氷に怖じ気づき立山縦走できずピストン
- GPS
- 07:58
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 724m
- 下り
- 747m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
16:10 立山に向けて自宅出発、前日の睡眠不足が心配 17:00 早速眠たくなり京奈和道を出てすぐコンビニへ。 18:05 またもや眠たくなり名神黒丸SAに入る。眠れず18:23発。 19:07 賎ヶ岳SA、しっかり眠ってしまい24:10発。 10/19 01:21 尼御前SA、ルート確認。歯磨き・弁当購入し、01:50発。 02:30 小矢部川SA、ルート再確認、 03:00 流杉スマートIC出口 03:37 立山駅駐車場着、走行距離384km。ケーブル始発が6時と思い、仮眠の後05:30起床。 07:00 立山ケーブル駅発、07:07 美女平駅着、時間があるので周辺散策。 08:20 室堂着、ホテルチェックイン、手荷物を預け登山スタート。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
先週の降雪がまだ一部残っており、一の越までの石畳でアイスバーンになっている。雄山から先、大汝山方面は更に凍結がひどくなっている。 |
その他周辺情報 | 室堂平までの宿泊施設や温泉は営業しているが、山頂方面の登山小屋は全て閉鎖されているようである。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
睡眠不足なので仮眠してから出かけるつもりが遅くなってしまい、途中で眠ることにして自宅を午後4時過ぎスタート。案の定すぐ眠気に襲われ、休憩に入るがなかなか眠れずSAのはしごをする。結局立山駅に着いたのは翌日3時半過ぎ。ケーブルの始発が6時だと思っていたので5時半まで車の中で仮眠し、いざ出発したら6時始発は10/12までで今日は始発が7時とのこと。いきなりがっくりくるスタートとなった。昨日10/18(日)まではそれでももう少し早い便があったのだが、今日からはケーブルもバスも1時間遅くなる。取りあえず1番に並びケーブルで美女平へ向かう。美女平でも30分ほどの待ち時間が発生したため、周辺を散策して体を慣らす。室堂までのバス路線では見頃の紅葉や、絶好の天気に恵まれた山々の景観が楽しめる。途中称名滝が見える所ではバスが止まって、窓から遠くに滝を見る事ができる。
室堂に着いて今夜宿泊するホテル立山にチェックインし、手荷物を預け、登山スタート。
暫く石畳の散策路を歩いて体慣らしを行い、雄山へ向かう。どこが登山口に当たるのかよく分からないが、途中に注意表示や祠があった。石畳が登り坂になると、出発して20分ほどですぐ息が切れてくる。更に途中から先週降った雪が日陰に残りアイスバーンになっている箇所が現れる。先を行く数人の登山者はそのまま滑りながらも登っていったが、折角持ってきているので、安全のためアイゼンを装着し、滑って四苦八苦している人を横目にガンガン進む。息が切れて途中で何回か立ち止まったりしたため、一の越に着いたのは9時半過ぎ。割と暖かだったため、ここまでは防寒用のシャツと半袖のTシャツの2枚だけだったが、風が出てきて冷たくなってきたので、上着を1枚追加した。これから登る方向は見たところ日当たりも良く雪も無さそうなのでアイゼンも取り外す。
一の越から山頂までは今までとがらっと様子が変わり岩場の連続で、登山らしくなる。景色も良くなり、周辺の山々や室堂平一帯を望みながら、巨大な岩がゴロゴロしている登山道を登っていく。ふと見上げると巨大な岩が今にも頭上に落ちてきそうだ。ここで地震が来たらどんなことになるのだろうと考えながら上を目指す。山頂三角点には11:20過ぎに到着、一の越から実に1時間半以上掛かっている。とにかく疲れて途中何回も休んだせいだろう。ストックを使わなかったことも影響しているだろうか?
山頂の風は冷たいが、割と暖かい日で、雲一つない青空は非常にすがすがしい。周囲の山々や室堂平、黒部湖の方角もくっきりと見渡せる。山頂で昼食休憩をしている間、周囲は日本語に混じり、フランス語・英語・中国語などが飛び交い、少ない人数なのに国際色豊かだ。
雄山神社から先を見渡すと、いきなり凍結した雪道となり、かなり危なそう。見える範囲で遙か彼方まで誰も歩いている登山者がなく、雄山山頂に居た登山者も全てここから引き返していく。縦走するつもりで来たが、一人でここから進むにはかなり勇気が要る。結局この先は諦め、引き返すことに。登るときにアイゼンを付けた場所も所々石が顔を出しているので下山はアイゼンなしで下ることができた。
下山後、明日の登山をどうするか下見も兼ねて室堂平周辺を散策する。有名な観光地なので観光客も多く、また一段と中国語が飛び交っている。ホテルの大浴場でも中国人親子が居たが、最近はどこに行っても中国人で、観光業界は中国様々なんだろうな。夕食も済ませ、落ち着いてしまうと今日登った所をまた登るというのは気が重くなってきて、朝起きてからもこれで帰ろうと思っていた・・・。
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