同級生と行く〜2016白山登拝〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,532m
- 下り
- 1,523m
コースタイム
- 山行
- 3:35
- 休憩
- 2:53
- 合計
- 6:28
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 4:59
- 合計
- 11:42
天候 | 1日目晴れたり曇ったり、2日目雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
市ノ瀬からは北陸鉄道運行のバス(片道500円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありませんが、展望歩道の柳谷を渡るところは、暗いとルートを見失いやすいです。また、雨が降ると川になります。 |
その他周辺情報 | 市ノ瀬ビジターセンター前に永井旅館があります。温泉入浴可。 白峰地区に白峰温泉の総湯あります。(入浴料650円) |
写真
感想
いや〜、ホントに中身の濃い同期と登る白山企画でした。幹事のIKKOさん、ありがとね(^^)。
まさか夜中の雨の中央高速でパンクアクシデントとなった時には、参加を半ば諦めたりしたけど、めげずに遅参合流して、結果的に大充実な山行、大いに笑って、大いに騒いで、大人数は盛り上がるね。
今回は参加ついでに、所属する山岳会からのミッション遂行(福井県最高峰の二ノ峰で登頂写真を撮ってくること)も兼ねたので、2日目途中でみんなとはお別れとなって、雨天のなか、無事に全員がちゃんと下山できたのか心配でしたが、しっかりしたサポートメンバーが初挑戦者の面倒をみていたようで、下山後のfacebookメッセージのスレッドには達成感と喜びの言葉のオンパレード! ホントにヨカッタ。
「地元の名峰・白山」またみんなで登りたいね。あっ、俺は室堂で楽して荷物番してたんやった。あの悪天のなか山頂を踏んできたメンバーに拍手やね(^^)
次こそは四囲の眺望を楽しみたいね(^^) みんな足腰鍛えといてや。
※自分の白山・別山・三ノ峰・二ノ峰周回山行記録は別レコにまとめる予定
朝の時点で天気予報は微妙。そののせいか駐車場はガラガラ。日中はなんとか持つかもしれないと期待して出発。意に反して好天。儲けの1日目。砂防新道は相変わらず快適そのもの。メンバーの足も快調。予定通り南竜山荘に到着。遅れて到着した人とも合流しケビンに。時間と体力を余した人が数人、南竜ヶ馬場を散策。自然観察会には全員で参加。少しだけお勉強。白山自然解説員の木戸さんには道中からところどころでご一緒させていただきありがとうございました。
翌日は、ご来光期待で濃霧の中展望歩道へ足を進めます。木道が切れてからは、一転して歩きにくいトラック。雨が降ると川になるのでその前に乗り切ってしまいたい箇所。尾根筋に出る直前の柳谷を渡る箇所は要注意。道が流れてしまい途切れています。先行の単独さんも闇と濃霧でルートを見つけられず困っていたようです。尾根筋の樹林帯の急登がしばらく続き、抜けると片側が切れ落ちたところをしばらく歩くことになります。天気が良ければ足元には素敵なお花畑が広がっているのにあいにくの濃霧。アルプス展望台でしばし休憩。雨に変わってきたのでそそくさと出発。この先は、緩勾配の道沿いのハイマツの間に素敵なお花畑が断続的に続きます。でも、雨とだんだん強くなる風のせいで足早に通り過ぎてしまいました。あーなんともったいない。実は、自分とこのルートの相性が悪く、何度も歩いているのにいい天気に巡り合ったことがない。だったら展望歩道はミスチョイス!とお叱りを受けるかもしれませんね。室堂周辺は綺麗に整備された歩道が続きます。
白山のメインルート砂防新道はよく手が入り歩きやすいのですが、それ以外のルートはそうでなかったりもしますね。事前に情報はしっかり手に入れてください。
こんなに大勢での山行ははじめて。しかも、同級生と行くのもはじめて。笑いが絶えず、ついつい大声になり、周りの人はかなり迷惑だったのではないでしょうか。普段は全く味わえない時間、二日目の悪天候も楽しく過ごすことができました。
そもそも、この会は昨年の金沢マラソンに出場したkazさんとN君の慰労会の場で、Uさんが「私、白山登ったことないし、死ぬまでに一回登ってみたい」と口にしたことが始まり。じゃあ、ということで春先からスケジュール調整をして同級生に声をかけたところ、すぐに集まってきたメンバー。山の技量も体力も何もかもバラバラで素敵な?混成チームが出来上がりました。
夜中、関東から車で出発したkazさんからパンクしたメッセージを皮切りに、寝坊して予定の時間を過ぎても登場しないMT君。集合前からすでにいろいろ事件が起こり、後日談の豊富なツアーになりそうな予感。みんなの期待を裏切らないMK君。靴底が剥がれたH君。はじめてなのにベテランはだしでビデを撮影してくれたK君。サポートしてくれたN君、tuborevさんとhamahakoさん。子供が可愛くてしょうがないS君とがんばりやさんのTちゃん。はじめての白山のために頑張って準備してきたUさん。この素敵なメンバーに恵まれたからこそ荒天に負けないツアーになりました。
とってもとっても楽しい山行でした!
山の初心者とベテランさんとの混成軍。うまい具合に手分けしてサポート体制が取れて、雨で足元の悪い中でも無事下山できました。お疲れさまです。
初日は、運が悪ければ朝方に小雨も覚悟しての催行決定だったけど、予想に反して良いお天気に恵まれました。白山が初めてどころか、前日に登山靴を購入したという不届き者(?)もいたりして、どうなることかドキドキわくわくの出発。吊り橋を渡って登り始めてたった5分ほどで、ひどい!(金沢弁で「しんどい」「疲れた」等の意)、マジか〜!との声が響き渡って先が思いやられます。でも、皆頑張って一歩一歩登っていきました。小学校低学年のTちゃんも、段差にめげずに黙々と、でもときどきマイカメラで写真を取りながら登ってます。天気予報があまり良くなかったためか、思ったよりも我々を追い抜いて行く登山者は少ない感じです。
甚之助避難小屋でランチタイムとしました。初心者組の中にはかなりお疲れモードの人も。小屋の内部は満杯なので、お外で食事をしていると、別山方面の雲が流れて、ちょっとだけ別山を見ることができました。その後、避難小屋の上の方の空が晴れて、黒ボコ岩がはっきり見えました。えっあんなところまで登るの〜? 今日はあとひと登りしたら平らになるからね!と一頑張りしてもらいます。
ようやく南竜道分岐。ここからはお花がいっぱい出てきます。お天気もよくなり、皆とっても気持ちよく歩きました。南竜山荘でケビンの受付をしましたが、パンクで出発が遅れたkazさんを待ってる間に、とりあえずは山荘の前でMT氏が担ぎ上げてくれたビールで乾杯!やっぱりこれに限るね!そのうちガスが上がってくると同時にガスの中からkazさんが登場。ケビンに移動してしばし自由時間。ここで、H氏の靴のソールがはがれる事件勃発。とりあえずガムテープと細引きで補修。
16時からの自然観察会に参加して、いろんなお花について教えてもらいました。参加者の中に、とっても高山植物に詳しい方がいてマニアックな質問をするので、素人の我々には難しすぎる話が多かった気もするんですが。。。さてその後、山荘内で夕食を食べ、ケビンに戻って宴会。おつまみが多過ぎて食べきれません。どんだけ宴会する気なんや?(すみません、私もおつまみを大量に持って行ってしまいました)翌日は2時半起床なので、21時にお開きとして就寝しました。
2日目は、2時半に起床すると外は真っ白でガスガスしてます。気温は高め。運よくガスが晴れてくれることを祈りながらヘッドランプをつけて3時過ぎにケビンを出発。南竜山荘でトイレ休憩後、展望歩道へ。最初は歩きやすい木道。木道部分が終わると何カ所か流れを横切るようになりました。Tちゃんにはちょっと大変だけど頑張って歩きます。ヘッドランプだから先がよく見えないけど、実は急坂登ってるんです。足元だけを見ながら黙々と登ります。日の出の時間(4:47)より前にアルプス展望台に到着。朝ごはんを食べてご来光を待ちました、と言いたいところですが、時間になってもガスで真っ白。残念ながらご来光は拝めませんでした。
展望台を出発しようとすると、ガスが雨に変わりました。しっかり雨対策をして、ここからは歩きやすい登山道を室堂目指して歩きます。天気が良かったら気持ちいい道ですが、今日は風雨がたたきつけます。登山道脇のお花はきれい。クロユリもたくさん咲いていて写真をいっぱい撮りたいけど、そんな気にならないくらいの風雨です。黙々と歩いてようやく室堂センターにたどり着きました。ちょうど朝食の行列の時間帯で、ロビーが大混雑でした。
この天候なので頂上へ向かうかどうか非常に迷うところ。初めての白山メンバー3名が二度と来ることがないかもということで、頂上へ向かうことに決断。それならばということで、この後別行動するkazさん、ソールがはがれたH氏、S氏親子の4名に荷物番をしてもらって、8名が空荷で頂上へ向かいました。頂上への登山道は、以前と比べて格段に整備されて歩きやすくなってました。天気が良ければ。。。
雨が横からたたきつけてくる中、頑張って登頂! 証拠写真を撮影後、頂上奥宮の社殿の石垣で風をよけて一休み。初めてメンバーのうち2名は喜びの一服。本当によく頑張ったね!お留守番のTちゃんもお天気のいいときにまた来てね。
室堂に戻って冷えた体を温めて休憩後、下山開始です。たまたまMT氏がアプローチ用のスニーカーを持参してたので、H氏はそれを拝借して下山します。なお、M氏は所用のため一足先に単独で下山です。気をつけてね!あっという間に見えなくなってしまいました。続いてエコーライン分岐では、kazさんが別行動のためエコーラインへ消えていきました。
ますます雨が強く降ってくる中、十二曲がりを下ります。このころから膝にダメージを受けた初心者が出てきました。中飯場までコースタイムの2倍近くの時間かけてゆっくり歩きます。Tちゃんは雨の中しっかり歩いているので、待ち時間中に体が冷えないか心配です。パパがちゃんとケアしてくれているので大丈夫みたい。でも、あまり待ってもらってもかわいそうなので、先に下山してもらうことにしました。tuborevさんにサポートをお願いしました。
足に負担がかかっている2名に対して、それぞれサポート隊を結成して下山します。膝が崩壊(笑)したMK氏には、N氏、K氏、H氏の3名がつき、ちょっとだけ足が痛いU嬢にはIkkoさんと私がついてそれぞれのペースで下りていきました。ようやく雨も小降りになり、別当出合でのゴールでは雨も止みました。S氏親子は一足先にバスで下山してもらい、tuborevさんに出迎えてもらってゴールです。後着のMK氏チームはバス時間ぎりぎりだったので、みんなでのゴール写真を撮る余裕がありませんでしたが、本当にお疲れさまでした。
いろんなアクシデントが満載だったけど、かえってそれが楽しい話題となり、笑って笑った山行となりました。笑って涙が止まらないくらいです。今回はご来光も展望もなかったので、初心者さんたちには、是非お天気のいいときに再チャレンジしてもらいたいものです。Ikkoさん、幹事さんご苦労様でした。またみんなで行こうね!
いやーー。いろいろあったんですね。お疲れ様でした。
3年前、膝が痛くなってコースタイムを大幅に超えるつらくもどかしい下山を余儀なくされたことを思い出しました。雨は降っていませんでしたが日没が心配で心細かった。
懲りずに今も登山を楽しんでしますが、もん○やうえ○○さんもまた登ってくれるといいですね。
もん○は、自宅から(自宅が)見えるピークが大汝峰という別のピークということを知って、次はそっちに登らんなん、と言ってます。しかも、次回はストックなんかに頼らない体にすると、肉体改造宣言しちゃいました
うえ○○さんも、とりあえずは立山に登ってみたいと言ってます
ますます登山人口が増える予感
imu3eazyさんもみんなと一緒に行けたらいいね
初めての登山が悪天候だと「もう二度と嫌だ」になっちゃう人も少なくないけど、今回の初陣お三方 はきっとまた登ってくれると信じています
登山家目線では、砂防新道が一層整備されたのは喜ばしい事なんですが、ますます砂防への集中と他の登山道の荒廃が加速する気がして少し心配です
とはいえ、夏の最盛期の白山は本当に久しぶりで、とても楽しい山行でした。また皆さんでワイワイ登れたらいいですね〜
ほんとに楽しい山行でしたね。tuborevさんにもサポートしていただいて助かりました。初登頂した3人はこれからも山歩き楽しんでもらえると嬉しいですね。「定例にしよう」と言ってくれた人がいたのは嬉しかったです。次回があれば、またご一緒してください。
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