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Yamareco

記録ID: 90238
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ハイキング
奥秩父

矢岳→[破線]→酉谷山避難小屋→小川谷

2010年12月07日(火) ~ 2010年12月08日(水)
 - 拍手
GPS
17:50
距離
23.1km
登り
1,978m
下り
1,656m
天候 7日 晴れのち曇り→夜に雪どっかり
8日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
<1日目>
●取り付き(武州中川)
駅を北側へ出てから出て、左折2回で道なりに進むと左側に浄水場があり
ハイキングコースの看板が出ているのでそこから入ります。

●〜矢岳
天気や雪の有無で大分レベルは異なると思いますが、バリエーション慣れしていて
天気が良ければ特に問題箇所はなかったと。

東工大ワンゲル部さんの概念図を参考にしました。
http://www3.wind.ne.jp/TITWVOB/wv/archives/2004/04toridani/

大反山は頂上踏みませんでしたが、祠のところ(写真参照)
を上にあがると山頂。

鉄塔のコルの辺りで前方に見える植林地帯に突っ込みそうになりますが
少し登ると鉄塔の左の方に道があるのでそちらが正解。

稜線にある林業用のケーブルは、林業の方がたまに動かすので危険です。
その付近に篠戸山があったようですが、頂上標は見落としました
(あるらしいんですが)。

●矢岳〜酉谷山
矢岳を越えると途端に岩場が多くなり、いちいち険しい・・・
そして思った以上に長かったです(主観ですが)。

あと、地形図を見て想像していた数以上にピークがあり、
どれがどれだかイマイチよくわからず。
(高度計持ってないので、、、)
頂上標も特に無いです(ひとつもありませんでした)。
ガスは出ていなかったので、後半は読図して位置がある程度わかりましたが。

牛首は、下りきったところに「奥武蔵研究会」作成の道標があります。
因みに、
「折角ここまで登って、すぐそこに長沢背稜が見える!っていうところまで
来てるのに、こんなに降りちゃうの(涙)?」
って思ったら、きっとそこが牛首です。それくらい下ります。むごいです。

そして下った分、登ります。。。

長沢背稜の稜線を越え、南側をトラバースする登山道に出て
20分ほどで酉谷避難小屋に到着します。

<2日目>
●〜小川谷
雪だったので、いまいち道の特徴がよくわからなかったですが、、、
谷筋を下りていけば良いかと。
メジャールートなので、特に迷う要素は無いと思います。

稜線を歩く箇所は殆どありません。
細いトラバース道が多いので少し危険です。
真ん中より少し右側にあるのが矢岳のようです。
真ん中より少し右側にあるのが矢岳のようです。
ステビでした。
取り付きまで少し歩きます。今回はエアリアに載ってるルートを元に取り付きます。
取り付きまで少し歩きます。今回はエアリアに載ってるルートを元に取り付きます。
ハイキングコース、の道標のすぐ上が浄水場ぽいです。
ハイキングコース、の道標のすぐ上が浄水場ぽいです。
ここから入ります。
ここから入ります。
いきなりですか、、、
いきなりですか、、、
少し行くと熊や鹿がおりてこないようにするための柵がありますのでコレを開けて入山。
少し行くと熊や鹿がおりてこないようにするための柵がありますのでコレを開けて入山。
林業用のメモ?
手書きで方向が書いてありました。
手書きで方向が書いてありました。
何らかの分岐。写真奥に見える木を越えて進みます。
何らかの分岐。写真奥に見える木を越えて進みます。
溝のようになった道がしばらく続きます。
溝のようになった道がしばらく続きます。
心許ない橋・・・
心許ない橋・・・
このあと頻繁に出現する注意書き。
このあと頻繁に出現する注意書き。
この辺りから、破線ルートに突入。
この辺りから、破線ルートに突入。
道標がありましたが、倒れているわ札が外れているわ、で結局どっちがどっちか解読できず。右折する方が正解で、左の道をまっすぐ行くと若御子山に行くみたい。
道標がありましたが、倒れているわ札が外れているわ、で結局どっちがどっちか解読できず。右折する方が正解で、左の道をまっすぐ行くと若御子山に行くみたい。
大反山にあがる直前にある祠。山頂は巻きました。ヘタレですいません。
大反山にあがる直前にある祠。山頂は巻きました。ヘタレですいません。
大反山の巻き道。
大反山の巻き道。
ひとつめの鉄塔です。
ひとつめの鉄塔です。
木に彫られた「矢岳」の文字。
木に彫られた「矢岳」の文字。
この辺りから踏み跡不明瞭になってきます。
この辺りから踏み跡不明瞭になってきます。
巻き道と大反山頂上から続く道との合流点(左側が巻き道です)。
巻き道と大反山頂上から続く道との合流点(左側が巻き道です)。
所々登山道だった頃の名残があります・・・
所々登山道だった頃の名残があります・・・
2つ目の鉄塔。
斜面山側を向いて塔をみあげて、塔の左側に踏み跡があるのでここを進みます。ピンクテープがひらひらしています。
斜面山側を向いて塔をみあげて、塔の左側に踏み跡があるのでここを進みます。ピンクテープがひらひらしています。
伐採ゾーン。
デンゴー平と思われる辺り。東斜面は完全に伐採されてました。
デンゴー平と思われる辺り。東斜面は完全に伐採されてました。
何が危ないかって、林業のケーブルが動くので危ないってことなんですね。
何が危ないかって、林業のケーブルが動くので危ないってことなんですね。
秩父さくら湖が見えます。
秩父さくら湖が見えます。
この日はケーブルが動くのを見ることができました。
この日はケーブルが動くのを見ることができました。
広い尾根道に道標がありましたが、何が書いてあったのか全く読めず。
広い尾根道に道標がありましたが、何が書いてあったのか全く読めず。
ここへ来てダジャレですか、、、しかも熊って字が誤字w
1
ここへ来てダジャレですか、、、しかも熊って字が誤字w
ここどこ?
このルートで唯一の「浦山口」看板。
このルートで唯一の「浦山口」看板。
ここもよくわからず…
ここもよくわからず…
脅しがすごい。注意書きにある「荒川村分岐から林道方面」への下山は、どうやら崩落箇所があり危険なようです(いくつか後の写真参照)。
脅しがすごい。注意書きにある「荒川村分岐から林道方面」への下山は、どうやら崩落箇所があり危険なようです(いくつか後の写真参照)。
いきなり険しくなりはじめます。
いきなり険しくなりはじめます。
岩が・・・
ポールは置いて乗っ越し!
ポールは置いて乗っ越し!
概念図に「岩の間を通る」って書いてあるのはこのことか。
1
概念図に「岩の間を通る」って書いてあるのはこのことか。
意外に大したことはありませんでした。
意外に大したことはありませんでした。
藪ゾーンもあります。
藪ゾーンもあります。
こちらが矢岳山頂にあった注意書き看板の分岐と思われる場所(こちらの看板の方が矢岳山頂の看板よりも新しいです)。
こちらが矢岳山頂にあった注意書き看板の分岐と思われる場所(こちらの看板の方が矢岳山頂の看板よりも新しいです)。
東工大ワンゲル部のレポートにあった「熊の掘ったような穴」。
東工大ワンゲル部のレポートにあった「熊の掘ったような穴」。
東京ガスの緑テープもあり。
東京ガスの緑テープもあり。
こんなテープもありw
こんなテープもありw
濡れてたら結構滑りそうな岩場。
濡れてたら結構滑りそうな岩場。
あ、ここが牛首でしたか
あ、ここが牛首でしたか
牛首終わってから振り返って見上げた様子。ここを下りて来ました。かなり急。
牛首終わってから振り返って見上げた様子。ここを下りて来ました。かなり急。
迷うことは無いですが、この辺りの道そのものは少し見つけづらい。そして牛首下った分、、、登ります。
迷うことは無いですが、この辺りの道そのものは少し見つけづらい。そして牛首下った分、、、登ります。
あられ降ってきました。
あられ降ってきました。
長沢背稜に上がって1702の稜線を乗っ越すところ。
長沢背稜に上がって1702の稜線を乗っ越すところ。
傾斜は緩やか。
登山道合流地点が見えてきました。
登山道合流地点が見えてきました。
ついに長沢背稜の登山道!・・・はいっ!ぼくら「廃道めぐりの方」です!
ついに長沢背稜の登山道!・・・はいっ!ぼくら「廃道めぐりの方」です!
欠けて殆ど読めない看板。
欠けて殆ど読めない看板。
酉谷小屋までしばらくメジャールートという名のハイウェイを歩きます。
酉谷小屋までしばらくメジャールートという名のハイウェイを歩きます。
11日ぶりの酉谷避難小屋。
11日ぶりの酉谷避難小屋。
こんなところでロウソクを使った不届き者が!!
こんなところでロウソクを使った不届き者が!!
粉砕!
ロウはゴミとして持ち帰りましたよ。
粉砕!
ロウはゴミとして持ち帰りましたよ。
室内やたら暖かいw
室内やたら暖かいw
外はこれくらい
重かったけど美味しかったので良しとします。
重かったけど美味しかったので良しとします。
今回ご飯はコレ食べてみました。フリーズドライなんで軽いです。おいしかったけど結構煮込むので蒸気が凄い。
今回ご飯はコレ食べてみました。フリーズドライなんで軽いです。おいしかったけど結構煮込むので蒸気が凄い。
夜になり雪が積もってきました。
夜になり雪が積もってきました。
時間の経過とともに気温下がってきます。
時間の経過とともに気温下がってきます。
おいしかっただよー
おいしかっただよー
翌朝起きてみると外は真っ白!
翌朝起きてみると外は真っ白!
小屋の前はこれくらいの深さ。
小屋の前はこれくらいの深さ。
晴れまくってます!
晴れまくってます!
ちなみに7時頃はマイナス5℃でした。
ちなみに7時頃はマイナス5℃でした。
富士山が!
小屋の周りでさえこんなに積もってます。(吹き溜まりはもっと積もってましたが。)
小屋の周りでさえこんなに積もってます。(吹き溜まりはもっと積もってましたが。)
今回もありがとう酉谷小屋
今回もありがとう酉谷小屋
放置されていたろうそく。。。ていうか焦げてるやん。
放置されていたろうそく。。。ていうか焦げてるやん。
マジ危ないから。
マジ危ないから。
水場が雪の中に埋れているw
水場が雪の中に埋れているw
酉谷山に至る、トレースのない稜線。
酉谷山に至る、トレースのない稜線。
稜線の風がめっちゃ強い。
稜線の風がめっちゃ強い。
小黒が白い!!しかもその先の秩父が見えたのって実は初めて。いつもガスってるからなぁ。
小黒が白い!!しかもその先の秩父が見えたのって実は初めて。いつもガスってるからなぁ。
トレースわーい
吹き溜まりでは雪が膝下くらいまであります。
吹き溜まりでは雪が膝下くらいまであります。
ミニ雪庇。
ひぃこら言いながら山頂到着。
ひぃこら言いながら山頂到着。
当初の予定だった宗屋敷尾根は諦めたけど、小黒までは様子見てみるか、、というわけで大血川峠まで様子を見に行くことに。
当初の予定だった宗屋敷尾根は諦めたけど、小黒までは様子見てみるか、、というわけで大血川峠まで様子を見に行くことに。
こちらの方は相変わらず暗い。。
こちらの方は相変わらず暗い。。
結局鞍部までは行かずに撤退。
結局鞍部までは行かずに撤退。
鞍部から向こうの景色が良く見える!
鞍部から向こうの景色が良く見える!
稜線に戻ります。
稜線に戻ります。
雑記帳に貼られていたバスの時刻表を確認し、小川谷へ下ることに。
雑記帳に貼られていたバスの時刻表を確認し、小川谷へ下ることに。
南斜面なので快適〜むしろ暑いくらい。
南斜面なので快適〜むしろ暑いくらい。
途中、雪でトレイルがよくわからなかったので適当に下ってました。
途中、雪でトレイルがよくわからなかったので適当に下ってました。
旧酉谷小屋到着
NECってwww社名出していいのか?w
NECってwww社名出していいのか?w
おりゃあ
橋の上にどっさり雪が積もっていて怖いです。凍ってないのが救いです。
橋の上にどっさり雪が積もっていて怖いです。凍ってないのが救いです。
谷沿いの道で、しかもトレイルよくわからないので、岩のところを無理矢理歩きます。ちょっと歩きづらい。
谷沿いの道で、しかもトレイルよくわからないので、岩のところを無理矢理歩きます。ちょっと歩きづらい。
水を飲みに来た動物の足跡。鹿かな?
水を飲みに来た動物の足跡。鹿かな?
は、、廃道?
どこに行く廃道なんだろう。って気になる看板がありました。滝谷の峰にでも繋がっているんだろうか。興味深々。
どこに行く廃道なんだろう。って気になる看板がありました。滝谷の峰にでも繋がっているんだろうか。興味深々。
ここが三又かな??
ここが三又かな??
橋傾きすぎw旦那ちゃんココで滑り落ちそうになる。。。(無事でしたが)
橋傾きすぎw旦那ちゃんココで滑り落ちそうになる。。。(無事でしたが)
下の方は雪も大分少ない。
下の方は雪も大分少ない。
林道に到着。
4月に遭難しかけた時、工事のおじさんがこの場所から車で日原鍾乳洞まで送ってくれました。
4月に遭難しかけた時、工事のおじさんがこの場所から車で日原鍾乳洞まで送ってくれました。
夏にウトウノ頭へ行こうとして雷で敗退した時は、この道標のすぐ左側にある階段から取り付きました。
夏にウトウノ頭へ行こうとして雷で敗退した時は、この道標のすぐ左側にある階段から取り付きました。
東日原からバスで奥多摩戻り。日原でラーメン食べてたら遅くなってしまった。お疲れ様でしたー。
東日原からバスで奥多摩戻り。日原でラーメン食べてたら遅くなってしまった。お疲れ様でしたー。
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