冠山【奥美濃のマッターホルン】【冬期限定 クラウンルート】

2025年03月22日(土) [日帰り]

• GPS: 06:46
• 距離: 8.6km
• 登り: 1,015m
• 下り: 994m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:56
• 休憩: 0:51
• 合計: 6:47

距離 8.6km 登り 1,015m 下り 994m

6:24 スタート地点
8:49 8:55 冠ヶ峠
9:37 冠平
9:46 9:51 冠山山頂・冠平分岐
9:58 10:31 冠山
10:38 10:39 冠山山頂・冠平分岐
10:41 10:46 冠平
11:38 11:39 冠ヶ峠
13:11 ゴール地点

天候

文句無しの快晴、霞んでいて白山はかすかに見える程度。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

クラウンルート起点となる冠山トンネル岐阜県側の駐車場に前日車中泊しました。21時過ぎ、一番乗り。マックス20台程度の狭い駐車スペースで、週末は5時には到着していないとキツイかも。本来は除雪車等の転回場所で作られたスペースとのことで、登山者の車が占領して問題になっているとの話を聞いたことがあります。来シーズン、制限されないことを祈ります。
満車の場合、駐車場から2.5キロ岐阜県側に戻った駐車場に停めて勾配のある国道417号を歩く必要があります。往復5キロ国道歩きは何とか避けたいです。早着しましょう。
現時点、国道417号は色々と通行規制がかかっています。冠山トンネルの福井側は夜間通行止め、岐阜側は平日日中工事の為通行止めになることもあるとのことです。問い合わせは揖斐土木事務所まで、0585-23-1111（代表）。

コース状況／危険箇所等

登山口（標高506メートル）から坊主尾根の合流点（960メートル）まで標高差450メートルの急登尾根を一気に登り切ります。最初の登りの斜度は40度近く、滑落に注意です。
その後も冠ケ峠（1262メートル）までも基本急登が続きます。冠ケ峠の手前からはなだらかになり、右手に能郷白山が見えてきます。
登山開始してすぐに最終ゴールの冠山が左手に見え出します。登るにつれての山容の変化を楽しむのがこのルートの大きな魅力の一つです。
冠ケ峠から冠山（1257メートル）まではまさに天空の縦走路を歩きます。山頂直下は夏道を歩いておられる方はご存知のあの急な1枚斜面をそのまま直登します。雪質にもよりますが、基本はピッケルと前爪のあるアイゼンがベターかと。
今回は気温が上がりました。特に下山時は雪が緩み、踏み抜き多発警報が出ていました。木の周りは深さが2メートルはあるのでは無いかと思われるツリーホールもありましたよ。これからの季節は本当に注意です。スノーシューやワカン等も必要になる場合もあるかもしれません。

その他周辺情報

登山口周辺の道路は携帯は一切繋がりません。
登山口にある駐車場のライブカメラです。
https://www.hozen.pref.fukui.lg.jp/hozen/yuki

写真

3/21 21:14

前日車中泊、ビール飲んで翌日の5時半起きるまでぐっすり

3/22 6:22

6時22分の駐車スペース、満車御礼

3/22 6:28

さー出発しましょうか（e)

3/22 6:23

いきなり急登の尾根へ～いつの間にか階段が見えてきている

3/22 6:25

右下の標識の所からスタート

3/22 6:29

作業用の階段（登山者のためではありません）が終わった後もずっと激登り

3/22 6:54

登山開始してすぐにマッターホルンが見えてくる

3/22 7:02

日の出

3/22 7:08

冠山、先ずは真横から

3/22 7:09

アップで、格好イイ

3/22 7:15

ずっと急登

3/22 7:52

左手には冠山

3/22 7:52

縦写真で

3/22 7:54

冠山が励ましてくれる

3/22 8:01

朝は氷点下、雪がまだ締まっていてくれて登り易い

3/22 8:04

実際の斜度はこんな感じ

3/22 8:06

振り返って雲海の下には徳山湖

3/22 8:06

奥美濃の山々を背にひたすら登る

3/22 8:14

この写真の辺りは多分坊主尾根との合流点かな？登山口は506Mで合流点は960M、つまり標高差450Mを一気に登ってきたことになる

3/22 8:14

急登はまだまだ続くよ

3/22 8:14

眺望が開けてきましてね（e)

3/22 8:20

やっと斜度が落ち着いてきた

3/22 8:26

ダム方面には雲海（e)

3/22 8:28

冠山との間で邪魔になっていた樹木が少なくなってきた

3/22 8:29

まさにマッターホルン

3/22 8:29

冠山は岩稜の山

3/22 8:32

坊主尾根合流点から先も急登が続いてやっとなだらかな尾根に乗った

3/22 8:32

景色最高！！右手には最奥に能郷白山

3/22 8:33

前方には若丸山への分岐点である冠ヶ峠、標高1262M

3/22 8:37

振り返って・・・

3/22 8:37

右が蕎麦粒山（そむぎやま）で左が小蕎麦粒山かな？

3/22 8:38

真ん中の若丸山もイイ感じ

3/22 8:38

冠ヶ峠の頂へ向かう、冠山よりわずかに高い

3/22 8:40

左手にドーンと

3/22 8:40

奥には金草岳

3/22 8:41

冠ヶ峠手前、霧氷の季節にまた

3/22 8:47

思わず感嘆の声をあげる

3/22 8:47

奥美濃、そして左には滋賀との県境の峰々

3/22 8:47

歩いてきた尾根

3/22 8:47

五蛇池山も

3/22 8:47

右から金糞岳、ブンゲン、金糞岳、そして虎子山・・・知らんけど

3/22 8:48

一つの大きな山塊なのかな？

3/22 8:53

山密度が高い（e)

3/22 8:53

急登後が終わりあとはルンルン（e)

3/22 8:54

能郷白山方面

3/22 8:54

右の山は磯倉かな？

3/22 8:55

冠ヶ峠の頂より銀杏峯、部子山に向かって歩く

3/22 8:56

だいぶんでっかくなってきた

3/22 8:56

部子山まで歩けるのでしょうかね？

3/22 9:01

グルっと回り込みながらマッターホルンへ向かう

3/22 9:01

3/22 9:03

暫くは比較的なだらかな雪原を歩きながら距離を近づける

3/22 9:03

代表写真

3/22 9:07

青と白の世界

3/22 9:12

ここまで広い雪原はなかなか無いかも

3/22 9:13

シルエット

3/22 9:13

当分雪山遊びできる

3/22 9:13

3/22 9:16

どんどん迫ってくる

3/22 9:16

マッターホルンだったのにいつの間にか丸い山塊に変身

3/22 9:16

山頂直下まではなだらかな雪原歩き

3/22 9:20

トレースを外さない限り踏み抜きはほとんど無い

3/22 9:23

冠山と金草岳

3/22 9:24

白山は霞んでいた

3/22 9:26

一旦下って

3/22 9:26

金草岳のどでかい山容

3/22 9:26

直下に近づいてきた

3/22 9:28

マッターホルンに見えていた左の岩の尾根

3/22 9:28

クラック注意して細尾根を歩く

3/22 9:31

鞍部より見上げる

3/22 9:31

一枚バーン

3/22 9:32

3/22 9:37

この先でピッケルに持ち替えて・・・

3/22 9:45

一気に登り切りましょう

3/22 9:45

凍っていたら断念するだろうな～そんな急な斜面

3/22 9:48

こんな感じの斜度

3/22 9:55

途中振り返って高度感が凄い

3/22 9:56

3/22 9:56

右奥の白い山は荒島岳

3/22 9:58

最後の締めは使い慣れないピッケル（e)

3/22 9:58

高度感あります（e)

3/22 9:59

初ピッケルでした（e)

3/22 10:17

ずっと下に歩いてきた稜線

3/22 10:17

荒島岳

3/22 10:17

銀杏峯と部子山

3/22 10:18

銀杏峯

3/22 10:18

部子山

3/22 10:18

山頂！！クラウン尾根で初登頂

3/22 10:20

山頂！！昨年に引き続き二度目

3/22 10:21

南西方向かな？

3/22 10:21

西

3/22 10:21

北西、金草岳

3/22 10:21

アップで

3/22 10:21

能郷白山と磯倉

3/22 10:22

日本百名山の荒島岳も

3/22 10:24

多分・・・金糞岳

3/22 10:25

奥美濃の山々

3/22 10:30

下山しましょうか

3/22 10:30

この高度感はエグイ

3/22 10:31

アイスバーンならそもそも登らないだろうね

3/22 10:31

この絶景を眺めながらはたまりませんな

3/22 10:41

腰が～

3/22 10:41

引けましたね（e)・・・バレましたか、笑

3/22 10:45

何とか無事に下山しました

3/22 10:47

同じ道を戻りましょう

3/22 10:51

半端ない

3/22 10:59

再び雪原を歩いて

3/22 11:01

3/22 11:03

振り返って冠山

3/22 11:09

3/22 11:09

アップでまた来年

3/22 11:22

それなりに登り返しあり、汗

3/22 11:22

山容がマッターホルンになってきた

3/22 11:35

冠ヶ峠に戻る

3/22 11:35

能郷白山と磯倉、そして手前には若丸山

3/22 11:36

アップで

3/22 11:40

これだけ山容の見え方が変わる山はそうは無い

3/22 11:42

しばらくルンルン下り

3/22 11:42

気温が上がって踏み抜きが出だす

3/22 11:59

最後は一気下り、巨大な穴に注意

3/22 12:21

あっという間に標高を下げる

3/22 12:42

3/22 13:03

激下り、道路が見えてきた

3/22 13:08

駐車場、最後の階段も転落注意

3/22 13:12

お疲れ様です

撮影機器：

Canon EOS 80D Canon

HW-01K HUAWEI

感想

よしくん

冠山【奥美濃のマッターホルン】

　冬季限定『クラウンルート』未踏の山友を案内しました。冠の頂を左手に見ながらグルっと周回する雪深いコースは山慣れた人間でも絶対に感嘆のため息をつくこと間違い無し・・・。
　山と渓谷1月号で数ページに渡って特集されて、現在【冠山フィーバー】中。作業用の駐車スペースに登山者の車が殺到して問題になりかけているとか、来シーズンも登れますように。

ecopaso

初クラウンルートにお誘いいただきありがとうございました。
駐車場には4時過ぎに到着、3番目でした、終日快晴で奥美濃のマッターホルンを堪能できました。