南アルプス北部縦走 北岳・間ノ岳・北荒川岳・塩見岳・烏帽子岳・小河内岳
- GPS
- 55:20
- 距離
- 41.6km
- 登り
- 4,313m
- 下り
- 4,053m
コースタイム
8月9日 熊ノ平小屋4:55―5:31安倍荒倉岳―7:22北荒川岳7:34―7:45キャンプ場跡地8:08―9:35北俣岳分岐9:45―10:22塩見岳10:44―11:39塩見小屋11:52―13:29本谷山―14:34三伏峠小屋
8月10日 三伏峠小屋6:02―6:40烏帽子岳6:43―7:49小河内岳8:07―9:28烏帽子岳9:31―10:34三伏峠小屋11:37―13:25鳥倉登山口
天候 | 2008/08/08 晴れ 2008/08/09 晴れ後雷雨 2008/08/10 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
写真
感想
8月8日
3週間の東京出張を終え、そのまま夏休みへ突入。この休みでは、2泊3日で広河原から北岳、間ノ岳、塩見岳を経て鳥倉口へ下山する予定を立てた。
夜行列車のムーンライト信州に新宿より乗り、甲府で広河原行きのバスに乗り換え、6時過ぎに広河原へ到着する。今日は間ノ岳を超え、熊ノ平で泊まる予定だ。
北岳は最短ルートの左俣ルートより登る。八本歯ノコルに着いたときには、かなりヘロヘロになっていたが、間ノ岳が間近に迫る景色に感動する。
北岳へは、途中で荷物をデポして向かう。山頂へ着いたが、急に曇ってきたし、先の行程もまだ長いので早々に戻ることにした。
北岳山荘で水を補給し間ノ岳を目指す。間ノ岳から下山する人はいるが、向かう人は自分一人しかいない。2時半に間ノ岳に着いた時には山頂には誰もおらず貸切状態だった。360°の大展望に今までの苦労が一気に吹き飛ぶ。
間ノ岳から2時間掛け、今日の幕営地である熊ノ平にようやく到着することができた。雨も降らず、雷にも会わずに、北岳への登り、そしてそこからの稜線歩きを楽しむことができた一日だった。
8月9日
朝5時に出発する。しばらく樹林帯を歩く。北荒川岳まで来ると遠くに見えていた塩見岳が近くに見える。北荒川岳キャンプ場跡地の水場で水を汲み、崩落地帯を慎重に通過しようとしたところで、ストックが無いことに気付く。おそらく北荒川岳の山頂だ。慌てて引き返えす。北荒川岳から来たグループの方々がストックを持ってきてくれたおかげで、北荒川岳まで戻らずにすんだが、かなりの時間をロスしてしまった。
塩見岳への登りはきつく、足場がゆるいので、落石を起こさないように登る。塩見岳に到着した時には天気が崩れだし、氷がぱらつく。それでも塩見岳からの景色は圧巻だ。
塩見岳から塩見小屋へ行く急坂の岩場を降って途中で雨が降り出す。一応雨具を着る。塩見小屋でコーラを買って一休み。雨はあがったので、雨具は外す。
後は、今日の幕営地の三伏峠小屋を目指すだけだ。塩見小屋から30分程歩いたところで雨が本降りになる。雷が轟くものの、幸い樹林帯の中なのでまだマシだが、それでも怖い。
雷雨の中、三伏峠へ急ぐ。三伏山まで来るとようやく雨があがる。三伏峠小屋で受付をしていると再び雨が降り出したので、慌ててテントを張る。
夕方になり、雨があがったのでちょっと遠い水場まで水を汲みに行き、飯食って寝た。
8月10日
今日は鳥倉口まで2時間の降りだけで、バスの時間は2時半前だから、時間に余裕がある。朝はゆっくりしようと思っていたが、まわりが騒がしくなってきたので、5時頃から朝食の仕度をする。ちょっと散歩がてら、烏帽子岳まで行ってみる。
思ったより早く着いたので、もう少し足を伸ばし小河内岳まで行ってみる。ここまで来ると荒川岳が近い。荒川岳へ向う人たちがうらやましい。
来た道を引き返し、三伏峠へ戻り、テントを撤収して下山する。これまでの疲れがでて、何度か足がもつれる。
無事下山し、バスに乗り、伊那大島駅で奥さんと合流して奥さんの実家へ向い3日間の旅も終わりを迎えた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する