ダメダメの「武甲山」+「ウノタワ」は結果オーライ
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- GPS
- 13:39
- 距離
- 34.8km
- 登り
- 3,143m
- 下り
- 3,057m
コースタイム
- 山行
- 11:52
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 13:22
「さわらびの湯」を出発、金毘羅尾根から「有馬山」を経て「ウノタワ」で紅葉を楽しみ「大持山」「子持山」のピークを踏んで「武甲山」で昼食、そのあといったん一の鳥居まで下りて「武川岳」に登り返し「伊豆ヶ岳」を経由してR53へ下山、「さわらびの湯」まで周回する予定だった。ところが実際はミスコースで「シラジクボ」へ登りかえしてしまい、結局行きと同じコースに乗り本日2回目の「小持山」「大持山」のピークを踏んで、本来通るはずだった「妻坂峠」経由で「名郷」へエスケープ、バスで「さわらびの湯」まで戻りました。
天候 | 曇り後晴れ、昼から曇り、夕方から雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
自家用車で「さわらびの湯」第三駐車場(無料、24時間オープン)に駐車 【復路】 17:24「名郷」発、国際興行バス(飯能行、350円)「さわらびの湯」で下車、車回収 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ハイキングコースで危険個所はないですが、「大持山」「小持山」の稜線は急登あり結構疲れました。GPSで迷走ぶりは見ていただけると思います。登り返しの間違い以外にも迷走してます。笑ってやって下さい。ちなみに「タタラの頭」と「長者屋敷の頭」に寄ったのはミスコースでなく当初の計画通りです。 |
その他周辺情報 | ★駐車場★ 「さわらびの湯」の第三駐車場はバス停から奥へ入っていくと右手にあります。トイレはないようです。 ★金毘羅尾根の登山口★ 夜だと判りにくくウロウロしてしまいました。「さわらびの湯」の反対にあるお墓の左手から入っていきます。 ★トイレ★ コース上には「武甲山」の頂上手前のみ。水洗、ペーパー付き。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック 1 グレゴリー8L
非常用ツエルト 1 Fine Track
雨具上下 1 モンベルGTX
ハイドレーション 1 2.0L
ペット飲料 2 0.32L
ヘッドランプ 1
手持懐中電灯 1
救急キット 1
朝食 1 おにぎり
行動食 4 ジェル、飴
トレッキングポール 1
ドライレイヤー 1 着用
ベースレイヤー 1 着用
ソフトシェル 1
携帯電話 1
カメラ 1
手袋 1
靴下 1 着用
トレランシューズ 1 着用
冬用タイツ 1 着用
非常食 2 バー
現金 SUICA 保険証 1
地図 1
コンパス 1
GPS 1
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感想
★本日のダメダメその1★
昼食を詰め忘れた!武甲山の頂上を踏んで神社に戻りさぁ昼食と、ザックをガサガサ。あれっ無い!!!!メチャ腹減ってるのに。途方に暮れました。まだ先は長いし....あっそうだ、非常食があるじゃないか。これまでザックに詰めておいたものの一度も口にしたことのない非常食。ありがたや〜。低血糖にならずに済みます。1本のエネルギーバーを噛みしめながら食べました。もう1本ゼリータイプの非常食を持ってましたが何があるか判らないので温存します。
★本日のダメダメその2★
コースミス!今までも何度もコースミスはやらかしてますが今日のコースミスはちょっと次元が違います。ミスしたことを全く認識せずに登り続けていたことです。おかしいと思う兆候はありましたがそこでしっかり確認せずに漫然と登り続けていたのです。コースがコースなら遭難につながりかねない事態でした。登りで良かったです。経緯はこうです。本来の計画では「武甲山」からいったん「一の鳥居」まで下りて「妻坂峠」へ登り返す予定だったのですがその手前の「入口鉄板の橋」がそこだと勘違いして登り返してしまいました。ずんずん進む.....やっと標識が見えてきました。「よしこの時間ならまだ挽回できるぞ」と確認した標識はなんと「シラジクボ」。あれっ、ここさっき通ったやん???地図を確認すると、「あ〜やってしもうた。」登りかえす場所間違い。もうこの時間では挽回不能です。エスケープルートはバスの時刻を考えて入間川沿いへ下りる予定だったので「妻坂峠」経由「名郷」としました。肩落としながら「小持山」の急登へ取り付きます。
★本日のダメダメその3★
お気に入りのカメラを落とす!コンパクトだけどセンサーが大き目で気にいっていたリコーのGR。エスケープを決めたあと「小持山」への登りでシェルを脱いだ時にたぶんケースの口が開いていたのでしょう。気がついたときには手遅れでした。せっかく「ウノタワ」の紅葉を撮影したデータの数々。すでにエスケープに入っている自分にとって戻って捜索するにはリスキー(今日の夕方からは雨の予報)すぎます。無事戻ることを優先してカメラは諦め先を急ぎました。ガスが出てきてコースが判別しにくくなってきました。もうミスは許されないので支尾根が派生する地点では立ち止まりGPSと地図とコンパスで方向確認しながら進みました。まともな昼食食べてないので腹減ってます。非常食に残しておいたゼリーを立ち休憩の都度1粒づつ腹に収めしのぎます。非常食大事ですね。身にしみました。
★感想★
山にアクシデントはつきものなのでコースミス、道迷い、天候悪化、怪我、そんなリスクはある程度織り込んでいます。昼食詰め忘れは非常食でしのぎました。コースミスはエスケープルートを決めておいたのであわてずに済みました。カメラ紛失。これはリカバリーが利きませんが保険に入っているので実損は最小限で済みそうです。でもせっかく撮影した映像は戻ってこないですね。「ウノタワ」で何枚もお気に入りのショット撮影したのだけど....来年の紅葉の季節に再び「ウノタワ」チャレンジでしょうか。あの山の中にポカッと開けた不思議空間、雪の季節に再訪でも良いかも知れません。
【2016/2/10追記】
あきらめていたお気に入りのデジカメ。埼玉県警の遺失物ネット検索で調べると1件だけ落とした場所の条件の合うものがある。保管されている秩父署に電話するとメーカーと機種、拾われた場所は一致している。それだけでは自分のものと確認してもらえないらしい。製造番号は判りませんせんかと言われ業者からのメールにあった番号を言ったがそれではないとのこと。どういう映像を撮ったのか説明してもそれでもダメで後で電話するとのこと。待っていても電話はかかって来ない。何気なく取っておいた箱を確認したら製造番号が書いてあった。再び電話してその番号を告げるとそれで引き渡しできるとのこと。車飛ばして取りに行きました。エスケープのルートを決めた後、4人の方とすれ違っています。たぶんのそのうちのお一人が警察に届けてくれたのでしょう。御礼をと思い最後にそのことを聞こうと思ったら会計課の職員の方が届けてくれた方は持ち主にもどればそれで良い(つまり謝礼を受ける権利は放棄)とおっしゃったのでこれで手続きは終了ですとのこと。個人情報保護法で届けた方がそう言っている以上こちらからはそれ以上聞けない仕組みのようです。お陰様でデジカメは無傷で性能も全く問題ありませんでした。拾ってくれた方、ヤマレコを見ているか判りませんが、お陰様で無事手元に戻ってきました。これからも山で活躍すると思います。本当にありがとうございました。
こんばんは 初めまして ケダマと申します
香港のレコ、いつも楽しく拝見しております
ミスルートは残念でしたが、
当初の計画が凄い距離と標高差ですね!
ちょっと想像してみたのですが…イヤになっちゃいました
これに懲りず、また奥武蔵へお越し下さいませ
余談ですが、僕は今、広州に滞在しておりまして
ここには香港のような豊富なトレッキングコースはなく
香港がうらやましい限りです…
ケダマさん初めまして。
コメントありがとうございます。
奥武蔵は初めての山域だったのですがすっかり油断してました。お恥ずかしい限りです。
当初計画のコースは奥武蔵の頭がつくピークを周回で踏んで行こうと立ててみました。季節を変えてチャレンジしたいと思います。
香港には重慶や上海から日本人の方が登りに来られてます。機会があればぜひお越しください。
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