ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 880455
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

白山 登り観光新道ー下り展望歩道

2016年05月21日(土) ~ 2016年05月22日(日)
 - 拍手
snakam その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
26:32
距離
20.1km
登り
2,021m
下り
2,023m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:56
休憩
0:31
合計
5:27
10:45
60
11:45
83
13:08
13:12
50
14:02
14:11
9
14:50
14:53
39
15:32
15:46
26
16:12
2日目
山行
5:53
休憩
1:08
合計
7:01
6:15
34
6:49
6:57
32
7:29
7:30
16
8:04
8:05
1
8:06
8:22
10
8:32
8:36
20
9:22
9:40
25
10:05
10:06
63
11:09
11:19
13
11:54
22
12:16
60
13:16
0
13:16
ゴール地点
下山の南竜道・エコーライン分岐以下はGPS電池切れでポイントデータなし。別当出合まで、データが飛んでいた。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
飛行機
朝、飛行機で小松空港へ。レンタカーで別当出合に向かう。近づくと路上駐車がいっぱいで焦ったが、下段駐車場はがらがら。皆さん、どうして路上に駐めるのでしょう?
コース状況/
危険箇所等
▽行きの観光新道は、尾根に出てから見晴らしよく楽しい。出発が遅かったせいか、登っている人は他になし。下りとのすれ違いも合計10人程度で、静かに登れた。(アイゼン不要)
▽室堂〜御前峰〜大汝峰〜室堂の周回は、夏道が雪に隠れている部分でルートが分かりにくい。iPhoneの山と高原地図を頼りにした。(アイゼン不要)
▽下山時、室堂から展望歩道へ向かったが、平瀬道と展望歩道の分岐が雪で分からない。少し行き過ぎてiPhoneを見て補正。よく見たら、遠くに夏道が見えていた。(アイゼン不要)
▽展望歩道は雪で道が分からず、大きく外した。本来なら標高2360メートル付近で急斜面を真南に少し下り、下り方向に向かって左側の尾根に出なければならないのだが、かなり急に見え(まだアイゼンを履いていなかった)、ルートとは思えなかったので、等高線沿いに進んでしまった。しかし進退窮まり、結局、斜面の途中でアイゼンを履き、ストックをピッケルに持ち替えるハメに。その後は、急斜面を真下(等高線と直角)に下り、いったん夏道を発見するも、その先は雪で分からないため、ひたすら南竜山荘を目指して雪の上を歩いた。でも実は、ルートを外した雪の急斜面が今回の山行で一番、楽しかった部分。天気が良くて迷う心配はなかったし。へんなトレースを付けてしまったのは反省。(アイゼン、ピッケルが必要)
▽最後の砂防新道はよく整備され、歩きやすい。(アイゼン不要)
その他周辺情報 白峰温泉総湯に立ち寄る。650円。いいお湯です。ソフトクリーム100円引きの券をくれ、向かいの売店で使ったが、バタークリームのようなくどいソフトクリームで失敗。
別当出合の駐車場。路上駐車びっしりだったのに、駐車場はすきすき。
2016年05月21日 10:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/21 10:28
別当出合の駐車場。路上駐車びっしりだったのに、駐車場はすきすき。
駐車場からビジターセンターに向かい、湧き水を補給。
2016年05月21日 10:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 10:43
駐車場からビジターセンターに向かい、湧き水を補給。
36年ぶりの白山だ。
2016年05月21日 10:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/21 10:44
36年ぶりの白山だ。
こんな立派な吊り橋あったかなあ、と思ったが、古いのは土石流で流され、2004年に作り替えられたものでした。
2016年05月21日 10:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 10:46
こんな立派な吊り橋あったかなあ、と思ったが、古いのは土石流で流され、2004年に作り替えられたものでした。
われわれは観光新道に向かいます。
2016年05月21日 10:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/21 10:46
われわれは観光新道に向かいます。
2016年05月21日 10:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 10:57
2016年05月21日 11:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 11:04
別山が見えてきた。立派な山容だ。
2016年05月21日 11:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/21 11:10
別山が見えてきた。立派な山容だ。
2016年05月21日 11:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 11:27
暑い中を登る。
2016年05月21日 11:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 11:40
暑い中を登る。
尾根に出るまでは急斜面。
2016年05月21日 11:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 11:40
尾根に出るまでは急斜面。
尾根に出ましたよ。
2016年05月21日 11:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 11:44
尾根に出ましたよ。
だんだん見晴らしがきいて、気持ちよくなる。
2016年05月21日 11:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 11:44
だんだん見晴らしがきいて、気持ちよくなる。
2016年05月21日 12:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 12:09
2016年05月21日 12:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 12:09
岩をくぐる。
2016年05月21日 12:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 12:11
岩をくぐる。
白山は3度目だが、前2回は雨、ガスで眺望なし。こんないい景色を見られたのは初めて。
2016年05月21日 12:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/21 12:13
白山は3度目だが、前2回は雨、ガスで眺望なし。こんないい景色を見られたのは初めて。
通ってきた道を振り返る。いい尾根だなあ。
2016年05月21日 12:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 12:23
通ってきた道を振り返る。いい尾根だなあ。
腰を下ろせる場所を見つけたのでランチ。室堂泊まりの余裕のある行程なので、のんびりできる。
2016年05月21日 12:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/21 12:27
腰を下ろせる場所を見つけたのでランチ。室堂泊まりの余裕のある行程なので、のんびりできる。
雪もでてきましたよ。
2016年05月21日 13:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 13:05
雪もでてきましたよ。
殿ケ池避難小屋。ガスってきた。やはり、俺は白山の眺望には縁がないのか。
2016年05月21日 13:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 13:10
殿ケ池避難小屋。ガスってきた。やはり、俺は白山の眺望には縁がないのか。
気持ちいい山歩き。
2016年05月21日 13:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 13:55
気持ちいい山歩き。
黒ボコ岩によじ登ってみる。
2016年05月21日 14:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 14:05
黒ボコ岩によじ登ってみる。
頂上が見えた。穏やかないい山だなあと思う。(この時はまだ、反対側からみた荒々しい姿を知らなかった)
2016年05月21日 14:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 14:06
頂上が見えた。穏やかないい山だなあと思う。(この時はまだ、反対側からみた荒々しい姿を知らなかった)
予定より早く室堂に着いたので、宿泊の受付を済ませて、頂上へ向かう。
2016年05月21日 14:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 14:54
予定より早く室堂に着いたので、宿泊の受付を済ませて、頂上へ向かう。
白山の道案内標識は数も多くて、親切。た
2016年05月21日 15:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 15:15
白山の道案内標識は数も多くて、親切。た
山頂。もやっていて遠くの山が見えないのは残念。
2016年05月21日 15:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/21 15:42
山頂。もやっていて遠くの山が見えないのは残念。
室堂。2人分の寝床スペース。マットの上に毛布1枚を敷き、上に毛布3枚。快適でした。
2016年05月21日 18:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 18:01
室堂。2人分の寝床スペース。マットの上に毛布1枚を敷き、上に毛布3枚。快適でした。
2日目。今日も天気だ。出発するぞ。
2016年05月22日 06:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/22 6:10
2日目。今日も天気だ。出発するぞ。
山頂から、大汝峰。
2016年05月22日 06:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/22 6:56
山頂から、大汝峰。
2016年05月22日 07:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/22 7:03
火口周辺をたくさん歩けるのがうれしい。
2016年05月22日 07:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/22 7:18
火口周辺をたくさん歩けるのがうれしい。
北側から見た白山(御前峰)は、南側の姿とは対照的に荒々しい。こりゃ、爆裂火口だ。
2016年05月22日 07:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/22 7:32
北側から見た白山(御前峰)は、南側の姿とは対照的に荒々しい。こりゃ、爆裂火口だ。
道が見えないので、ところどころに顔を出している標識が頼り。
2016年05月22日 07:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/22 7:47
道が見えないので、ところどころに顔を出している標識が頼り。
いい天気、いい景色。
2016年05月22日 07:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/22 7:49
いい天気、いい景色。
大汝峰にやってきました。ここは初めてだ。
2016年05月22日 08:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/22 8:04
大汝峰にやってきました。ここは初めてだ。
火山らしさがよく分かる構図。
2016年05月22日 08:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/22 8:06
火山らしさがよく分かる構図。
大汝峰を七倉山側に下りる。
2016年05月22日 08:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/22 8:32
大汝峰を七倉山側に下りる。
2016年05月22日 09:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/22 9:57
展望歩道の途中から白水湖を見下ろす。かすんでいてアルプス方面の展望はない。
2016年05月22日 10:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/22 10:16
展望歩道の途中から白水湖を見下ろす。かすんでいてアルプス方面の展望はない。
ルートを外してしまい、アイゼン、ピッケルで40度ほどの雪の斜面をひたすら下りる。
2016年05月22日 10:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/22 10:37
ルートを外してしまい、アイゼン、ピッケルで40度ほどの雪の斜面をひたすら下りる。
何とか南竜山荘に到着。上の方から見え隠れしていたので、心強かった。
2016年05月22日 11:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/22 11:19
何とか南竜山荘に到着。上の方から見え隠れしていたので、心強かった。
南竜山荘から南竜道を歩いて、砂防新道との合流に到着。南竜道は、なかなか面白い道だった。
2016年05月22日 11:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/22 11:53
南竜山荘から南竜道を歩いて、砂防新道との合流に到着。南竜道は、なかなか面白い道だった。
相変わらず別山がきれいだ。
2016年05月22日 12:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/22 12:01
相変わらず別山がきれいだ。
甚之助避難小屋
2016年05月22日 12:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/22 12:14
甚之助避難小屋
無事、下山。
2016年05月22日 13:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/22 13:11
無事、下山。
2日間、お世話になりました。
2016年05月22日 13:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/22 13:15
2日間、お世話になりました。
撮影機器:

感想

 白山にはガスと雨の思い出しかなかった。36年前、仕事の関係で某皇族さまについて登って以来。あのときは、雨で登山道に水が流れていた。
 しかし、アルプスから美しい白山を見るたび、いつか、再訪しなければならないと思っていた。最盛期の混んでいる時は登る気がしないし、冬はアプローチが悪い。タイミングは、今しかなかった。室堂はまだ素泊まりのみ。飛行機なのでバーナーなしの自炊だったが、フランスパンとコーンビーフ缶、小屋の売店で買ったビールとカップヌードル(お湯なし300円、お湯付き400円!!)が良く合った。朝のコーヒーやお茶はないが、水場のおいしい水で十分だ。
 1泊する余裕の行程なので、たくさん歩けるコースをと、登りは観光新道、下りは展望歩道を選択。山頂のお池巡り、大汝峰もゆっくり歩いて堪能した。
 観光新道は尾根に出るまでの急登が手応えがあって楽しいし、尾根に出てしまえば景色が最高。大正解だった。
 山頂めぐりを堪能した後の下りは、展望歩道。ルートが分からず、難渋した。途中の頼りは薄い足跡だけ。iPhoneの山と高原地図でルートに乗っていることは確認していたが、それも斜度がないうちだけ。雪の斜面では小まめにiPhoneを出している余裕はない(6plusで大きいのでザックのポケットに入れている)。今、GPSトラックを地図に重ねて確認すると、崖マークの上あたりでアイゼンを履き、ストックをピッケルに持ち替え、崖を斜めに下りたことになっている。雪がなかったら、とても通れないルートでしょう。
 無茶といえば無茶だが、天気、見晴らしはよく、目的の南竜山荘もよく見えていた。急斜面といってもクライムダウンするほどではなく、結果的に非常に楽しかった。
 白山のイメージが変わった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:813人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

山滑走 白山 [日帰り]
白峰ゲート〜市ノ瀬〜室堂〜白山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 白山 [日帰り]
白山(砂防新道〜十二曲り〜御前峰〜エコーライン)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
キャンプ等、その他 北陸 [2日]
砂防新道〜トンビ岩コース〜お池めぐり
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら