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Yamareco

記録ID: 86715
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ハイキング
奥多摩・高尾

ウトウノ頭〜酉谷山〜天目山

2010年11月13日(土) [日帰り]
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lizhijp その他1人
GPS
--:--
距離
19.6km
登り
1,651m
下り
1,685m

コースタイム

7:00日原鍾乳洞前の龍岩-8:55スズ坂の丸-9:33ウトウノ頭-10;29タワ尾根上-11:21酉谷山-11:41酉谷避難小屋12:18-13:35ハナド岩-14:06一杯水避難小屋14:40- 16:00東日原
天候 晴れ一時曇り
過去天気図(気象庁) 2010年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東日原駐車場、日原鍾乳洞先(小川谷林道に入りすぐの所)
コース状況/
危険箇所等
危険箇所;ウトウの頭〜タワ尾根ノ頭までは崖の登り下りと岩の細尾根が続き注意が必要。
スズ坂ノ丸から先は普段でも踏み跡が怪しい上に今は落ち葉で更にわかり辛くなっているが、尾根の上、上と行けば迷うことはなし。
その他の道は危険箇所なし。
温泉;奥多摩もえぎの湯

いつもは殆ど単独行だが、今日は久しぶりにアメリカから山友達が一時帰国したので2人で一緒に山に登ってきた。

◇龍岩〜人形山
一石山神社の先の龍岩右側にある階段から登る。
龍岩の上までS字状に登ると左右の分岐があり、左に行くと一石山を通る緩やかな登山道(散歩道)、右に行くと人形山に直接登れる杉林の急坂をS字状に登っていく登山道で尾根に登り切るとミズナラの巨木が見えてくる。

◇人形山〜スズ坂ノ丸
落ち葉で踏み跡は見えないが尾根沿いに登っていけば迷わないので、巻き道っぽい踏み跡(獣道)に入らないよう尾根を外れないよう尾根上を歩いていく。 それほど急な登りや危険箇所はなく綺麗な紅葉と落ち葉をラッセルしながら気持ちよく登っていける。

◇スズ坂ノ丸〜ウトウノ頭〜タワ尾根ノ頭(長沢背稜)
ウトウノ頭手前までは尾根沿いの緩やかな登りだがウトウノ頭手前からは急登となり岩の間を登っていく、この急登を登り切るとウトウノ頭の山頂。
山頂には道標と八木さんが作ったウトウの鳥の絵の綺麗な色の焼き物が掛けられている。
ウトウノ頭からモノレールが見える所までは非常にオモシロイ尾根歩きで、崖下り、崖登り、細尾根の大岩登り、下りの連続でワクワクする楽しい道である。
モノレール沿いに登っていくとモノレール終点となり、そこからすぐ上の所から長沢背稜の尾根道となる。

◇酉谷山 1718m
長沢背稜の尾根道に出ると雲取山(左)と酉谷山(右)の道標がある。長沢背稜を右(東)に行き酉谷山を目指して歩いていく。 この尾根道は非常に見晴らしが良く(南の谷側)アップダウンも緩やかで非常に気持ちの良い散歩道ライクに歩ける尾根道である。
行福ノタオで酉谷山頂と巻き道の分岐となり、山頂を目指して左の尾根を登り3回ほど小ピークを越えて20分ほど登ると酉谷山頂1718mに着く。
南側は開けて展望が良いがその方向以外は木がじゃまで展望は無し。
南側にはさっき登ってきたタワ尾根のウトウノ頭、南西には雲取山や富士山を見渡せる。
山頂から反対側(東側)に下りて酉谷避難小屋の中で昼食(ラーメン&おにぎり)を取る。
小屋の中には、先月来たときには無かった木のテーブルやヘッドライトなどが置かれていた。外の水場には新しい綺麗なステンレスのコップが掛けられていた。
誰が設置しているのか? 東京都の人? 酉谷山や小屋を愛する愛好家?
小屋はいつも綺麗でこれからもず〜とみんな大事に使っていければと・・・

◇酉谷避難小屋〜一杯水避難小屋
この間は長沢背稜の緩〜〜〜いアップダウンの尾根沿いの道でほとんどが尾根から少し南側を歩く巻き道となっている。 途中の七跳山や大栗山や天目山の山頂に行く場合は登山道から北側に外れて尾根を登っていかなければいけない。

◇一杯水避難小屋
一杯水や天目山は東日原から2時間半位で比較的楽に登って来れるので一杯水避難小屋や小屋前の木のテーブル、椅子は大体いつでも登山客が利用している。
ただ、小屋からの展望があまりよくない(天目山からの展望は素晴らしいが)ことと地理的に宿泊する価値のある場所でない為(登山口に近すぎる)、宿泊する人が多い酉谷小屋に比較して宿泊する人は少ない。(元々避難小屋は宿泊する為のものではなくあくまでも避難小屋ではあるが実際は無料宿泊施設の小屋として多くの人々に利用されている)
・一杯水避難小屋;10人以上宿泊可能(広い)、水場は小屋から数百m東側に有る。
・酉谷避難小屋;7人宿泊可能(小さい)、小屋前に水場有り

◇一杯水避難小屋〜東日原
ヨコスズ尾根を尾根伝いに降りていき、滝入の峰付近からは杉林の坂道をひたすらS字状に降りていくと家が下に見えてきて暫く下りると東日原の里が見えてくる。
このヨコスズ尾根は登山道もしっかりしており、日帰り登山客が多く1時間半くらいで下りて来れる。
そそり立つ龍岩
2010年11月13日 16:24撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 16:24
そそり立つ龍岩
龍岩の横の階段から登る
2010年11月13日 07:13撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 7:13
龍岩の横の階段から登る
山は紅葉で綺麗
2010年11月13日 08:03撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 8:03
山は紅葉で綺麗
金袋山手前にあるミズナラの巨木
2010年11月13日 08:10撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 8:10
金袋山手前にあるミズナラの巨木
尾根の木も紅葉
2010年11月13日 08:36撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 8:36
尾根の木も紅葉
スズ坂の丸山 1456m。ここまで登るともう、紅葉はすでに終わり枯れ木で葉っぱは落ち葉になっている。
2010年11月13日 08:55撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 8:55
スズ坂の丸山 1456m。ここまで登るともう、紅葉はすでに終わり枯れ木で葉っぱは落ち葉になっている。
ウトウの頭 1588m
2010年11月13日 09:33撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 9:33
ウトウの頭 1588m
八木さんが作ったウトウの焼き物名板
2010年11月13日 09:38撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 9:38
八木さんが作ったウトウの焼き物名板
ウトウの頭からは、木の根っこと岩の細尾根登りとなる
2010年11月13日 09:42撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 9:42
ウトウの頭からは、木の根っこと岩の細尾根登りとなる
険しい登り下りの細尾根・・・実に楽しい尾根歩きである
2010年11月13日 09:55撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 9:55
険しい登り下りの細尾根・・・実に楽しい尾根歩きである
さすが、この先の岩には行けない・・・左に巻いて
2010年11月13日 09:55撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 9:55
さすが、この先の岩には行けない・・・左に巻いて
反対側から岩を見上げる・・・やっぱり無理
2010年11月13日 09:59撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 9:59
反対側から岩を見上げる・・・やっぱり無理
厳しい細尾根が終わるとモノレールが見え、レール伝いにに登る
2010年11月13日 10:09撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 10:09
厳しい細尾根が終わるとモノレールが見え、レール伝いにに登る
登り切ると長沢背稜の尾根道に出る
2010年11月13日 10:30撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 10:30
登り切ると長沢背稜の尾根道に出る
長沢背稜の尾根道を東へ行き酉谷山山頂 1718m
2010年11月13日 11:21撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 11:21
長沢背稜の尾根道を東へ行き酉谷山山頂 1718m
酉谷山から見える南側の展望
2010年11月13日 11:22撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 11:22
酉谷山から見える南側の展望
富士山が見える。 やっぱり富士山が見えるとなんか元気がでる。
2010年11月13日 11:23撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 11:23
富士山が見える。 やっぱり富士山が見えるとなんか元気がでる。
奥の山は雲取山で手前はタワ尾根。
2010年11月13日 11:28撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 11:28
奥の山は雲取山で手前はタワ尾根。
酉谷避難小屋。 今日もかなりの人が泊まる人気の小屋。
2010年11月13日 11:40撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 11:40
酉谷避難小屋。 今日もかなりの人が泊まる人気の小屋。
水場には新しいステンレスのコップが置いてあった。
2010年11月13日 12:04撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 12:04
水場には新しいステンレスのコップが置いてあった。
長沢背稜の尾根道は気持いい落ち葉のラッセル〜
2010年11月13日 13:26撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 13:26
長沢背稜の尾根道は気持いい落ち葉のラッセル〜
ハナド岩からの展望。 雲取山の左に富士山が見える
2010年11月13日 13:35撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 13:35
ハナド岩からの展望。 雲取山の左に富士山が見える
ハナド岩からの展望全景
2010年11月13日 13:36撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 13:36
ハナド岩からの展望全景
白くなった一杯水避難小屋
2010年11月13日 14:06撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 14:06
白くなった一杯水避難小屋
ヨコスズ尾根を1時間強降りると日原の里に降りつく
2010年11月13日 15:59撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 15:59
ヨコスズ尾根を1時間強降りると日原の里に降りつく
東日原の天目山登山道入口に到着
2010年11月13日 16:01撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
11/13 16:01
東日原の天目山登山道入口に到着
撮影機器:

感想

いつもは一人で、自由で気ままで気楽な山登りだが、たまには2人で登るのも色々話しができて楽しいもんだなあと思った。

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コメント

初めてこちらにお邪魔します
lizhijpさん

おはようございます。

きれいな富士山がくっきり見えてましたね。
酉谷山から天目山にかけては感じの良さそうな稜線ですね。    

奥多摩方面は殆んど登ったことがありませんが、これからは
どんどん登ろうと思ってます。

onsen

  
2010/11/15 7:43
onsenさんへ
初めまして、コメントありがとうございます。

奥多摩と言えば代表的な山は雲取山でしょうが、その他にも静で(登る人が少ない)綺麗な山が沢山あります。(涸沢ほどではありませんが・・)

地元埼玉と東京の都県境尾根沿いに棒ノ峰〜日向沢ノ峰〜蕎麦粒山〜天目山〜酉谷山〜雲取山へ、そして山梨の飛龍山〜雁坂峠〜甲武信ヶ岳へと是非行っちゃってください。

一応これらの山は山行記録として書いていますので参考にして頂ければ幸いです。(参考にしないほうがイイかもしれませんが)
2010/11/15 19:37
こんにちは。
広いようで狭いヤマレコでした
まさか歩く人が少ないあの場所でお会いするなんて…
タワ尾根の紅葉、最高でしたね。

私も単独で歩くことが多いのですが奥多摩はルートが難しくてなかなか一人では歩けません。
熊さんも恐いし。。。
でもいつかハナド岩からの眺めも見に行きたいです
2010/11/19 12:58
kozakuraさんへ
普段あの辺はほとんど人が居ないんですが、あの日だけはタワ尾根から結構沢山の人(6人・・・以上?)が登っていました。
紅葉、綺麗でしたね、奥多摩は地図に載ってない踏み跡が無いような尾根ルートが沢山あり初めてのルートはドキドキで難しいといえば難しいですがワクワク楽しいといえば楽しいです・・・。
ハナド岩は是非、天気の良い熊さんのイナイ日に行って見て下さい。
(いつも熊スズを2個つけてカンカンジャラジャラと歩いています)
2010/11/19 20:32
楽しいルートですよね♪
lizhijpさん、おはようございます♪
ちょうど私たちの一週前にlizhijpさんも全く同じルートを(私たちはちょっと寄り道しちゃったけど )歩かれていたのですね。
タワ尾根や長沢背稜あたりは、広葉樹が美しく、とても良い雰囲気の山域ですね。
私も、また機会をみつけて歩いてみたいと思っています。
2010/12/18 8:04
プロフィール画像
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