記録ID: 7489148
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ハイキング
丹沢
風巻ノ頭北東尾根(寺入沢左岸尾根)↑~焼山南トラバース道~主脈縦走コース↓
2024年11月16日(土) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:52
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 898m
- 下り
- 883m
コースタイム
天候 | 曇り(焼山山頂で少し小雨がパラついた) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
綿密に予習した点、複数の核心箇所が2度めだった点もあり、緊張を要する場面はなかった。今回のコースにおける核心箇所は3か所。➊風巻ノ頭の手前の大岩、➋765Pの巻道、➌焼山南トラバース道(仮称) ◆ 風巻ノ頭北東尾根(寺入沢左岸尾根) (全般) 「かながわ山岳誌」日本山岳会神奈川支部(山と渓谷社)のP150~P151に「柏原ノ頭・風巻ノ頭」では同尾根を下りで使い緊張を要したとの記載あり。「緩やかな尾根が続き、油断していると、いっきに痩せた急傾斜の尾根に変わる。本日一番注意が必要な場所だ(以降略)」。下りではなく上りであれば難儀しないのではないかという仮説を立てたが、結果として仮説通りで、緊張を要する場面に直面せずに済んだ。 (取り付き) まーとぴ(MartP)さんの(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2967219.html)のルートを参考にした。取り付き箇所も明確で尾根に上がるまでの経路はしっかり整備されておりクリアだった。 (風巻ノ頭まで) 647M地点からアセビが現れる。ここは左側に巻道があった。675P地点手前のアセビが煩わしく巻きたいところだが、辛抱して漕ぎながら進む。結局50メートル程度の辛抱で済む。 その後、上述した核心箇所あり。ただし上りでこの尾根を使う場合は、痩せ尾根の巻道が比較的見つけやすいため危険な思いをせずに済む。尾根を進むと正面に大岩が立ちはだかる場所に至る。よく見ると大岩の右側に経路が見つかる。ここを経路の通り大岩の右側を巻き岩の上に出ようとした際、紫テープ2本が巻かれた枝が見つかる。ここまで来れば➊はクリアしたと思ってよい。 その後痩せ尾根が続くが緊張感を感じるような場面はない。ほどなくして風巻ノ頭に到着。幾つかピンクテープや紫テープが見つかるが、山頂標など見つけられなかった。 (風巻ノ頭~桃ノ木沢ノ頭のあたり) 風巻ノ頭から下りるところも痩せ尾根が続く。岩ゴロの痩せ尾根などもあり慎重に進む。 そして本日の核心箇所➋。前回巻道を見つけられなかった765P。北側の展望が開ける場所がある。そこからは西野々の橋が見える。ちょうどこの展望箇所のすぐあとに765Pの巻道が始まる。他の方のレコでは肝を冷やしたなどの感想もあったが、チェーンスパイクを付けていれば問題なく通過できるトラバースだった。 ◆ 焼山南トラバース道(仮称) トラバース道の分岐箇所手前に岩場がある。今回心の余裕があったこともあり、ここも緊張感なくパスできた。岩場を2~3メートルほど攀じ登ると、左側に鮮明な経路が見つかる。左側に経路が見つけられると思いながら攀じ登ればすぐに見つけられるはず。これを辿れば問題ない。 その後、トラバース道を進んだ。確かに経路が分かりにくい箇所、心もとない(ように見える)トラバース道があったものの、チェーンスパイクを付けている分には割と平常心で進むことができる。そしてベンチが現れたらトラバース道は終了。鳥屋分岐まで緩やかな斜面を上がる。 ◆ 主脈線 焼山山頂にある二等三角点をようやく見つけられた。 焼山から登山口までの下りだが、740M地点から687M地点までの標高差150メートルの間の急傾斜は慎重に足を運んだ。この区間、長々とロープが設置されていたが、ロープがなければ下りは中々シンドイ。ルートが設置されているからいいものの、これがバリルートだったら厳しいだろうなと勝手に想像してしまった。 あと気を付けたいのは、登山口直前の凸凹の石畳。前日雨だったこともありスリッピーだった。一般登山道は整備されていて安心感がある。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
スマートフォン
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
トレールグラス
タオル
ツェルト
ストック
ロープ
スリング
カラビナ類
ハーネス
チェーンスパイク
ヘルメット
薮山用ピッケル
|
---|---|
共同装備 |
単独山行のためなし
|
感想
答え合わせを2題、仮説検証を1題。いずれもクリアできた。
➊風巻ノ頭の先の765Pの巻道は通れるのか → 〇
➋焼山南のトラバース道は「山慣れた人なら問題ない」は本当か → 〇
➌風巻ノ頭北東尾根(寺入沢左岸尾根)は上りなら難儀しないのではないか → 〇
青野原グランドから公道を歩き、林道に入ると深い渓谷になったが、その変貌ぶりが印象的だった。上記の➌の通り、上りと下りでコースの見え方は一変する。バリルートはしっかり予習して臨みたい。
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