双六~西鎌尾根~槍様~南岳縦走


- GPS
- 55:37
- 距離
- 39.6km
- 登り
- 3,182m
- 下り
- 3,171m
コースタイム
双六テン場5:30-西鎌尾根-9:15千丈乗越-10:40槍ヶ岳山荘-12:00山頂-14:00中岳-15:30南岳テン場(泊)
南岳テン場6:30-8:40槍平小屋-12:10新穂高登山口-12:50鍋平駐車場
天候 | 1日目晴れ/ガス、2日目快晴、3日目雨/雲 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨の南岳新道では、木製の梯子が滑りやすく、注意が必要 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
お盆休みに奥穂高に登りましたが、台風4号の影響で土砂降りだった為、今回天候もよさそうなので槍ヶ岳に行きました。また、今回テント泊デビューも果たしました。
金曜夜22時に自宅を出発し、新穂高深山荘無料駐車場に3:30に着きましたがすでに満車。仕方なく鍋平駐車場へ停めました。
仮眠して5:30出発。登山口へ降りるルートが地図にあったので向かいましたが、辺りに表示が無く、他の登山客も迷ってました。結局入口は見つかったものの廃道状態で危険なため引き返し、車道を降りて新穂高登山口に行きました。2時間のロス。結構へこみました。
この、ロスが有ったせいか、小池新道の登りは結構ばてて、コースタイムと同じ時間がかかりました。鏡池では槍様が見えずがっかり。弓折乗越から双六岳の稜線はガスの中で景色も見えない中黙々と歩いてテン場に到着。
小屋で100円払ってテント設営。風が無かったのと、先週自宅で試し張りしていたので問題なく完了。狭いながらも周りを気にせず横になれ、満足。晴れていれば双六岳山頂へ行く予定でしたがキャンセル。明日晴れることを願いつつ就寝。
2日目は見事晴れあがり、西鎌尾根の快適な稜線歩きが楽しめました。
前を見れば槍ヶ岳~穂高がどんどん近づき、振り返れば笠ヶ岳から鷲羽山、水晶岳の山並みが一望でき、最高!!。何枚写真撮ったか。
槍ヶ岳山頂へは渋滞の中1時間10分で到着。祠前で写真を撮るのに10分待ち。下りは20分ほどで降りれました。山頂でゆっくり景色を眺める余裕もなく、もったいなかったなぁ。
槍ヶ岳山荘にいくと、早々とテント場満室の札が架かってました。南岳に行く予定だったので良かったですが、さすが連休の中日とあって人の多さにびっくり。
ここで昼食を自炊する予定でしたが、山頂往復のタイムロスと南岳のテン場も一杯になるのでは?との不安から小屋の売店で1000円の牛丼をかき込んで出発。
大喰岳、中岳の登りは疲れと焦りでしんどかった。
南岳に着いて小屋を見てみるとテン場は十分空きがあり、心配に及ばず。
テントを張った後、大キレットを見に行きました。
スゴイ!!
ガイドブックや山渓等でよく見てましたが、実物はケタ違いでした。
西日に照らされた崖は垂直に切立っており、その上に北穂高小屋があった。
明日アタックする予定の方たちと一緒に眺めていると、ガラガラッという鈍い音が北穂小屋下左俣方面から聞こえ1分ぐらい続きました。落石が沢を下る音でした。怖い!!
笠ヶ岳に沈む夕日がきれいだった。明日は御来光を見るつもりで就寝。
3日目3時に雨音で目覚める。時折強く降る雨の中6時にテント撤収。濡れて袋に入らず、ゴミ袋にいれて、ザックに縛り上げました。
南岳新道の下りは滑りやすい沢山の木製階段に苦労しました。
傷んでいるところもありましたが、逆にここまで山道を整備された方々に感謝感謝です。
槍平小屋に着くころに雨も止み、シャツを着替えて新穂高へ向け出発。
白出沢からは林道あるき。穂高平小屋から一部山道をとおり、新穂高登山口へ到着。
第1ロープウェイで鍋平に上がり、駐車場まで車道を歩いて駐車場着。
温泉は前回利用した平湯温泉「湯元館」さん。今回も貸し切り状態で疲れを癒せました。
今回の山旅は2日目の天気が最高に良く、目標の槍ヶ岳に登ることができました。またテント2泊も雨に降られましたが快適で、小屋代も必要なく安く済んだので良かったです。
嫁さんに無理言ってこの夏2回の北アルプスに行ったので、今年はこれで打ち止め。
来年はどこに行こうか今から楽しみです。
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