塩地窪沢ノ頭〜善六山〜畦ヶ丸〜権現山 (西丹沢自然教室から周回)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 1,095m
- 下り
- 1,097m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 6:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8時20分の時点で教室前の駐車場は埋まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西沢コース〜塩地窪沢ノ頭 取り付きは急ですが紫リボンをはじめ、目印は多数あるので迷うことはありませんでした。 塩地窪沢ノ頭〜善六山 分岐からすぐにあるコルなど、慎重に行く必要がある箇所があるので足元の悪い日は注意した方がいいと思います。 畦ヶ丸南東尾根〜前権現山 トレースは割りにはっきりとしていますが、目印があまりないので読図する必要があります。権現へ行く場合は分岐で一軒家方面に行かないように。 最後の登りが多少急になっていますので、注意が必要です。 前権現山〜西沢コース第二堰堤上 途中、目印などあまりなくなる上にトレースもほぼ無いような箇所もあるのでしっかりとここも読図が必要になります。山頂から少し行ったあたりで尾根が急降下するあたりが滑りやすく危険でした。それ以降は目印も多数あり、特に危険はありませんが地図上にもルートが無いのでおすすめしません。 |
その他周辺情報 | 中川温泉 ぶなの湯 \700 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
ガイド地図(ブック)
携帯
サングラス
タオル
カメラ
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感想
前回は天気もよくなく、おまけに歩きすぎて山飯も食べることができなかったので先週に引き続き西丹沢へ。すっかり紅葉は終わりに近づいていましたが、天気はよかったので地図とスマホを片手にマイナールートを歩くにはもってこいでした。
いつもは夜明け前には出発ですが、時間にゆとりのある行程の為、当日に支度をし家を出発すると通勤ラッシュなのか246で渋滞にはまり予定よりも遅れてのスタート。まずはマイナールートではよくあるだだっ広い尾根の急斜面から登っていきます。
登り始めてから1時間弱で何もない塩地窪沢ノ頭へ。裏十丹とも囁かれるピークで本日の目的と言っても過言ではありませんでしたが、あっさり到達したのとあまりにも何もない為さっさと善六山へ。やせ尾根を歩いてすぐに山頂へ。マイナーな山なので人に会わないと思っていましたが、先行者の方たちがいらっしゃいました。
コーヒーを淹れて休憩しましたが、動きを止めると寒く、早々に店仕舞いし歩きはじめました。
善六ノタワから一般道に合流し、数人の登山者とすれ違いました。やはりお天気がいいので歩いている人も若干多めなようでした。畦ヶ丸の山頂に着くと、さっそく南東尾根を探し、山頂の石碑がある正面の藪の向こうに道を見つけます。入口から何の目印もないのでヤマップと西丹沢詳細地図を片手に慎重に進んで行きましたが、大倒木がわかりづらく直進してしまい戻ります。そこからはトーレスもわかりやすく、進んでいくと作業径路になっていてとても歩きやすい道になります。
ですが、分岐を一軒家方面に少し歩いてから間違いに気づき権現山へ。分岐以降は廃道と言った感じの趣に変わり、寂しい感じもしてきましたがどこか哀愁がありテンションが上がります。遭難事件が多発し廃道となって以来、自然教室からも近く、眺めもいい山頂であるにもかかわらず忘れ去れてしまったようなその存在が丹沢マニアの心を揺さぶります。
山頂手前が若干急斜面の上、ザレている為地図上でも危マークが付いていますが、今でも歩いている人がいるといった感じもするのでそれほど危険ではありませんでした。山頂からは評判通りの眺望が広がり、長いことマイナーなルートを歩いてやってきた甲斐がありました。
当初は西沢分岐まで戻り、そこからコースに戻り本棚あたりで昼休憩をしようかと考えていたのですが、時間も丁度13時。山頂には一応ベンチもあり、風もなく、日差しがあって暖かかったのでここで山飯タイムにすることに。とは言え、いつものエスプレッソパスタにブロッコリーを入れただけでしたが、少し焦がしはしたもののまずまずの出来でした。全部で30分くらい休憩したあと、結局来た方向へは戻らずに地図を見ながら降りられそうな尾根を見つけ、そのまま下っていくことにしました。
はじめのうちは若干トレースもあり、例の紫ビニテの目印もあったのですが、次第になくなっていき、気がつくと尾根を外していて、そのまま下ってもいけなさそうなことはありませんでしたが、やはり目星を付けたほうの尾根はしっかりしていることが確認できたので、登り返して戻ることにしました。
どこで間違えたのかわからないまま登り返すのが面倒になり、途中でトラバースして隣の尾根へと移りましたが、山頂付近はザレた砂や落ち葉が多く、滑落しそうになりながらもリカバリーに成功します。すると黄色いテープも現れ、やっぱりこっちかと思いながら歩いていくと突出した岩場のような所が出てきてヒヤヒヤしながらも、内心「この道で大丈夫かなぁ。」と若干弱気になりながら進むと、次第にトレースもはっきりしてきて、それからは目印も沢山出てきました。
檜林の手前あたりで右手方向に進もうか迷う箇所がありましたが最後まで気を抜かずに、そのまま尾根を直進していくと西沢コースを歩き始めて2つ目にある堰堤の丁度上に降りてきました。ヤマレコでのトレースでは私が右に曲がろうか迷った所を曲り、より自然教室に近いところへ出ているものもあるのでもしかするとコースがあるのかもしれません。(詳しいことはわかりませんが)
いつものように長い距離で行程を組んでしまうとあまり行ったことのない道を行く時間がなくなって、どちらを取るかで悩ましいものがありますが、今回はいつもよりも短めのコースで設定したぶんゆっくりと読図をしたり、山頂で休憩することができ、それはそれで充実した山行になりました。
例年だと12月は山に行かれないことが多かったのですが、今年は行かれそうなので、最後はやっぱり縦走しておこうかなぁと考えています。
帰りにブナの湯で休憩しているとテレビで皇太子さまが石老山に登られたニュースが放送されていました。「中央自動車道を利用する際に 車窓からたびたび目にするこの山に、以前から一度登ってみたかった。」とのエピソードが紹介されているのがとても印象的で、富士山や、丹沢の眺望を楽しまれたのだそうです。
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