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Yamareco

記録ID: 828791
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

唐松岳「厳冬期唐松岳頂上山荘テント泊 恐怖のブリザード体験」

2016年03月16日(水) ~ 2016年03月17日(木)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
10.3km
登り
957m
下り
957m

コースタイム

1日目
山行
4:02
休憩
1:23
合計
5:25
9:25
14
9:39
20
9:59
11
10:10
159
12:49
14:07
23
14:30
14:35
15
14:50
唐松岳頂上山荘テント場
2日目
山行
2:07
休憩
0:00
合計
2:07
9:20
5
唐松岳頂上山荘テント場
10:09
60
11:09
9
11:18
9
11:27
八方池山荘
天候 16日 晴れ 雲量2〜5(巻雲)、強風
17日 快晴 雲量0
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
北陸自動車道糸魚川IC〜国道148号線〜県道322号線で
八方尾根スキー場(八方の町は迷路)
リフト直ぐ下の民間の駐車場1泊2日で1500円
ゴンドラリフトアダムーアルペンクワッドーグラートクワッド通し往復券2900円で
八方尾根〜兎平〜黒菱〜八方池山荘まで行けて、帰りも乗って帰られる。
(ホントにありがたかった。乗鞍高原も見習ってくれ〜)
コース状況/
危険箇所等
この時期、スノーシューは不要、冬靴+12本爪アイゼン+ストック。
山頂山荘下の尾根と頂上直下は滑落すれば死ぬのでピッケルは使った方がよい。
現にここから滑落して亡くなっている方が大勢いらっしゃるので。
アルペンリフトから望む五竜と鹿島槍。
2016年03月16日 09:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/16 9:08
アルペンリフトから望む五竜と鹿島槍。
八方池山荘駅着。
2016年03月16日 09:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 9:10
八方池山荘駅着。
八方山ケルン。時折、突風で雪煙が舞い上がる。
2016年03月16日 09:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 9:39
八方山ケルン。時折、突風で雪煙が舞い上がる。
第2ケルンと白馬三山。
2016年03月16日 09:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 9:52
第2ケルンと白馬三山。
天狗の大下り。また行きたいところ見つけた。
2016年03月16日 09:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/16 9:52
天狗の大下り。また行きたいところ見つけた。
先行者は50〜60人。ほとんどがBCの人。
2016年03月16日 09:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 9:53
先行者は50〜60人。ほとんどがBCの人。
八方ケルン。目鼻口に見える部分には方向標識が埋め込まれていた。
2016年03月16日 09:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 9:59
八方ケルン。目鼻口に見える部分には方向標識が埋め込まれていた。
テン泊者発見。エスパーズですね。
2016年03月16日 10:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 10:07
テン泊者発見。エスパーズですね。
気持ちのいい天気。22堊備だけど、ホント歩けて楽しい。
2016年03月16日 10:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 10:07
気持ちのいい天気。22堊備だけど、ホント歩けて楽しい。
八方池(第3)ケルン。
2016年03月16日 10:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 10:10
八方池(第3)ケルン。
2016年03月16日 10:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 10:19
皆スノーシュー履いてるけど、アイゼンでも全然沈みません。
2016年03月16日 10:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 10:33
皆スノーシュー履いてるけど、アイゼンでも全然沈みません。
時折現れる隠れクレバス
2016年03月16日 11:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 11:11
時折現れる隠れクレバス
きれいなシュカブラ。
2016年03月16日 11:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 11:12
きれいなシュカブラ。
2016年03月16日 11:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 11:15
2016年03月16日 11:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 11:15
鹿島槍。
2016年03月16日 11:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 11:15
鹿島槍。
丸山付近。
2016年03月16日 11:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 11:36
丸山付近。
2016年03月16日 11:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 11:36
2016年03月16日 11:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 11:36
唐松岳。
2016年03月16日 12:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 12:17
唐松岳。
剱。
2016年03月16日 12:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 12:49
剱。
唐松岳頂上山荘到着。
2016年03月16日 12:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/16 12:50
唐松岳頂上山荘到着。
剱が目の前に見えるので…
2016年03月16日 14:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/16 14:00
剱が目の前に見えるので…
ここにテントを張りました。
2016年03月16日 14:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 14:00
ここにテントを張りました。
唐松岳頂上も目の前。
2016年03月16日 14:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/16 14:00
唐松岳頂上も目の前。
14:07テントの設営も終わったので頂上向け出発。
2016年03月16日 14:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 14:07
14:07テントの設営も終わったので頂上向け出発。
2016年03月16日 14:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 14:07
雪庇。
2016年03月16日 14:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 14:08
雪庇。
やっぱ、剱は凄い。
2016年03月16日 14:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 14:09
やっぱ、剱は凄い。
2016年03月16日 14:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 14:11
山頂は雪煙が上がっている。風凄そう!
2016年03月16日 14:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 14:11
山頂は雪煙が上がっている。風凄そう!
頂上山荘を振り返る。
2016年03月16日 14:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 14:18
頂上山荘を振り返る。
頂上山荘側の雪庇も凄い。
2016年03月16日 14:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 14:18
頂上山荘側の雪庇も凄い。
空に向かって登っていく感じ。
2016年03月16日 14:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 14:19
空に向かって登っていく感じ。
五竜岳。
2016年03月16日 14:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 14:20
五竜岳。
2016年03月16日 14:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 14:22
凄い風で耐風姿勢を何度かとりながら頂上を目指す。
2016年03月16日 14:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 14:25
凄い風で耐風姿勢を何度かとりながら頂上を目指す。
頂上への最期の登り。ピッケルもダガーポジション。
2016年03月16日 14:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 14:25
頂上への最期の登り。ピッケルもダガーポジション。
14:30 標高2696m唐松岳山頂に立つ。
2016年03月16日 14:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 14:30
14:30 標高2696m唐松岳山頂に立つ。
2016年03月16日 14:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ピッケルと剱。
2016年03月16日 14:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 14:35
ピッケルと剱。
例によってタイマー撮影による自分撮り。剱をバックに。
2016年03月16日 14:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 14:35
例によってタイマー撮影による自分撮り。剱をバックに。
圧倒的存在感の剱。
2016年03月16日 14:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 14:36
圧倒的存在感の剱。
唐松岳山頂から望む五竜岳。
2016年03月16日 14:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 14:37
唐松岳山頂から望む五竜岳。
影が十字架みたい。
2016年03月16日 14:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 14:37
影が十字架みたい。
同じく山頂標識と剱。
2016年03月16日 14:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 14:38
同じく山頂標識と剱。
頂上山荘に戻ってきた。
2016年03月16日 14:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 14:52
頂上山荘に戻ってきた。
ちょっと早いけど晩飯。
2016年03月16日 16:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 16:41
ちょっと早いけど晩飯。
森永の甘酒、めっちゃうま!
この後、お湯を沸かして山専ボトルとナルゲンボトルに入れ、強風で揺れまくるテントの中、イスカエア1000EXに包まれて、暖かく心地よい眠りについたのだが…
ぐっすり
2016年03月16日 17:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 17:07
森永の甘酒、めっちゃうま!
この後、お湯を沸かして山専ボトルとナルゲンボトルに入れ、強風で揺れまくるテントの中、イスカエア1000EXに包まれて、暖かく心地よい眠りについたのだが…
ぐっすり
なんか頭を踏み付けられたような気がして目が覚めたら、雪が外張りの吹き流し部分に溜まって出入口を圧迫して室内側にめり込んできていた。
2016年03月17日 06:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 6:18
なんか頭を踏み付けられたような気がして目が覚めたら、雪が外張りの吹き流し部分に溜まって出入口を圧迫して室内側にめり込んできていた。
テントの吹き流しの雪をなんとか除けて撮った朝の唐松岳山頂。
2016年03月17日 06:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 6:58
テントの吹き流しの雪をなんとか除けて撮った朝の唐松岳山頂。
暖かい眠りに誘ってくれたイスカエア1000EX。
2016年03月17日 07:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 7:43
暖かい眠りに誘ってくれたイスカエア1000EX。
朝の剱。
2016年03月17日 08:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 8:38
朝の剱。
朝の唐松岳山頂。
2016年03月17日 08:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 8:38
朝の唐松岳山頂。
出入口に吹き溜まった雪を除けたところ。
2016年03月17日 08:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 8:39
出入口に吹き溜まった雪を除けたところ。
2016年03月17日 08:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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テント撤収完了。
2016年03月17日 09:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 9:19
テント撤収完了。
2016年03月17日 09:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 9:30
本日朝1番で登頂した方が休んでおられたので剱をバックに写真をお願いした。バラクラバとゴーグルで顔を覆われていて初めは男か女かも分からなかったのだが、台湾から来た女性2人組だった。全身モンベルで固めていた。謝謝!
2016年03月17日 09:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 9:35
本日朝1番で登頂した方が休んでおられたので剱をバックに写真をお願いした。バラクラバとゴーグルで顔を覆われていて初めは男か女かも分からなかったのだが、台湾から来た女性2人組だった。全身モンベルで固めていた。謝謝!
富士山GET!
2016年03月17日 09:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 9:36
富士山GET!
2016年03月17日 09:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2016年03月17日 09:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 9:37
2016年03月17日 09:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 9:46
2016年03月17日 09:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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丸山ケルン。
2016年03月17日 10:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 10:09
丸山ケルン。
五竜岳と鹿島槍岳。
2016年03月17日 10:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 10:09
五竜岳と鹿島槍岳。
2016年03月17日 11:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 11:02
登りでは気付かなかったお地蔵様。以前ここで亡くなった方のご親族が祀ったのでしょうか。
2016年03月17日 11:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 11:03
登りでは気付かなかったお地蔵様。以前ここで亡くなった方のご親族が祀ったのでしょうか。
2016年03月17日 11:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 11:03
2016年03月17日 11:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 11:06
八方ケルン。
2016年03月17日 11:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 11:09
八方ケルン。
第2ケルン。
2016年03月17日 11:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 11:12
第2ケルン。
八方山ケルン。
2016年03月17日 11:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 11:18
八方山ケルン。
グラートクワット乗り場
2016年03月17日 11:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 11:27
グラートクワット乗り場
下りで乗ってるの自分一人。めちゃくちゃ気分いい!
2016年03月17日 11:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 11:32
下りで乗ってるの自分一人。めちゃくちゃ気分いい!
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え 冬靴 80Lザック サブザック 12本爪アイゼン ピッケル スコップ 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯トイレ 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール テント 外張り テントマット 厳冬期3000m用シェラフ

感想

厳冬期北アルプス第3弾は、お初となる唐松岳に行ってきた。唐松岳は標高1850mの八方池山荘までスキーリフトで一気に登ることができ、八方池付近からでも真近右手に白馬三山、左手に鹿島槍と五竜岳を望むことが出来ることから雪山の登竜門的な位置付けがされているが、2006年3月14日に頂上付近で道に迷いビバーグした4名のうちガイド1名が死亡、2009年1月に八方池付近で男女2名のパーティが滑落遭難死、2009年3月6日に頂上付近で女性2名が滑落、内1名が死亡するとともに救助に向かった男性1名も死亡と大きな遭難事故が後を絶たない危険エリアでもある。

自分の今回の目的は厳冬期の稜線に建つ唐松岳頂上山荘(当然営業されていない)でテント泊すること。雪山でゆったりした時間を楽しみ、且つ、壮大な雪山の風景を心行くまで堪能したいからこその稜線でのテント泊。もちろん不安だらけ。天気予報も100%当てにできる訳ではないし、厳冬期北アルプスの風の強さは半端ないだろう。全て自己責任だ。
前々回の西穂山荘テント泊では、物理的に30mも離れていない所に営業小屋があるので、万一の時は山荘に逃げ込めるという心の寄りどころがあったが、無人で避難小屋として解放もしていない唐松岳頂上山荘ではそれを期待できない。最悪の場合、遭難だがそれでもやるのか?…自問自答を繰り返す。
で、前々回-10℃の環境では全てのものが凍りつく、そして本当に寒いという当たり前のことを体験したので、今回は前々回の経験を生かし様々な対策を講じた。そして天気予報は両日共晴れ、但し風強そう。

金沢を05:45に出発。途中、小矢部IC〜富山西IC間は立山連峰の稜線がくっきり見え、剱から昇るご来光を望みながらのドライブで期待が高まった。約2時間半で八方ゴンドラ近くの駐車場に着いた。現地の天候は晴れ、巻雲で雲量4くらい。日帰り登山に変更できるよう26LのパックテクノロジーK2ソロ兇盪ってきていたが、ここで最終的にテント泊決定。22kgのパリセードを担ぐ(コースタイムは登り22kg、下り19kg装備での時間であることに留意)。
リフト券売り場で確認したら、今日は平常運航しており、登山者も乗れるとのことで、丁度今から全線が運行したので通し券が買えるというので全線往復券を2900円で購入した。
リフト最終駅の八方池山荘前には大勢のスノーボーダーとBCスキーヤーばかりでスノーボーダーの方は揃いも揃ってスノーシューを履いていて、アイゼンのみで登ろうとしているのは自分一人だけだったが、毎日百人以上の人に踏み固められた雪面は沈みようがなく、わざわざスノーシューを履いている人が間抜けに見えてしまった(失礼)。新雪か未踏の雪面こそがスノーシューの出番だと思う。
人の顔に見える八方ケルンは09:59通過。八方池付近の雪面に1張りのテント発見。同業者を見るとうれしくなる。                        
丸山を越えてからが苦しかったかな。
                     
12:49 頂上山荘にやっと着いた。テント泊の形跡を探すも見当たらず。さあ、どこに張ろうか。雪は表面の20cm程がパウダーでその下20〜30cmは固雪、その下は氷でスノーソーも刺さらない。結局、剱と唐松岳頂上の両方が見える建物と壁の間で比較的吹き溜まりになっていない場所に決定。とにかく建物から回り込んできた南風がきつくてテント張るのも苦労したが14:00テント設営完了。頂上プッシュに行ってる間に飛ばされて無くなってたら洒落にならないので四隅の竹ペグは30cm四方のブロックを切り出してその下に埋め、上からブロックを嵌め込み足で踏み固めた。そして外張りのスノースカートの上にも切り出した雪ブロックを並べて周囲を固めた。これでポールが折れない限り大丈夫だろう。

14:07頂上プッシュ出発。唐松岳頂上に雪煙が立ち昇っているのが肉眼で分かる。相当風がきつそうなので、バラクラバの上にビーニー、更にミッドレイヤーのバラクラバ仕様のフード、マムートノードバンドジャケットのフード、目には送風機能付ゴーグル。途中あまりに風が強く足元が見えなくなることもしばしば。10回くらい耐風姿勢をとり、最後はダガーポジションまで使って、14:30頂上プッシュ。

本日最後の登頂者。西方目の前には圧巻の剱岳が!
剱には1回登ったし、色々な山からもその姿を見てきたが、ここまで神々しい剱を見たのは生まれて初めて!
雪という白銀のドレスを纏った剱の足元からお顔まで全身のお姿を心行くまで拝ませてもらった。
その後、唐松岳頂上標識の上にカメラを乗せタイマー撮影で10回以上剱をバックに自撮りを試みるも強風でぐらつくわ、飛ばされるわで結局まともな写真は2枚しか撮れていなかった。

14:50頂上山荘のテントに無事帰還。テントも無事だった。張綱とペグの再確認をしてからテントに潜りこんだ。それから、リュックを紐解き、サーマレストネオエアーXサーモを膨らませ、イスカエア1000EXを広げ、ゴアテックスのシュラフカバーに押し込む。エア1000EXは圧縮してもモンベル♯1に♯5を入れた大きさの1.5倍の容積があり、別格の暖かさだった。寝る用意をして身体を拭いて飯食って明日の朝に備え湯を沸騰させてテルモスとナルゲンボトルに詰め込みホッカイロと共に靴の中に。ガスカートリッジや電子機器はシュラフ内に入れ、風でテントがばたつく中、大分早いが風の音をBGMに17:00就寝。
普段も歳のせいか4時か5時台には1回、目を覚ますので目覚ましを掛けずに眠ったが、厳冬期用シュラフの寝心地が余りに心地よかったのか、目が覚めたのはテントの中がすっかり明るくなった06:15。顔を何者かに踏まれているような感覚で目を開けたら何やら白いものが眼の前を覆っている。なんだこりゃと思って跳ね起きたら、入口の吹き流しに雪片が吹き込んで溜まり、それでテント本体出入口が圧迫されて入口側を枕に寝ていた自分の顔にのし掛かっていたのだった。これにはまたまたびっくりぽんや! 
それでもテント内に結露はなく、ホッカイロは冷たくなっていたが、水は凍ってなくて、コンロも一発で勢いよく火が付き、お湯も直ぐに沸騰した。08:00頃、出入口から外を覗くと紺碧の空!唐松岳頂上の雪煙も消えており、数名が頂上に向かって歩いていくのが見える。良かった〜。これなら無事に下山できる。

09:20下山開始。頂上山荘の頂上に登ったら本日登頂一番乗りの方が休んでいたので、写真を撮ってもらおうと声を掛けたが、返事がない。バラクラバにゴーグル姿だったので男性か女性かも分からない。「すみませーん」と大きな声で3回くらい呼びかけたらようやく気付いてもらえたので「すみませんが、剱をバックに写真撮ってもらえませんか?」と尋ねたら「※▽▲÷×≒」と理解不能な言葉で答えてカメラを受け取ってくれる。この方ひょっとして話せない方かな?悪いことしたかな?と思ってたら、つたない日本語で「テントで泊まったのですか?寒かったでしょう?」と尋ねてくれたので、ようやく日本人ではない若い女性であることに気付いた。「寒くはなかったのですが、風が凄くて」と答えるとびっくりしていたようだった。そして「ツンゴーレン ハイシー タイワンレン?」と尋ねると台湾から来て、夕べは八方池山荘に泊り今朝朝一で山荘を出発して唐松岳に登って来たことをうれしそうに話してくれました。スゴイデスネ〜!完全に日本人負けてますよ。

唐松岳、もう最高でした!どうしてここを日本百名山に選ばなかったのか、深田久弥さんに聞いてみたい!          

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コメント

昨日最初に下りられた方ですね。
kuroyuri2702 さん はじめまして。
昨日唐松登山の途中随分はやく下りられた方だなあと思っていましたら
頂上小屋横で泊まられたのですね。
たまたま私が頂上から頂上山荘小屋に行きましたら足跡が1人分だけ片道あったので
どうしてかなあと思っていました。
これで納得です。
凄いですね。
あまりの凄さにカンパイです
これからも楽しませてください。
2016/3/18 19:20
Re: 昨日最初に下りられた方ですね。
iiyuさん、はじめまして!コメントありがとうございます。
そして74歳の誕生日おめでとうございます!誕生日を最高の天気の唐松岳で迎えるなんて素敵ですね!うらやましいです。これからも元気な山行を続けられますようカンパーイ!
これからも宜しくお願いします。
iiyuさんが写真を撮って頂いた方もあの台湾女性2人組の1人ですね。自分は先に頂上山荘の上まで下りた方と話したんですよ。もう1人の方お体不自由だったんですか?
2016/3/18 21:24
Re[2]: 昨日最初に下りられた方ですね。
実は前の日から八方山荘に泊まられていたので食堂での会話はいつも手話でした。
体のハンデを見事に乗り越えて明るくふるまっておられました。
2016/3/19 9:18
お疲れ様でした♪
kuroyuri2702さん、こんにちは!
唐松岳!!展望もバッチリでメッチャうらやましい〜〜〜〜〜です。。
いつか私もリトライします。。
それにしてもテン泊とは凄いですね〜
2016/3/18 23:07
Re: お疲れ様でした♪
ni-shiさん おはようございます。
二日目の早朝、起きたら風が物凄かったのでリフト動くか心配したのですが、
8時頃になって、登山者の姿が見えたのでホッとしました。
もう1日閉じ込められるかヒヤヒヤもんでした。もちろん食糧、水、燃料はまだ丸1日分はもってましたけど。
唐松岳素晴らしかったです。ni-shiさんも是非リベンジして下さい。
2016/3/19 8:02
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