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Yamareco

記録ID: 890402
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ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

岩菅山 〜聖平登山口より周回

2016年06月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
kimicha その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:43
距離
15.3km
登り
1,025m
下り
1,020m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:14
休憩
1:30
合計
7:44
7:25
7:27
26
7:53
7:56
70
9:06
9:06
20
9:26
9:38
17
ハシゴの所
9:55
10:38
25
11:03
11:04
75
12:19
12:19
11
12:30
12:30
31
13:01
13:29
6
13:57
13:57
56
14:53
14:54
6
天候 晴れ、のち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上信越道信州中野IC経由、志賀高原へ。中野市の一本木公園はバラが有名ですが、ちょうど旬のようで、バラ祭りが開催されていたようです。ICのまわりや、イオンの植え込みにもバラが満開でした。

バイクの方が、志賀高原への登り口のGS付近で事故に遭われてました。この時期、ツーリングでも人気コース、先の見えないヘアピンカーブが続きますので、注意です。
コース状況/
危険箇所等
山頂直下ではスリップ注意ですが、よく整備されて歩きやすいコースだと思います。
その他周辺情報 トイレは大沼入り口か丸池の公衆トイレで済ませるのがいいと思います。コンビニは志賀高原の中にはなさそうです。
マイズルソウですが、花がらせん状で不思議です
2016年06月04日 07:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6/4 7:35
マイズルソウですが、花がらせん状で不思議です
アライタ沢、前回はここまで降りてきて顔を洗いました。今回は塩粒のついた顔で帰りました。
2016年06月04日 07:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6/4 7:55
アライタ沢、前回はここまで降りてきて顔を洗いました。今回は塩粒のついた顔で帰りました。
明るい林です
2016年06月04日 08:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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明るい林です
ゴゼンタチバナ
2016年06月04日 08:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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ゴゼンタチバナ
イワカガミ
2016年06月04日 08:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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イワカガミ
ミツバオウレン
2016年06月04日 08:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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ミツバオウレン
槍、穂高までなんとか見えました
2016年06月04日 09:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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槍、穂高までなんとか見えました
妙高の向こうから、焼山の噴煙が
2016年06月04日 09:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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妙高の向こうから、焼山の噴煙が
ハクサンイチゲでしょうか
2016年06月04日 09:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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ハクサンイチゲでしょうか
山頂北側のパノラマ、鳥甲山、苗場山から東の山々、浅間山、横手山まで
2016年06月04日 09:58撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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山頂北側のパノラマ、鳥甲山、苗場山から東の山々、浅間山、横手山まで
南側、周回コースが見えます。誘っているようです。
2016年06月04日 10:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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南側、周回コースが見えます。誘っているようです。
白馬方面
2016年06月04日 10:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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白馬方面
ツガザクラのようです
2016年06月04日 10:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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ツガザクラのようです
ツマトリソウ
2016年06月04日 11:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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ツマトリソウ
ミヤマカタバミ
2016年06月04日 11:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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ミヤマカタバミ
振り返ると遠くに岩菅山
2016年06月04日 12:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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振り返ると遠くに岩菅山
植物園の水芭蕉は見ごろでした
2016年06月04日 12:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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植物園の水芭蕉は見ごろでした
ミヤマキンポウゲでしょうか
2016年06月04日 13:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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ミヤマキンポウゲでしょうか
東館山ゴンドラ駅の広場
2016年06月04日 13:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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東館山ゴンドラ駅の広場
植物園管理事務所の向こうに岩菅山と裏岩菅山
2016年06月04日 13:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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植物園管理事務所の向こうに岩菅山と裏岩菅山
高天ヶ原のリフトの降り場、あそこへ向かいます
2016年06月04日 13:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6/4 13:33
高天ヶ原のリフトの降り場、あそこへ向かいます
木道沿いのリュウキンカ
2016年06月04日 14:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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木道沿いのリュウキンカ
鳥居の見える表示、上条用水路への入り口
2016年06月04日 14:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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鳥居の見える表示、上条用水路への入り口
最初右の丸太の上を歩きましたが、これは水路の蓋。左の橋のある土手を歩きましょう
2016年06月04日 14:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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最初右の丸太の上を歩きましたが、これは水路の蓋。左の橋のある土手を歩きましょう
名前がわかりません。美ヶ原の広小場付近でも見かけました。お分かりの方教えてください。
2016年06月04日 14:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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名前がわかりません。美ヶ原の広小場付近でも見かけました。お分かりの方教えてください。
上条用水路沿いのニリンソウ
2016年06月04日 14:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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上条用水路沿いのニリンソウ
丸池
2016年06月04日 15:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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丸池
一沼
2016年06月04日 15:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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一沼

感想

 先日、リーダーたちが行ったという、五味池破風岳も前から行ってみたかったので魅力的ですが、朝、北の空を見ると白馬まで、くっきりと見えるので、去年グループで行った岩菅山もいいなと。夏で遠望も今ひとつだったし。この時期の志賀高原トレッキングをしたこともない。それから、相方が前回、法事で行ってない←これ重要。

 で、ヤマレコで検索すると、お花が楽しみながら、周回されている方の記事。周回は15km overなので、やってみたいけど無理かなと思いつつ、でもできればやってみたい、いずれにせよ、岩菅山に決定しました。

 登山口は同じ聖平。道々、山菜採りの料金徴収所があり、筍や山菜がいま旬なのがわかります。駐車場はほぼ埋まっていて、何とか止めていると、あとからすぐにもう一台。屈強な男グループでした。先着のおじさんは筍目的で、グレートトラバースのように急な階段を駆け上がって行きました。

 やはり、水路までの階段はつらく、ダケカンバ林が広がって美しいのに、楽しめません。ところが、水路に出るや、水は涸れてましたが、白い花が迎えてくれました。これは、ニリンソウでは…?ずっと、続いています。他にもエンレイソウや先週の美ヶ原では葉っぱだけだった、マイズルソウが。

 先ほどの、男性グループがあっという間に抜いていきました。

 快適な水平道が続いたのも、アライタ沢まで。滑滝の清流をしばし、楽しんだ後、いざ、階段を登り始めました。前回は、屈強なシニアの諸先輩に引っ張られて、あまり苦しい思いもなかったのですが、結構な急登です。

 木段も次から次へと現れます。マイズルソウのなかに、かわいいピンクの花が混じり始め、イワカガミでもないし…後で、イワナシとわかりました。散っている十文字の白い花はオオカメノキ。

 中間点の看板が、やっと現れ、岩菅山の山頂が望めるようになると、勾配も少し楽になって、ノッキリに着きました。ちょうど、ご夫婦の二人連れが降りてきました。それまで、前述の方々としかお会いしませんでした。帰宅しても出会ったグループを思い出せるくらいです。こんな空いてる2百名山もいいなとその時は思いました。

 それでも、山頂直下の急登は、足場も悪く、とうとう唯一の階段のところでシャリバテに。ふたりでランチパックを分けました。展望が開けたので、ついでに、遠望も楽しみます。あいにく、富士山は見えませんでしたが、北アルプス、浅間山、八ヶ岳などが見え、群馬方面もかなり見えるのですが、知識不足で同定できませんでした。

 最後の登りの途中、ハクサンイチゲと思われる白い花の群落がありました。そして、登頂。だれもいませんでした。

 先行した男組は、裏へ向かって歩いてました。山頂過ぎの岩場から、北の眺望を楽しみます。鳥甲山、苗場山がよく見えました。さらに、その右奥に白い山。駒ケ岳でしょうか?佐武流山、白砂山もあるはずですがよくわからず。妙高の向こうから焼山の噴煙が見えました。浅間山の噴煙は見えませんでした。

 岩場の広間を贅沢に使ってミニランチをしました。バナナとおにぎりでした。さてこれからどうする。南には周回コースがよく見えてます。我々にとってはかなりの距離とアップダウンのはず。コースタイムも5時間はかかります。でも、せっかくの連休だしなと思っていると、相方も背中を押してくれました。んじゃ、行きましょう。

 慎重に、急坂をおりて、途中男性二人組とすれ違った後、しばらく下ってのっきりに。女性二人組に出会いました。ここから、いよいよ、道のコースです。ちなみに、逆周りの人が多いようです。

 笹原だったり、ヤブだったり、木立の中だったり、ぬかるんでいたりと確かにアップダウンはあるものの、快適な道です。順行だったら、近づいてくる端正な岩菅山を楽しめるはずです。ウチらは道々振り返って、あっという間に遠ざかっていく山頂を惜しみました。

 だんだん雲が広がってきましたが、青空もそれなりに続いて、暑さが体力を奪います。でも、知らない道で少し心細く、休みも立ち休み程度にして先を急ぎました。駐車場には16時くらいの到着を見込んでました。

 寺子屋山への登りの頃には、だいぶ辛くなってきましたが、ようやく日が陰り、涼風も吹き始め人心地です。数は少ないですが、ツマトリソウやミヤマカタバミを見つけました。一番多かったのはミツバオウレンですね。水路沿いのニリンソウと同じくらいにありました。

 裏寺子屋山を過ぎたのに気づきませんでしたが、分岐が現れました。金山沢の頭でした。赤石山への分岐のようでした。我々は、東館山方面へ。とにかく、誰とも出会いませんし、黒い雲もでてきて、焦りも出てきました。ですが、この分岐以外、整備された広い道が続いて、迷いようのない一本道でした。間もなく、寺子屋山山頂の小さい文字と、三角点が。

 ここを過ぎると、ゲレンデに出ました。道がはっきりしないので、ふかふかの苔をそっと踏みながら鞍部に向かって下りました。東館山方面への林道に入りました。ゴンドラ山頂駅方面ですね。まっすぐ行けば、東館山山頂へも行けたのですが、ちょっと余裕なし。

 林道途中に、草食のようですが両手以上の糞塊が。しかも、まだ新しい。クマではないでしょうか。大きな声を出したり、なんか音を出したり。しつこいですが、登山客も誰もいないのです。

 と、そこに、いきなり湿原が。水芭蕉です。東館山植物園でした。山頂駅へと向かいます。ミヤマキンポウゲの大きな花や終わりかけのシラネアオイがありました。湿原にはリュウキンカも。

 植物園を見ながら、山頂駅へと上がりました。人っ子一人いません。ゴンドラも休止していて、駅はシャッターが下りてます。山頂駅裏の丸太のテーブルで、遅いお昼にしました。残りのおにぎりと、相方が詰めてきてくれたラッキョウミソでタマゴや家の菜園でとれたカブを食べました。ここまで、頑張ってきましたが、まだ、あと2時間はかかるはずです。

 少し下ったところに、植物園の管理事務所があり、ちょうどその向こうに岩菅山と裏岩菅山が見えてました。遥か遠くです。

 さて、西の高天ヶ原へ下るはずですが、道がよくわかりません。昨日、平安堂で購入した地図を見ます。三好達治の碑に向かって、右へ、ゴンドラの下を抜けるようですね。ゴンドラ駅の裏の広場から、駅下に東から回り込みました。碑とオリンピック記念の東屋を発見。西へ進むと、そこには、階段があって、高天ヶ原のリフトがありました。地図は、そのリフトの南側を下るようになってます。そこまで行くと岩菅山登山口を示す標識がありました。

 リフトの降り場には、どうやら誰か従業員がいるようでしたが、動いていませんでした。建物の南に林道のような道が。そこから、ゲレンデを見下ろすと、車道も見えました。やっと、下り口がわかりました。ここまで、案内表示が少なく、だいぶ不安でした。

 とは言っても登山道ははっきりせず、またゲレンデを下りました。スキーだったらどんなに楽なことか。ゲレンデ一面にマイズルソウやヤナギラン(でしょうか)があって、踏まずに歩くのは無理でした。もう少し、案内が欲しいところ。開山前なのかな。

 ゲレンデを下りきると、湿原の木道に。大きく育った水芭蕉やリュウキンカなどがありました。一ノ瀬で車道に出て、ホテル前の大きな駐車場をつっきりました。地図では案内所付近にトイレマークがありましたが、案内所は自販機スペースのみが空いていて、トイレは使えないようでした。

 一ノ瀬のゲレンデを横切ると、標識らしきものが。地図にもある水路沿いの水平道の入り口でした。でも、コースタイム一時間なんですよね。しばらく、水路沿いを歩いて、相方がやっと、「あっ、水路じゃん」と。さっきから水路なのに、トタンのU字でやっと水路と認識したようです。

 ニリンソウはこちらにもありました。むしろ、最初のところよりも、盛りという感じです。エンレイソウもかなりあります。ヤグルマソウの葉っぱも広がってました。歩きやすい、お花のをみながらの歩行ですが、さすがに飽きました。まだかな、と思っていると、山頂下ですれ違った二人組の男子とまた会いました。彼らは順方向に周回したようです。

 そして、やっと聖平分岐に。木段がいっそう辛く感じられましたが、ゴールイン。我々にとっては長丁場。二人でハイタッチをしました。

 のっきりから東館山まで、長いですが、東と北の展望を楽しみながら、岩菅山と別れを惜しみつつ歩くのは印象に残りました。この次は、順行してみたいものです。車だと高天ヶ原まで戻るのはあっという間でした。

 急いだせいか、少し時間に余裕ができたので、満水の丸池やツツジ咲く一沼を少し見て帰途に。道の駅向かいのセブンイレブンでアイスを買って食べました。あっ、道の駅に行きませんでしたが、筍売ってたかな?惜しいことをしました。

(32,000歩)

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