雲取山 小屋泊 三峰神社より鴨沢へ縦走
- GPS
- 23:58
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,681m
- 下り
- 2,201m
コースタイム
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 5:41
- 山行
- 4:13
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 6:07
天候 | 2日 曇り時々晴れ、3日 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
鴨沢:鴨沢からバスでJR奥多摩駅行き ※三峯神社行きの始発バス、満席になると増車してくれる模様。慌てて並んで損したわい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雲取山荘 素泊まり 定価5300円 石井スポーツの会員証で500円引きしてくれた コースは良好。危険箇所なし。 虫:ブユなどの羽虫多少発生しており、歩みを止めるとたかってきますが、目や耳に飛び込んで来るほどではなかった。(一カ所刺されましたが) 防虫ネット持参しましたが使用せず。ハッカを虫よけとして対処しました。 |
その他周辺情報 | ♨もえぎの湯 奥多摩駅徒歩10分 受付9:30~20:30 JAF割あり |
写真
感想
日本最高峰の次は…
地元東京の最高峰でしょ!?
いつもの相方と二人揃ってはじめての小屋泊にチャレンジ。
日帰りでは微妙にキツそう、近場の未踏の百、設備充実で値段も手ごろ、をキーワードにすんなり雲取山(荘)に決定。
せっかくなら、と電車バス利用し一都二県をまたぐ完全縦走を敢行。
秩父〜奥多摩、クルマなら大迂回が必要なエリア間をワ〜プ!?してきた。
・はじめてのこやはく
部屋。
2人で個室利用!できたことは奇跡?
布団だって敷き放題、まわりを気にせずゆったりでき休養十分、まさに極楽!
…でも同宿者たちとの交流が少なかったこと、覚悟していた雑魚寝感、布団戦争やイビキ地獄を体験できなかったのはちょっと残念?でもあった。
晩餐。
今回は素泊とし3食+酒を持参、メニューはつまみ缶×2とキムチ鍋風たっぷり野菜&シメ雑炊
酒、意気込んで大量の缶ビールを持参!冷凍していった甲斐あり適温で最高の酒を完飲!
…でも飲み過ぎ&重過ぎ?次回はもうちょっと減らし、ワインにしよう!
つまみ缶、バーナーのゴトクにギリ乗ったが…網orバーナーパッド、必携だな。
初アルファ米、…非常用かな。時間に余裕あれば、メシは炊くに限る!
鍋〜雑炊、最初から最後まで味が変わらないのは一考…飽きるというより味を感じなくなる。
最悪!は、つまみ缶のひとつ、オイルサーディンの油がジップロックを浸透貫通して漏れ出し、ザック内がオイルまみれ&魚臭撒き散らし状態…の大惨事になっていたこと。雨対策でザックをビニールでスッポリ覆っていたのが不幸中のさいわい、もしバスや電車であの異臭を撒き散らしたら…ゴミの仕舞い方には細心の注意を!…高い授業料を払った(涙)
総括。
下りなくていい優越、飲んで食って寝るだけ!の開放感は格別、ヤミツキになる。山の上で寝れるって、なんてステキなんだー!
あと、水場あり、持ち上げる必要がないのはホントに助かった。
が、なにより驚いたのが大学の山サークル?大勢の山女子で賑わっていたこと。夕刻の山小屋=男クサい世界を想像していたが…ブームだからか?
・はじめてのごらいこう
2時台に目覚まし、バタバタガサガサと準備し3時半過ぎに出立…相部屋ではこうはいかないな。
寝起きにはキツめの急登を30分、日の出時刻0423の10分ほど前に山頂着。あとからも続々と登山者が集結し大賑わい。
若い男女の大集団が山頂標を背に集合写真。羨ましいな…自分ももう??年若ければ…と若かりし日を思い出す。
残念ながら曇りがち、スッキリご来光とはいかなかったがこれも経験、次に期待。
山頂は富士山も望める大展望地、ゆっくり朝メシとコーヒーを愉しみ、あとは下るだけ!
・下山
日曜日は猛暑の予想…でも山頂近くはまさに適温、曇りがちで日差しも弱く、さわやかな風が吹き抜ける。昨日とはちがって、視界には常に丹沢〜富士山〜甲武信あたりまでの展望を望みながらの、気持ちの良い下山となった。
途中、奥多摩小屋で大休止、七ツ石山〜七ツ石小屋を経て、あとは展望のない緩勾配の樹林帯をひたすらくだる。
予定では1014鴨沢発のバスでOKだったが、若干巻いている…もう1本前のバスに乗れそう、と急ぎ下りムリをした?つま先に負担をかけてしまい痛みが極致。小袖乗越以下の舗装路は後ろ歩き?の愚行でバス停を目指しなんとか間に合った。
バス停に下りると、暑い!乗り込んだバスは冷房キンキンで寒い!駅に着きバスを降りるとやっぱり暑かった!
・温泉とビール♪
当初計画どおり駅から歩ける温泉を目指す。午前中だというのにウワサどおりの混雑ぶり。
特に露天は芋洗い状態、人口密度高くこれでは清潔感も保てまい…二日分の汗を流すことはできたので満足。
憧れの風呂上りのビールと昼メシ…車山行ではできない贅沢!を満喫。電車山行の頻度が増えそうな予感。一献を愉しみ家路につく…温泉施設の外に出た途端、灼熱!せっかく流した汗がまた噴き出す…本末転倒?駅までの10分でまた汗だくになってしまった。
さて、次は夏の避難小屋泊!今回の反省を教訓に準備に勤しむとしよう。
今回は小屋泊で食事は自炊。初の山中泊山行だ。
ザックも大型にして荷物もいつもより重い。
今後の山行計画に向けた予行でもある。
三峯神社からのゆったりした勾配も霧藻ヶ峰あたりから傾斜を強め白岩山の肩へ上がるころには、息も乱れ、汗だくになり荷物の重さが応え始める。
前白岩山から、相方のストックを借りる。かなり違うわ。重い荷物持つときはもっと積極的に使おう。
危険箇所がほとんどない道程となるが、逆に言うと岩場などの変化に乏しく、遠望も貴重な樹林帯のアップダウンをひたすら登ることとなる。とはいえ、豊かな原生林は見事だし、ラス前の大ダワで鹿に出会えたのが最大のトピックス。
大ダワから一登り。各社テントのショールームと化したテン場を眺めながら本日のゴール、雲取山荘着。ふう〜。今日もガンバったなー俺。
翌日、山頂でのご来光を目指し夜明け前に雲取山頂へ。それこそ朝飯前なのだが軽快に登れた(つもり)。意外と前後上下左右の視界が悪い方が登れるのかな?(笑)
雲がちなご来光を眺め、朝メシを摂り、下り鴨沢へのルート。登りとは一転、石尾根は実に爽快な道だった。視界が開け勾配も適度、道も広く歩きやすい。
今回の行程で一番よかった区間だった。ちょっとした天空の縦走路。ああ、あこがれの双六〜槍、間〜北(でしたっけ?)
あとは樹林帯をひたすら下る。水場多いのが助かる。麓では真夏日となったこの日。水場ごとに顔を洗ってリフレッシュ。補給も順調に行く。長ーいゆるやかな樹林帯をくだってようやく鴨沢のバス停へ。バス停横のトイレで顔を洗ってフィニッシュ!
今回、初の山中泊としたが、帰らなくてよいゆとり、夕暮れとともに晩餐、日の入りとともに就寝の山時間。格別。
夕暮れとともに各々の工夫を発表しながら食事の準備。当日の山行の反省、翌日山行の予定。今後の山行の夢を止めどなく語る、他愛のないそんなこともエンタテインメントになる。そして日の入りとともに眠くなったら寝る。
これは、はまりますな〜。
普段の日帰りクルマ山行では渋滞恐れ、下山後帰宅準備も慌ただしく余韻の共有もそこそこに現地解散。そして、でろでろで帰宅だもんな〜。
相棒、今度はテン泊しよ!
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