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Yamareco

記録ID: 746956
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

富士見高原〜キレット越えで赤岳、県界尾根で下山

2015年10月17日(土) ~ 2015年10月19日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
18:59
距離
18.0km
登り
2,129m
下り
1,890m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:41
休憩
0:11
合計
5:52
距離 6.2km 登り 1,204m 下り 154m
9:36
10
9:46
9:49
44
10:33
202
13:55
39
14:34
14:42
9
14:51
7
14:58
2日目
山行
6:21
休憩
1:17
合計
7:38
距離 5.0km 登り 957m 下り 447m
7:17
39
7:56
7:58
21
8:19
8:21
12
8:33
8:36
9
8:45
8:49
7
8:56
5
9:01
9:15
3
9:18
9:20
6
9:26
9:32
39
10:11
10:13
44
10:57
40
11:37
12:15
138
14:33
14:35
8
14:43
14:45
10
14:55
3日目
山行
5:10
休憩
0:07
合計
5:17
距離 6.7km 登り 13m 下り 1,290m
6:54
2
6:56
6:58
107
8:45
8:48
106
10:34
10:36
57
12:11
ゴール地点
天候 初日、稜線はガス。他日は快晴で無風。
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口
富士見高原リゾート無料駐車場。登山ポスト、トイレあり。

下山口
清里ハイランドパーク無料駐車場。(許可必要)

それぞれに駐車。
コース状況/
危険箇所等
◯富士見高原〜編笠山
良く整備された登山道です。
林道を何回か横切りどんどん登って行きます。
臼久保岩小屋を過ぎてから、傾斜が急になりつづら折れ道になります。
岩場になると、シャクナゲ庭園。
森林限界を超えると、大きな石の岩場になります。
西からの風がよく当たるところなので、この時期は防寒対策が必要です。

◯編笠山〜青年小屋
編笠山頂上からの展望を堪能した後は、青年小屋へ下ります。
ハイマツなどの林を抜けると大きなゴロゴロ石の岩場。青年小屋が間近に。
青年小屋から西岳方面へ5分ほどで、『乙女の水』。水分補給にどうぞ。

◯青年小屋〜権現岳
樹林帯を登り、のろし場へ。
その先は西、東ギボシの岩場をトラバースしながら権現岳。
歩きやすいですが、注意して通過します。

◯権現岳〜赤岳
いわゆるキレット越えです。
権現岳から旭岳、ツルネを越え高度をドンドン下げます。
キレット小屋から、天に突き上げているように見える、天狗尾根へ登ります。
ここから、ザレ場のある急登の岩場が始まります。
落石をしないように目印を頼りに登ります。
天狗尾根に合流してからも、梯子や鎖場のトラバースがありますので、気が抜けません。

◯赤岳〜県界尾根〜清里
赤岳頂上山荘の前から下山です。
鎖場とハシゴを下り、赤岳天望荘からのトラバース道と合流。
その下には、ザレた岩場。約30m程のトラバースが有ります。鎖をシッカリ握り下降。
すぐに、7合目の看板がある小さな岩屋。
その下にも、短いハシゴと急な岩場の下降が有ります。
鉄板のトラバース道を過ぎたところで、核心部の難所は終わります。
樹林帯を下降して、大天狗、小天狗へ。
小天狗の300m程手前に展望の良い広場が有ります。休憩にもってこいの場所。
小天狗の先で、野辺山と清里との分岐になります。
清里方面へ尾根を急降下しすると、大門沢に降り立ちます。
沢に沿って作業道を進みます。途中、真教寺尾根(賽の河原)からの道と合流。
車道手前で、堰堤の上を通り対岸へ渡ります。
程なく車道です。
その他周辺情報 富士山が見えていたので、甲斐大泉温泉『パノラマの湯』 で入浴。
http://panoramanoyu.sakura.ne.jp/index.htm
富士見高原の駐車場案内板
2015年10月17日 09:08撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/17 9:08
富士見高原の駐車場案内板
色付いた木々の中を歩き出す
2015年10月17日 09:43撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
10/17 9:43
色付いた木々の中を歩き出す
水の流れていない『杯流し』
2015年10月17日 09:46撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/17 9:46
水の流れていない『杯流し』
臼久保岩小屋
2015年10月17日 10:28撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/17 10:28
臼久保岩小屋
キノコ山への関係者入山禁止の看板を過ぎると、急登の始まりです。
2015年10月17日 10:48撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/17 10:48
キノコ山への関係者入山禁止の看板を過ぎると、急登の始まりです。
大きな岩々に苔
2015年10月17日 12:41撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5
10/17 12:41
大きな岩々に苔
森林限界を越えました
2015年10月17日 13:21撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
10/17 13:21
森林限界を越えました
ガスの隙間から、隣の『西岳』
2015年10月17日 13:30撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/17 13:30
ガスの隙間から、隣の『西岳』
編笠山山頂。ガスの中でした。
2015年10月17日 13:43撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
2
10/17 13:43
編笠山山頂。ガスの中でした。
青年小屋への下降道に有る「ヒカリゴケ』
ストロボの光で良く光っています。
2015年10月17日 14:10撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
7
10/17 14:10
青年小屋への下降道に有る「ヒカリゴケ』
ストロボの光で良く光っています。
青年小屋から見上げる。
最後は、大岩の間を飛び越えるように? 慎重に下ります。
2015年10月17日 14:30撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/17 14:30
青年小屋から見上げる。
最後は、大岩の間を飛び越えるように? 慎重に下ります。
夕食
アジのフライ、ふっくらとして、衣がサクサクでまいう〜です!
2015年10月17日 17:46撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
4
10/17 17:46
夕食
アジのフライ、ふっくらとして、衣がサクサクでまいう〜です!
朝食
奥様手作りのシュウマイ。朝から元気が付きました。
2015年10月18日 05:35撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
2
10/18 5:35
朝食
奥様手作りのシュウマイ。朝から元気が付きました。
富士山の夜明け
2015年10月18日 06:03撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/18 6:03
富士山の夜明け
のろし場から。
諏訪湖方面は朝霧が掛かっています。
2015年10月18日 07:48撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
4
10/18 7:48
のろし場から。
諏訪湖方面は朝霧が掛かっています。
西ギボシの斜面をトラバース
2015年10月18日 08:14撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/18 8:14
西ギボシの斜面をトラバース
東ギボシの斜面をトラバース
2015年10月18日 08:27撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/18 8:27
東ギボシの斜面をトラバース
遠くに「御嶽山』
2015年10月18日 08:49撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/18 8:49
遠くに「御嶽山』
権現岳頂上
2015年10月18日 09:01撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/18 9:01
権現岳頂上
権現岳頂上の東側に桧峰神社
2015年10月18日 09:13撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/18 9:13
権現岳頂上の東側に桧峰神社
権現岳と富士山
2015年10月18日 09:17撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/18 9:17
権現岳と富士山
天空に続くように見える源氏梯子を降ります。
2015年10月18日 09:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/18 9:47
天空に続くように見える源氏梯子を降ります。
今日の目標、赤岳
2015年10月18日 10:08撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/18 10:08
今日の目標、赤岳
キレット小屋。小屋終いです。
2015年10月18日 12:13撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/18 12:13
キレット小屋。小屋終いです。
岩場の急登が始まりました
2015年10月18日 12:55撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/18 12:55
岩場の急登が始まりました
2/3ほど登ったところで、休憩。
目標は写真の右上あたり
2015年10月18日 13:04撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
10/18 13:04
2/3ほど登ったところで、休憩。
目標は写真の右上あたり
目印が、点々と続く
2015年10月18日 13:06撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/18 13:06
目印が、点々と続く
もうすぐ・・
2015年10月18日 13:31撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/18 13:31
もうすぐ・・
大天狗、小天狗が目線に
2015年10月18日 13:39撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/18 13:39
大天狗、小天狗が目線に
すぐ、片足の浮いた梯子を登ると鎖場。
2015年10月18日 13:40撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
2
10/18 13:40
すぐ、片足の浮いた梯子を登ると鎖場。
40~50mの岩場のトラバース道。
高度感がスゴイ! 景色もスゴイ!
2015年10月18日 13:43撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/18 13:43
40~50mの岩場のトラバース道。
高度感がスゴイ! 景色もスゴイ!
方向指示板掲示のケルン
2015年10月18日 14:23撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/18 14:23
方向指示板掲示のケルン
真教寺尾根分岐
2015年10月18日 14:31撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
10/18 14:31
真教寺尾根分岐
歩いてきた権現岳からの稜線。
昨日の編笠山も見えた。右下には立場川
2015年10月18日 14:37撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
2
10/18 14:37
歩いてきた権現岳からの稜線。
昨日の編笠山も見えた。右下には立場川
竜頭峰西壁の鎖トラバースと、赤岳南峰、北峰。
2015年10月18日 14:38撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/18 14:38
竜頭峰西壁の鎖トラバースと、赤岳南峰、北峰。
竜頭峰西壁の鎖トラバース
頂上には遺構有り。
2015年10月18日 14:44撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
10/18 14:44
竜頭峰西壁の鎖トラバース
頂上には遺構有り。
赤岳南西壁の登山道と合流
2015年10月18日 14:48撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
2
10/18 14:48
赤岳南西壁の登山道と合流
赤岳神社。
お陰様で、無事登頂出来ました。
2015年10月18日 14:57撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
3
10/18 14:57
赤岳神社。
お陰様で、無事登頂出来ました。
赤岳から北へ続く、八ヶ岳連峰
2015年10月18日 15:08撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/18 15:08
赤岳から北へ続く、八ヶ岳連峰
夕食
2015年10月18日 17:31撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
10/18 17:31
夕食
夜明け前の甲府盆地と富士山
2015年10月19日 05:05撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10
10/19 5:05
夜明け前の甲府盆地と富士山
金星、木星と火星が接近
その下方の星は水星。四惑星が集合していますね。
2015年10月19日 05:06撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10
10/19 5:06
金星、木星と火星が接近
その下方の星は水星。四惑星が集合していますね。
朝食
2015年10月19日 05:21撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
2
10/19 5:21
朝食
朝焼けの富士山
2015年10月19日 05:51撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
16
10/19 5:51
朝焼けの富士山
日の出と、清里、野辺山方面の朝霧
2015年10月19日 05:51撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8
10/19 5:51
日の出と、清里、野辺山方面の朝霧
朝の赤岳南峰
2015年10月19日 06:44撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5
10/19 6:44
朝の赤岳南峰
八ヶ岳の朝
2015年10月19日 06:46撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
3
10/19 6:46
八ヶ岳の朝
赤岳頂上山荘前から、下山。
県界尾根の始まりです。
2015年10月19日 07:16撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
10/19 7:16
赤岳頂上山荘前から、下山。
県界尾根の始まりです。
赤岳天望荘からのトラバース道と合流
2015年10月19日 07:39撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/19 7:39
赤岳天望荘からのトラバース道と合流
下山最初の難所。
ザレた急斜面の岩場を下降。
2015年10月19日 07:52撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
2
10/19 7:52
下山最初の難所。
ザレた急斜面の岩場を下降。
この岩場の真っ直ぐ下(緑ロープから下)は、もっと急な斜面です。
冬場、ここで滑落すると400mほど下まで止まりませんよ。
2015年10月19日 07:49撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
3
10/19 7:49
この岩場の真っ直ぐ下(緑ロープから下)は、もっと急な斜面です。
冬場、ここで滑落すると400mほど下まで止まりませんよ。
次の急な岩場。
2015年10月19日 08:06撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
3
10/19 8:06
次の急な岩場。
鉄板のトラバース道が終わると、ホッとします。
危険地帯は、終わり!
2015年10月19日 08:09撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
10/19 8:09
鉄板のトラバース道が終わると、ホッとします。
危険地帯は、終わり!
大天狗
2015年10月19日 08:45撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
10/19 8:45
大天狗
小天狗手前の好展望地で休憩。
なんとかココまで来ました。
安心のドヤ顔。
2015年10月19日 10:25撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
9
10/19 10:25
小天狗手前の好展望地で休憩。
なんとかココまで来ました。
安心のドヤ顔。
小天狗
2015年10月19日 10:32撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
10/19 10:32
小天狗
小天狗の先にある分岐
2015年10月19日 10:35撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/19 10:35
小天狗の先にある分岐
八ヶ岳イエローの大門沢の奥に赤岳
2015年10月19日 10:59撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5
10/19 10:59
八ヶ岳イエローの大門沢の奥に赤岳
カラマツの黄葉の気持ちの良い下山道
2015年10月19日 11:09撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
2
10/19 11:09
カラマツの黄葉の気持ちの良い下山道
見上げると・・・美しい〜
2015年10月19日 11:12撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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10/19 11:12
見上げると・・・美しい〜
県界尾根登山道の入り口
2015年10月19日 11:20撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/19 11:20
県界尾根登山道の入り口
車道に出ました
2015年10月19日 11:48撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/19 11:48
車道に出ました
駐車の御世話になった
Sun Meadowsスキー場入り口
2015年10月19日 11:59撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10/19 11:59
駐車の御世話になった
Sun Meadowsスキー場入り口
駐車場から、黄葉と赤岳と青空
2015年10月19日 12:02撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
3
10/19 12:02
駐車場から、黄葉と赤岳と青空
撮影機器:

感想

関西の友人たちと共に、八ヶ岳イエローに彩られた『南八ヶ岳』を縦走してきました。
先週の登山道の下見と、私には2週続きの八ヶ岳です。
友人たちには、十分に八ヶ岳の魅力を楽しんでもらうために、2泊3日という余裕のある日程で、少し難易度は高いですが達成感が味わえるコースを選びました。

初日は、稜線付近にガスが掛かっている状態でしたが、天気は快方に向かっているということで、先ず先ずの滑り出しになりました。
夕方には、快晴となり満天の星空となり、友人達へ秋の星座の説明をさせてもらいました。

2日目に、メンバーの一人が軽い高山病になり、付き添いで一人の2名が権現岳で別れて下山しました。
山は逃げないので、次の機会に。いつでも付き合いまっせ〜!
残りの4人で赤岳を目指します。

キレット小屋は、既に小屋終いをしていました。
これからの急登を前に、ここで腹ごしらえの大休止。

急登の岩場は、小石を落とさないように両手両足を使い、三点支持を確実に駆使して登ります。
緊張するところです。
急登の岩場を登ると、天狗尾根に乗ります。
ここからは、梯子と鎖のトラバースが続きます。
真教寺尾根からの登山道と合流し、竜頭峰西壁のトラバース。

文三郎尾根からの登山道と合流し、赤岳山頂。
到着時間が少し遅いので、登山客は少ない。
赤岳頂上山荘の食堂で、オレンジ色へと染まりゆく横岳西壁などを見ながら宴会。
一人じゃないと・・楽しい〜♪

最終日、山頂からの夜明けを楽しんでから、下山を開始する。
(真教寺尾根からの下山を予定していたので、前夜にスリングでの簡易ハーネスの作り方や、ザイルとカナビラの取り扱いの講習をしていました。)
メンバーの一人が、前日の影響で足がよく踏ん張れない・・と。
すぐに、県界尾根での下山に変更する。
しかし、この県界尾根もなかなかの難易度の高い尾根です。

梯子、鎖の岩場が続く核心部を通過するまで気が抜けません。
なんとか通過して、一安心。
あとは気持ちの良い八ヶ岳イエローの黄葉の中を下山。

先に下山した2人と私たち4人とも、無事に下山しました。お疲れ様でした。

2年前11月の県界尾根で、凍った岩の上に雪が積もっていた所をトラバース中に滑落しました。51番目の写真の所です。
鎖は雪の埋もれて見えませんし、見えたとしても凍りついて使えません。
幸い緑のロープに助けられました。身をもって未熟さを思い知らされました。
それからは、安全のために道具を揃えて登山を続けています。

八ヶ岳に戒められました。 これからも安全に山行します。有難うございました。

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コメント

山岳ガイド、お疲れ様です。
skywatcherさん、こんばんは。
天体観測に朝焼けの富士山!
真っ青の空に八ヶ岳イエロー!
ㇾコを見ただけでも十分に八ヶ岳の魅力を堪能させて頂きました。

真教寺尾根に負けず劣らず、県界尾根もスリリングなコースのようですね。
緑ロープのザレ場に来ると以前の出来事が思い出す。そいったことも経験となって
スキルアップするんですね。勉強になります。

小天狗手前の写真は、ドヤ顔には見えません。うっすら微笑んでいるようです。
先に下山された方達も含め、全員無事に下山され喜ばしい限りです。
綺麗な写真ありがとうございました。
今後も勉強させて頂きます。
2015/10/20 21:01
Re: 山岳ガイド、お疲れ様です。
hadahiro さんこんにちは。

山岳ガイドなんて、とんでも無い。ただの道案内ですよ。(^_^;)
お陰様で天候に恵まれ、リスクの少ない条件で楽しく登山が出来ました。
先に下山したメンバーとの連絡が十分取れたのは、携帯電波が届きやすい八ヶ岳ならではですね。

何かが起きてから行動するという、何処かのような感じですが、
滑落経験は、リスクを常に考えて準備するという危機管理につながっています。
しかし、セルフビレイのスキルはまだまだ幼稚なので勉強中です。

これから丹沢稜線付近の紅葉が、段々降りて来ますね〜。
まだ大山からの表尾根も歩いていないし、ユーシンの紅葉も楽しみです。
また、丹沢を徘徊しますのでよろしくお願いします。

コメント有り難うございました。
2015/10/21 8:01
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