大笠山＆笈ヶ岳 1day ソロ周回 (中宮温泉スキー場から)

2025年03月22日(土) [日帰り]

• GPS: 16:53
• 距離: 31.2km
• 登り: 2,872m
• 下り: 2,870m

コースタイム

日帰り

• 山行: 16:13
• 休憩: 0:42
• 合計: 16:55

距離 31.2km 登り 2,872m 下り 2,870m

0:08 駐車地点
1:47 1:49 梯子の登山口
1:52 1:58 梯子より短い登山口
2:43 2:44 牛首三角点
4:28 やどみ尾展望台
4:53 スズハラ（中宮山）
4:55 中宮山
6:41 大瓢箪山
6:47 6:53 大瓢箪山展望台
9:11 9:15 大笠山
9:14 新大笠山避難小屋
9:16 大笠山
10:19 宝剣岳
10:47 錫杖岳
11:05 11:16 笈ヶ岳
11:24 小笈ヶ岳
11:35 中宮ルート分岐
12:52 冬瓜平
13:20 猿ヶ浄土山分岐
14:41 山毛欅尾山展望台
14:49 山毛欅尾山
15:47 15:49 導水管取付き
15:51 16:01 砂防ダム下降点
16:46 目附谷橋
17:02 駐車地点

天候

晴れ 稜線は強風 (黄砂が多い)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車で中宮温泉スキー場(休業中)へ。公衆トレイ前に3台ほどの駐車スペースを使わせて頂きました (トイレは使用可能＆とても綺麗です)。降雪直後は除雪の邪魔になりそうです。

コース状況／危険箇所等

◽駐車場〜大笠山
スキーコースから取り付く。ふたつめの林道にそって進みヘアピンカーブで曲がらず尾根へ乗り上げ。時折現れる急傾斜はスノーシュー＆ダブルピッケルで慎重に通過。

◽大笠山〜笈ヶ岳
急傾斜＆雪庇＆クラックからルートを目極めつつアイゼン＆ダブルピッケルで慎重に通過している。強風域になるため雪質が変わるがアイゼンがよく効く感じでした(今回は)。

◽笈ヶ岳〜山毛欅尾山〜駐車場
スノーシュー＆ストック、時折現れる急傾斜ではピッケルも使用。今回、導水管横の階段は雪で埋まっており隣の林の斜面をスノーシュー＆ダブルピッケルでクライムダウン。堰堤上の残雪が危険な状態になっておりアイゼンピッケルで慎重に通過。国道360号から約3kmのロード歩きとなる。

※ 全体的な危険箇所としては雪庇＆クラック＆雪崩です。スノーシューでのラッセルは深くて30cm程。

写真

3/22 4:14

骨伝導イヤフォンでAmazon muzik「映画エベレスト」のサントラは山に合います。

3/22 5:35

明るくなってきた

3/22 6:00

笈ヶ岳が遠い

3/22 6:20

白山は雲の中

3/22 6:33

御来光

3/22 6:46

大笠山が遠い

3/22 6:51

綺麗なモナカ雪でした。

3/22 6:48

大笠山、まだまだ遠い

3/22 6:54

奥三方山＆奈良岳

3/22 6:54

遠いなぁ

3/22 7:24

奥三方山がお隣さん

3/22 7:28

「バリズボボボ」と地道に進んだ足跡

3/22 7:38

白山

3/22 7:45

ラッセルラッセル♪

3/22 8:17

大笠山！

3/22 8:20

大笠山 ! !

3/22 8:20

綺麗な山肌

3/22 8:18

大笠山ー ! ! !

3/22 8:04

アップダウンが多い

3/22 8:46

ここからの大笠山が思いのほか遠い

3/22 8:46

笈ヶ岳が近くなってきた

3/22 8:49

笈ヶ岳＆白山

3/22 8:49

美しい

3/22 8:54

笈ヶ岳こうすると「映画ジョーズ」になります

3/22 8:55

笈ヶ岳＆白山

3/22 8:57

大笠山は広い

3/22 8:58

この辺りからウインドクラストになってくれた

3/22 8:59

笈ヶ岳に励まされながら

3/22 9:11

綺麗なシュカブラ

3/22 9:13

高三郎山＆奈良岳＆見越山＆大門山、心に染みます。

3/22 9:06

美しい

3/22 9:16

夜通し登ること9時間で大笠山に登頂しました。

3/22 9:19

避難小屋は例年通り

3/22 9:19

笈ヶ岳へレッツラゴー！！

3/22 9:22

激降りまーす

3/22 9:36

最初は宝剣岳

3/22 9:52

地道にラッセル

3/22 10:16

ここでも「リーゼント大会」開催中！！

3/22 10:20

雪庇の付け根を見極めながら、中央の模様のないラインは隠れクラックです

3/22 10:21

恐ろしいほどの深さ

3/22 10:23

山頂が迫ってきた

3/22 10:31

錫杖岳

3/22 10:32

美しい

3/22 10:43

あと少し

3/22 10:53

フィナーレは笈ヶ岳！！

3/22 11:06

ゴールがみえた…。

3/22 11:12

出発から11時間で笈ヶ岳に登頂です。

3/22 11:15

ゴール！！……

3/22 11:15

……と、そのまま座り込む。こんなに疲れたのは久々です。

3/22 11:18

下山路の確認、本日の白山は雲の中のでした。

3/22 11:20

ここでメガシャキで身体にムチを入れる

3/22 11:29

下山開始

3/22 11:51

雪ダンゴ対策、現地での塗り直しにダイソーの防水スプレーを使用しています。これで下山までストレスフリーです。

3/22 12:08

登り返しが多い…。

3/22 12:15

笈ヶ岳が美しい

3/22 12:28

ふりかえるとマイトレースからバームクーヘンがコロコロ

3/22 13:05

冬瓜平

3/22 14:11

当日のトレースに合流！！喜びで膝まづく…！！ありがとうございます！！！

3/22 14:58

箱買いしたアミノ酸をガンガン飲みながら

3/22 15:37

導水管横の階段は概ね埋まっておりました。このコンディションは初めて見ました。

3/22 16:02

堰堤が「キノコ雪な状態」は初めて。疲労が頂点に達するタイミングでの核心には「嘘だろ…」でした。アイゼンピッケルで慎重に通過。

3/22 16:22

ここまでくればもう安心。今年の豪雪の影響は下部になるほど強烈に感じました。

3/22 16:31

やっと人間の世界！！歩いて周回完了となりました。

撮影機器：

TG-7 OM Digital Solutions

感想

ナオト

また行きたくなる地元の周回コースへ。

しかし今回のラッセルは苦しかった。深さだけ見れば余裕なのですが「ゆっくり沈むタイプのモナカ雪」これが苦手でして…。日が昇ってからはグズグスになり過酷な周回となりましたが燃えました。

このところ続いた温暖な気候で雪が溶けて夜間には冷え固まっているのでは？…と甘くみており「夜明けには大笠山に登頂！」などと強気な計画だったぶん大幅な遅れにはずいぶん焦りました (笑)。

諦めてしまいそうになりながらも登頂した笈ヶ岳。そして、疲労困憊のラストで出会ったトレースの感動は忘れられません。ありがとうございます。

そして黄砂の影響で目が痒いです。