南八ヶ岳
- GPS
- 20:40
- 距離
- 27.0km
- 登り
- 2,387m
- 下り
- 2,367m
コースタイム
- 山行
- 3:45
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:50
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 5:13
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:09
天候 | 初日 曇り時々雪 2日目 雪時々曇り 3日目 雪時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
稲子湯から小海駅まではタクシー。2名しかドライバーいなかったため、なかなか呼べないから注意。早め予約必須。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸から行者小屋、特になし。ツボ足で。 文三郎、まだ階段出ていて登りにくい箇所あり。 地蔵の頭から横岳方面。トレースなしのところどころ膝から太ももラッセル。2個目の階段がほぼ埋まっており雪でかき出しながら登った。日の出ルンゼは顎下の新雪ラッセル。ここで敗退 地蔵尾根降り。急だし階段が斜めになっていて下りでの使用はお勧めできない。 赤岳鉱泉から赤岩の頭、特になし 赤岩の頭から硫黄岳、踏み跡ない、先行者なしなので自分でルートを。 硫黄岳から夏沢峠、特になし。風は樹林帯まで強い。岩岩しているのでアイゼン引っ掛けないように。 夏沢峠から根石山荘分岐、樹林帯抜けたら爆風地帯。 夏沢峠から本沢温泉、特になし 本沢温泉から稲子湯、特になし、ツボ足で。 |
その他周辺情報 | 稲子湯のお湯は最高! 赤岳鉱泉のカレーは最高! |
写真
装備
個人装備 |
厳冬期に対応した服装
防寒具(ダウンなど)
手袋
ピッケル
アイゼン
コンパス
地図
行動食
ヘッドライト
シェラフカバー
シュラフ
シュラフマット
銀マット
水ボトル
温泉セット
バラクラバ
ゴーグル
予備手袋
保温ボトル
朝食昼食(2日分)
ワカン
念のため登攀関連
ハーネス
下降器
カラビナ
数本のスリング
ヘルメット、
|
---|---|
共同装備 |
20m補助ロープY
テントY
ガス缶(A2個、Y1個)
ガスヘッド(Y A)
焚火缶(A)
スコップ(A)
網(Y)
|
感想
写真ばらばらですみません。
初日。曇り。
南沢で行者小屋まで。テント設営時風雪強く手先が一気に冷え、寒さに凍えながらの作業になりました。周りには2張りのみ、寂しい。
夜ご飯は相棒のホワイトシチュー、最高でした。寝ていてテントを叩く風の音が止まりませんでした。。。
2日目。雪時々曇り。
テント装備を背負って赤岳を文三郎から目指し、横岳、硫黄岳、オーレン小屋と縦走予定でした。赤岳は10mほどの風雪のなか無事登頂するも、地蔵の頭から先はまさかのラッセル。細尾根に微妙な階段をなんとか越え、二十三夜峰過ぎて日の出ルンゼまできたのですが、そこからがさらさらの新雪が顎の辺りまで。相棒が先頭でラッセルしながら雪壁を登るも足場不安定と深過ぎる雪で敗退。怖かった。。。今年2月にきた時とは難易度が別物でした。
地蔵尾根を降って赤岳鉱泉まで戻りました。日の出ルンゼも去ることながら、地蔵尾根の下山もなかなか大変でした。よいアイゼントレになりました。赤岳鉱泉ではおいしいカレーでかなり遅めの昼ごはん。夜はサクッと食べて18時には寝てました。撤退ですが充実した1日でした。
3日目。雪時々曇り、のち曇り。予報では10時過ぎたあたりからかなりの風になりそう。。。
最終日はルートを変更して、赤岳鉱泉から硫黄岳、夏沢峠、根石岳、天狗岳、中山峠からの稲子湯にしました。親分達と合流すべく頑張りました。
赤岩の頭からは爆風との戦い、視界も悪く先行者がいないのでルート取りを慎重に。体は時折風に持っていかれそうになりましたが、なんとか硫黄岳を登頂。登頂しても風は相変わらずでしたがガスは少し晴れました。と言っても眺望ゼロですが、、、さっさと相棒に写真を取ってもらい夏沢峠へ。夏沢峠までの下りも爆風は続きました。途中3人ほどすれ違いましたが、そのうち2名は惜しくも山頂手前で撤退したようです。樹林帯でホッとするのも束の間、樹林帯を抜けて根石岳山荘の分岐手前からはこれぞ爆風、体が一気に持っていかれました。初めて風に恐怖を感じました。あと50mほど登れば根石岳でしたが、すぐさま撤退を決めました。しかし、1人のおっさんが風を感じないかのように我々を追い抜いていくではないですか!なにくそと思い、再度挑戦!しかし、あまりにも風が強すぎて諦めました。。、まだまだ経験不足、力不足を痛感しました。あとは夏沢峠まで戻り、本沢温泉、しらびそ小屋、稲子湯へと長い道のりを歩きました。
なんとしらびそ小屋には同じ会の別パーティーが!嬉しい再会でした。
今回2度の撤退でしたが、とても良い経験になりました。2泊3日の年末の楽しくもヒリヒリした雪山アドベンチャーでした。
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