富士山 先月と同じく吉田馬返しから往復

2015年12月06日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 22.9km
• 登り: 2,369m
• 下り: 2,364m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:04
• 休憩: 1:22
• 合計: 13:26

3:47 馬返し
4:00 吉田口一合
4:24 吉田口二合
4:40 吉田口三合
4:57 吉田口四合大黒天
5:06 吉田口四合五勺御座石浅間神社
5:31 吉田口五合
5:35 5:54 佐藤小屋
6:17 吉田口六合目・富士山安全指導センター
6:57 7:12 花小屋
8:12 吉田口七合目
8:55 吉田口八合
9:05 須走口・吉田口登山道 本八合目
9:41 9:44 須走口・吉田口登山道 八合五勺
9:57 10:04 須走口・吉田口登山道 九合目
10:52 久須志神社
11:10 伊豆岳
11:15 朝日岳
11:20 富士山頂上浅間大社奥宮
11:21 駒ヶ岳
11:22 御殿場口頂上
11:23 富士宮口頂上
11:24 駒ヶ岳
11:31 11:46 富士山
12:24 久須志神社
13:01 須走口・吉田口登山道 九合目
13:10 13:33 須走口・吉田口登山道 八合五勺
13:33 須走口・吉田口登山道 本八合目
15:24 吉田口六合目・富士山安全指導センター
15:42 佐藤小屋
15:44 吉田口五合
16:06 吉田口四合五勺御座石浅間神社
16:13 吉田口四合大黒天
16:28 吉田口三合
16:43 吉田口二合
17:03 吉田口一合
17:13 ゴール地点

各ポイント到達、滞在時間等はおおよそです。休憩時間は主要ポイント以外でも随時入れてます。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

吉田馬返し駐車場に駐車しました

コース状況／危険箇所等

自分が行ったときは3合目付近に倒木が横たわっているのをのぞけば、樹林帯部分についてはおおむね異常なしです。それ以降は事前の経路上での然るべきサポートアクセシビリティ確保の可不可の確認、入念な下調べ、十二分な冬山装備および手続要です。

写真

12/6 3:47

日付が変わる時間帯ごろに乗り込んで、3時間程車内で仮眠してました。五合目小屋利用者の本週末の多さを当込んで、正午あたりの目標をメドに日帰り挑みます。ま、セルフエイドですけどネ

12/6 3:52

本日も気を引き締めて鳥居の下をくぐります

12/6 4:00

ほどなく1合目到着です

12/6 4:24

2合目ですネ

12/6 4:40

3合目です。後ろには北麓の街の明かりがみえます

12/6 4:57

4合目大黒天の道標です

12/6 5:06

4.5合目です

12/6 5:18

ここには比較的若木の倒木がありましたね。こういうの把握してた方が日没後通行になったとき、ルートロストしたんじゃないか？なんてあせらなくて済むんですよネ

12/6 5:19

5合目中宮の道標です

12/6 5:23

5合目たばこ屋跡みたいです

12/6 5:25

5合目不動小屋跡のようです

12/6 5:29

林道に出たところです

12/6 5:35

再び短いトレイルを経て佐藤小屋さんテント場横を通ります。十数張はあった風にみえました、少なくとも

12/6 5:35

佐藤小屋さんです。登頂準備の登山者達でとても活気があります。ザックの固定装備のピッケルを手持ち装備に変え、ゼリードリンクを一つ飲みフェイスマスクつけてメットかぶり再出発です

12/6 6:17

このときあたりの体感気温が、雰囲気的なものも含めてこの日いちばん刺すように冷たかったかもしれないように思います。鏡の様な山中湖と相模湾がみえます

12/6 6:17

ちょっとボケてますが吉田大沢をみあげます

12/6 6:17

5.5合目の道標にたどり着きました

12/6 6:37

三浦半島は城ヶ島の真上あたりから本日の太陽が顔を出します

12/6 6:38

澄み切った朝の空気に御坂山地、奥秩父、八ヶ岳がくっきりと浮かびます

12/6 6:38

八ヶ岳をアップで。権現山あたりを天女山経由で、という案もちょっとよぎってましたが、今回の心の声はやはり富士だったようです。権現山は次の機会に

12/6 6:38

魚の歯のように真っ白な北アルプスの山並みがみえ始めてきます

12/6 6:57

ここで小休止します。ここまでの道のりはまだ山肌の露出が圧倒的でした。でももうここまでだろうとふんでザックから12本アイゼンを取り出し、靴に取り付けます

12/6 7:12

できました。出発します

12/6 7:33

今日の空の色はこんな色。鳥居の朱が冴えます

12/6 7:48

岩場で着々と高度を稼ぎます。先月前回は平日だったけど今回は週末なので、より多くの登山者と目標を共有できて幸福です

12/6 8:10

北アの山並みがさらに一層白いです

12/6 8:12

さらに一つ、閉館中の山小屋間の標高差をクリアします

12/6 8:16

吹き溜まりの雪もまだそれほどではない感じですね

12/6 8:23

閉館中で名前がわかりにくくなってる山小屋さんが多いので説明が何とも、、

12/6 8:29

それでも着々と上昇は掛けていきます

12/6 8:56

閉まってる白雲荘さんまできました

12/6 9:05

元祖八合目のところだったかナ？

12/6 9:10

いつの間にか視界に入ってくる雪も足元の雪も増えてますネ

12/6 9:32

すっかり雪山チックに

12/6 9:32

入り組んだ場所のトレースは深めの足跡が付くようになります

12/6 9:37

吹き溜まりの上を伝っていきます

12/6 9:41

これより浅間大社境内です

12/6 9:57

そう、ハイドレーションが凍って出てこなくなって、ザックを下ろしてもう一つ用意していたプラティパスから水分を摂るために休憩したんですよネ。いつまで夏山気分なんだか呆れますよネ

12/6 10:04

最終アタック開始ですネ。だいたい吉田須走口はここらへんが気合いの入れ直しポイントで定着してますネ自分の場合は

12/6 10:13

イイです。たまりませんワ

12/6 10:32

もはや体重にまかせて雪面を深くストロークしてグリップを確保する雪質ではないようです。それでもほぼ普通の足運びでアイゼンの歯は雪面を食いついてくれました

12/6 10:40

先行者は一人や二人ではないのですがそれでも刻まれるトレースはちょっと浅い目な印象です

12/6 10:50

すぐそこまできてます

12/6 10:52

とりあえず頂上着きました。鈍足で歩いて息を整えつつ剣ヶ峰に向かいます。お鉢の小ピークの間にくる度風はそこそこに受けた印象です

12/6 11:31

久須志神社の前から40分歩いて、剣ヶ峰到着しました

12/6 11:38

雪面にスマホさしてセルフィー試みます。おっと、一回目は失敗

12/6 11:39

二回目はまあいつもやってる風に撮れました

12/6 11:43

風はまあ冷たいと言えば冷たい、でも記録される上での気温はそれほどでもないようです

12/6 11:46

剣ヶ峰から八ヶ岳、奥秩父方面です。奥秩父のさらに奥、雪かぶってる感じの山はひょっとして浅間山？

12/6 11:47

さてそろそろ剣ヶ峰を後にします。大内院の様子はこんな感じです

12/6 11:48

駿河湾くっきりです

12/6 11:48

伊豆半島です。よくくびれてます

12/6 11:52

馬ノ背を降下します

12/6 11:56

風がうみだした造形

12/6 12:00

御殿場頂上の様子です

12/6 12:04

5合目での順応をオミットしてるせいか息も切れる場合があります。足場が傾いて悪いところは息が整うのを待ってから通るようにします。風も前ぶれなく吹いたりしますので

12/6 12:07

本日の宝永山です

12/6 12:16

御殿場の街と箱根外輪山、その向こうに小田原の平野がみえています

12/6 12:24

再び吉田須走頂上口まで帰ってきました

12/6 12:25

河口湖、山中湖、杓子、石割、御正体山など

12/6 12:27

富士山では斜めに立つのが流行ってる？いやコレこれだけの傾斜なんですネ。トレースも薄くしか刻まれなくて遠近感に乏しいですが、、

12/6 12:47

南中過ぎて雰囲気も凍てつき気味に

12/6 12:49

小銭がグリグリ入れてある鳥居を過ぎます

12/6 13:01

9合まで下りてきて、、

12/6 13:10

本八合まで戻ってきました

12/6 13:13

ここで持参したパンを食べたり20分ほど昼食タイムにします。コーヒー飲みたくて湯沸かそうとしますが持ってきたカートリッジが平地用でうまくいかず断念。オッチョコチョイでした

12/6 13:50

再び白雲荘さん前です

12/6 14:13

ここでアイゼン、ピッケルをザックに収納、固定しトレッキングポールの使用へと変えます

12/6 14:32

再び北西方面をみます

12/6 14:52

順調に下ってきて、、

12/6 14:57

再び閉まっている花小屋さん前です

12/6 15:24

5.5合目まで帰ってきました

12/6 15:34

最後に吉田大沢をみあげます。またくるゼ

12/6 15:40

6合目を経て、、

12/6 15:42

佐藤小屋さんまで帰ってきました。あとひとふんばりです

12/6 15:44

すぐ下の林道を短く通って再びトレイルへ入ります

12/6 15:51

不動小屋

12/6 16:06

御座石

12/6 16:13

大黒天で

12/6 16:28

3合目

12/6 16:29

倒木を軽く避けて、、

12/6 16:43

2合目

12/6 17:03

1合目で

12/6 17:10

鳥居まで帰ってきました

12/6 17:13

本日も無事帰還できてありがとう富士山！よい景色をみせてもらいながらよい鍛錬になりました！

感想

deepsouth

先月に引き続き、積雪歩行での足腰の鍛錬をかねて富士山へ行ってきました。
今回の週末は八ヶ岳の権現山を天女山経由で行くのもよいかな、とも思っていたのですが、だんだん富士の計画を推し進めていきたい気持ちに変わっていった次第です。権現山はまた今度で。ま、かたいコト言っても景色と富士山そのものを堪能してきたんですけどネ。山行様態は先月行ったのとおおむね同じ様な感じです。

雪の量は先月と比べてもそれほど劇的に増えたといった感じではなかった印象ですが、風等にさらされて凹凸がなくなっているだけで、本当はそれなりに増えている、といった見方もできるかもしれません。携行していった滑り止め等のツールはよく機能してくれたと思います。ただ気になったのは9合目より上あたりでは体重をのせてへこんでくれる雪のストロークが意外と浅く思えたことかな。南中を過ぎて富士山の東半分の気温が上がらなくなると、午前中食いついていたアイゼンも午後あたりから雪面が硬化して食いが悪くなったりしないのかなあと少し思いました。蒼氷化とまでは行かないまでもどうなのかな？折にふれて勉強しとこうかと思います。そういった気付きも含めて今回も実の多い山行ができてよかったと思います。

そろそろ今年も終わりですね。年内はあと何回山に行けるかナ？以上でした。