紅葉の滝子山 南陵(寂ショウ尾根)からすみ沢
- GPS
- 07:16
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,219m
- 下り
- 1,229m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 7:18
天候 | 晴れ (冬型の気圧配置) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りにつかった南陵は、前半はゆるやかな尾根ですが、上半分は岩の多い細い尾根で、登るのに手もつかいます。踏み跡はかなり明瞭についていますが、小さい子どもが登るのはやめたほうがいいと思います。大人でも初心者が下るのはやめたほうがいいと思いますし、実際に、遭難事故が起きているとも聞きます。 ※子連れ登山にしていることもあり(といっても中2ですが)、「ハイキング」ではなく「ピークハント」にしました。 登り、下りともに、落ち葉の多い季節なので、道迷いには注意が必要かと思いました。 南陵(寂ショウ尾根)は15年ぶりだったのですが、昔よりもふみあとが明瞭になった気がしました。 クマの痕跡もありました。冬ごもり前の季節、ご注意を。 |
その他周辺情報 | 駅周辺に温泉はありません。 ビールを買いたい方は、駅周辺にはないと思いますが(ただし日本酒の笹一酒造のお店はあります。ビールはあるのかな??)、東京方面にむかうときは大月駅で長く停車することが多いので、今回も大月駅のホームのキオスクで購入しました。 山梨県のお土産、笹子餅が笹子駅前みどりやさんで買えます。大好きです。 http://www.ekiben.or.jp/midoriya/ 笹子駅には自販機やベンチ、トイレがあります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
飲料
食器
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
タオル
行動食
非常食
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
ガスカートリッジ
コンロ
調理器具
ライター
計画書
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
地図(地形図)
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
感想
中学生の息子と一緒に滝子山に登ってきました。
滝子山は大好きな山のひとつで、息子も小さい頃から何度も登っています。標高差1000m、コースタイムでは駅から山頂まで4時間。
高い山をめざすときは、その前の春に息子をつれて滝子山に登り、息子と自分の体力を確認していました。力が足りないと思えば、週に2日でもジョギングをはじめたりして、夏の山にむけたトレーニングをしたことを思い出します。
もちろん、滝子山じたいも魅力にとんでいます。
その滝子山、今回は南陵(寂ショウ尾根)を登りました。
南陵は「山と高原地図」では破線コースです。そのため、これまで息子と一緒に滝子山を登るときは、いつもすみ沢コースを使っていました。
私自身も、子どもが生まれてからしばらくは、妻に心配をかけてはいけないと軽めのハイキングを中心にしていたこともあり、前回の南稜は2000年11月21日。気がつけば15年もたっていました。息子が14才ですから、彼が生まれてからは登っていなかったのですね。
その滝子山の南稜。最初の計画では今年の春に計画。しかし、計画のまま流れてしまいました。そこで秋の紅葉の季節に行こうと考えました。
実は、前回、南稜に登ったときも、素晴らしい黄葉を見たのです。上は岩が多くて細い南稜ですが、中腹から下は広葉樹林の中のなだらかな斜面を歩く道です。そこが見事に黄葉し、空を見上げればすべてが黄色く耀き、斜面にふりそそぐ日光も黄色にそまって見えるほど、幻想的な美しさだった記憶があります。
”今年の紅葉は早め”と感じていたので、前回よりも早め、11月3日に行きました。しかし、やはり麓から中腹までは、まだ黄葉のさかりになっていませんでした。南陵=寂ショウ尾根の下の方が黄色にそまるのは、2週間後くらいかなあ、と思います。
そのかわり、今回は、中腹、標高1000メートルあたりの黄葉・紅葉が見事でした。寂ショウ尾根ですと、ちょうど岩場にさしかかるあたり。帰りのすみ沢コースでは、防火帯のあたりとその下、とくに「難路」の標識がある滝のあたりは圧巻でした。息をのむくらいの美しさ……すばらしい景色を楽しむことができて、本当に良かったです!
当然のことながら人も多く、山頂はたくさんの人でにぎわっていました。
そしてもうひとつ、紅葉とともに楽しみにしていたのが笹子餅です。すみ沢をつかって笹子駅に下りて来るコースなので、帰り道に駅前のみどりやさんで笹子餅のお土産を買えるのです。
私たち親子が中央線沿線に山登りに行くときは、帰りに大月駅のキオスクで笹子餅をお土産に買うのが習慣になっていました。しかし、しばらく前からは、大月駅での笹子餅の販売がなくなり、残念に思っていたのです。
帰り道、久しぶりに買えた笹子餅は、これまでどおり、とてもおいしかったです。
そして、破線コースを歩く息子はどうだったかといいますと、岩尾根の部分も、とくに苦もなく登っていました。
むしろ私が写真を撮りながら歩いて遅いので、少し不満そうな顔をして何度も何度も立ち止まって待っていました。
沢の講習に行ったり、クライミングジムに行ってみたり、穂高のザイテングラードを登ったりして、岩場をよじ登るのも大分なれてきたようです。身長も大きくなりましたし、もう14歳ですからね。
このように、今回の滝子山は、息子も私も、大変楽しむことができました。また、浜立山にも登ってみたい、など、次の滝子山を楽しむアイデアも色々と浮かんできました。
帰り道、冬から春にかけて、また滝子山に登ろうね、と話をしました。
本当に楽しい山登りでした。
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