コウシンソウをお山めぐりと塔の峰で周回

2016年06月11日(土) [日帰り]

• GPS: 09:38
• 距離: 18.6km
• 登り: 1,861m
• 下り: 1,845m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:13
• 休憩: 0:25
• 合計: 9:38

距離 18.6km 登り 1,861m 下り 1,864m

5:40 スタート地点
6:30 6:35 一の鳥居
6:36 6:37 庚申七滝
10:11 10:30 庚申山
15:13 銀山平
15:18 ゴール地点

5:40駐車場-6:30一の鳥居-
7:00鏡岩-7:10夫婦蛙岩-7:19仁王門-7:32猿田彦神社跡-
8:14コウシンソウ自生地8:26-8:48鬼の耳こすり-9:15庚申の岩戸-
9:25分岐-9:46コウシンソウ自生地9:58-10:11庚申山-
10:13展望地10:28-12:10塔の峰-12:47三角点-
12:50日ヶ窪峠-13:52(1231mP)-14:11熊の平-14:21乗越峠-
14:48舟石新道入口-15:18駐車場

総山行時間：9時間38分

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

銀山平登山者駐車場

5時半到着だからガラガラだと思っていたらほぼ満車でびっくり。ただ、100mほど遠くなるけど銀山平公園にかなり大量に停められる駐車場があります

コース状況／危険箇所等

■お山めぐり
コウシンソウ自生地の崖で、僕が到着する直前に一人滑落したようでしたが元気に歩いておられました。30分後でも一人滑落されたようです。
下の崖にはコウシンソウは咲いていませんし、遠回りで行くことができますので、滑りやすい崖は行かないようにしましょう。

■庚申山から中倉尾根との分岐地点まで
尾根に行くまでは歩く方向が感覚はわからないと思うので、GPSや磁石で方向を定めて歩きます。

■分岐から塔の峰まで
踏跡がちゃんと見えるところもありますがコルで急に見失しなうことがあります。巻道は信じず尾根を通せば道迷いはないでしょう。塔の峰への登りは複数の踏跡がありますので好きなのを選択するか好きなように登ります。

■塔の峰から日ヶ窪峠まで
尾根を狙うと意外なほどしっかりと踏跡が出てきます。途中で出てくる三角点（銀山）まで行くと行きすぎです。踏跡は三角点の向こうにも続いているので間違わないように。

■日が窪峠から舟石新道登山口まで
右下がりの崩れやすい笹の道がほとんどです。踏跡は薄く、一度外すと復帰するのに苦労しますので、むやみに登り下りせず周辺を見渡しながら歩きます。
鉄の指標は間違いやすそうな場所にはありませんので、踏跡を見失ったらとりあえずは傾斜を考慮して数メートル歩いてから踏跡を探すか、空き缶をつぶした指標か赤テープを探すことになります。正解は踏跡が見つかるまで戻ることですが、なかなか難しいです。

写真

6/11 5:32

今日はマイナールートなので念のため登山届を投函します。今日は皇海山周回の人もいるはずなんだけど、投函は空でした

6/11 5:39

なぜかこの早朝にほぼ満車。庚申山荘に宿泊して皇海山周回の団体さんかもしれません

6/11 5:41

早朝なのでこちらはまだガラガラです

6/11 5:45

林道で最初に見た花はアジサイ

6/11 5:58

青い空

6/11 5:59

何度歩いても林道歩きは50分かかります

6/11 6:19

マイルストーン

6/11 6:27

フタリシズカ

6/11 6:30

一の鳥居で半そでシャツに着替えました

6/11 6:34

新緑の沢沿いの道は気持ちいいです

6/11 6:41

久々だね赤と黄色の日光マークさん

6/11 6:51

登りが緩やかになって

6/11 7:00

鏡岩

6/11 7:10

夫婦蛙岩

6/11 7:19

仁王門

6/11 7:31

そろそろ分岐なので右にクリンソウが咲いてるはず

6/11 7:31

ちょっと外れたところのクリンソウ

6/11 7:32

紫色もあります

6/11 7:32

右のお山めぐりへ

6/11 7:33

看板の裏にもクリンソウ

6/11 7:39

沢を渡るのが正解の道

6/11 7:53

急登を終えて笹原

6/11 8:05

階段を登ると登りはいったん終了

6/11 8:12

コウシンコザクラがあちこちで咲いてます

6/11 8:18

群生地に到着

6/11 8:23

コンロンソウ

6/11 8:24

崖のコウシンソウを手を伸ばして撮影

6/11 8:29

下って橋を渡ってトラバースになります

6/11 8:32

このナイフリッジは登山道じゃありません。左右は20m以上切れています

6/11 8:33

岩セクション開始

6/11 8:34

ヤマオダマキ

6/11 8:35

2年前に比べ巻道がさらに太くなったような気がします

6/11 8:40

スダヤクシュはピントが全く合わない

6/11 8:45

パノラマ

6/11 8:47

「鬼の耳こすり」は昔は「鬼のひげすり」だったような気がする

6/11 8:50

ミヤマカラマツもあちこちで咲いてます

6/11 8:53

ツクバネウツギ

6/11 8:53

ヒメウツギ

6/11 8:55

この梯子の下りは結構気を使いました

6/11 8:56

ミツバハグチリもこっそり咲いてます

6/11 9:12

庚申の岩戸

6/11 9:15

うまくピントが合わなかった

6/11 9:18

垂みが無いので鎖を掴めないし横は崖なので難易度高いです

6/11 9:19

ミヤマハンショウツル

6/11 9:25

庚申山荘からの道と合流

6/11 9:51

下の段の自生地は目の高さでいっぱい咲いてます

6/11 9:52

ピントが合った横顔

6/11 9:57

上の段の自生地はほんの少しだけ

6/11 10:03

登り終えたらダラダラ歩いて

6/11 10:11

庚申山は通過します

6/11 10:17

展望地でおにぎりを流し込みながらパノラマ

6/11 10:18

少し下ったところのシャクナゲ

6/11 10:23

皇海山・鋸山と記念撮影

6/11 10:29

さてどこを歩こう、あれれ赤テープがあるぞ

6/11 10:32

すぐに倒木ゾーンになります

6/11 10:34

踏跡やリボンは見つかりませんが尾根キープで歩きます

6/11 10:37

あそこの稜線まで行ってみよう

6/11 10:40

薄い踏跡がありました

6/11 10:41

シャクナゲがちらほら残ってました

6/11 10:42

ところどころに赤テープ

6/11 10:44

尾根を歩いていたら右下に踏跡を見つけました

6/11 10:45

踏跡を見失っているので尾根を通します

6/11 10:49

ピークからパノラマ。皇海山が笄（こうがい）じゃなく三角というのは不思議な感じ

6/11 10:54

尾根キープで笹藪漕ぎ

6/11 10:55

右に下る済跡は見つからず

6/11 10:57

深い笹薮を方向を定めて下り始めます

6/11 11:03

たまに踏跡を歩きますがすぐに消えます

6/11 11:05

あそこが尾根に見えるので行ってみよう

6/11 11:06

尾根は歩きやすく次のピークを目指します

6/11 11:11

笹が終わり向こうに踏跡が見えます

6/11 11:16

まあ登りやすい

6/11 11:19

間違いなくピークから撮影してます

6/11 11:27

地形図に出てこない岩ピーク

6/11 11:29

岩ピークから撮影

6/11 11:31

細尾根で歩きにくいけど道迷いがありません

6/11 11:36

そうこうしているうちに塔の峰が見えました

6/11 11:39

踏跡

6/11 11:46

ここもコルで踏跡が消えました

6/11 11:51

適当に歩いてます

6/11 11:55

左上の稜線に出たいんだな

6/11 11:58

踏跡はトラバースを続けています

6/11 12:00

無理やり左上に登っていきます。笹じゃないところだと歩きやすいです

6/11 12:04

この写真が撮れたので無理やり登ったのはヨシとします

6/11 12:07

もうすぐ

6/11 12:10

頂上は広く石標がある塔の峰に到着。この石標は「山」標らしいです

6/11 12:11

山名標は最高地点にはなく、最高地点から庚申山・皇海山を仰ぐと間にちゃっかり現れます

6/11 12:13

マイズルソウ

6/11 12:16

残りシロヤシオ

6/11 12:20

日ヶ窪方面はこの尾根のはず

6/11 12:23

時々踏跡がありますがけもの道かもしれません

6/11 12:25

ヌタ場の向こう側にも踏跡があります

6/11 12:32

狙いの日ヶ窪峠方向に下る踏跡

6/11 12:33

踏跡は見失っているので方向を間違えないように

6/11 12:38

尾根を歩くと安心します

6/11 12:40

小ピークの3分割岩

6/11 12:41

踏跡はどんどん下っていきます

6/11 12:43

ヤマツツジがいっぱい咲いていました

6/11 12:47

あれれ三角点だ。このまま行っちゃダメだから戻らなくちゃ。三等三角点：銀山：1456m

6/11 12:50

ここが日ヶ窪峠。左からきて右に行かないといけませんでした

6/11 12:51

ネットよく見るマークと右下がりの巻道

6/11 12:54

嫌な感じがしたのでGPSを見たらいっちゃだめなところでした

6/11 12:56

ここを左に鋭角に曲がるべきでした

6/11 12:57

本日最初のクワガタソウ

6/11 13:01

歩きにくい右下がりの笹の道

6/11 13:05

ここの沢で少し水分補給

6/11 13:07

これもコンロンソウでしょう

6/11 13:11

空き缶をつぶした指標。ときどきナイスな場所にあります

6/11 13:14

ルーファイのレベルを超えていて、ほぼ平坦が正解です

6/11 13:25

右に小ピークのあるところを左へ

6/11 13:25

ここは数メートルぐいっと下ります

6/11 13:27

下って次の方向を探していたらナイスな場所に赤テープ

6/11 13:33

太い道もときどきあります

6/11 13:37

登ったらそのまま尾根を行けばよかった

6/11 13:46

戻って下りすぎて復帰しました

6/11 13:50

余計なピークですが空身で行っちゃいます

6/11 13:52

1231mピークから

6/11 13:57

右下がりが続きます

6/11 14:01

枯れ沢を超えて左岸を右下に下るようです

6/11 14:04

ここも右下に正解の道があるようなので下ります

6/11 14:06

間違いようの無い場所になると決まってこのマークが出てきます。間違いそうな場所にはありません

6/11 14:08

稜線歩きとの合流地点

6/11 14:09

踏跡は右下に

6/11 14:10

下りすぎたのでコルに戻りつつ

6/11 14:13

なんで登りがあるの

6/11 14:14

右が切れ落ちているので高巻くしかないようです

6/11 14:15

滑落しても死なない場所だけど注意して歩きます

6/11 14:17

巻いてます

6/11 14:21

三角点峰はここを歩くのかな

6/11 14:22

深い落ち葉と右下がりの歩きにくい道

6/11 14:30

赤マークが×ってことだな。写真左下のケルンを作成しました

6/11 14:33

ちゃんと石垣作って道を作ったんだ

6/11 14:37

植林地になってきました

6/11 14:40

右下かなと思ったけどそのままでよかったみたい

6/11 14:45

あそこに下れば最短ですがまっすぐ歩きます

6/11 14:46

養蜂所がありました

6/11 14:47

あそこが登山口だな

6/11 14:48

舟石新道登山口

6/11 14:53

クリンソウが咲いている場所がありました

6/11 15:11

展望地入口

6/11 15:15

エスケープしようとしたら2mの崖だったので戻って車道を歩いて

6/11 15:18

駐車場到着

撮影機器：

COOLPIX L810 NIKON

Canon IXY 150 Canon

iPhone 6s Apple

感想

tancro

去年登っていないので、今年はコウシンソウを見に行こう。11日は晴れになりそうなのでレインウェアがいらないし、ついでだから塔の峰を周回することにして登山届を作成しました。

ヤマレコで塔の峰を周回する過去ログを入手し、ネットでも調べると心の師匠AさんのRoutemapを見つけました。カシミール3Dに取り込みKMLファイルを作成しDIYGPSに取り込んで準備完了。Aさんのログはヤマレコで歩かれていない日ヶ窪峠なる地点を通るようです。なんだかんだで人と違う道を歩くのが好きなので、尾根を通って日ヶ窪峠を通るルートにしました。

笹は腰ほどの高さなので笹ジャングルではありません。ただし指標や踏跡がないところが多いので、少なくとも地図とコンパスは必携で、過去ルートを複数仕込んだGPSの利用をお勧めします。特に舟石新道は踏跡を見失いやすく、巻道なので参考にするログがGPSロストしている可能性を考慮する必要があります。

舟石新道は右下がりの道がずっと続くので、力を入れる左足に疲労がたまったのか次の日は左足のほうが重くなってます。なので、快適性を優先するならば1528mピークを通り1251m三角点を通り舟石峠に出る尾根道を歩かれることをお勧めします。

初夏の花が咲き始めました。昨年敗退した赤岳周回のリベンジや男体山北面のコウシンソウなど気になる場所がいくつかあります。疲労回復のために近所の低山で笹薮めぐりしながら考えることにします。