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Yamareco

記録ID: 785851
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂高岳

2015年12月27日(日) ~ 2015年12月28日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
7.4km
登り
762m
下り
762m

コースタイム

1日目(12/27)
ロープウェー西穂高口 13:45 - 14:55 西穂山荘

2日目(12/28)
西穂山荘 7:10 - 9:30 西穂山頂 - 11:25 西穂山荘 13:15 -14:00 ロープウェー西穂高口
天候 両日とも、午前中は晴れ、午後はガスる。
過去天気図(気象庁) 2015年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・年末年始は松本〜新穂高の直通バスがある。
コース状況/
危険箇所等
ロープウェー駅〜西穂山荘
・トレースは明確。
・ツボ足+ストックだったが、下りはアイゼンあったほうが良いと思いました。

西穂山荘〜西穂高岳山頂
・早朝は-12℃+強風で、左頬と左手が凍える。
・アイゼン+ピッケル。

上高地に下山予定だったが、西穂山荘〜上高地は全くトレースが無く、諦める。
その他周辺情報 新穂高の中崎温泉がお休みだったので、平湯温泉の「ひらゆの森」に初めて行ったが、とても良い。これから平湯温泉でバス乗換の場合は、バスを1本見送ってでもここに寄りたい。http://www.hirayunomori.co.jp/spa_day.html
・バスターミナルから徒歩2分の立地
・通年営業、午後9時までの営業時間 (バスターミナル内の浴場が5時までだったので助かった!)
・500円で立派な露天風呂(焼岳の展望!)
・スーパー銭湯風で、付随施設が豊富

岐阜県の条例で、北アルプスの県域は登山届の提出が義務付けられています。
http://www.pref.gifu.lg.jp/kurashi/bosai/sangaku/11115/jourei.html
「新穂高ロープウェー」バス停でバスを降りましたが、ロープウェー駅の新穂高駅(一番下の駅)と中間駅には届出ポストがありません。新穂高の登山センターまで提出に行くと、若干戻る形になり面倒ですが、幸い西穂高駅(一番上の駅)にも届出ポストがありました。
ロープウェー西穂高口。新穂高の登山センターだけでなく、ここにも登(下)山届の用紙とポストがあります。
2015年12月27日 13:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/27 13:48
ロープウェー西穂高口。新穂高の登山センターだけでなく、ここにも登(下)山届の用紙とポストがあります。
ロープウェー駅〜西穂山荘。トレースが明瞭。竹+赤テープの目印が明瞭。
2015年12月27日 13:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/27 13:54
ロープウェー駅〜西穂山荘。トレースが明瞭。竹+赤テープの目印が明瞭。
テント場造成。土間は奥に作る。新雪なので堀やすいが、ブロックが作りづらい。
2015年12月27日 15:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/27 15:23
テント場造成。土間は奥に作る。新雪なので堀やすいが、ブロックが作りづらい。
テント。明け方は-12℃ぐらいまで下がった。寒い。
2015年12月27日 16:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/27 16:20
テント。明け方は-12℃ぐらいまで下がった。寒い。
山荘の入口。脅威のエキスパートオブジャパンのワカンの率。
2015年12月27日 18:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/27 18:32
山荘の入口。脅威のエキスパートオブジャパンのワカンの率。
朝焼けのテント場。
2015年12月28日 06:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 6:49
朝焼けのテント場。
山頂に向けて。朝は寒い。風が強い。寒い。
2015年12月28日 07:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 7:19
山頂に向けて。朝は寒い。風が強い。寒い。
右が独標、左の白いのがピラミッドピーク。
2015年12月28日 07:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 7:37
右が独標、左の白いのがピラミッドピーク。
独標。
2015年12月28日 07:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 7:47
独標。
独標直下。独標までで傾斜が急なのはここだけ。
2015年12月28日 07:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 7:49
独標直下。独標までで傾斜が急なのはここだけ。
独標。笠ヶ岳方面は終始ガスっていた。
2015年12月28日 07:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 7:54
独標。笠ヶ岳方面は終始ガスっていた。
独標から。左から、ピラミッドピーク、西穂山頂、奥穂。
2015年12月28日 07:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 7:54
独標から。左から、ピラミッドピーク、西穂山頂、奥穂。
独標からの下り。ここから難易度があがる。
2015年12月28日 07:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 7:55
独標からの下り。ここから難易度があがる。
独標以降は、小ピークの登降を繰り返す。
2015年12月28日 08:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 8:12
独標以降は、小ピークの登降を繰り返す。
奥が独標。
2015年12月28日 08:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 8:15
奥が独標。
ピラミッドピークの頂。山頂を目指す。
2015年12月28日 08:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 8:25
ピラミッドピークの頂。山頂を目指す。
残すは山頂のみ。
2015年12月28日 09:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 9:20
残すは山頂のみ。
山頂直下。急登。
2015年12月28日 09:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 9:22
山頂直下。急登。
西穂山頂。トップを歩いてくれた方が山頂を譲ってくれる。
2015年12月28日 09:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 9:31
西穂山頂。トップを歩いてくれた方が山頂を譲ってくれる。
西穂山頂。急に風が止む。
2015年12月28日 09:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 9:32
西穂山頂。急に風が止む。
西穂山頂から、北穂・奥穂・前穂。素晴らしい眺め。
2015年12月28日 09:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 9:32
西穂山頂から、北穂・奥穂・前穂。素晴らしい眺め。
奥穂から槍までの稜線。穂先がちょろっとだけ見える。
2015年12月28日 09:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 9:32
奥穂から槍までの稜線。穂先がちょろっとだけ見える。
登ってきた稜線。
2015年12月28日 09:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 9:33
登ってきた稜線。
登ってきた稜線の奥に、焼岳と乗鞍。
2015年12月28日 09:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 9:39
登ってきた稜線の奥に、焼岳と乗鞍。
以後、下山中の写真。
2015年12月28日 10:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 10:06
以後、下山中の写真。
ギザギザ。手前側(上高地)側に少し雪庇ができている。
2015年12月28日 10:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 10:11
ギザギザ。手前側(上高地)側に少し雪庇ができている。
一番鋭角な峰。
2015年12月28日 10:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 10:17
一番鋭角な峰。
ここの下りは高度感があり、足がすくんだ。
2015年12月28日 10:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 10:24
ここの下りは高度感があり、足がすくんだ。
ピラミッドピークからの西穂山頂。
2015年12月28日 10:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 10:26
ピラミッドピークからの西穂山頂。
ピラミッドピークからの西穂山頂。
2015年12月28日 10:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 10:26
ピラミッドピークからの西穂山頂。
上高地側に雪庇ができている。
2015年12月28日 10:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 10:37
上高地側に雪庇ができている。
独標の北側。
2015年12月28日 10:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 10:39
独標の北側。
独標以降はなだらか。
2015年12月28日 11:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 11:04
独標以降はなだらか。
独標以降はなだらか。
2015年12月28日 11:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 11:13
独標以降はなだらか。
だだっぴろい稜線。ホワイトアウト時に大変そう。
2015年12月28日 11:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 11:13
だだっぴろい稜線。ホワイトアウト時に大変そう。
西穂山荘を上から。ガスり始めてきた。
2015年12月28日 11:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 11:23
西穂山荘を上から。ガスり始めてきた。
ロープウェーの展望台から西穂〜山荘の稜線。
2015年12月28日 14:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 14:05
ロープウェーの展望台から西穂〜山荘の稜線。
ロープウェーの展望台から錫杖岳〜笠ヶ岳〜抜戸岳。
2015年12月28日 14:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 14:10
ロープウェーの展望台から錫杖岳〜笠ヶ岳〜抜戸岳。
ロープウェーの展望台から西穂のギザギザ稜線。
2015年12月28日 14:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 14:08
ロープウェーの展望台から西穂のギザギザ稜線。
新穂高の中崎温泉がまさかのピンポイントで休業日!ここでの入浴を楽しみにしていたのに…。
2015年12月28日 15:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 15:07
新穂高の中崎温泉がまさかのピンポイントで休業日!ここでの入浴を楽しみにしていたのに…。
そのため平湯温泉の「ひらゆの森」に初めて行ったが、ここはいい!
2015年12月28日 16:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/28 16:31
そのため平湯温泉の「ひらゆの森」に初めて行ったが、ここはいい!
撮影機器:

感想

【1日目】
初日は1時間弱歩くだけで、テント泊の寒さだけが課題。
残雪期をイメージして5年ぐらいまえに買い揃えた、
「最低使用温度」が−6℃のシュラフ(イスカの「ポカラ」)と、
 http://www.isuka.co.jp/products/lineup/product.php?seq=25
R値3.4のエアマット(サーマレストの「プロライトプラス」)は、
 https://www.e-mot.co.jp/therm-a-rest/product.asp?id=162
−10℃以下を覚悟する必要があるこの時期には心もとなくもあり、
新調も検討していたが、とりあえず今回は試験的に次のような暫定対応。

・マットの下に、ザック(75L)とアタックザック(25L)を敷く。
 経験的には底冷え対策が一番重要だと思いますが、これで十分だった。
 ただし、寝心地は若干悪くなる。
・寝ているうちに足がテントの壁面にあたり、結露+冷気で足がかなり冷えるので、
 安い銀マットを80cm程度にカットしたもので足元をくるむ。これも有効だった。
 銀マットはアタックザックの背面マットも兼用するので、余分な重さにならない。
・ナルゲンボトルに80℃ぐらいにあたためた水を入れて、湯たんぽ代わりに
 シュラフの中に入れる。厚着したのと合わせて、寒さはほとんど感じない。
 朝、凍ってない水も確保できるのもありがたい。
※シュラフ・シュラフカバーから顔を出すと寒いので、シュラフカバーだけ
 顔の前にふんわり被せる形にしていたが、そこが呼気で凍りつき不快だった。
 寝返りをうっても、口元だけ外に出し続けるにはどうしたらいいのだろうか。

以上で特に問題なかったので、しばらくは耐寒装備はこのままでよさそう。
新調するとお金がかかるのも嫌ですが、グレードがあがると重量も増になるので、
よしあしです。軽い今の装備でしのげるなら、それが一番です。

【2日目】
西穂山頂の往復は、どんなに時間がかかっても6時間と踏んでいたので、
あまり朝早くスタートする必要もなく、日の出後の7時過ぎにスタート。
明け方の寒さは馬鹿にならないので、太陽光が出て体感温度が上がるのを待つ。

前にたくさん人が歩いているな〜と思っていたが、体力に任せて
グイグイ登っていたら、独標あたりでいつのまにか先頭に出てしまった。
しかし、独標以後は自分にとっては難易度が高く、ラインのとり方にいちいち
迷う状況になり、ベテランっぽい方にトップに立ってもらう。
正直、この人が前を歩いてくれなければ、山頂まで安全に行けたか分からない。
山頂でパンと干し柿もご馳走になる。お世話になった。

当初は、2日目も西穂山荘でテント泊、3日目は上高地に下山し、人
気のない上高地を散策した後、中の湯まで徒歩で下山予定だった。
しかし、年末なので西穂〜上高地にトレースがばっちりあるかと思っていたが、
全く無い。ワカンやスノーシューも持ってきておらず、上高地下山は諦めた。

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