曽山ー小川路峠
- GPS
- 08:30
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,898m
- 下り
- 1,916m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
伊那山脈の3つの足跡をつなげようと2年前から計画していたコースで、これ以上棚さらしにしてはいけないなぁと思い立った。伊那山脈主稜線の途切れている部分をつなげることにもなる。この辺りは標高が低くても、結構なヤセ尾根・急傾斜があるので、雪が付いていたら大丈夫だろうか。
矢筈トンネル西入口のそばから、林道を少し歩いたのちに左斜面を尾根をめざす。うっすら雪がついていて、難所があったらイヤだなぁ、帰りの下り斜面がどうかなぁと案ずる。急斜面ではやや滑って歩きづらいものの、危険も無く登っていく。曽山手前はブナなどの大木がある気持ち良い斜面。曽山には2年半ぶり2回目。
陽ざしなく、風でやや寒いので着こんだまま進む。広い稜線がつづいたが、最後の方は細くなりギザギザっぽくなってきた。左下に明瞭なトラバース道が分かれていくので、そこに乗り換える。1箇所だけイヤらしい小沢のトラバースがあり要注意。やがて秋葉街道に出て小川路峠へ。中央アルプスも南アルプスも雲の中だ。
秋葉街道を西へ下りていくが、できるだけ街道を外れて尾根筋を歩くつもりでいたので、1400mあたり23番観音の先から右に別れていく。そのあと5カ所で街道に出会いながら、1219.9m三角点の外山に到着。地味な上下を繰り返してきたので、いささか飽きてきたところだった。2年半前の2月に来た足跡とつなげることができて満足だ。
あとは少し戻って1270m峰から、北へ下りていく。下部は急なのでドキドキだったが、目印もそれなりにあり、雪もほとんど無い。前方になにか箱が?・・・国土交通省:三遠南信自動車道関連の「クマタカ人工巣及びVTR監視設備」だそうだ。周りを見ると真上の樹上に何か装置があった。電源ケーブルとトラロープが尾根筋を下りていくので、今日はこれを伝って楽に下りてしまおう。でもやがてケーブルはとんでもない急斜面を右に下りていくので、尾根上に取り残されてしまった。なおも尾根を下り最後は沢へ、なんと20mの滝があったが無事に捲くことができて周回を終えた。
いつもドキドキの尾根下り、上部では作業道や目印がはっきりしているけど、最後に見失って急斜面に突入するいつものパターンだ。それも面白いのだけど、見失わずにたどる術も身につけておきたいものだ。
伊那山脈はまだまだ行くところがたくさんありそうだ。
コメント
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おはようございます。
小川路峠から曽山は、一度歩いてみたいと思っていたところです。
これほどの周回コースは無理ですが、秋葉山に登ったので、秋葉街道も興味があります。
伊那もだいぶ、雪になってきましたね。
昨年よりは、まだ少ない気がします
いつも見ていただいて、ありがとうございます。
ワタシは、古の街道より「尾根をつなげる派」のようです。なので11番観音から33番のうち、12-15、17、19、20、22番は見ませんでした。
ボーズッタ線分岐のすぐ東はイヤらしい斜面がありますので、これ以上雪がついた時はご注意ください。以前のkokuzooさんのレコも参考に。
これから雪の時期・・・・苦手意識が全く払拭できず どう過ごそうか、悩んでいるところです。
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