六甲縦走 宝塚⇒須磨浦予定が須磨アルプスで日が暮れて
- GPS
- 13:51
- 距離
- 44.6km
- 登り
- 2,745m
- 下り
- 2,785m
コースタイム
- 山行
- 12:30
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 13:46
天候 | 曇&木枯らし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ところ何処に崩落あり |
写真
感想
別件の予定が流れ、無計画に『久々に六甲縦走するかぁ』と家を出た。
もう40回は縦走しているので、地図も持たずミカン3個とお茶だけを持って出かけた。
しかし食料・水は途中調達の予定が、結構店が潰れていて予定が狂った。
木枯らしが吹く寒い一日で、新しく買った超軽量(220g)レインウェア「mont-bell ピークシェル」のテストも兼ねて ウィンドブレーカとして使った。
ツェルト並のペラペラ生地で、破れやすいかと思っていたが、ゴワゴワして思ったより固くて、頑丈そうだった。
目が詰まっていて、透湿性は乏しそうに見えたが、気温のせいか蒸れることはなかった。
六甲山は結構な人で、トレランも多かった。
昔は縦走タイムを競って走ったが、もういい年だしのんびり歩いた。
4年前と同じ12時間なら日暮れまでに間に合だろうと高をくくっていたら、前回は旗振山で日没だったが、今回は須磨アルプスで日が暮れてタイムオーバー。
須磨浦⇒宝塚を歩く人は多いが、宝塚⇒須磨浦を歩く人は少ない。その理由が骨身にしみた。
この時期の日没は5:06。トレランしなければ最後は夜道を歩くことになる。
太平山〜宝塚の夜道に危険はないが、宝塚⇒須磨浦で「須磨アルプス馬の背」をヘッドライトで渡るのは危険だ。
あと「鉄拐山」「旗振山・鉢伏山」を残すだけだったが、日が暮れると歩行スピートも半減する。
40年間完走し続けてきたのに屈辱ではあったが、意地を張ることもなく、高倉台でエスケープした。
バスが30分ないので、JR須磨まで歩いたが、たまたま、JR須磨へ向かう若い二人組みの女性がいたので、道案内をしてもらった。
もうすぐ還暦だし、年寄り扱いも悪く無い…
自分も若くないし、4年前は12時間で歩いたコースを今日も歩けるとは限らない。
目も悪くなり夜道は見えにくい。判断力も鈍り、ウェストバックのチャックを閉め忘れ、貴重品を落としたこともある。
今後の山行は自分の衰えた能力の分だけ、ゆとりを持って山行計画を立て、慎重に行動しなければならない。
『老婆心』とよく言うが、これは年老いた動物の生存本能なのかもしれない。
ライフタイルは年齢とともに変わる。今の自分とうまく付き合い、エンジョイしたい。
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