雪解け前に甲武信ヶ岳〜雁坂峠を避難小屋泊で縦走
- GPS
- 30:59
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 2,151m
- 下り
- 2,147m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 8:22
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 6:18
天候 | 1日目:晴れのち曇り 2日目:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2週間前と比較して感じたことです。 全般的にですが、晴れて暖かい日が続いたので雪がかなりしまってる感じました。 前回はワカンを装着していた先行者は平均で20cmほど踏み抜いてたのに、今回はその方より確実に重い筈なのに平均して10cmも抜いてないと思います。 戸渡尾根の新道分岐までの残雪は少しです。ここから滑り止めの装着を勧めます。 2441mの分岐点までは溶けて凍った場所が増えてたので、これからは軽アイゼンの方が良いかも知れません。 木賊山前後の雪はかなり湿った様で、チェーンアイゼンに何度も雪団子が出来ました。 甲武信ヶ岳山頂までも同じかも知れませんが、プレート付きの10本アイゼンに交換したので判断できませんでした。 甲武信小屋〜迂回路〜雁坂嶺のトレースはかなり薄くなってました。 ワカン等の浮力が無いとかなり厳しいと思います。 雁坂嶺〜雁坂峠はトレースも多いのですが、膝上まで踏み抜いた跡も多かったです。 積雪がハッキリしてる部分は出来ればワカン等を装着した方が良さそうです。 雁坂峠付近の南側斜面は、雪は殆ど溶けていますが氷状になってる部分もあるので、上手く越えられれば滑り止めは不要かも知れません。 但し、沢歩きが終わる沓切沢出合から沓切沢橋までは、残雪もまだ多くて狭いので滑り止めが必要だと思います。 |
写真
感想
冬山装備と言えばチェーンアイゼンぐらいで、最終的に日没下山となってしまった前回の山行…
今回は3つの初体験も含めて、前回のコースを逆に縦走する事にしました。
・10本アイゼン
・和カンジキ
・避難小屋泊
甲武信小屋でも水が確保できないので、行動用=1Lと食事用=2Lを背負い、最終的には18キロオーバー…
そこまで気温が下がらないのでバーナーも重いのを使ったり、生卵とか食料も多めに準備したので
まぁ仕方ないですね(^^ゞ
積雪量は明らかに少なくなっていますが、甲武信小屋(木賊山迂回ルート)〜雁坂嶺までは、まだまだトレースが少なく、ワカン等が必要な状態でした。
今回の初体験で一番感動したのがワカンです。
脚力が必要になる事は解ってますが、アイゼンと同時装着したかったのでストレートタイプにしました。
1日目は登山靴−ワカン(逆さ)−アイゼンの装着順、がっちり固定されてました。
2日目は雁坂峠付近からワカンを外す事が解ってたので登山靴−アイゼン−ワカン(逆さ)の装着順で付けてみました。
両方ともエキスパート・オブ・ジャパン製なので爪が干渉する事もなく装着できましたが、ワカンが一番下だと調整をしっかりしてないと少し緩みが出来ますね。
自分はバンド部分の動きを理解してなくて、踵側を緩めに装着してしまってました。
しかし、そのおかげで破風山への急登も楽に使え「そう言うセッティングも出来る」って事を偶然に体験しました。
前回あんなに苦労したのに装備だけでここまで改善されるとは…
自分は九州出身なので、アイゼンやワカンって山をやってなかったら知らずじまいだったかも知れません(^^ゞ
今回の天候はイマイチでしたが、ほぼ計画通り余裕を持って山行が出来ました。
感謝!感謝!
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