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Yamareco

記録ID: 776819
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

今年も敗退♪♪♪餓鬼岳〜燕岳

2015年11月30日(月) ~ 2015年12月02日(水)
 - 拍手
GPS
122:48
距離
14.9km
登り
1,913m
下り
1,902m

コースタイム

1日目
山行
10:20
休憩
0:28
合計
10:48
6:07
202
白沢登山口
9:29
9:52
279
最終水場
14:31
14:36
139
大凪山
16:55
2235mピーク付近
2日目
山行
6:47
休憩
1:12
合計
7:59
7:45
30
2235mピーク付近
8:15
8:20
250
百曲り下
12:30
13:05
50
百曲り上
13:55
77
稜線
15:12
15:44
0
餓鬼岳山頂
15:21
餓鬼岳小屋
3日目
山行
8:27
休憩
1:17
合計
9:44
6:23
92
餓鬼岳小屋
7:55
8:05
56
ケンズリ手前
9:01
9:03
9
餓鬼岳小屋
9:12
9:17
82
餓鬼岳山頂
10:39
11:00
79
百曲り下
12:19
12:43
66
大凪山
13:49
14:04
123
最終水場
16:07
白沢登山口
天候 11/30 晴れ
12/1 晴れ
12/2 晴れ→曇り
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
1日目
登山口から雪あり。
沢沿いのルートは、ところにより膝下まで雪。
岩が露出している部分は、氷がコーティングされツルツルの状態。
かなり神経を使った。
最終水場より上部はところにより股下までの雪。
一部アイゼン使用。
大凪山からは一旦落ち着くものの、標高が上がると再び股下まで埋まる雪となる。

2日目
ビバーク地点から山頂までずっとスノーシューを使用。
百曲りの谷には進まず尾根を直登するが、スノーシューを使用しても膝までの雪。
百曲りの頭からは森林限界に向かって直登。
森林限界の小ピークからはスノーシューで快適に登るが、山頂手前の灌木帯に入ると雪が柔らかく、ハイマツの上を辛うじて歩ける状態。
餓鬼岳山頂に出ると雪はなく、小屋手前の樹林帯に入ると股下まで埋まる状態。
積もったばかりの新雪な為、風当たりの強い場所には雪がなく、吹き溜まりにはしっかりと積雪があった。

3日目
小屋のテン場を出発してすぐの鞍部に深い雪だまり。
その後はケンズリ手前のトラバース道に入るまでは歩きやすい夏道。
高度を下げて樹林台に入ると膝上までの雪。
ケンズリに登り上げる窪んだ登山道には雪がドッカリ有り、腰まで埋まる。
次の一歩が胸くらいの高さの万歳ラッセル状態。
ケンズリ手前のハシゴ場にて撤退を決める。

下山は同じルートを下る。
気温が上がった為、最後の沢ルートは氷が溶け、危険度が減っていたので助かった

【1日目】11月30日(月)
6:07 白沢登山口出発
去年は登山口に雪はなかったが、今年は薄っすらと雪が積もっている。
この時点で、去年よりも遥かに厳しい登山になる事が容易に予測できた。
2015年11月30日 06:07撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
11/30 6:07
【1日目】11月30日(月)
6:07 白沢登山口出発
去年は登山口に雪はなかったが、今年は薄っすらと雪が積もっている。
この時点で、去年よりも遥かに厳しい登山になる事が容易に予測できた。
途中の橋や手すりが取り外されているとの案内板。
すべて取り外されている訳ではなく、外されている場所も沢の水量が下がっているので渡れる。ハズ・・・
2015年11月30日 06:17撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
11/30 6:17
途中の橋や手すりが取り外されているとの案内板。
すべて取り外されている訳ではなく、外されている場所も沢の水量が下がっているので渡れる。ハズ・・・
一番最初の橋。
ハシゴを寝かせたような橋で、雪が積もりとても怖い(笑)
2015年11月30日 06:23撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
11/30 6:23
一番最初の橋。
ハシゴを寝かせたような橋で、雪が積もりとても怖い(笑)
去年は雪がなかったのでスイスイ進めた沢沿いも、今年は雪が道を隠し、探りながら進むトラバース道。
2015年11月30日 06:55撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
11/30 6:55
去年は雪がなかったのでスイスイ進めた沢沿いも、今年は雪が道を隠し、探りながら進むトラバース道。
紅葉ノ滝
この辺りは落ちれば30mくらい真っ逆さまの場所もあり、神経を使う。
ハシゴを寝かせた橋が点在。
雪を落としながら進むので、とにかく時間が掛かる。
絶対に足を落とせない場所なので慎重に進んだ。
2015年11月30日 07:22撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
11/30 7:22
紅葉ノ滝
この辺りは落ちれば30mくらい真っ逆さまの場所もあり、神経を使う。
ハシゴを寝かせた橋が点在。
雪を落としながら進むので、とにかく時間が掛かる。
絶対に足を落とせない場所なので慎重に進んだ。
岩が露出している部分は氷で覆われていてツルツル。
下りでは使いたくないので、何としても燕岳まで抜けてしまいたい。
2015年11月30日 07:30撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
11/30 7:30
岩が露出している部分は氷で覆われていてツルツル。
下りでは使いたくないので、何としても燕岳まで抜けてしまいたい。
沢床を歩く部分も雪と氷に悩まされた。
2015年11月30日 08:05撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
11/30 8:05
沢床を歩く部分も雪と氷に悩まされた。
魚止ノ滝が見えてきた。
この地点で既にかなりコースタイムから遅れてしまっている。
この雪では仕方ないか・・・
2015年11月30日 08:13撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
11/30 8:13
魚止ノ滝が見えてきた。
この地点で既にかなりコースタイムから遅れてしまっている。
この雪では仕方ないか・・・
9:29 最終水場に到着
ここまでコースタイムでは2時間20分だが、3時間20分も掛かってしまった。
重く湿った雪でズボンとグローブを濡らしてしまった。
去年はここまで雪無かったのに・・・。
2015年11月30日 09:29撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
11/30 9:29
9:29 最終水場に到着
ここまでコースタイムでは2時間20分だが、3時間20分も掛かってしまった。
重く湿った雪でズボンとグローブを濡らしてしまった。
去年はここまで雪無かったのに・・・。
最終水場からは一気に急登となる。
レインパンツを履き、ラッセルグローブに変えて登って行く。
北側の谷を登っているので、太陽に当たる場面はほとんどなかった。
2015年11月30日 10:15撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
11/30 10:15
最終水場からは一気に急登となる。
レインパンツを履き、ラッセルグローブに変えて登って行く。
北側の谷を登っているので、太陽に当たる場面はほとんどなかった。
谷地形は吹き溜まりとなり、この辺りは股下まで埋まりながら登る。
一部アイゼンを使用した。
2015年11月30日 13:30撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
11/30 13:30
谷地形は吹き溜まりとなり、この辺りは股下まで埋まりながら登る。
一部アイゼンを使用した。
14:33 大凪山山頂
この山頂標柱は地形図の山頂表記よりもかなり下に立っている。
ここまで来ると急登はひと段落し、なだらかな稜線を少しずつ登りながら進む。
今日は百曲りの取り付きにビバークで、余った時間で百曲りのトレース付けに行こうと考える。
こんなにも遅れてしまうとは・・・
2015年11月30日 14:33撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
11/30 14:33
14:33 大凪山山頂
この山頂標柱は地形図の山頂表記よりもかなり下に立っている。
ここまで来ると急登はひと段落し、なだらかな稜線を少しずつ登りながら進む。
今日は百曲りの取り付きにビバークで、余った時間で百曲りのトレース付けに行こうと考える。
こんなにも遅れてしまうとは・・・
ここまで登って来て、ようやく太陽がちゃんと見えるようになった。
だが、もう少ししたら沈んでしまう時間だ(汗)
2015年11月30日 14:52撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
11/30 14:52
ここまで登って来て、ようやく太陽がちゃんと見えるようになった。
だが、もう少ししたら沈んでしまう時間だ(汗)
樹林の間から安曇野が見える。
もうすっかり夕時の雰囲気。
2015年11月30日 15:55撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
11/30 15:55
樹林の間から安曇野が見える。
もうすっかり夕時の雰囲気。
あと30分で日没時間。
進めば進むほど雪が深くなり、どんどんペースが落ちてしまう。
この分だと百曲りの取り付きまでも行けなそうだ。
2015年11月30日 16:18撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
11/30 16:18
あと30分で日没時間。
進めば進むほど雪が深くなり、どんどんペースが落ちてしまう。
この分だと百曲りの取り付きまでも行けなそうだ。
16:56 標高2235m付近
暗くなり、僅かな平地が有ったのでここにビバークする事にする。
今年は去年よりも早く出発して、一日で小屋まで上がってやる!と意気込んで来たのに・・・
百曲りまでも辿り着けないだなんて。
さっと整地して幕営。
雪から水を作り米を炊く。
風もなく快適な夜だった。
2015年11月30日 16:56撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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11/30 16:56
16:56 標高2235m付近
暗くなり、僅かな平地が有ったのでここにビバークする事にする。
今年は去年よりも早く出発して、一日で小屋まで上がってやる!と意気込んで来たのに・・・
百曲りまでも辿り着けないだなんて。
さっと整地して幕営。
雪から水を作り米を炊く。
風もなく快適な夜だった。
【2日目】12月1日(火)
6:08 起床
なんと、2時間も寝坊してしまった!!
今回から新しい時計になったのだが、そのアラームの音が耳元に置いておかないと気付かないほど小さい。
完全に信じ切って寝ていたが、なにやらテントの外が明るく感じるようになり飛び起きた(笑)
完全にやっちまった(-.-)
2015年12月01日 07:14撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
12/1 7:14
【2日目】12月1日(火)
6:08 起床
なんと、2時間も寝坊してしまった!!
今回から新しい時計になったのだが、そのアラームの音が耳元に置いておかないと気付かないほど小さい。
完全に信じ切って寝ていたが、なにやらテントの外が明るく感じるようになり飛び起きた(笑)
完全にやっちまった(-.-)
7:45 出発 2.6℃
ここからはスノーシューで進むことにする。
2015年12月01日 07:42撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 7:42
7:45 出発 2.6℃
ここからはスノーシューで進むことにする。
なだらかな樹林帯を進む。
スノーシューの効果は絶大だ。
2015年12月01日 08:07撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 8:07
なだらかな樹林帯を進む。
スノーシューの効果は絶大だ。
百曲りの取り付き地点に到着。
雲海から僅かに有明山が顔を出していた。
2015年12月01日 08:17撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 8:17
百曲りの取り付き地点に到着。
雲海から僅かに有明山が顔を出していた。
取り付きからは百曲りの谷ルートには進まず、尾根を直登する事にした。
去年は谷ルートに進み、腰ほどまで埋まるラッセルを強いられた。
今年の積雪では更に酷い目に遭う可能性が高い。
少し登ったが、荷物を背負ってのラッセルは体力消耗が激しい。
ザックはデポして、百曲りの頭までトレースを付けに行ってきた。
2015年12月01日 10:56撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 10:56
取り付きからは百曲りの谷ルートには進まず、尾根を直登する事にした。
去年は谷ルートに進み、腰ほどまで埋まるラッセルを強いられた。
今年の積雪では更に酷い目に遭う可能性が高い。
少し登ったが、荷物を背負ってのラッセルは体力消耗が激しい。
ザックはデポして、百曲りの頭までトレースを付けに行ってきた。
尾根ルートはかなりの急登だが、トレースを付けた事により順調に登ることが出来た。
2015年12月01日 11:23撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 11:23
尾根ルートはかなりの急登だが、トレースを付けた事により順調に登ることが出来た。
百曲りの頭が近い。
晴れてきた!
2015年12月01日 12:19撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
12/1 12:19
百曲りの頭が近い。
晴れてきた!
頭に到着。
キレイ・・・
右側に見えるピークまで上がれば風上に出れるので、あそこまで頑張れば何とかなるハズ。
2015年12月01日 12:31撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 12:31
頭に到着。
キレイ・・・
右側に見えるピークまで上がれば風上に出れるので、あそこまで頑張れば何とかなるハズ。
登ってきた稜線を振り返る。
やはりスノーシューは偉大だ。
去年はワカンで来て本当に大変な思いをしたので、違いが本当によく分かる。
2015年12月01日 12:31撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
12/1 12:31
登ってきた稜線を振り返る。
やはりスノーシューは偉大だ。
去年はワカンで来て本当に大変な思いをしたので、違いが本当によく分かる。
ここからは餓鬼岳小屋の建物が見える。
夏道なら30分で行けるらしいが、雪が有ると2〜3時間は掛かる。
2015年12月01日 13:00撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 13:00
ここからは餓鬼岳小屋の建物が見える。
夏道なら30分で行けるらしいが、雪が有ると2〜3時間は掛かる。
ここは去年ビバークした場所。
去年より半日以上遅れてしまっている。
朝の寝坊が本当にイタイ・・・(笑)
2015年12月01日 13:01撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 13:01
ここは去年ビバークした場所。
去年より半日以上遅れてしまっている。
朝の寝坊が本当にイタイ・・・(笑)
ここからは向こうの尾根までトラバースし、再び稜線に登り返すルートだが、少しでも早く風上の稜線に出たい為、少しトラバースしたところから稜線に向かって直登する。
2015年12月01日 13:06撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/1 13:06
ここからは向こうの尾根までトラバースし、再び稜線に登り返すルートだが、少しでも早く風上の稜線に出たい為、少しトラバースしたところから稜線に向かって直登する。
稜線の真下まで来た。
小さいが雪庇の様になっている。
2015年12月01日 13:44撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 13:44
稜線の真下まで来た。
小さいが雪庇の様になっている。
山頂を目視する。
ここを乗り越えれば向こう側の景色が見えるはず。
ワクワク。
2015年12月01日 13:46撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 13:46
山頂を目視する。
ここを乗り越えれば向こう側の景色が見えるはず。
ワクワク。
雪庇を壊し・・・
2015年12月01日 13:49撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/1 13:49
雪庇を壊し・・・
見えたー!!
立山だー!!
2015年12月01日 13:52撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
12/1 13:52
見えたー!!
立山だー!!
どっこらしょ!!
2015年12月01日 13:54撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 13:54
どっこらしょ!!
おー。いい感じじゃん♪
踏んでも沈まない。
これなら山頂まで一気に進めるかも。
2015年12月01日 14:01撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 14:01
おー。いい感じじゃん♪
踏んでも沈まない。
これなら山頂まで一気に進めるかも。
この区間は最高だった。
スノーシューでグイグイ登って行ける。
2015年12月01日 14:02撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5
12/1 14:02
この区間は最高だった。
スノーシューでグイグイ登って行ける。
唐沢岳。
既に唐沢岳はキャンセルする事に決めている。
とても行けるような時間はない。
今回も行けなかったかぁ・・・
2015年12月01日 14:06撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
12/1 14:06
唐沢岳。
既に唐沢岳はキャンセルする事に決めている。
とても行けるような時間はない。
今回も行けなかったかぁ・・・
登ってきた稜線を振り返る。
雲上の世界・・・気分爽快だ。
2015年12月01日 14:06撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
3
12/1 14:06
登ってきた稜線を振り返る。
雲上の世界・・・気分爽快だ。
日が陰り始め、日影に入ると寒く感じる。
2015年12月01日 14:43撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/1 14:43
日が陰り始め、日影に入ると寒く感じる。
隣の尾根が近くなってくると風下のこちらは雪が柔らかくなり、再びラッセルとなる。
ハイマツの上を歩いているような状態で、足元が定まらず疲れる。
2015年12月01日 14:43撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/1 14:43
隣の尾根が近くなってくると風下のこちらは雪が柔らかくなり、再びラッセルとなる。
ハイマツの上を歩いているような状態で、足元が定まらず疲れる。
モコモコのハイマツの上を登るような状態。
一度溶けて固まれば安定するのだろうけれど・・・
山頂はもう少しだ。頑張ろう。
2015年12月01日 15:08撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 15:08
モコモコのハイマツの上を登るような状態。
一度溶けて固まれば安定するのだろうけれど・・・
山頂はもう少しだ。頑張ろう。
見えた!
2015年12月01日 15:12撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 15:12
見えた!
15:12 餓鬼岳山頂 2647m
山頂にはほとんど雪なし。
去年のリベンジのはずが、更に苦戦を強いられてしまった。
それでも何とか登頂できたので満足は満足だ。
2015年12月01日 15:23撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
4
12/1 15:23
15:12 餓鬼岳山頂 2647m
山頂にはほとんど雪なし。
去年のリベンジのはずが、更に苦戦を強いられてしまった。
それでも何とか登頂できたので満足は満足だ。
前回ワカンで大失敗したが、今回のスノーシューは大いに役立った。
2015年12月01日 15:28撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
12/1 15:28
前回ワカンで大失敗したが、今回のスノーシューは大いに役立った。
唐沢岳の向こうに立山連峰。
2015年12月01日 15:28撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 15:28
唐沢岳の向こうに立山連峰。
左から、雄山、剱岳、針ノ木岳。
2015年12月01日 15:29撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
12/1 15:29
左から、雄山、剱岳、針ノ木岳。
鹿島槍ヶ岳。
真っ白だ!
2015年12月01日 15:29撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 15:29
鹿島槍ヶ岳。
真っ白だ!
遠くに槍ヶ岳。
手前にケンズリ。
2015年12月01日 15:29撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
12/1 15:29
遠くに槍ヶ岳。
手前にケンズリ。
大天井岳
2015年12月01日 15:30撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 15:30
大天井岳
浅間山
当方には綺麗な雲海が広がっていた。
2015年12月01日 15:30撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 15:30
浅間山
当方には綺麗な雲海が広がっていた。
八ヶ岳
2015年12月01日 15:30撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 15:30
八ヶ岳
南アルプス
2015年12月01日 15:30撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 15:30
南アルプス
富士山も。
2015年12月01日 15:31撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 15:31
富士山も。
餓鬼岳の山頂は本当に景色がいい。
風も弱く居心地のいい山頂だった。
2015年12月01日 15:32撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 15:32
餓鬼岳の山頂は本当に景色がいい。
風も弱く居心地のいい山頂だった。
山頂の社に手を合わせ、今年も登頂できたことに感謝。
2015年12月01日 15:34撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
12/1 15:34
山頂の社に手を合わせ、今年も登頂できたことに感謝。
少しでも先に進み、ケンズリを越えたコル辺りでビバーク出来ればと考えていたが、この時間からでは厳しい・・・

雪はあるが夏道が見えている。
ケンズリの手前で道は見えなくなっている。
2015年12月01日 15:44撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
12/1 15:44
少しでも先に進み、ケンズリを越えたコル辺りでビバーク出来ればと考えていたが、この時間からでは厳しい・・・

雪はあるが夏道が見えている。
ケンズリの手前で道は見えなくなっている。
今日は小屋まで行って幕営だな。
2015年12月01日 15:32撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/1 15:32
今日は小屋まで行って幕営だな。
強い風があたる西側に雪がないが、樹林帯に入ると途端に膝上まで埋まる雪。
2015年12月01日 15:46撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/1 15:46
強い風があたる西側に雪がないが、樹林帯に入ると途端に膝上まで埋まる雪。
15:51 餓鬼岳小屋着 2600m
ひっそりと静まり返っている。
2015年12月01日 15:51撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/1 15:51
15:51 餓鬼岳小屋着 2600m
ひっそりと静まり返っている。
小屋の先からは餓鬼岳山頂が望める。
2015年12月01日 15:55撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 15:55
小屋の先からは餓鬼岳山頂が望める。
餓鬼岳の影が雲海に写る。
2015年12月01日 15:55撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 15:55
餓鬼岳の影が雲海に写る。
風が強くなると困るが、最高に眺めのいい場所に幕営する事にした。
2015年12月01日 16:12撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
12/1 16:12
風が強くなると困るが、最高に眺めのいい場所に幕営する事にした。
日没が近い。
冬は日照時間が少なく、行動できる時間が少ないので難しい。
2015年12月01日 16:13撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/1 16:13
日没が近い。
冬は日照時間が少なく、行動できる時間が少ないので難しい。
2015年12月01日 16:14撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 16:14
2015年12月01日 16:14撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 16:14
ここは最高だ!
2015年12月01日 16:22撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 16:22
ここは最高だ!
2015年12月01日 16:23撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 16:23
双六岳の辺りに太陽が沈んでいく。
2015年12月01日 16:24撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 16:24
双六岳の辺りに太陽が沈んでいく。
ケンズリと槍ヶ岳
2015年12月01日 16:27撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 16:27
ケンズリと槍ヶ岳
有明山
2015年12月01日 16:27撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 16:27
有明山
16:28 日没
2015年12月01日 16:28撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 16:28
16:28 日没
2015年12月01日 16:31撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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2015年12月01日 16:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/1 16:41
南アルプスも赤く染まる。
2015年12月01日 16:32撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 16:32
南アルプスも赤く染まる。
烏帽子岳
2015年12月01日 16:53撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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烏帽子岳
テント内からはこんな景色。
テントはやはりシングルウォールに限る♪
2015年12月01日 17:04撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 17:04
テント内からはこんな景色。
テントはやはりシングルウォールに限る♪
夕食を済ませ、日記を書き終えてから夜空の撮影。
素晴らしい星空が広がってくれた。
2015年12月01日 21:21撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
3
12/1 21:21
夕食を済ませ、日記を書き終えてから夜空の撮影。
素晴らしい星空が広がってくれた。
外気温は-8.4℃
冬の稜線にしては風が弱いので、そこまで酷い寒さではない。
2015年12月01日 21:30撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 21:30
外気温は-8.4℃
冬の稜線にしては風が弱いので、そこまで酷い寒さではない。
2015年12月01日 21:32撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 21:32
松本の街は明るいな〜
2015年12月01日 21:34撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 21:34
松本の街は明るいな〜
30分解放したが、途中で月が上がって来てしまい、昼のような写真になってしまった(笑)
2015年12月01日 22:35撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/1 22:35
30分解放したが、途中で月が上がって来てしまい、昼のような写真になってしまった(笑)
【3日目】12月2日(水)
4:01 起床
昨日思いっきり寝坊してしまったので、今日は時計を耳元に置き、万全の状態で寝たので、時間通り目を覚ますことが出来た。
昨夜は雲海が広がっていたが、朝になると雲海が無くなり、街の夜景が広がっていた。
2015年12月02日 04:17撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
4
12/2 4:17
【3日目】12月2日(水)
4:01 起床
昨日思いっきり寝坊してしまったので、今日は時計を耳元に置き、万全の状態で寝たので、時間通り目を覚ますことが出来た。
昨夜は雲海が広がっていたが、朝になると雲海が無くなり、街の夜景が広がっていた。
2015年12月02日 04:19撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/2 4:19
2015年12月02日 05:47撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/2 5:47
今日も八ヶ岳、富士山、南アルプスがバッチリ見えている。
2015年12月02日 05:48撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
12/2 5:48
今日も八ヶ岳、富士山、南アルプスがバッチリ見えている。
2015年12月02日 06:11撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/2 6:11
富士山と南アルプス。
手前下に有明山。
2015年12月02日 06:12撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/2 6:12
富士山と南アルプス。
手前下に有明山。
2015年12月02日 06:13撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/2 6:13
明日から天気が崩れる予報になっている。
予備日は設定しているものの、当初の予定通り今日のうちに下山してしまいたい。
行くか戻るか迷ったが、ケンズリ、東沢岳を越え、東沢乗越から中房温泉に下る方向で進む事にした。
ただ、雪の状態で大きくタイムロスしそうな場合には、下山の時間を計算して撤退する事も頭に入れて出発する事にした。
2015年12月02日 06:18撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
12/2 6:18
明日から天気が崩れる予報になっている。
予備日は設定しているものの、当初の予定通り今日のうちに下山してしまいたい。
行くか戻るか迷ったが、ケンズリ、東沢岳を越え、東沢乗越から中房温泉に下る方向で進む事にした。
ただ、雪の状態で大きくタイムロスしそうな場合には、下山の時間を計算して撤退する事も頭に入れて出発する事にした。
もうすぐ日の出だが、少しでも進みたいので出発する事にした。
6:23 餓鬼岳小屋出発
西風が出てきた。
2015年12月02日 06:14撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/2 6:14
もうすぐ日の出だが、少しでも進みたいので出発する事にした。
6:23 餓鬼岳小屋出発
西風が出てきた。
小屋を出発してすぐの鞍部でいきなり深い雪に捕まる。
このような場所が多くあったら、今日中の下山はとても無理だ。
2015年12月02日 06:21撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/2 6:21
小屋を出発してすぐの鞍部でいきなり深い雪に捕まる。
このような場所が多くあったら、今日中の下山はとても無理だ。
6:38 御来光

2015年12月02日 06:38撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/2 6:38
6:38 御来光

雪が太陽に照らされ、美しいオレンジ色の世界が広がってゆく。
2015年12月02日 06:39撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/2 6:39
雪が太陽に照らされ、美しいオレンジ色の世界が広がってゆく。
ケンズリ
2015年12月02日 06:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/2 6:41
ケンズリ
三ツ岳
2015年12月02日 06:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/2 6:41
三ツ岳
2015年12月02日 06:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/2 6:41
2015年12月02日 06:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/2 6:41
ケンズリが近付いてきた。
この辺りから写真右下の方へ標高を下げ、トラバースして行く。
2015年12月02日 06:44撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/2 6:44
ケンズリが近付いてきた。
この辺りから写真右下の方へ標高を下げ、トラバースして行く。
樹林帯に入ると深い雪がまっていた。
トラバースが終わりケンズリ山頂に向かって急な登り返しが始まるが、この登り返しの雪が本当に深かった。
斜度があるので次の一歩が胸から首の高さにある。
ピッケルとグローブで雪を崩し、一歩を出してはまた雪を崩す・・・
2015年12月02日 07:15撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/2 7:15
樹林帯に入ると深い雪がまっていた。
トラバースが終わりケンズリ山頂に向かって急な登り返しが始まるが、この登り返しの雪が本当に深かった。
斜度があるので次の一歩が胸から首の高さにある。
ピッケルとグローブで雪を崩し、一歩を出してはまた雪を崩す・・・
時間に余裕が有ればザックを置いてルートを切り開いたが、時間的にも厳しいので、強引に突き進んだ。
この急登を越えるのにかなりのタイムロスをしてしまった。
撤退するリミットの時間が迫ってきた。
2015年12月02日 08:09撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/2 8:09
時間に余裕が有ればザックを置いてルートを切り開いたが、時間的にも厳しいので、強引に突き進んだ。
この急登を越えるのにかなりのタイムロスをしてしまった。
撤退するリミットの時間が迫ってきた。
なんとか樹林帯を抜け、再び稜線に出てきた。
いつの間にか西風がかなり強くなっている。
2015年12月02日 07:51撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
12/2 7:51
なんとか樹林帯を抜け、再び稜線に出てきた。
いつの間にか西風がかなり強くなっている。
この辺りはハシゴ場の連続。
もう戻らなくてはいけない時間になってしまったが、せめてケンズリの向こう側の状況を見届けてから・・・
と思い、もう少し進んでみる。
2015年12月02日 07:54撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/2 7:54
この辺りはハシゴ場の連続。
もう戻らなくてはいけない時間になってしまったが、せめてケンズリの向こう側の状況を見届けてから・・・
と思い、もう少し進んでみる。
2015年12月02日 07:54撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/2 7:54
岩の向こうに顔を出すと・・・
ケンズリの山頂がすぐそこに見えた。
が、あそこまで行って戻って来るとなると、日没時間を過ぎてしまう可能性がある。
ここまでか・・・。
2015年12月02日 07:55撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/2 7:55
岩の向こうに顔を出すと・・・
ケンズリの山頂がすぐそこに見えた。
が、あそこまで行って戻って来るとなると、日没時間を過ぎてしまう可能性がある。
ここまでか・・・。
現在地を確認し、撤退する事を決める。
結局今回も途中で撤退と言う事になるが、去年よりも厳しい状況の中、ここまで来れたのだから悔いは無し!
最後の沢ルートに不安があるものの、来た道を戻る事に決めた。
2015年12月02日 07:57撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/2 7:57
現在地を確認し、撤退する事を決める。
結局今回も途中で撤退と言う事になるが、去年よりも厳しい状況の中、ここまで来れたのだから悔いは無し!
最後の沢ルートに不安があるものの、来た道を戻る事に決めた。
この場所からは唐沢岳と、その背後の立山連峰が綺麗に見えた。
2015年12月02日 08:01撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/2 8:01
この場所からは唐沢岳と、その背後の立山連峰が綺麗に見えた。
鷲羽岳・双六岳
2015年12月02日 08:02撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/2 8:02
鷲羽岳・双六岳
餓鬼岳
それにしても西風がかなり強くなってきた。
2015年12月02日 08:02撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/2 8:02
餓鬼岳
それにしても西風がかなり強くなってきた。
来た道を戻り、餓鬼岳小屋の近くまで来てケンズリを振り返る。
一度歩いた道はすぐに戻って来れた。
2015年12月02日 08:28撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/2 8:28
来た道を戻り、餓鬼岳小屋の近くまで来てケンズリを振り返る。
一度歩いた道はすぐに戻って来れた。
9:02 餓鬼岳小屋
2015年12月02日 09:02撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/2 9:02
9:02 餓鬼岳小屋
9:12 餓鬼岳
2015年12月02日 09:12撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/2 9:12
9:12 餓鬼岳
今日も本当に景色が良い!
2015年12月02日 09:13撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/2 9:13
今日も本当に景色が良い!
立山方面
2015年12月02日 09:13撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/2 9:13
立山方面
鹿島槍ヶ岳
手前が爺ヶ岳
2015年12月02日 09:18撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/2 9:18
鹿島槍ヶ岳
手前が爺ヶ岳
下るルート。
向こうの街が大町。
2015年12月02日 09:14撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/2 9:14
下るルート。
向こうの街が大町。
昨日登ってきたトレースが綺麗に残っている。
2015年12月02日 09:14撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/2 9:14
昨日登ってきたトレースが綺麗に残っている。
さて、下りますか。
さようなら、槍さん(^^)/
2015年12月02日 09:22撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/2 9:22
さて、下りますか。
さようなら、槍さん(^^)/
灌木帯は登り同様、とても歩き難かった。
スノーシューは下りに弱い・・・
2015年12月02日 09:33撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/2 9:33
灌木帯は登り同様、とても歩き難かった。
スノーシューは下りに弱い・・・
この辺りまで来ると快適な稜線歩きになる。
2015年12月02日 09:33撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/2 9:33
この辺りまで来ると快適な稜線歩きになる。
気持ちのいい稜線の一本線。
やっぱ冬はこれだよな〜。
誰かが歩いたトレースを歩くなんて退屈(笑)
2015年12月02日 09:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
12/2 9:41
気持ちのいい稜線の一本線。
やっぱ冬はこれだよな〜。
誰かが歩いたトレースを歩くなんて退屈(笑)
下には百曲りの頭が見える。
2015年12月02日 09:42撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/2 9:42
下には百曲りの頭が見える。
その百曲りの頭まで下って来た。
展望はここまで。
樹林帯に入ります。
2015年12月02日 10:00撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/2 10:00
その百曲りの頭まで下って来た。
展望はここまで。
樹林帯に入ります。
一昨日ビバークした場所まで戻ってきた。
2015年12月02日 11:15撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/2 11:15
一昨日ビバークした場所まで戻ってきた。
大凪山を越え、どんどん標高を下げる。
2015年12月02日 13:07撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/2 13:07
大凪山を越え、どんどん標高を下げる。
13:51 最終水場に到着
日没まではまだ余裕があるが、ここからの沢ルートがとっても危険。
かなり疲労して来ているが、気持ちを引き締めて油断しないように。
2015年12月02日 13:51撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/2 13:51
13:51 最終水場に到着
日没まではまだ余裕があるが、ここからの沢ルートがとっても危険。
かなり疲労して来ているが、気持ちを引き締めて油断しないように。
昼間に気温が上がった為、岩に付いていた氷はいくらか溶けていた。
それでも雪はまだまだ残っていて足元がどんな状況なのか分からないので気を付けながら進む。
2015年12月02日 14:30撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/2 14:30
昼間に気温が上がった為、岩に付いていた氷はいくらか溶けていた。
それでも雪はまだまだ残っていて足元がどんな状況なのか分からないので気を付けながら進む。
それにしても長いルートだ・・・(^^;)
2015年12月02日 14:53撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/2 14:53
それにしても長いルートだ・・・(^^;)
沢沿いの危険地帯を抜け、やっと平坦な道になった。
ここまで来れば安心できる。
林道終点はもうすぐだ。
2015年12月02日 15:57撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/2 15:57
沢沿いの危険地帯を抜け、やっと平坦な道になった。
ここまで来れば安心できる。
林道終点はもうすぐだ。
林道終点に到着。
入山時は雪がしっかり有ったが、溶けて地面が綺麗に出ている。
2015年12月02日 16:01撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/2 16:01
林道終点に到着。
入山時は雪がしっかり有ったが、溶けて地面が綺麗に出ている。
16:07 白沢登山口着
それにしても疲れた・・・
2015年12月02日 16:07撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
12/2 16:07
16:07 白沢登山口着
それにしても疲れた・・・
今年も燕岳までは行けなかったが、去年を上回る積雪に苦しみながらもケンズリ手前まで進む事が出来たので、敗北感はあまりない。
来年は雪の無い時に来たいかな・・・(笑)
2015年12月02日 16:11撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
12/2 16:11
今年も燕岳までは行けなかったが、去年を上回る積雪に苦しみながらもケンズリ手前まで進む事が出来たので、敗北感はあまりない。
来年は雪の無い時に来たいかな・・・(笑)
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え ザック ザックカバー アイゼン ピッケル ストック スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ ゆっきー(LED)

感想

餓鬼岳登山は去年の同じ時期にも行っており、その際は予想以上の積雪により、餓鬼岳山頂だけ取って敗退となった。
今年こそはと思い再度計画したのだが、去年を大幅に上回る積雪が有り、更に苦しい登山を強いられてしまった。

去年はワカンを携行したが、降ったばかりの雪にワカンはあまりにも無力で、今年はスノーシューを携行した。
このスノーシューのおかげで無事餓鬼岳には登頂できたが、当初の計画の燕岳までの縦走は叶わず、ケンズリのすこし手前で撤退を決意。
登ってきたルートを戻り、白沢登山口に下山する事になった。

2年連続で敗退したらさぞかし悔しいだろうと思っていたが、去年とは比べ物にならない程の積雪の中をケンズリまで進めたこと。
スノーシュー起用が大当たりだったこと。
ルートファインディングも適切だったこと。
撤退のタイミングも適切だった事など、特に問題となる場面はなく、なかなか良い雪山登山を楽した為、満足のいく山行になった。

唯一挙げるとすれば、目覚まし時計の音が聞こえず、明るくなるまで寝てしまった事かな。

3日間ともとても天気がよく、素晴らしい雪景色、素晴らしい星空を眺められた事も大きかったと思う。

今回も唐沢岳には登れず、ケンズリから燕岳までの稜線も歩くことが出来なかった。
本当は三度目の正直で、またチャレンジしたいところだけれど、この季節にこのルートはかなり無理があるのかも知れない。
次回は残雪期か、小屋閉めが終わって間もない季節に来たいと思う。

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