白峰三山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,411m
- 下り
- 3,107m
コースタイム
奈良田6:30-バス-7:10広河原
広河原7:35-9:30白根御池小屋-11:15二股合流点-11:30小太郎尾根-12:10肩の小屋13:05-14:00北岳-15:00北岳山荘
10月24日
北岳山荘7:00-7:25中白根山-8:10間ノ岳-9:05農鳥小屋-9:50西農鳥岳-10:25農鳥岳-11:15大門沢下降点-13:40大門沢小屋-15:50登山道入口-16:20奈良田第一発電所-16:50奈良田
天候 | 10/23 晴れのちうす曇り 10/24 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6:00通行開始で6:30のバスに間に合います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
広河原から御池小屋経由で北岳のコースはよく整備され問題ありません。 三山の縦走路も危険なところはないです。 大門沢下降点から下で歩きにくいところがあります。 奈良田駐車場近くの奈良田の里温泉入浴、ぬるぬるすべすべのいいお湯でした。 |
写真
感想
安定した天気が期待できたので行ってきました。8686が
小屋泊まりの長丁場が初めてなのとsuyama2ががらにも
なく先週カゼでダウンしたことででちと心配でしたが。
朝4時にsuyama2宅を出発、途中コンビにで買い物のあと
奈良田手前の夜間規制区間に5:40分ころ到着。水戸ナン
バーのおじさんとお話、おくさんと北沢峠の紅葉を見に
行くそう。
6時ちょうどに規制が解除されそこから奈良田のバス停、
駐車場まで10分くらいだったので問題なく6:30発のバス
に乗れた。乗客は20名弱、芦安に比べるとがぜん少ない。
揺れる車内でけっこう寝れた。
広河原に6:10ころ着いて準備、行動開始。夏とは全く違
って空気が澄み切っている。そんなに寒くはない。はな
から長袖のシャツ1枚でOK。夏に歩いた大樺沢コースでは
なく白根御池を通るコースを選択、葉も落ちているせい
かけっこう眺望があってよかった。第1、第2ベンチなん
て合戦尾根みたいだし、登るかんじも似ていると思った。
ときおり見る赤く染まった木々がきれいだ。
白根御池小屋で休憩、ここからの眺めもよい。草すべりの
直登は8686のがんばりでままあのペースか?小太郎尾根に
着いて”どうだ、すげーだろ”と言って感動の押し売りを
するも反応のない8686、第一段階の燃え尽きであった。
肩の小屋で昼食、suyama2とがまんできなく缶ビールして
しまう。他に10人くらいがめしにしていた。風もなく穏や
かな天気。高層の雲が出て日差しもマイルド。高曇りでも
視界はばっちり、どこまでも見通せる。
さあ山頂アタック、足のあがらない8686だが一歩一歩ピー
クに近づいていく。がんばったな8686、世界はきみのものだ。
バットレスを覗いてパシャリ。高所平気症のchiantiでもそれ
以上は足が前に出なかった。強度の高所恐怖症の8686に
”こっち来て人生変えれば”といったら”人生終わります”
とあっさり、バレバレである。
北岳を後にし今日の宿泊場所である北岳山荘まで降った。
宿泊の手続きのおにーさんが明日縦走して奈良田まで行くと
言ったら、”気をつけてくださいね、足場の悪いところもあり
12時間かかります”と脅される。実際はジャスト10時間だったが。
お楽しみのメシ前のお酒タイム、suyama2があげたワインを飲んで
いいかんじになってきたころ彼、頭痛をおぼえたらしく夕食まで
寝込んだ。先週のカゼで体調悪いのか高山病か?明日の調子しだ
いで広河原に降りることも検討した。
夕飯では山荘の在庫一掃のためかメインのさばの味噌煮に加えて
ハンバーグ、親子丼の具さらには白身魚のフライまで食べきれな
いほどの怒涛のおかず攻撃、私らのテーブルでは残してしまった。
山荘の主のおはなし、けさの最低気温はマイナス5度だったそう。
本日の宿泊者は40名と少し。北アに比べて少ないのかな。
明日午後から雨の可能性ありだというのでほんとに縦走はよそう
かとも思った。
翌朝suyama2は劇的な回復を見せ縦走のやるきに満ちている。予定
通り決行することとした。天気は昨日から続く高曇りではあるが
視界はばっちり、房総半島までよく見えるのは珍しいと山荘の主。
朝食の時間が6:30とちと遅いがしっかり食べて7時縦走開始となった。
前日夕食のあと18:30にはみな爆睡となりのどが渇いて途中目を覚
ますも5時まできっちり寝たので体力ばっちりと思ったが中白根までの
登りでけっこう息があがる。西風もけっこうあって寒いくらい。帽子も
暖かいのに変えた。
そのうち調子が出て予定時間に間ノ岳に着いた。南アルプスの南部方面、
塩見から荒川、赤石方面は本当にすばらしい。
農鳥小屋にはほどなく着いた。小屋の主らしいヘルメットのおじさんに
suyama2があいさつするも反応なく感じがわりい、名物主らしいのだが。
ここから西農鳥への登りはきつかった。8686は消えて行かんばかりである。
農鳥岳の頂上で長めの休憩、ここでは同じ行程を行く人としばし会話。
うちらのほかには単独の男性2名、男性2名のパーティー、男女のパーティー
ぐらいしかいない。年配のひとはいなかった。実際間ノ岳からはすれちがい
の人は皆無だったと思ったら一人、降りのハイマツ帯で三脚使って写真を
撮っている外人さんがいました。
大門沢下降点からしばらくはハイマツのなかをジグザグに降るがそのうち
岩がごろごろしたコースとなり歩きにくい。なかなか大門沢小屋まで届き
そうにないので途中で昼飯にした。もう少し降れば見晴らしのいいところ
があったのだが。
大門沢小屋からはsuyama2に頭を取ってもらい飛ばし目で降って時間をかせぐ。
おかげで早く目的地に到着した。途中つり橋が三箇所あり、最初のがけっこう
ヤバかった。揺れるし底の鉄板抜けそうだし。8686の恐怖は筆舌に尽くしがた
いものがあったであろう。
ほとんど同時刻に奈良田についた男性チームも
”このコース、逆はいやですよね”とおっしゃる。
モットもです。まずムリです。
奈良田の里温泉、ぬるくてぬるぬるしてお湯は最高。またはいりたい。
晩飯は富士宮の街中の焼肉ファミレスにて、けっこう食ってしまった。
Chiantiさん、SUYAMA2さん
最初から最後まで引っ張ってって
もらいありがとうございました 。
一日目の急登続きで早くも1回燃え尽き、
続いて慣れない3000m級の酸素の薄さに
再び燃え尽き、何とか山小屋に辿り付きました 。
二日目、アミノ系をしっかり飲んだので、
奇跡的に肉痛無しでスタートできました。
3000mで一泊したこともあって一日目よりは
息が楽でしたが、
帰りの所要時間12時間を聞いただけで
二日目で、三度目の燃え尽きを起こしました。
ですが、歩かにゃー帰れんということで、
フラフラのガクプルでしたが底力が
でました。
無事帰ってこれてよかったです。
あの朝焼けの景色は今も目に焼きついております。
お二方、大変お世話になりましたm(_ _)m。
8686
お疲れ様でした。
お初のビッグマウンテンよくがんばりました。
温泉もよかったし焼肉での8686祭りもすばらしい
ものでした。
心震える絶景をまた見に行きましょう!
白峰三山お疲れさまでしたー
朝焼けの色が何とも言えませんねぇー
蓼科山から見てましたヨ、北岳
霧ヶ峰から見てましたヨ、間ノ岳
稜線歩きは雪降ってるんじゃないかと思ってましたが
ご無事で何より
ゆっくり身体を休めてくださいね
kiyokiyo
ご来光前後の色彩も季節、場所で結構違うものですね。
今年はいっぱい見れました。
こちらも北岳山頂から蓼科山が気になってちらちら、
間ノ岳から車山、霧ケ峰方面をちらちらしてました。
下降点から延々と続く下り、気を長くして降りました。
大腿四頭筋の痛み具合、人生最大級です。
二日目の縦走、間ノ岳付近では風もあって寒く毛糸の
帽子をかぶりましたが、大門沢のくだりでは汗だく
でしたよ
冬が来る前に、もう1,2発くらい超えたいですね。
お疲れさまでした。
同じく筋肉痛ですねぇ。さすがに2000mのダウンヒルは効きました。。。
8686もよく頑張りました!しかも高所恐怖症の8686にとって最後の吊り橋3連発は笑えましたが。。。
ともあれ、白峰三山制覇&ご来光サイコーでしたね。
皆さん、ありがとうございました。また楽しみましょう(^o^)/
suyama2
ほんと体調復活してよかったです。
がっつり縦走&降り、いい経験になりました。
8686の恐怖症、いくぶん治療してやりたいですが
本当はそれでこの先も楽しめますね
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