白山 登り観光新道ー下り展望歩道
- GPS
- 26:32
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 2,021m
- 下り
- 2,023m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:27
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 7:01
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
▽行きの観光新道は、尾根に出てから見晴らしよく楽しい。出発が遅かったせいか、登っている人は他になし。下りとのすれ違いも合計10人程度で、静かに登れた。(アイゼン不要) ▽室堂〜御前峰〜大汝峰〜室堂の周回は、夏道が雪に隠れている部分でルートが分かりにくい。iPhoneの山と高原地図を頼りにした。(アイゼン不要) ▽下山時、室堂から展望歩道へ向かったが、平瀬道と展望歩道の分岐が雪で分からない。少し行き過ぎてiPhoneを見て補正。よく見たら、遠くに夏道が見えていた。(アイゼン不要) ▽展望歩道は雪で道が分からず、大きく外した。本来なら標高2360メートル付近で急斜面を真南に少し下り、下り方向に向かって左側の尾根に出なければならないのだが、かなり急に見え(まだアイゼンを履いていなかった)、ルートとは思えなかったので、等高線沿いに進んでしまった。しかし進退窮まり、結局、斜面の途中でアイゼンを履き、ストックをピッケルに持ち替えるハメに。その後は、急斜面を真下(等高線と直角)に下り、いったん夏道を発見するも、その先は雪で分からないため、ひたすら南竜山荘を目指して雪の上を歩いた。でも実は、ルートを外した雪の急斜面が今回の山行で一番、楽しかった部分。天気が良くて迷う心配はなかったし。へんなトレースを付けてしまったのは反省。(アイゼン、ピッケルが必要) ▽最後の砂防新道はよく整備され、歩きやすい。(アイゼン不要) |
その他周辺情報 | 白峰温泉総湯に立ち寄る。650円。いいお湯です。ソフトクリーム100円引きの券をくれ、向かいの売店で使ったが、バタークリームのようなくどいソフトクリームで失敗。 |
写真
感想
白山にはガスと雨の思い出しかなかった。36年前、仕事の関係で某皇族さまについて登って以来。あのときは、雨で登山道に水が流れていた。
しかし、アルプスから美しい白山を見るたび、いつか、再訪しなければならないと思っていた。最盛期の混んでいる時は登る気がしないし、冬はアプローチが悪い。タイミングは、今しかなかった。室堂はまだ素泊まりのみ。飛行機なのでバーナーなしの自炊だったが、フランスパンとコーンビーフ缶、小屋の売店で買ったビールとカップヌードル(お湯なし300円、お湯付き400円!!)が良く合った。朝のコーヒーやお茶はないが、水場のおいしい水で十分だ。
1泊する余裕の行程なので、たくさん歩けるコースをと、登りは観光新道、下りは展望歩道を選択。山頂のお池巡り、大汝峰もゆっくり歩いて堪能した。
観光新道は尾根に出るまでの急登が手応えがあって楽しいし、尾根に出てしまえば景色が最高。大正解だった。
山頂めぐりを堪能した後の下りは、展望歩道。ルートが分からず、難渋した。途中の頼りは薄い足跡だけ。iPhoneの山と高原地図でルートに乗っていることは確認していたが、それも斜度がないうちだけ。雪の斜面では小まめにiPhoneを出している余裕はない(6plusで大きいのでザックのポケットに入れている)。今、GPSトラックを地図に重ねて確認すると、崖マークの上あたりでアイゼンを履き、ストックをピッケルに持ち替え、崖を斜めに下りたことになっている。雪がなかったら、とても通れないルートでしょう。
無茶といえば無茶だが、天気、見晴らしはよく、目的の南竜山荘もよく見えていた。急斜面といってもクライムダウンするほどではなく、結果的に非常に楽しかった。
白山のイメージが変わった。
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