「鳳凰三山」夜叉神〜広河原縦走※Connecting the root 2016 26th
- GPS
- 09:17
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 2,462m
- 下り
- 2,332m
コースタイム
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 9:18
歩行距離=21.82km
標高差=1,440m
平均速度=2.35km/H
※全てGPSログより
GPSログは長めに記録されていますので参考程度として下さい。
(NV-U37使用:NMEA形式で記録後、フリーソフトでGPX形式に変換)
山旅ロガー(測定モード15m)とは約4km=18%の差異がありました。
主な理由は衛星ロストによる瞬間移動が多かった事です。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
中央自動車道「甲府昭和IC」→R20→南アルプス街道→芦安→夜叉神峠登山口 ※広河原→夜叉神までのタクシー代=1,100円 道路状況:最後は狭いワインディングロード 駐車場&トイレ:夜叉神峠登山口にあり コンビニ:南アルプス街道に数件あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.夜叉神峠登山口から地蔵岳までトレースはしっかりしています 2.尾根(アカヌケ沢の頭)から地蔵岳へは一旦下ります 3.アカヌケ沢の頭から高嶺までは、それまでと一変してリボンがなくなります 4.高嶺から白鳳峠まで急斜面の下りです ※岩場なので危険個所と捉えられます 5.白鳳峠からはかなり大きな石の石ころゾーンになります ※浮石多く注意が必要です 6.崩壊個所が多々あり ※一応ロープ等で区域分けをしていますが、下りでは十分確認が必要です 7.なので、白鳳峠へのルートは登りが良いでしょう 8.鳳凰三山間は山小屋もあり、緊急避難は可能 9.全体的にハエがうるさい位付きまといます 10.水分消費量≒1.5L |
その他周辺情報 | 南アルプスマイカー規制について https://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/50915161945.html 南アルプスNET(鳳凰山登山道) http://www.minamialps-net.jp/data/article/160.html 薬師小屋・南御室小屋 http://www.houousan.com/ |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖シャツ
フリーライドパンツ
靴下
夏帽
手袋
雨具(ストームクルーザージャケット)
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食(SOYJOY×1+ゼリー飲料×1+おにぎり×3+パン×1)
非常食(ビタミン剤+ドライフード)
飲料(スポーツドリンク×4)
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ(予備)
予備電池(GPS+ デジカメ用)
GPS
ファーストエイドキット
常備薬(痛み止め)
日焼け止め
リップ
ロールペーパー
保険証(コピー)
携帯
タオル
ツェルト
浄水ストロー(常備)
万能ナイフ(常備)
カメラ(コンデジ+ミラーレス)
エクストラクターポイズンリムーバー(常備)
パラコード(予備30m)
ホッカイロ(常備)
ネックウォーマー(常備)
ウルトラライトダウン(常備)
熊鈴×2(常備)
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感想
2016年7月10日(日)
前日の土曜日は大雨予報により、早々に山行が中止となった。
なので土曜日は完全休養日として、の〜〜〜んびりした1日を送った。
と言う事で、7.10の鳳凰山縦走は体調万全で挑む事になる。
2:00 駐車場着
夜叉神峠登山口の駐車場は、まだ十分な空きスペースがあった。
とりあえず車の中で待機し、時間を潰す。
車の中から見上げる空は、快晴を思わせる星々が輝いていた。
が、その中に移動する光を発見する。
飛行機かな?と思っていたが、何やら動きがおかしい。(-。-)ボソッ
ユラユラと揺れている感じである。ちと赤みもあるし。
ま、暗闇の中の出来事故、目の錯覚だろう……と思う事にする。
※ちなみに、ついピンクレディーを口ずさんだ
3:00 入山準備開始〜入山
あたりはまだ漆黒の闇に包まれている、そして静かだ。
だが、先週の入山時間でもあり、夜叉神峠のモルゲンを見るには
ボチボチ出発の時間である。
なので、ヘッドライトを着けて準備を開始する。
そして入山……。
暗闇の中、たった一人で歩く登山道。
そんなシチュエーションは何度も経験してはいるが、
今回は不思議と嫌らしさを感じたので、いつもよりハイペースとなった。
が、体力的に全く問題なく突き進み、夜叉神峠着は想定外の3:55。
モルゲン出没までは、まだ30分以上ある。
よって夜叉神峠でのモルゲン堪能は却下となり、そのまま移動した。
ただ道中で見事な雲海と朝焼けを見る事が出来たので、
暗闇の中の入山は報われる事になった。
※あの雲海は見応えありました。
つまらない暗闇の林道歩きから、一気にテンションが上がった瞬間である。
ここまでの時間もかなりハイペースで、
自分で自分を褒めつつ足を運びましたが、以下にてガッカリする事になります。
明るくなったここからは、ヘッデンを消灯。
ちなみに、この前後でトレラン2名にサクッと抜かれている。
体力的に万全で挑んで、そして快調に進んでいたのに、
あっと言う間に抜かれる……、相手がトレランとは言え沈みます。
-中略-
薬師岳では、地図上にある山頂を目指した。
た、たた、立入り禁止らしき雰囲気ではあるが、イッチャッいました。
続いて観音岳でも、1番てっぺんの岩の上に登り、
そして地蔵岳のオベリスクのてっぺん……、は行きませんでした。
ビビリンなので、途中までで撤退です。
さて、ここまではあまり気になりませんでしたが、
人けが無くなる地蔵岳〜高嶺、及び白鳳峠〜下山までの間は
足元の不安定さも然ることながら、ハエのうるささに辟易しました。
おかげで、とある芸人の「ナハナハ」状態が暫く続き、
最後はエジプトかサハラかと言う様な感じで、頭周辺の防備に至りました。
なお全体的に早い時間帯だったので、
人けは少なく、それ故写真を撮るには最高でした。
特に地蔵岳では、それが顕著でした。
ただ途中で足を止めていたら、後方から来るグループに
「あの、おっちゃんみたいに、斜面の途中で足を止める気持ち、良く判るよ」
との声が聞こえ、「おっちゃん」なる台詞に微妙に反応しスピードアップした。
※「おっちゃん」は、ね〜だろう、「おっちゃん」は……。
とは言え、疲れが出始めたのも事実である。
荒れた登山道での転倒防止の為、あえてペースダウンしたが、
高嶺からの下山はかなりスローペースになっている。
疲れと共に、踏ん張りが利かなくなっている事が要因だろう。
12:18 荒れた登山道とガレ場に苦労しつつも下山完了。
広河原に到着すると、バスが待機していたが、時間を優先して
乗り合いタクシーに乗り込む。
そして前日の大雨の中、テント泊→北岳登頂した面々と少しだけ話した。
最近は辺鄙なところがメインだったので、
人と出会う機会がなかったが、こうして話しをしてみると
山での出会いも良いものだと思うのであった。
drunkさん、こんばんは!
数日違いでしたね
夜叉神側からだと早出ができるので、夜明けを見れるんですよねー
雲海にモルゲンロートが映えてとてもキレイです
さすがのdrunkさんもトレランの方には抜かれちゃいましたか
最近は鳳凰でもトレランの方が多いみたいですね。
それもあって、雷鳥が…って薬師岳小屋の小屋番さんが言ってましたけど
私も黒戸でトレランの方やULなスピードハイカーにたくさん抜かれましたよ。
ま、でも最初から勝負にならないので、ショックにもならなかったですけど
時間を目一杯使って山を楽しめた方が良いかな、とも思いますね。
なんだかんだ短い夏山シーズン。
お互いに天候に恵まれたら良いですね〜
お疲れ様でした
vino_rossoさん、今晩は。
夜叉神からの入山は、モルゲンもそうですが、
下山の時間的な問題からこちらを選択しました。
広河原からだと、かなり遅くなりそうだったので。
でも景色やら人の少なさ等、山を楽しめたと言う感じでした。
ちなみに、そちらのコメント返信見ましたが、
苦行は無し!エンジョイ登山を目指します、との事。
そのエンジョイ登山で今までの所業ですか?(゚ロ゚;) ハウッ!!。。
知ってはいましたが、お、恐ろしい人たちですね……。(-。-)ボソッ
今年も、楽しいシーズンになると良いですね。
drunkさん、こんばんは(^^)
drunkさんはピンクレディーでしたか!
こちらも懐メロを歌いながらの山行でした。
私はせいぜい井上陽水とか玉置浩二でしたが、ロッソさんは「夏夏夏夏、ここなっつ〜♪」とか誰のか忘れましたが歌ってましたね〜
この日はお昼過ぎには雲があがってきてたようなので、早出の早下山で正解でしたね
私は足止めまくりの山行でしたよ
急いで見逃すものが多いよりは、足を止めても気になるものに目を向けたいです
なんていうわりには見落としてるもの多数で、いつもへこんでます
虫が多くてナハナハはなかったですが、風が強くて帽子をかぶらないでいたら頭皮を日焼けしたようで、今朝からボロボロ頭皮が剥けてビックリです
日焼けで頭皮が剥けたのは初めてでした。
キツい中にも楽しみを
そんなことをモットーに次も楽しければゼーハーしたいです
miyucchiさん、おはようございます。
いつもはアニソンですが、今回はスタート前にUFO?を見た影響ですね。
自分が足を止めるのは、写真撮影時(GPS捕獲待ち)とか、ですか。
あとは軽食で休む時、誰かとの会話くらいですね。
今の所、歩き続ける事が目的になっているので、
ゼーハーしながら達成感を味わっています。見逃す事は多いかもしれません。
ちなみにハエは本当にしつこかったです……。
drunkさん、おはようございます(≧∇≦)なるほど、鳳凰山から広河原に下るのは考えてませんでしたっ!!✨✨✨ピストンより少し楽なのかな?とも一瞬考えたのですが、荒れた登山道に急勾配の下りはかえってキツイですかね(゚Д゚)9時間で歩き切られるとはさすがです(*^o^*)南アも気持ちよく繋がってきましたね〜〜〜✨✨
朝焼けの富士山、すっごいキレイですね〜〜(≧∇≦)空の色がなんとも言えないとろけるような色で、うっとりです✨
あはは(笑)未確認飛行物体!!!にせ◯だみ◯お、からのターバン(笑)思わず笑ってしまいました(≧∇≦)
chi-sukeさん、今晩は。
自分も昨年まで、「鳳凰山から広河原に下る」と言う発想はありませんでした。
広河原は昨年の北岳出発点で、2013年はアサヨ峰から広河原に下山、
ルートを繋ぐ、と言う視点から、今回は夏山シーズンにここに来ました。
なお白鳳峠は登りがお勧めですが、時間的に制約が出てしまうので
かなりの体力自慢でないと、つらいかもしれません……。(-。-)ボソッ
ちなみに、ハエは本当〜〜〜に、ウザッかったです。
ターバンにしたら気にならなくなりましたが。
で、途中思ったのは、去年はこんな思いしなかったよな〜??でした。
結論は、涼しい方面に出歩いていたからでした。
今年は山も仕事も厳しい環境です。
コースは参考にさせていただきましたm(_ _)m
ただ下りがキツそうだったので反対回りにしたのです。
広河原へは怖くて下れません。
ちょっと急ですよね
だから反対回りの方はスゴイとおもいます??
さすがに、あの日はかなり疲れました(-。-;
anbebe-pooh さん、おはようございます。
あの急登を登り切り、そしてあの時間で下山する、それはそれで凄いと思います。
お疲れ様でした。
ちなみに自分は人が居ない山頂を目指す事と、
入山時刻を下山時刻から逆算するので、
広河原からのルートは、考えていませんでした。
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