大倉〜塔ノ岳〜鍋割山北尾根〜鍋割山〜大倉
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- GPS
- 07:36
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,841m
- 下り
- 1,830m
コースタイム
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 7:34
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・金冷しから塔ノ岳の中間ぐらいから雪が残っていました、アイゼンは不要でした ・塔ノ岳から尊仏ノ土平までの西尾根は標高1200mぐらいまでは雪が残っていて、階段では雪が固まっていて若干注意が必要でした ・鍋割山北尾根は東丹沢登山詳細図にしか載っていないルートで、初心者の方にはオススメしません。目印はたくさんあるので迷うことはありませんが、急登が続きます。もしここを歩かれるのであれば、鍋割山から下るほうで使ったほうがいいと思います。 ・鍋割山から二俣までは泥が融けてぬかっている個所がありました |
写真
感想
2015年の登り納め。
一昨日に箱根を登ったり走ったり歩いたりしてきたので、
その疲れが出るだろうからって理由で、場所を何度も変えたのだけど、
よくよく考えたら今年は大倉尾根を「2回」しか登っていない。
下りでばかり使っていたので、今年の締めとして登っておくかと決めた。
じゃあそこからどうしよう?と考えて、
塔ノ岳から一旦下りて、ユーシン〜雨山峠〜鍋割山、
もしくは鍋割山北尾根を登るというのを考えた。
大倉スタートから、良いペースで登っていく。
今回もできるだけ心臓に負荷をかけるように速足で進む。
見晴茶屋を過ぎて最初の急登はまだ良かったが、
駒込茶屋の手前の階段でペースが落ちる。
上半身は前へ行きたがるけど、足がついてこない。
やはり一昨日の疲れが残っていたのだろうか。
しかし休憩は堀山の家で10分ほどとっただけで、あとは塔ノ岳までノンストップ。
来年の目標にしようとしていた2時間半を切ってしまった。
塔ノ岳でコーヒーを飲み、ユーシン方面へ下りる。
途中で「ガサガサ」と何かが動く音が聴こえて、近くに何かいると思い、
声を出してみたところ、大きく曲がった先に塔ノ岳へ向かう2人の若者。
なんとも恥ずかしいw
彼らと少し会話して、玄倉から塔ノ岳を経由してヤビツまたは三ノ塔から大倉と
いうルートだという。
その後も単独の方5名とすれ違った。
この道でこんなにすれ違うなんて初めてだった。
尊仏ノ土平から林道を歩く。
その時にはユーシンへ行こうか、鍋割山北尾根にするか悩んでいた。
熊木沢ダムのエメラルドグリーンも見たいし、雨山峠にも行きたい。
しかし、心のどこかで「もういいや、帰りたい」というのがあって、
北尾根を選ぶことにした。
北尾根は取り付き場所からピンクリボンがぶら下がっていて、
進んだ先にもすぐに目印として目立つところにあって多分迷うことはない。
しかし何度も急登を登っていく。
以前逆から下りてきたことはあったが、こんなだったっけなんて思った。
足が動かなくてここでは何度も止まって休んだ。
オガラ沢ノ頭までがとにかく登るし、遠く感じた。
しかし左手側を見ると鍋割山がそそり立っている。
まだ最後の難関があるという事だった。
時間がかかったがどうにか鍋割山に到着。
ここで食事をとって休憩をする。
とても寒く手がかじかむ、そりゃそうだ、12月29日だ。
なんでこんな時期に北尾根なんて選んでるんだろうね。
さて、下山。
後沢乗越まで来て、実は計画にはここから栗ノ木洞と櫟山を経由して大倉へというのがあった。
しかしもう十分と思ったのでそのまま二俣へ進んだ。
西山林道では、走れるところでは走って、早歩きと普通の歩きも交えながら、
とにかくこの長い林道歩きを終わらせたいと思いながら進んだ。
大倉には15時前に到着し、2015年の山行が終わった。
今年は山行回数が少なく、特に夏からは月1ペースってのが多かった。
なんとなく「何しに行くのか」っていう自問があって、モチベーションが下がった時期もあった。
そこへ「走る」という要素を加えたことで、今後どういう山行をしていきたいかが見えてきた。
山と自然を楽しむところは楽しみ、端折るところ(要は走る)はスピード感を持って、
来年も楽しい山行を重ねていきたい。
今年、2015年に何かしらで絡んだ方々(丹沢24Hの方々、一緒に山行してくれた方々)、
そして絡んではないけど、レコを見てくれたみなさん、どうもありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。
よいお年を。
コメント
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お疲れ様でした。
1日置いての山行ですね。
塔ノ岳を降りてから鍋割を登るのは辛そうで、正に何のためにという感じですが、何故か楽しそうですね。
私は北尾根を歩いたことがないので、そのうちに歩いてみたいと思っています。
hrshbさん、おはようございます。
中1日は途中から疲れがどっとでてきました
ユーシンと栗ノ木洞も含めて30匐を狙っていたのですが・・・
北尾根をもし歩かれるなら、鍋割山から下って行く方がいいと思います。
その後塔ノ岳へ登る方がはるかに楽に感じました。
北尾根の急登はけっこう堪えます
こんにちは。
久しぶりの大倉尾根から「何か」を得たようにお見受けしました。
山に求めるモノが人それぞれなのは当たり前ですが、一人の中でも何かのキッカケ(年齢や環境の変化?)で変わることがありますよね。そしてその変化は、必ずしも最終形に近づいているわけでもなく、右に行ったり左に行ったりと。たぶん、そもそも最終形なんてモノはなく、その時々の最良形なんだろうと思います。
私が求めることは永久に無さそうですが、来年のhiroumiさんはスピード勝負ですか?
お疲れ様でした。良いお年を!
kinoeさん、こんばんは。
これまでに山への嗜好は徐々に変わってきましたが、
おっしゃるとおり、最終形に近づくことがないんですよね。
その部分を考えてしまって(「果たしてこれが本当にやりたいことなのか」みたいな)、
まだその途中なんだろうと思ったら気が楽になりました。
走ることを取り入れると言っても、まだ中途半端だし、
それによって今後どうなっていくかってのは自分でも分かりません。
まずは今を楽しんで行こうかなと思っています
では、良いお年をお迎えください!
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