蓼科山・蓼科ブルーと白いアルプスの眺望

2024年12月10日(火) [日帰り]

• GPS: 06:01
• 距離: 8.6km
• 登り: 841m
• 下り: 842m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:01
• 休憩: 1:01
• 合計: 6:02

距離 8.6km 登り 841m 下り 842m

7:34 すずらん峠園地駐車場
8:48 8:53 標高2110m標識
9:06 9:10 幸徳平
10:27 10:32 蓼科山
10:34 蓼科山頂ヒュッテ
10:37 10:48 蓼科山
10:49 10:51 蓼科神社奥宮
10:56 蓼科山展望盤
11:00 11:01 蓼科神社奥宮
11:02 蓼科山
11:07 11:34 蓼科山頂ヒュッテ
11:36 11:41 蓼科山
12:34 幸徳平
12:45 12:46 標高2110m標識
13:36 すずらん峠園地駐車場

　三連休最終日は蓼科山へ。前日より霧氷は少し落ちていたが、山頂からの眺望が素晴らしく、澄んだ空気により視界がクリアだった。早朝に寄り道して霧ヶ峰富士見台からモルゲンを観賞してきました。

天候

・快晴　・気温 駐車場7時−9℃　13時2℃　山頂−10℃ 3〜5m/sの微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

🚙：望月線は日陰で凍結。蓼科牧場付近から積雪凍結。ビーナスラインは白樺湖周辺以外で積雪凍結。スタッドレス必須。

🅿すずらん峠園地駐車場。トイレあり。

コース状況／危険箇所等

・駐車場〜幸徳平：駐車場から舗装路へ一旦出て登山口へ。すでに積雪凍結があるのでチェーンスパイク装着。ササとカラマツ帯を歩いて行く。最初の尾根取り付きは急坂の九十九折れ。上がりきると再びササの緩やかな道を行く。1950m付近から大きな石と氷雪ミックスの急坂。積雪は5〜20cm。幸徳平からは、南アルプスと木曽駒ケ岳の眺望。

・幸徳平〜山頂ヒュッテ：大きな石と氷雪ミックスの急坂。山頂まで距離1300mを標高400m上げる急坂、斜面は20度近い。周辺は縞枯とシラビソに霧氷。森林限界を越えるとポールと鎖で登山道が示してある。雪と岩間の踏み抜き注意。

・山頂：大きな岩で形成され台地のように広い。西端に山頂標、中央に蓼科神社奥宮、南端に方位盤柱。開放的な山頂は360度の大眺望。積雪は10〜30cm、吹き溜まりは50cmあった。雪と岩間の踏み抜き注意。気温−10℃で珍しく微風3〜5m/s。通常の風速は10〜15m/s以上。

その他周辺情報

・霧ヶ峰富士見台からモルゲンを観賞。
https://kirigamine.suwakanko.jp/spot/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E8%A6%8B%E5%8F%B0%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%B3/

写真

12/10 5:56

4時に前橋を出発。5時55分、蓼科牧場から眺める夜明け。

12/10 5:57

南側は青紫の空と蓼科山。

12/10 6:23

霧ヶ峰富士見台へ移動。マジックアワーと八ヶ岳連峰。

12/10 6:23

白根三山、甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳、中央アルプス。

12/10 6:51

6時51分、硫黄岳付近から日の出。

12/10 6:51

富士山。

12/10 6:52

鳳凰三山。地蔵岳とオベリスク、観音岳、薬師岳。

12/10 6:52

左から、甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳。

12/10 6:52

仙丈ケ岳。

12/10 6:52

南駒ヶ岳、空木岳、木曽殿越。

12/10 6:52

檜尾岳、宝剣岳、木曽駒ヶ岳。

12/10 6:52

御嶽山。

12/10 6:53

乗鞍岳。

12/10 6:53

霞沢岳。

12/10 6:53

左から、西穂高岳、明神岳、前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳。

12/10 6:53

左から、南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳、西鎌尾根。

12/10 6:55

日の出とパジェロ。気温−9℃、この時期らしく、きりっとした寒さ。

12/10 7:32

移動してすずらん園地駐車場。5台くらい停まっていた。のんびりと7時半に出発。気温−9℃。

12/10 7:40

サルオガセに積雪。

12/10 7:42

ササとカラマツ帯歩き。北横岳方面から日の出。

12/10 8:36

大きな石と積雪のミックスの急坂。標高が低いと霧氷は落ちてしまっていた。

12/10 8:42

急坂から眺める中央アルプスと御嶽山。

12/10 9:38

幸徳平を過ぎて再び急登。シラビソの霧氷。気温−6℃だが無風で日差しがあり暑い。

12/10 9:59

八ヶ岳連峰らしく、蓼科ブルーと縞枯の霧氷。

12/10 10:00

太陽がろうそくのように照らす。

12/10 10:13

きらめく全山霧氷の八ヶ岳と南アルプス。

12/10 10:14

北横岳の照り返しがすごい。

12/10 10:41

蓼科山山頂。気温−10℃、珍しく3〜5m/sの微風。

12/10 10:45

蓼科山山頂から南東方面。八ヶ岳、奥武蔵奥多摩山稜。

12/10 10:46

蓼科山山頂から北方面。頚城、四阿浅間、赤城榛名方面。

12/10 10:48

台地のような広い山頂を南へ移動。

12/10 10:51

山頂南端の方位盤柱から南方面、八ヶ岳、南アルプス。

12/10 10:51

山頂南端の方位盤柱から南西方面。中央アルプス、北アルプス。

12/10 10:51

山頂南端の方位盤柱から西方面。北アルプスの白屏風。

12/10 10:52

天狗岳、硫黄岳、横岳。

12/10 10:52

左から、赤岳、中岳、阿弥陀岳。手前は美濃戸中山。

12/10 10:52

権現岳、編笠山。

12/10 10:53

左から、農鳥岳、北岳、間ノ岳、甲斐駒ヶ岳、悪沢岳、塩見岳。

12/10 10:53

仙丈ヶ岳。

12/10 10:53

南駒ヶ岳、空木岳、木曽殿越、東川岳。

12/10 10:53

檜尾岳、宝剣岳、木曽駒ヶ岳。

12/10 10:53

御嶽山。

12/10 10:53

乗鞍岳。

12/10 10:53

穂高岳。右に蝶ヶ岳。

12/10 10:53

槍ヶ岳。右に常念岳。

12/10 10:53

左から、横通岳、東大天井岳、大天井岳。

12/10 10:54

左から、獅子岳、龍王岳、立山雄山。手前に北葛岳、不動岳、針ノ木岳、蓮華岳。最前に美ヶ原、王ヶ頭。

12/10 10:54

左から、蓮華岳、剱岳、鳴沢岳、新越乗越、岩小屋沢岳。

12/10 10:54

鹿島槍ヶ岳、冷池乗越、北尾根ノ頭。

12/10 10:54

五竜岳、武田菱、遠見尾根。

12/10 10:54

唐松岳、白馬三山はガスの中。八方尾根。

12/10 10:54

小蓮華岳、乗鞍岳。

12/10 10:54

高妻山、戸隠山。

12/10 10:54

頚城三山。焼山、火打山、妙高山。

12/10 10:55

根子岳、四阿山。

12/10 10:55

横手山、草津白根山。

12/10 10:55

黒斑山。

12/10 10:55

浅間山。

12/10 10:59

蓼科神社奥宮。

12/10 11:05

蓼科山山頂案内標。

12/10 11:05

蓼科山頂ヒュッテ。

12/10 11:17

ヒュッテの東側のテラスをお借りして昼食。チキンラーメンと田舎巻き寿司。

12/10 11:23

デザートは、前橋市朝倉町「こもれび」のメイプルシュークリーム、みかん。

12/10 11:58

下山する。真っ青な蓼科ブルー。気温−3℃無風で暑い。

12/10 12:08

霧氷のトンネル。

12/10 12:35

幸徳平は霧氷が落ちて積雪が多い。

12/10 13:41

留守番ごくろうさま。キンキンに冷えたコーラをどうぞ。

12/10 13:52

ビーナスラインから見上げる蓼科山。

12/10 16:34

帰宅後眺める夕焼け。

12/10 16:34

右から、蓼科山、荒船山、八ヶ岳連峰。

12/10 16:35

浅間山。

12/10 16:35

見上げる半月。楽しい休日の三日間だった。

撮影機器：

NIKON Z 7_2 NIKON CORPORATION

感想

ぐろ

　今年最後の三連休最終日は蓼科山へ。前日までの予報では雪雲で霞むはずだったが、深夜に降雪し早めに雲が流れて、早朝には晴れる予報に変わった。しかも放射冷却で冷えて空気が澄む。蓼科山へ行く前に霧ヶ峰へ行くことにした。

　4時に前橋を出発。面倒なので高速で行くことにした。中部横断道を南下。八ヶ岳連峰が暗闇に横たわっていた。佐久北で下りて西へ向かう。望月線に左折して山間部へ。日陰のカーブでは霜が降りて凍結していた。

　蓼科牧場付近の坂から積雪凍結。深夜に降雪したようだった。夜明けの写真を撮影。融雪剤を散布するトラックが走っていった。白樺湖周辺はホテルとスキー場があるので、きれいに除雪と融雪剤が散布されていた。

　ビーナスラインからは積雪凍結。人工降雪機の影響で雪が降っていた。カモシカを轢きそうになり急ブレーキ。マブダチに怪我させるわけにはいかない。霧ヶ峰富士見台には3台停まっていた。ビーナスラインは八島まで通れる。

　マジックアワーからの日の出、北アルプスにはビーナスベルトが出来ていた。視界が良くなると白い山並みがきれいに見えた。やはり山を見るのは早朝に限る。ビーナスラインを戻ってすずらん峠へ。すずらん峠園地駐車場には5台停まっていた。

　女乃神茶屋は休業中なので、道を挟んだ反対側も停めることが出来る。装備して出発。気温−9℃。積雪凍結しているので駐車場からチェーンスパイク装着。一度舗装路に出て登山口へ。ササに雪が積もり、カラマツにはサルオガセが下がっていた。

　尾根の取り付きはやや崩壊しているが、霜柱や凍土でガチガチ。午後は溶けてドロドロになる。登り上げると緩やかなササ帯の道。北横岳から日の出が差し込み一帯を照らし出す。

　大きな石がゴロゴロ出てくると急坂となる。雪と石のミックスで歩きにくい。厳冬期になればもう少し積雪があるので歩きやすくなる。道の途中で南側を振り返ると南アルプスと中央アルプス、御嶽山を見ることが出来る。周辺の霧氷は落ちてしまい積雪となっていた。気温−6℃で風が無いので暑い。

　平地の幸徳平からは再び急登。縞枯とシラビソの霧氷のトンネルがまだ残っていた。蓼科ブルーが眩い。森林限界を越えて蓼科山頂ヒュッテに到着。気温−10℃、珍しく微風で3〜5m/s程度。小春日和の蓼科山。

　山頂で記念撮影して、広い山頂を南端へ移動。方位盤柱から習慣の山座同定。空気が澄み視界がクリア。富士山は八ヶ岳で隠れて、白馬三山はガスで見えないが、日本アルプスなど全方位の眺望は素晴らしかった。のんびり移動しながら眺望を楽しんでヒュッテへ。

　ヒュッテ東側をお借りして昼食。全山霧氷の八ヶ岳が南中の日差しに輝いていた。下山も景色を楽しみながら歩いた。左のチェーンスパイクが破損してしまい、アイゼンに変えるほど雪はないしそのまま歩いた。片足は妙に滑る。

　駐車場に戻り帰路へ。早めに下りたので、高速道も早めに松井田妙義で下りて下道で帰った。自宅に戻るとちょうど夕焼け。今日登った蓼科山も、そこから眺めていた八ヶ岳も見えていた。楽しい休日三日間を過ごせた。

　来週は日曜に山間部も晴れる予報。ただしそれ以外は雪模様。また晴天率の高い浅間四阿か八ヶ岳かな。

コメント

yasio

ぐろさん　こんばんは。
前日はご夫婦で紅葉狩り、今日は単独で雪山と力強く動き回る冬眠しない熊さんみたいですね、妻に言わせてら「やっぱり熊さんだ」ですよ。
蓼科山へ行く前に霧ヶ峰の駐車場から見た景色いいね、そして今季の冬スノーシューを予定している「ガボッチョ」のラクダの背みたいな丘が写っていますね、まだ雪は無くスノーシュー歩きはできませんね、ここの情報ありがとうございました。
蓼科山からの展望も素晴らしく３６０度の大展望、しかも風は微風とのことでよかったですね、ここも積雪が増えてからの挑戦したいと思いますよ。
良い現状状況情報非常に助かります。
お疲れ様でした。