大普賢岳〜七曜岳周回はクサリとハシゴのワンダーランド
- GPS
- 08:13
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,525m
- 下り
- 1,527m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:12
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備されていますが、クサリ場、ハシゴが続きますので集中が必要です。 七曜岳からの下りは、足元がすべりやすい所が続きます。 また、落葉で登山道が隠されていてルートが不明瞭なところがあり、 足元に気を取られているとルートロストする可能性があります。 良く見れば必ず見える範囲に赤テープなどがありますので、注意しましょう。 |
その他周辺情報 | 道の駅杉の湯川上のホテル杉の湯で立ち寄り湯があります。 18:00まで。700円。モンベルカードで100円割引。 |
写真
感想
数年前、大台ケ原へ向かうスカイラインから大迫力の山が見え、何の山だろうと思っていたのが、大普賢岳でした。それ以来、登りたいと思っていて今回やっと登ることが出来ました。春にも一度チャレンジしたのですが、近くまできて天候不良のため、断念し、今回のリベンジとなりました。
今回もS夫妻と3人での登山です。
朝7時前に和佐又山ヒュッテに到着し、駐車料金の支払いと登山届を提出。
予報では午前9時頃まで曇り、そこから晴れのまずまずのお天気。山頂付近の気温は3度。
準備をして、さあ、登り始めましょう。
最初は、穏やかな登山道。落葉で登山道が覆われフカフカと気持良く歩けます。
ほどなく、大きな岩が見えてきて、シタンの窟、朝日窟、笙の窟、鷲の窟と大きな岩の修行場が続きました。その後は、クサリとハシゴの連続。良く整備されていますが、集中が必要です。昔の修験者は、クサリもハシゴも無い状況でこの山を登ったのだろうか?すごいなと感じ入ります。
山頂付近の紅葉はもう終わっていますが、中腹より下部の紅葉は見ごろです。
時折日が差すと、紅葉が映えて美しい。
小普賢岳のあたりまで登るとガスに包まれました。
もういいよというくらいクサリとハシゴをこなして、せまい尾根の急登を登りきると、大普賢岳の山頂に到着。
でもガスにおおわれていて、展望が一切ありません。
とりあえず、ザックを下して担ぎ上げてきたノンアルコールビールで乾杯。
山頂は風が強く、寒い寒い。しばらく休憩していると、なんと突然ガスが晴れてきて展望が広がってきました!やったね!
稲村が岳から山上が岳方面が良く見える。山頂にいた人たちからも歓声があがります。
さて、縦走に向かいましょう。いきなりの激下りをおりると、水太覗。
ここでも急速にガスが晴れてきて絶景を見ることが出来ました。
どこまでも続く山並みと紅葉。そして雲の切れ間からの太陽光が実に美しい。
この景色が見れただけでも、今日登ってきたかいがあるってものです。
しばらく笹原におおわれた穏やかな道が続きますが、七曜岳に向けて再び激下り。
長いクサリ場や、やせ尾根、片側が切れ落ちた場所をクリアして、大峰奥駆道から和佐又への分岐。そこからは、滑りやすい下り。少し、平らな場所でお昼にします。
今日のメニューはラーメンとおでん。気温が低かったので温まりました。
ほっこりしたところで、再び下山開始。
無双洞までの下りでは、落葉で登山道が覆われていてルートが不明瞭のところがあります。また、木の根や小石が落葉で隠れているので気を抜くと滑る。
良く見れば、見える範囲に赤やピンクのテープがあるのでルートは分かるのですが、足元に気を取られていると、見逃しそう。2度ほどロストしそうになりました。無双洞からの登り返しでは、強烈な岩登りとクサリ場が待っています。
ここを登りきると底無井戸。これを過ぎるとあとはゴールまで穏やかな道でした。
快晴の登山というわけにはいかなかったけれども、絶景を見ることができました。
また、クサリとハシゴの連続で気は遣いますが、逆に言えば危険なところはきちんと整備されているということ。実に充実のワンダーランドでした。
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