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Yamareco

記録ID: 881378
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂高、ジャンダルム、北穂高

2010年08月04日(水) ~ 2010年08月06日(金)
 - 拍手
takaokiyoshi その他1人
GPS
56:00
距離
22.5km
登り
2,018m
下り
3,120m

コースタイム

1日目
山行
1:10
休憩
0:00
合計
1:10
11:30
西穂高テン場
2日目
山行
11:18
休憩
1:20
合計
12:38
4:22
103
西穂高テン場
6:05
0:00
115
8:00
0:00
90
9:30
9:50
60
10:50
0:00
40
奥穂高
11:30
12:05
145
14:30
0:00
5
14:35
15:00
120
17:00
南岳天場
3日目
山行
5:50
休憩
0:40
合計
6:30
4:30
20
南岳天場
4:50
5:30
15
5:45
0:00
110
7:35
0:00
205
11:00
新穂高無料駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高温泉の手前無料駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
天気が良かったので岩場で滑るようなことはありませんでした。
予約できる山小屋
槍平小屋
西穂高の天場に到着です、少し早いですが明日の縦走を考えてここで泊まります。
2010年08月04日 12:14撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 12:14
西穂高の天場に到着です、少し早いですが明日の縦走を考えてここで泊まります。
翌日は快晴、西穂高から焼ヶ岳、遠く乗鞍岳まで見えました、これからの縦走が楽しみ。
2010年08月05日 04:51撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 4:51
翌日は快晴、西穂高から焼ヶ岳、遠く乗鞍岳まで見えました、これからの縦走が楽しみ。
遠くに富士山まで見える、高いなー。
2010年08月05日 05:44撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 5:44
遠くに富士山まで見える、高いなー。
上高地と霞沢岳、向こうから眺めている人がいるかも。
2010年08月05日 05:46撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 5:46
上高地と霞沢岳、向こうから眺めている人がいるかも。
最初の目標到着、ここからが初めて歩きます。岩場歩きが楽しみ。
2010年08月05日 05:47撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 5:47
最初の目標到着、ここからが初めて歩きます。岩場歩きが楽しみ。
登ったり下ったり、長い間楽しみにしていたジャンダルムに到着、しばらく満喫。
2010年08月05日 09:06撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 9:06
登ったり下ったり、長い間楽しみにしていたジャンダルムに到着、しばらく満喫。
下って振り返ってもやっぱりきれい、歩いて来たから格別。
2010年08月05日 09:44撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 9:44
下って振り返ってもやっぱりきれい、歩いて来たから格別。
こんな所を歩いて来たんだ、まだ足と手に感覚が残ってる。
2010年08月05日 10:10撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 10:10
こんな所を歩いて来たんだ、まだ足と手に感覚が残ってる。
馬の背の登り、急ですね、足場はしっかりあります。ゆっくり登れば大丈夫。
2010年08月05日 10:14撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 10:14
馬の背の登り、急ですね、足場はしっかりあります。ゆっくり登れば大丈夫。
奥穂高に到着、少し緊張して歩いて来たので顔は疲れ気味!、気持ちは最高。
2010年08月05日 10:32撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 10:32
奥穂高に到着、少し緊張して歩いて来たので顔は疲れ気味!、気持ちは最高。
頂上の印です。
2010年08月05日 10:36撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 10:36
頂上の印です。
穂高山荘で小休止をして涸沢岳から北穂高に向かいます、花に目が向くようになりました。
2010年08月05日 12:32撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 12:32
穂高山荘で小休止をして涸沢岳から北穂高に向かいます、花に目が向くようになりました。
これも花、岩場の花も心がうきうきします。
2010年08月05日 12:33撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 12:33
これも花、岩場の花も心がうきうきします。
前穂高北尾根が絵になります。
2010年08月05日 13:08撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 13:08
前穂高北尾根が絵になります。
北穂高で小休止、これからどうしようかな。
2010年08月05日 14:05撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 14:05
北穂高で小休止、これからどうしようかな。
キレット通過中にガスが出てきた、ライチョウも出てきた。
2010年08月05日 14:48撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 14:48
キレット通過中にガスが出てきた、ライチョウも出てきた。
南岳の登り、午後の登りはゆっくりと登ります。頑張れ。
2010年08月05日 16:06撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 16:06
南岳の登り、午後の登りはゆっくりと登ります。頑張れ。
キレット、北穂高方面はガスの中。今日は南岳の天場で終了です。
2010年08月05日 16:14撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 16:14
キレット、北穂高方面はガスの中。今日は南岳の天場で終了です。
翌日は雲海、真ん中に富士山が見えたので写真をぱしゃ。
2010年08月06日 04:30撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 4:30
翌日は雲海、真ん中に富士山が見えたので写真をぱしゃ。
西側も雲海、乗鞍その奥は御嶽かな?
2010年08月06日 04:48撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 4:48
西側も雲海、乗鞍その奥は御嶽かな?
南岳に朝登ったら、槍ヶ岳までしっかりと朝日がさしてきた。
2010年08月06日 04:52撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 4:52
南岳に朝登ったら、槍ヶ岳までしっかりと朝日がさしてきた。
出発前の天場で、笠が岳も日が射してきた。
2010年08月06日 05:04撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 5:04
出発前の天場で、笠が岳も日が射してきた。
ここから槍平に下ります、いい日です。
2010年08月06日 05:42撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 5:42
ここから槍平に下ります、いい日です。
もう一度穂高を横に見て、ここを歩いて来たんです。
2010年08月06日 06:02撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 6:02
もう一度穂高を横に見て、ここを歩いて来たんです。
もうすぐ新穂高に着きます、谷の流れが涼しそう。
2010年08月06日 08:07撮影 by  u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 8:07
もうすぐ新穂高に着きます、谷の流れが涼しそう。
撮影機器:

感想

8/4 滋賀を4時30分出発新穂高9時30分着、新穂高温泉に着いたが無料の駐車場まで約1匱蠢阿凌嫉柿饕鷦崗譴飽榮阿靴燭蝓△發燭發燭靴10時ぐらいにロープウエイに乗る。天気は夏らしく晴れの日が続いている。ロープウエイの終点から1時間10分ほど歩いて西穂高山荘に着いた、天幕場にはテントが10張ぐらい張ってあった、この時間だと西穂高に登っているんだろうな、小屋はそこそこ満員でくつろいでいる人もいる。時間はまだ昼前なので先に進もうか迷ったが、今から歩いて途中でビバーグになるのもつらいので今日はここでテントを張ることにした、午後には夏の雲が山を覆ってきた。8/5 日の出前に出発、独標を過ぎたあたりで日の出を迎えた、前穂高の陰で朝焼けは見えなかったが、今日も晴れそう、西穂高岳から先は初めて歩くコースで気分は高揚。独標を越えると岩稜帯になってくる、西穂高岳からはいよいよ念願の稜線歩き、足場を確認しながら岩場をたどる。淳一も日頃走っているので順調、天狗岳まで来ると岩に手と足も岩になれてきていいペースで進み先行者に追いついた。ここで奥穂高岳から下ってくるパーテー2組とすれ違う。今日は天気も良く空気の透明度もいいので富山湾まで眺望できる、天狗のコルまで下りいよいよジャンダルムへの登りに入る。頂上までは思ったより登りやすかった、頂上は自分たち二人だけだった。長い間の念願がかなった瞬間である、昔奥穂高からジャンダルムを眺めた時に、自分もあの頂上に立つんだと心のどこかに決めていたような気がする。ここで大休止、周囲の景色を眺めたり、コーヒーを飲むお湯を沸かす間に、ツエルトとを干したりしながら山頂出の時間を堪能する。しばらくしたら岐阜県警のヘリコプターが真横にホバーリング、何か事故でもあったのか谷筋を幾度か旋回して下って行った、気を付けて歩こう。今日はずっと岩稜の縦走、ここ3年ほどボルダリングをしていたので効果があるのかも、岩場もうまく通過出来た。奥穂高岳まで来るとここは人は多かった、穂高小屋まで下り前のテラスで昼食をとり、さらに北穂岳に向かう。14時30分北穂高の小屋に到着した、この山頂直下によく建てることができたと思う、山の一部として張り付いている。前のテラスで大休止、明日のコースと今残ってる体力、気力と相談してみたらいまからキレットを超えてみようということになった、あと2時間歩くつもりでキレットを下り南岳へ向かう。このコースも岩ばかり、午後に入っているので少しガスが出てきた、3パーティーぐらいと会ったが人も少なく、止まることもなかったので2時間ほど歩いて17時に南岳小屋の天場に到着した。テントを張って中に入ると、歩いているときは岩場の通過に緊張と高揚で疲れた感じがしなかったが、今日はここに泊まるんだと思ったら体に疲れ感が出てきた。夕食を済ませ、夜は星を眺める。明日槍ヶ岳経由で下るか、ここから下るか迷ったが、南岳以降は次回に回しここから下ることにした。長い間念願であった穂高・大キレット縦走を淳一と通過できた事、下山後の深山荘で入った露天風呂、山と渓谷、すべて最高の縦走だった、また次のよりよい山登りを目指そう。西穂高岳から奥穂高までの縦走は10年ほど前から一度は歩いてみたいと思い続けていたコースであった。一つは技術的な能力が足りているのだろうかと思うこと、一人で歩くにはトラブルに対応しにくい場所であること、メンバーに巡り合わなかったこともあって、先延ばしになっていた。考えてみれば、歩きたいと思っていても、急に思いつきで縦走できる所でもない、山は体力、気力、経験、時間、天気、時期、時には仲間など良好な状態の時に初めて山に入り心強く安心して歩くことができる。自分にとってより難しいルートは技術的な準備と気象条件に対応できる経験と安心できる仲間がいて実行できそうな気がする。西穂高からジャンダルム、奥穂高、北穂高、キレットを越え南岳天場までの13時間かけて岩場を歩くことができたのは今の自分にとって、技術、体力面からすでにピークは過ぎているように思うが、歩いてみたいという希望と気力がエネルギーになったのだと思う。天空の星空、雲海、日の出、岩稜、日没、改めて自然に感謝をしたい、それに同行してくれた淳一にもありがとうの一言を言っておきたい。

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体力レベル
5/5
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体力レベル
3/5

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