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Yamareco

記録ID: 880227
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ハイキング
甲斐駒・北岳

【過去レコ】櫛形山(池ノ茶屋より唐松岳・丸山ピストン)

2016年05月22日(日) [日帰り]
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GPS
05:48
距離
16.3km
登り
1,104m
下り
1,103m

コースタイム

日帰り
山行
5:26
休憩
0:21
合計
5:47
距離 16.3km 登り 1,109m 下り 1,103m
4:58
27
スタート地点
5:25
10
櫛形山(三角点)
5:35
5:56
289
櫛形山(最高点)
10:45
ゴール地点
04:58 池ノ茶屋登山口出発
05:06 管理歩道(ほこらキャンプ場)分岐
05:25 櫛形山(三角点)
05:35 櫛形山最高点(小休止) 05:56
06:03 バラボタン平分岐点(裸山へ向かう)
06:09 バラボタン平西分岐点(裸山へ向かう)
06:26 裸山山頂 06:31
06:33 櫛形山嶺登山道分岐(アヤメ平へ向かう)
06:46 アヤメ平
07:00 芦安温泉分岐(廃道?)
07:02 唐松岳山頂
07:37 丸山山頂(小休止) 07:45
08:26 唐松岳山頂
08:45 アヤメ平
08:51 池ノ茶屋登山口分岐
09:15 裸山のコル
09:36 もみじ沢
10:03 休憩所
10:20 北岳展望デッキ 10:27
10:45 池ノ茶屋登山口帰着
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■往路:都内(0:30)−首都高速−中央自動車道−<境川SA>−甲府南IC−国道358号−国道140号−県道4号−<富士川大橋>−県道413号−丸山林道−池ノ茶屋林道−林道終点休憩舎(03:25/178km)

■復路:林道終点休憩舎(11:05/178km)−池ノ茶屋林道−丸山林道−県道413号−国道52号−国道140号−<三郡橋>−国道140号−国道358号−甲府南IC−中央自動車道−<釈迦堂PA>−<笹子トンネル内事故渋滞7km>−首都高速−都内(14:10/353km)

■駐車場:池ノ茶屋林道終点に無料の駐車場と休憩舎があります。駐車台数は16台(30台の記載も)、簡易トイレがあります。
マップコード:893 598 716*23
コース状況/
危険箇所等
■丸山林道−池ノ茶屋林道
両林道とも舗装された車道ですが、小石などの落石が道路上にありますのでタイヤのバーストに注意して走りましょう。
道幅が狭く、すれ違いが困難な箇所が多くありますが、待避所などの道路標識はほとんどありません。
夜間に走行する場合、鹿などが路上にいますので、スピードの出し過ぎには注意しましょう。

■池ノ茶屋登山口−櫛形山−アヤメ平
よく踏まれた登山道で、分岐には道標があるので道迷いの心配は無いと思います。
櫛形山の国土地理院の山頂(奥仙重)には三角点があるのみで山頂標のようなものはありませんでした。櫛形山最高点には山梨百名山の山頂標が設置されています。
櫛形山は日本二百名山ですが、ヤマレコは最高点では認識をしてくれません。国土地理院の山頂を通過しないとダメなようです。

■アヤメ平−唐松岳−丸山
アヤメ平から唐松岳までは池ノ茶屋登山道ほどではありませんが踏み跡は明確で迷うようなことは無いと思います。唐松岳山頂の手前に、芦安に下る分岐道標がありますが、覗いてみた感じでは殆ど歩かれていない感じがします。
唐松岳から先の丸山登山道はあまり歩かれていない感じがします。落ち葉などのせいか、踏み跡が薄い場所があります。
丸山の山頂へは、巻き道からは登山道が見当たりませんでした。GPSで山頂を確認して、適当に這い上がりました。唐松岳から下って来て、丸山とのコルから巻き道を行かずに尾根伝いを行けば薮漕ぎもなく丸山の山頂に容易に立てます。

■アヤメ平−池ノ茶屋登山口(トレッキングコース)
2014年度の山と高原地図にはトレッキングコースの記載はありませんが、立派な登山道です。
もみじ沢の前後に急なアップダウンがありますが、ここを除けば概ね平坦な歩きやすい登山道です。
途中の休憩所にトイレがありますが、休むなら少し先の北岳展望デッキの方がお奨めです。北岳展望デッキにはトイレはありません。
池ノ茶屋登山口から北岳展望デッキまでは車イスで来れるほど整備がされています。
池ノ茶屋林道の終点にある駐車場です。奥に見える白い柵は、2014年度の山と高原地図には記載はありませんが、アヤメ平へのトレッキングコースのようです。帰りはこのコースで戻ってきます。
池ノ茶屋林道の終点にある駐車場です。奥に見える白い柵は、2014年度の山と高原地図には記載はありませんが、アヤメ平へのトレッキングコースのようです。帰りはこのコースで戻ってきます。
池ノ茶屋登山口にある休憩舎です。大きな案内図の他に入山マナーなどが書かれています。登山口はこの休憩舎の裏側になります。
池ノ茶屋登山口にある休憩舎です。大きな案内図の他に入山マナーなどが書かれています。登山口はこの休憩舎の裏側になります。
ここが登山口です。食害防止柵が張り巡らされているので扉を開けて登山道に入ります。
ここが登山口です。食害防止柵が張り巡らされているので扉を開けて登山道に入ります。
カラマツの新芽がきれいです。
カラマツの新芽がきれいです。
しばらく登ると稜線のような場所に出ました。ここが桜峠でしょうか。この稜線は防火帯を兼ねているようで、櫛形山へは幅の広い防火帯を登っていきます。
しばらく登ると稜線のような場所に出ました。ここが桜峠でしょうか。この稜線は防火帯を兼ねているようで、櫛形山へは幅の広い防火帯を登っていきます。
まだ日の出前ですが、稜線の南東側には富士山が見えます。チョット靄っていますが薄らとピンク色になってきました。
まだ日の出前ですが、稜線の南東側には富士山が見えます。チョット靄っていますが薄らとピンク色になってきました。
稜線の反対側、南西側の木々の間から見えるのは荒川岳のようです。
稜線の反対側、南西側の木々の間から見えるのは荒川岳のようです。
登ってきた防火帯を振り返りますが、防火帯の真ん中に立ち木を残してはダメでしょう。
登ってきた防火帯を振り返りますが、防火帯の真ん中に立ち木を残してはダメでしょう。
防火帯を登って来ると、西側の展望が開けます。樹木は伐採され、ベンチが設置されています。上空は雲ひとつ無い晴天です。白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)が一望できます。
防火帯を登って来ると、西側の展望が開けます。樹木は伐採され、ベンチが設置されています。上空は雲ひとつ無い晴天です。白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)が一望できます。
登山道のど真ん中に三角点があります。
基準点名:奥仙重 等級:三等 標高:2052.19m
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登山道のど真ん中に三角点があります。
基準点名:奥仙重 等級:三等 標高:2052.19m
櫛形山の山頂標は三角点とは別に、最高点にあります。
櫛形山の山頂標は三角点とは別に、最高点にあります。
ヤマレコでは最高点を山頂とは認めていないようです。国土地理院の地図に依存しているから?
ヤマレコでは最高点を山頂とは認めていないようです。国土地理院の地図に依存しているから?
バラボタン平の分岐です。裸山経由でアヤメ平へ向かいます。
バラボタン平の分岐です。裸山経由でアヤメ平へ向かいます。
ここがバラボタン平のようですが、食害のないマルバダケブキが一面に生えています。
ここがバラボタン平のようですが、食害のないマルバダケブキが一面に生えています。
先月に引き続き裸山に登ってきました。
先月に引き続き裸山に登ってきました。
裸山山頂からの櫛形山です。残念ながら富士山はガスの中に隠れてしまいました。
裸山山頂からの櫛形山です。残念ながら富士山はガスの中に隠れてしまいました。
白峰三山が見える筈の西側は、樹木に葉が茂ってくると展望は悪くなります。
白峰三山が見える筈の西側は、樹木に葉が茂ってくると展望は悪くなります。
裸山からはカラマツ林を通ってアヤメ平へ向かいます。
裸山からはカラマツ林を通ってアヤメ平へ向かいます。
まだアヤメの季節にはチョット早いですが、アヤメはどの程度残っているのでしょう。
まだアヤメの季節にはチョット早いですが、アヤメはどの程度残っているのでしょう。
「手折られし あやめの花の あわれさよ 君にも命の あるものを」
「手折られし あやめの花の あわれさよ 君にも命の あるものを」
アヤメ平から唐松岳に向かいます。ここにも食害防止柵がありますが、柵の中にはマルバダケブキは見えますがアヤメの新芽は見えません。
アヤメ平から唐松岳に向かいます。ここにも食害防止柵がありますが、柵の中にはマルバダケブキは見えますがアヤメの新芽は見えません。
唐松岳の山頂標です。今日歩いた中では一番立派な山頂標です。
唐松岳の山頂標です。今日歩いた中では一番立派な山頂標です。
唐松岳にも三角点がありました。
基準点名:唐松 等級:三等 標高:1856.41m
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唐松岳にも三角点がありました。
基準点名:唐松 等級:三等 標高:1856.41m
時間も早いので、丸山まで足を伸ばしてみます。唐松岳までの登山道に比べて踏み跡は薄くなります。
時間も早いので、丸山まで足を伸ばしてみます。唐松岳までの登山道に比べて踏み跡は薄くなります。
丸山の右側に付けられている巻き道から藪をかき分けて山頂らしき場所に登ってきましたが、明確な山頂標は見つかりませんでした。
丸山の右側に付けられている巻き道から藪をかき分けて山頂らしき場所に登ってきましたが、明確な山頂標は見つかりませんでした。
人工的なものが二つほどありましたが、何が書いてあったか古いもので全く判読は出来ません。
人工的なものが二つほどありましたが、何が書いてあったか古いもので全く判読は出来ません。
GPSではこのブナの大木辺りが山頂のようでした。
GPSではこのブナの大木辺りが山頂のようでした。
唐松岳に戻ってきましたが、人影はありません。
唐松岳に戻ってきましたが、人影はありません。
唐松岳からアヤメ平方向に少し行ったところに芦安への道標がありました。覗いてみましたが、ほとんど歩かれていないような感じでした。
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唐松岳からアヤメ平方向に少し行ったところに芦安への道標がありました。覗いてみましたが、ほとんど歩かれていないような感じでした。
アヤメ平に戻ってきました。二組の登山者がくつろいでいました。避難小屋兼休憩舎は用もないのでスルーします。
アヤメ平に戻ってきました。二組の登山者がくつろいでいました。避難小屋兼休憩舎は用もないのでスルーします。
南アルプス市から、野生動物からの食害を防止するネットの説明があります。
南アルプス市から、野生動物からの食害を防止するネットの説明があります。
トレッキングコースに入る手前、何気なく下を見ると、アヤメの新芽のようです。
トレッキングコースに入る手前、何気なく下を見ると、アヤメの新芽のようです。
トレッキングコースは池の茶屋登山口へ向かっています。一ヶ月前、この場所から裸山へ行くルートを悩んだ場所です。
トレッキングコースは池の茶屋登山口へ向かっています。一ヶ月前、この場所から裸山へ行くルートを悩んだ場所です。
トレッキングコースの案内図です。今回は事前にコース状況をインプットしてあるので、迷わずに歩けます。
トレッキングコースの案内図です。今回は事前にコース状況をインプットしてあるので、迷わずに歩けます。
トレッキングコースは穏やかな登山道で始まっています。
トレッキングコースは穏やかな登山道で始まっています。
道標に「裸山のコル」と書かれた場所に来ました。この道標には冬の白峰展望台への案内があります。
道標に「裸山のコル」と書かれた場所に来ました。この道標には冬の白峰展望台への案内があります。
どうやら展望台からは木々の葉が落ちたときのみ眺望があるようです。ここもスルーして、この先の北岳展望デッキを期待します。
どうやら展望台からは木々の葉が落ちたときのみ眺望があるようです。ここもスルーして、この先の北岳展望デッキを期待します。
もみじ沢と書かれた場所に来ました。ここはアヤメ平から来ても池ノ茶屋から来ても結構下るので、登り返しはシンドイです。
もみじ沢と書かれた場所に来ました。ここはアヤメ平から来ても池ノ茶屋から来ても結構下るので、登り返しはシンドイです。
残念ながら沢には水は流れていませんが、上を見上げるとモミジの木が多いです。秋はきれいでしょう。ベンチやテーブルがあるので休憩には良さそうです。
残念ながら沢には水は流れていませんが、上を見上げるとモミジの木が多いです。秋はきれいでしょう。ベンチやテーブルがあるので休憩には良さそうです。
もみじ沢から急登を登って来ると、道標に休憩所と書かれています。木が伐採されて、ベンチなどが設置されていますが、日当たりが良いのでチョット暑いです。
もみじ沢から急登を登って来ると、道標に休憩所と書かれています。木が伐採されて、ベンチなどが設置されていますが、日当たりが良いのでチョット暑いです。
休憩所をスルーして北岳展望デッキに来ました。トイレは休憩所にはありますが、北岳展望デッキにはありません。
休憩所をスルーして北岳展望デッキに来ました。トイレは休憩所にはありますが、北岳展望デッキにはありません。
北岳展望デッキから眺めた北岳。ほとんど雪は消えたようです。
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北岳展望デッキから眺めた北岳。ほとんど雪は消えたようです。
展望デッキの案内板です。
展望デッキの案内板です。
多少靄った感はありましたが、ほぼ案内板のように見えました。
多少靄った感はありましたが、ほぼ案内板のように見えました。
池ノ茶屋登山口から北岳展望デッキまでは車イスで来れるほど登山道が整備されています。
池ノ茶屋登山口から北岳展望デッキまでは車イスで来れるほど登山道が整備されています。
さらに南部の案内板もありました。登山道をショートカットするとこのような案内板は見えません。
さらに南部の案内板もありました。登山道をショートカットするとこのような案内板は見えません。
左の特徴ある山は笊ヶ岳です。
左の特徴ある山は笊ヶ岳です。
一周して駐車場に戻ってきました。朝方より10台ほど車が増えています。お疲れ〜...
一周して駐車場に戻ってきました。朝方より10台ほど車が増えています。お疲れ〜...
おまけ:帰りの林道から見えました。間ノ岳と農鳥岳です。
おまけ:帰りの林道から見えました。間ノ岳と農鳥岳です。
おまけ:農鳥岳から更に南部に延びる稜線です。
おまけ:農鳥岳から更に南部に延びる稜線です。

感想

6回目のリハビリゆる山行は、櫛形山を池ノ茶屋登山口から登り、唐松岳から丸山まで足を伸ばし、アヤメ平からトレッキングコースで帰ってくる計画を立てた。

登山口から櫛形山(奥仙重)までは30分ほど、登山道の真ん中に三角点がある。あるのは三角点のみで山頂標のようなものはなかった。

前回、アヤメ平から裸山へはトレッキングコースの途中からカラマツ林をよじ登ったので、正規のルートを確認したが、アヤメ平から裸山へは避難小屋の脇から登るのが正解だった 。

アヤメ平から唐松岳へは一般的な登山道、丸山へは登山道が薄く感じられた。唐松岳を下って、丸山の山頂へはコルからは右手に巻く道と稜線を行く道がある。
地図に記載されている登山道は、右手に巻いていく道、でもこの巻き道から丸山の山頂に登るルートは見つからなかった。
丸山の山頂をピストンするだけなら、コルから稜線を歩くのが正解。

アヤメ平から池ノ茶屋までのトレッキングコースは、山と高原地図が古いのか記載がないが、良く整備された登山道で、走る人もいるのだろう。
もみじ沢の標高が低いので、どちら側から歩いても急登の下りと登り返しがある。
北岳展望デッキから先は、車イスでも通れるように斜度を押さえた造りになっている。

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