秋の丹沢しっぽり山行
- GPS
- 30:43
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 2,114m
- 下り
- 2,103m
コースタイム
08:19 大倉 → 10:06 堀山の家 → 11:45 塔ノ岳(昼食) 12:45 → 13:45 丹沢山
【2日目】
06:39 丹沢山 → 07:23 棚沢の頭 → 07:56 蛭ヶ岳 8:16 → 08:49 棚沢の頭→ 9:40 丹沢山 09:49 → 10:40 塔ノ岳 → 11:04 金冷シ → 11:22 小丸 → 11:45 鍋割山(昼食) 12:37 → 13:19 後沢乗越 → 13:56 二俣 → 15:02 大倉
天候 | 1日目 曇り 2日目 晴れから曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備の行き届いた道でした。表示も問題ないです。 下山後は秦野の湯花楽で入浴、石焼ビビンバおいしかったです。 |
写真
感想
他のメンバーが都合で行けなくなるなか、以前から行ってみたかった丹沢山系を2人でしっぽりと歩いて参りました。
大倉尾根は視界から人がいなくなることのない、場合によっては数珠繋ぎの富士登山状態というすごさ、さすが神奈川県、山まで都会だと驚いた隣県のものです。
それでも私らが登った日曜よりも前日のほうが登山客が多かったそうです。
kiyokiyoが目覚ましで起きれず1時間のタイムロスでchianti宅に到着。そこから大倉に1時間ほどで到着するも駐車場の掟がわからず秦野戸川公園の駐車場に車を停めてしまいました。
当初の行動開始予定の8時より20分ほど遅れてスタートできてまずまずかと思っていたら遠路やってきたkiyokiyoのペースが上がりません。
ご年配のパーティーに吸収されたり抜かれたり、ほぼ標準コースタイムをなぞるペースで塔の岳山頂に到着しました。
風が冷たかったので東側の植込みの陰で昼食としました。ビールと棒ラーメンです。コーヒー飲んで丹沢山に向けて出発、塔の岳より先は人ががくっと少なくなりました。日曜で日帰りの人がほとんどだったのでしょう。
13時半ころ丹沢山に到着しみやま山荘に手続きをして飲み始めました。ビールを外で乾杯したけど寒くて山荘の1階に移ってワインにしました。今回はこれで十分と思った1Lのパックにはいったやつが軽くあいてしまい、2Lにすべきだったと反省するもカップ酒やビールを追加して山荘さんの売り上げにちょっとだけ貢献しました。
この日の山荘の宿泊者は私らのほかには自炊の男女の四人パーティーだけでした。
前日の土曜の晩は山荘もかなり混んでいたようです。
2階の清潔な部屋のはじっこに寝床が確保でき、アコーディオンカーテンもあって着替えるのにも便利でした。夕食、朝食とも大好きな味噌汁が十二分にあってうれしかったです。
夜中からよく晴れて星空がきれいでした。ご来光も拝めましたが二日目は晴れていてもかすんで視界がよくない、富士山も笠をかぶって天気悪化方向です。前日は曇りでもいわゆる高曇りで視界がよく南アルプスも見えてよかったのですが。
小屋番さんが夕方まで雨はないとおっしゃいました。この日の予定は丹沢山から蛭が岳をピストンして塔の岳経由で鍋割山荘にいきまして、そこで鍋焼きうどんを食べるのがメインミッションであります。
荷物の大半をみやま山荘にデポさせてもらってちっこいザックで蛭が岳までまいりました。背負う荷物の軽さがこんなにいいものと改めて実感しました。
蛭が岳へはそこそこのアップダウンもあり背の低い笹がきれいです。メス鹿たちのパーティにも遭遇しましたし、ちょっとした岩場もあって帰りの道も楽しみました。蛭が岳からみた奥のほう、来年歩いてみます。尊仏山荘の直下では若いオス鹿にも会えました。
鍋割山稜はこれがまたいい道でしたね。ちょうどお昼前に鍋割山荘に到着、ビールで乾杯後評判の鍋焼きうどん、汁一滴のこさず完食しました。かぼちゃのてんぷらがうれしかったな。
帰り道、鍋割の尾根も登りはハードでしょうね。大倉からだと登り始めまで遠いですし。二俣からの林道、どこまで行っても景色変わらず飽きてしまいました。
…今回は「chiantiとふたり、しっぽり丹沢」の予定でしたが、初日からkiyokiyoのダメっぷりを露呈してしまいました。
まず朝から痛恨の二度寝。おお〜、なんてこと!待ち合わせ時間に遅れること一時間は必至!
あわてて遅刻メールをするも、そのメールをPCへ送ってしまう二重ミス;
予定より20分遅れで登山開始したものの今度はまったくペースが上がらず、、、休憩をいれつつ、なんとか塔ヶ岳へ。
ダラダラ来ちゃったので、このままここで昼ラーメン。「まあこんな日もあるサ」となぐさめられ、ビールで乾杯。
丹沢は初めて来ましたが、立派なバス停からスタートして塔ヶ岳まで、まったく人が途切れる気配なし。
あまりの人口密度に、軽く“人酔い”してしまいましたが、塔ヶ岳から先は一気に人が減り、晩秋らしい山歩きに↑↑ 丹沢山までのんびりと歩けました。
みやま山荘についた時には、もうまったく、それ以上歩く気持ちナシ。
「調子の悪い日は、あまり無理して歩かない」ってことで、あとはひたすら飲むだけ。
山荘はとても清潔で、山の本がたくさんある休憩室で延々夕飯時まで飲み続けました(笑)
二日目は山荘に大きな荷物をデポし、蛭ヶ岳ピストン。丹沢は行けども行けども奥深く、いろんな稜線を歩いてみたくなりました。
この日のメインは、鍋焼きうどん。「鍋割で鍋焼き!」を合い言葉に塔ヶ岳から鍋割山へ。うわさに違わぬおいしさに、思わず舌鼓。
山歩きの充実感からか、350mlのビールもすぐに飲み干してしまったので、普通に飲める方なら500mlの購入をお勧めします(笑)
さあ、メインイベントを終えたあとの下山が長かった…。
目的がなくただひたすら歩くのは、なかなか精神的に辛い。
最終的には「飽きたよ〜」「めんどくせ〜」とダダをこねながらの下山。いい大人がイカン、イカン。
しかしまた、春には歩きに来ようと思う。
P.S.
後日、雪が降ったようですね。自分たちが行った時と3日ほどしか違わないのに景色の違いにびっくりしました。
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