槍ヶ岳〜笠ヶ岳(新穂高基点)
- GPS
- 23:03
- 距離
- 44.1km
- 登り
- 3,703m
- 下り
- 3,630m
コースタイム
26日 6:00槍ヶ岳山荘テン場-9:00樅沢岳-9:10双六小屋-10:30弓折岳-13:00抜戸岳-14:40笠ヶ岳山荘-15:00笠ヶ岳山頂-15:30テン場
27日 6:00笠ヶ岳テン場-6:40抜戸岳分岐-7:30杓子平-9:30林道-10:30新穂高登山者用駐車場
天候 | 25日 曇り・霧→槍の稜線以上は快晴 26日 快晴→夕方から曇り→雨・風・霧 27日 雨・風・霧→晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは新穂高にあり。用紙・ペンも備え付け。 登山道に危険な箇所はなし。 槍の穂先への登りも特に難しいことはなし。 下山後は駐車場から車ですぐのひがくの湯へ。 電車模型あり。ナゼかうまい棒が食べ放題。温泉にはサービスでコーラとコーヒーが置いてあって自由にどうぞ。髭剃りと歯ブラシもサービスで。その他従業員も丁寧で感じのいい温泉であった。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
もともとは仙丈ヶ岳から仙塩尾根を歩き白根三山を考えていたけど、台風の影響で初日の天気があまり良くなさそう。
少しでも台風から離れる意味で急遽初の北アルプスへ。
1日目
新穂高から歩き始めて、槍平小屋までは斜度も非常にゆるく、大したことはない。
槍平小屋の水場はしっかり出ていた。槍ヶ岳山荘付近には水場が無いため、ここで3.5Lの水を担ぐ。
槍平小屋から徐々に斜度がきつくなり、水で重くなったザックも相まって千丈分岐から飛騨乗越までがメチャクチャきつかった。
ここは標高差200メートルを登るだけでも非常に辛く、休憩無しでは200メートルが限界。
特に後半は数メートル歩いては立ち止まりを繰り返しながらなんとか標高差100メートル登って休憩、という感じ。
飛騨乗越直下までは、ガスが出ていて展望が悪かったが、そのガスはなぜか稜線まではあがってこない。
飛騨乗越へ上がると、穂高側は真っ白なのに対し、信州側の眺望は抜群!
ここで穂高方面へ向かうという自分と同県の単独さんと雑談大休止。
その後槍ヶ岳山荘でテント受付をして穂先へ。
岩登りと垂直に近いようなハシゴがあるが、まったく問題無し。
前日の天候がイマイチだったためか穂先登りはガラガラで、写真などで見るような渋滞は皆無。当然山頂もガラガラ。
あまりに圧巻の景色に見とれゆっくり楽しむ。その間に人の出入りが何度もあり時には山頂を独り占め。
北鎌尾根からのクライマーは出てきませんでした。
夜のテントはちょっと寒くて足が冷たかった。
ツェルトの人がいたが眠れたのだろうか。
2日目
日の出を見てから快晴の下を歩き始め。
西鎌尾根への下りで霜柱を十数年ぶりに見つけて、踏みながら歩く。下界と違ってその高さ5cm以上。
西鎌尾根から笠ヶ岳までの縦走路はアップダウンがそれほど無く、快適な稜線漫歩。天気もよく、槍、穂高をはじめとする北アルプスの眺望がどこにいても素晴らしい。
抜戸岳頂上で滋賀のカメラな方と雑談。前日23時から山に入っていろんな写真を撮っているとか。
笠ヶ岳山荘へ着くと同時くらいに雲が。小屋でテント受付後空荷で山頂へ。山頂はガスの中で眺望無かったが、百名山完登達成の方がいて横断幕もってシャッターを頼まれた。おめでとうと伝えて下山。
天気心配だなと思い、小屋泊に変更しようか迷いながらテント設営。ホントに設営直後、雨が降り出し、いずれ風も。風雨は明け方まで続き、雨漏りしないかと、それ以上にテントが飛ばされたらどうしようかと終夜テント内でビクビク。おかけで30分から1時間ごとに目が覚めて寝付けない夜を過ごす事に。
この時期の笠ヶ岳山荘は水は小屋からの入手だが、無料で手に入りました。
3日目
4時に起きた頃に雨は小降り。雨漏りも無く無事朝を迎えれたことにほっとしながら、明るくなったらテントを撤収し、下山。風があったがそれなりに撤収でき一安心。
ひたすら下りの笠新道。この道は登りで使うと確かに大変そう。特に中盤以降。林道からの上り口の水場はしっかり出ていて、今回の山行中でもっともうまい水場はここだった。
林道を小一時間歩いて駐車場へ。
基本的に天気に恵まれ最高の山行でした。
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