの登りが続く。
箱庭の様に岩の露出がある場所まで来ると避難小屋が近くなり、見えるはずだがさっぱり見えない。記憶違いだったようで、避難小屋はすぐ近くまで登らないと見えなかった。小屋が見えると足元の少しの水たまりには薄氷が張っていた。
登っている最中から風があり、稜線に出ると強風で雲海が広がっていた。
山頂方向に目をやると山友さんが立っているのが見えたのでそのまま山頂へ向かう。
山頂手前はハイマツが切れ小さな草原になっていて風がほとんどない。記録のため少しハイマツの中に入り山頂道標を撮影してから戻る。
北には笠ヶ岳から水晶岳への峰々が見え、槍ヶ岳から前穂高岳、霞沢岳、手前に焼岳が孤島のように雲海に浮かんでいる。
東方向には大雲海が広がり、概ね2400m位から上のみが見えている様子で、浅間山、蓼科山は山頂部のみ、南東方向には南アルプスの先に富士山、南方向には中央アルプスが見える。
南南西方向に乗鞍岳があるのだが、ハイマツ林の脇で風除けしているのでここからは見えない。
ここでザックを降ろし、乗鞍岳を見に山頂から先のルートに進んでみる。最初は問題なかったが、次第に藪漕ぎ状態になったので無理して進まずに初めての場所を堪能してから戻った。
長野県側の雲海はあまり変化しないが、岐阜県側の雲海は少しずつだが変化していて見ていて飽きない。
山友さんはこれをタイムラプスで撮影。
頭だけが見えている山もそれが何か気になって調べてみる。
すぐ東に見えていたのは針盛山。朝日村役場にあるゲートのカギを借りておかないと登れない山で登ったことはないが、自宅からよく見える山だ。
笠ヶ岳から双六岳や水晶岳を見ながらPeakFinderを使うと黒部五郎岳や薬師岳も頭だけ見えているらしい。
山友さんの双眼鏡を使って抜戸岳稜線の先にこの2つを確認。槍ヶ岳山荘、西穂山荘、蝶ヶ岳ヒュッテも見える。
以前は自分も双眼鏡をザックに入れていたが、ザックを更新してから入れていないことに気付いた。
この雲海に上高地や涸沢がどうなっているのかライブカメラ映像で確認。上高地は標高が低いので穂高連峰は見えず、涸沢は雲海の上なのか切れているのか穂高岳、涸沢岳が見えていた。
GPSのログ記録を停止したままカメラだけを持って山友さんと2人で避難小屋の右手にある展望台に行って少し近付いた焼岳や乗鞍岳を撮影。再び山頂手前に戻り少し早い昼食にした。
今日は他に誰も登って来ないなと話していたらご夫婦と思われる2名が避難小屋にザックを置いて山頂にやって来た。
12時を過ぎ岐阜県側の雲海は大きく変化したが、長野県側の雲海は少し高度が下がって山頂部しか見えていなかった北八ヶ岳の蓼科山の稜線が南八ヶ岳まで全部つながり麦草峠まで見えるようになった。
こうなると、左から蓼科山、北横岳、縞枯山、東西天狗岳、硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳、権現岳まで山頂が確認出来る。
快晴でここだけほぼ無風、いつまで観ていても飽きない眺望だが、奥様の夕方から用事を考慮して3時間も長居をしたので、再び展望台に立ち寄ってから下山を開始。
やはり下りは滑りやすく歩きにくい。歩きやすい登山道の下りでは山友さんについて行けるのだが、滑ってバランスを崩したりしているとみるみる離れてしまう。
泥濘や水たまりのある場所だけでなく2ヶ所の急な下りでも合わせて5、6度コケて尻もちはつかなかったが両手が泥だらけになり、下山後に見るとザックの後ろは中ほどまで泥が付いていた。
初めて登った時には積雪があり、登りの途中でチェーンスパイクを装着したので帰路に積雪がなくなっても滑り止めのため装着したまま下っていた。
ここは泥濘がなくても滑り止めを使うのが賢明かもしれない。
登山口に近付くと黄色と赤の紅葉が陽に照らされて鮮やかになっていた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する