ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 830754
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
北陸

籾糠山から猿ヶ馬場山で最後は雪山ビバーク

2016年03月19日(土) ~ 2016年03月21日(月)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
24:39
距離
57.6km
登り
2,041m
下り
2,099m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:59
休憩
4:30
合計
12:29
5:26
396
高山駅
12:02
16:32
83
江黒下垣津バス停
17:55
17:55
651
栗ヶ谷橋
2日目
山行
23:43
休憩
0:22
合計
24:05
4:46
485
栗ヶ谷橋
12:51
13:12
174
16:06
16:07
17
16:24
16:24
96
18:00
ビバ−ク地点
3日目
山行
3:10
休憩
0:05
合計
3:15
6:20
78
ビバ−ク地点
7:38
7:38
33
8:11
8:12
78
9:30
9:34
1
9:35
白川郷バス停
天候 3/19…雨後晴れ 3/20曇り後雪 3/21雪後曇り
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
飛騨河合から籾糠山 コース的に危険なところはありません。尚、特に籾糠山直下の登りは急です。
籾糠山から猿ヶ馬場山 稜線に多少雪庇があるので稜線ギリギリは注意。
✳︎猿ヶ馬場山から白川は道間違いを起こしてしまいました。他の方のレコを願います。
※高山から江黒下垣津までは赤線繋ぎの為の車道歩きです
早朝高山駅より雨の中を歩き出します
2016年03月19日 05:09撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/19 5:09
早朝高山駅より雨の中を歩き出します
道の駅ななもり清見
ここで少し休まさせてもらいました
2016年03月19日 07:20撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/19 7:20
道の駅ななもり清見
ここで少し休まさせてもらいました
小鳥峠を通過
2016年03月19日 09:18撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/19 9:18
小鳥峠を通過
小鳥峠のお地蔵様
2016年03月19日 09:19撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
1
3/19 9:19
小鳥峠のお地蔵様
江黒下垣津バス停
一旦、軽装でここまで歩き、高山にバスで戻り、雪山装備で再びここからスタートしました
2016年03月19日 12:02撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
1
3/19 12:02
江黒下垣津バス停
一旦、軽装でここまで歩き、高山にバスで戻り、雪山装備で再びここからスタートしました
飛騨河合の案内図がありました。
籾糠への道の役には立ちません
2016年03月19日 16:53撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
1
3/19 16:53
飛騨河合の案内図がありました。
籾糠への道の役には立ちません
下小鳥ダムへの道は冬期は閉鎖のようです
2016年03月19日 17:00撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/19 17:00
下小鳥ダムへの道は冬期は閉鎖のようです
河合保に入りました。
河合保は下小鳥ダムで失われた集落です
2016年03月19日 17:02撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/19 17:02
河合保に入りました。
河合保は下小鳥ダムで失われた集落です
下小鳥ダム湖です
2016年03月19日 17:09撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/19 17:09
下小鳥ダム湖です
祠がありました
河合保の集落跡の一部でしょうか
2016年03月19日 17:27撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
1
3/19 17:27
祠がありました
河合保の集落跡の一部でしょうか
栗ヶ谷橋が見えてきました
2016年03月19日 17:32撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/19 17:32
栗ヶ谷橋が見えてきました
ダムサイトの灯りが見えます
少しほっとします
2016年03月19日 17:48撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
1
3/19 17:48
ダムサイトの灯りが見えます
少しほっとします
栗ヶ谷橋です
ここより飛騨河合PA方面に道が分岐します
今宵はダムサイトの灯りが見えるここでテントを張らさせていただきました
2016年03月19日 17:55撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
1
3/19 17:55
栗ヶ谷橋です
ここより飛騨河合PA方面に道が分岐します
今宵はダムサイトの灯りが見えるここでテントを張らさせていただきました
飛騨河合PA付近です
昔はPAより出入りが出来た為、道路標識があります
2016年03月20日 05:07撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
1
3/20 5:07
飛騨河合PA付近です
昔はPAより出入りが出来た為、道路標識があります
養鱒場を過ぎた付近です
除雪は養鱒場まで
2016年03月20日 05:34撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/20 5:34
養鱒場を過ぎた付近です
除雪は養鱒場まで
林道の分岐です
2016年03月20日 06:05撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/20 6:05
林道の分岐です
一方の林道はとうぞう谷へと続きます
2016年03月20日 06:05撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/20 6:05
一方の林道はとうぞう谷へと続きます
二号橋です
この少し先で林道から外れます
2016年03月20日 06:31撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/20 6:31
二号橋です
この少し先で林道から外れます
たまに赤布がありますがあまり役には立ちません
2016年03月20日 06:37撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/20 6:37
たまに赤布がありますがあまり役には立ちません
林道を外れてしばらく林の中を歩きますが、途中で右の尾根に上がります
2016年03月20日 07:23撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
1
3/20 7:23
林道を外れてしばらく林の中を歩きますが、途中で右の尾根に上がります
尾根筋はこういう目印がしばらく続きます
2016年03月20日 08:02撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
1
3/20 8:02
尾根筋はこういう目印がしばらく続きます
しかし雪がすくない
しばしばヤブに突入します
2016年03月20日 08:39撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/20 8:39
しかし雪がすくない
しばしばヤブに突入します
雪は増えてきましたが腐っています
2016年03月20日 08:45撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/20 8:45
雪は増えてきましたが腐っています
この急な登りはどう歩いても雪が崩れてきます
四つんばいでなんとか上がりました
2016年03月20日 09:37撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
1
3/20 9:37
この急な登りはどう歩いても雪が崩れてきます
四つんばいでなんとか上がりました
稜線近くなると雪もようやく締まってきました
2016年03月20日 11:17撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/20 11:17
稜線近くなると雪もようやく締まってきました
木々も白くなってきました
2016年03月20日 11:42撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
1
3/20 11:42
木々も白くなってきました
ここから落ちました
幸い怪我もなかったですが…
2016年03月20日 12:02撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3
3/20 12:02
ここから落ちました
幸い怪我もなかったですが…
籾糠山への最後の登りは急登です
2016年03月20日 12:26撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
2
3/20 12:26
籾糠山への最後の登りは急登です
籾糠山山頂に着きました〜
2016年03月20日 12:58撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
2
3/20 12:58
籾糠山山頂に着きました〜
猿ヶ馬場はガスに包まれていました
2016年03月20日 12:44撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/20 12:44
猿ヶ馬場はガスに包まれていました
天生湿原方面です
気持ちよさそうな感じですね
2016年03月20日 12:46撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/20 12:46
天生湿原方面です
気持ちよさそうな感じですね
この後、猿ヶ馬場へ向かいます
木々は真っ白です
2016年03月20日 13:27撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
1
3/20 13:27
この後、猿ヶ馬場へ向かいます
木々は真っ白です
稜線に雪庇があるようです
2016年03月20日 14:01撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/20 14:01
稜線に雪庇があるようです
1818峰は巻いて猿ヶ馬場との鞍部へ向かいます
小雪がちらついてきました
2016年03月20日 14:25撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/20 14:25
1818峰は巻いて猿ヶ馬場との鞍部へ向かいます
小雪がちらついてきました
猿ヶ馬場山に着きました
2016年03月20日 15:57撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
4
3/20 15:57
猿ヶ馬場山に着きました
猿ヶ番場の山頂は寒くてすぐに下山開始
ロクに地図も確認せずに1662峰を下ってしまいました
テントも張れなくなりビバ−クとなります
2016年03月20日 15:57撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/20 15:57
猿ヶ番場の山頂は寒くてすぐに下山開始
ロクに地図も確認せずに1662峰を下ってしまいました
テントも張れなくなりビバ−クとなります
ビバ−クから一夜明けて
写っているのは自立しないテントです
この中で一夜を過ごしました
唯、顔をあたりのみストックで空間確保しましたが…
2016年03月21日 05:31撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
5
3/21 5:31
ビバ−クから一夜明けて
写っているのは自立しないテントです
この中で一夜を過ごしました
唯、顔をあたりのみストックで空間確保しましたが…
沢沿いに降りて行って転倒した場所
2016年03月21日 06:57撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3
3/21 6:57
沢沿いに降りて行って転倒した場所
転倒したところの少し近くには雪がとけて沢が現れていました
2016年03月21日 06:57撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3
3/21 6:57
転倒したところの少し近くには雪がとけて沢が現れていました
宮谷です
ここを渡らないといけません
2016年03月21日 07:17撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
2
3/21 7:17
宮谷です
ここを渡らないといけません
ここなら渡れそうです
2016年03月21日 07:17撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
1
3/21 7:17
ここなら渡れそうです
ビバ−ク地点から沢を下って林道に出ました
本当に良かった
2016年03月21日 08:03撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
1
3/21 8:03
ビバ−ク地点から沢を下って林道に出ました
本当に良かった
白川の集落が見えました
もう大丈夫でしょう
2016年03月21日 08:10撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/21 8:10
白川の集落が見えました
もう大丈夫でしょう
白川の茅葺の家々
2016年03月21日 09:09撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/21 9:09
白川の茅葺の家々
こんな感じで茅葺がいっぱい
2016年03月21日 09:11撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3/21 9:11
こんな感じで茅葺がいっぱい
当然、観光客がいっぱい
ここからバスに乗り、山行無事終了しました
2016年03月21日 09:23撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
3
3/21 9:23
当然、観光客がいっぱい
ここからバスに乗り、山行無事終了しました

感想

コ−スは赤線繋ぎの為に、高山駅から江黒下垣津までまず歩いて、そこから一度高山に戻って冬山装備にしてから、再び、バスで江黒下垣津に移動。そこから歩き出し飛騨河合PA付近を経て籾糠山、猿ヶ馬場とつなぎました。念願の籾糠山から猿ヶ馬場山への雪山縦走を達成できました。

でも、反省が大きい山行でした。
先ずスノーシューの使い方です。傾斜が緩やかなところは威力を発揮しますが、急な下りは逆に危険です。今回の山行ではスノーシューを多用したのですが、籾糠山の手前と直下の下りで転倒。特に籾糠山の手前は、籾糠山の前山をやや下り気味にトラバースしていたのですが、転倒し小さな涸れ沢に転げ落ちてしまいました。幸い、涸れ沢は雪がクッションとなり何事も無かったですが、奇跡的でした。
第二は地図読みの失敗。飛騨河合から籾糠山を経て猿ヶ馬場山迄はくどいぐらいに地図を見ていましたが、猿ヶ馬場山では時間が遅かった事や雪が降ってかなり寒くて、地図を見ないで、人のトレースを頼りに道迷いをしてして、結局ビバーク。翌日は正規のルートに戻る為に沢を下るというル−トを取らざるを得ず、途中で転倒し、こちらもあやうく、雪の間にのぞかせた沢の穴に落ち込むところでした。
第三はビバークに関してです。元々、猿ヶ馬場山付近で一泊するつもりでテントを持って行きました。ところが急いで下に降りようと急いだ結果、道迷い。結局、ウロウロしている間に暗くなり、やや斜面が緩やかな場所で、テントを張ろうとした為、テントのポールを斜面に不用意に置いた為、雪で流されるというアクシデントになってしまいました。自立しないテントは唯の布袋です。それでも、ないよりましと考え、布袋の中にマットとシェラフを引きましたか、結露でシェラフが湿って眠れない一夜を過ごしました。
いつも単独行ですが、単独行のリスクの高さを痛感しました。
無事帰ってこれてよかったです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1158人

コメント

山頂標識あったんですね!
はじめまして
猿ケ馬場山山頂標識あったんですね
見つけられなかった〜
momohiroさんのトレース少しは見たかも
雪山ビパークはなかなか単独は不安ですね
無事で良かったですね。
当方もノートレース下りで道ロストの滑落・・・
お互い安全で山楽しみまひょ
2016/3/23 21:16
雪の中のビバーグ寒そうですね。白川郷へ出たらほっとしますね。
2023/4/11 9:37
kazue514さん、寒いというより一睡も出来ませんでしたね。
幸いにシュラフは厳冬期ようなので、外は濡れましたが、中迄は湿らなかったのが助かりました。
2023/4/11 18:57
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら