富士山 須走口-御殿場口
- GPS
- 10:02
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,848m
- 下り
- 2,371m
コースタイム
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 9:58
天候 | 晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
御殿場口から御殿場駅へバス 1110円 |
予約できる山小屋 |
御殿場口七合四勺・わらじ館
|
写真
感想
一度富士山に登っておきたい、との思いから
いつ行こうかずっと考えていましたが
天気と、混み具合等を鑑みて
このタイミングで須走口から登りました
全ルートを比較して、私が優先したのは
「空いていて」「登り始めが早い」という事です。
吉田口は遠いのと、混んでいるので却下。
御殿場口はさすがに長いので却下。
富士宮口は行程が短いがバスだと遅いし
タクシーでは遠くて行けない、
須走口は行程がちょっと長いが、御殿場から
タクシーで行けばスタートが早くできる。
という事で須走口スタートに決定です。
事前にタクシー会社に連絡し、5時には
御殿場駅にタクシーがいるとの情報を得て
予約無しで御殿場駅待機。
10分ほど待ちましたが4:50にタクシーに乗れました。
タクシーは40分6160円で須走口に到着。
入口近辺で協力金千円を払い登山スタート。
序盤は森林限界を越えるまで森の中を進みます。
たまに森を抜けると雲海がきれいに見えます。
8合目で吉田ルートと合流するまでは
人も比較的少なく、体も特に問題無く
休憩をしないで登りました。
8合目で休憩し、昼食を取り再スタート。
3200mを超えたあたりから急に体がつらくなります。
ちょっと登るだけで胸が苦しくなり、
ちょっと登っては休み、ちょっと登っては休みを繰り返します。
これが高山病、酸素の少ないつらさというやつでしょうか。
それまでの半分くらいのペースとなり、ヘロヘロになりながら
なんとか吉田・須走ルートの頂上の久須志神社に到着です。
そこからは最高峰の剣ヶ峰を目指し
お鉢めぐりを半時計周りで進みます。
たいした距離ではありませんが、体がつらいので
なかなか進みません。
剣ヶ峰では写真待ちの列が長いので
私は最高峰の碑を正面ではなく横から取り
さっさと降りました。
剣ヶ峰から富士宮口の頂上は距離的にはすぐですが
道がざれまくっているので要注意です。
御殿場ルートで降りる人は意外に多く
砂走館らへんまではガンガン周りの人に
抜かされました。
ここまでは道をひたすらジグザグに降りていくのですが
意外に足場が悪かったりでスピードが出ませんでした。
大砂走りは走りこそしませんでしたが
砂の中を足をすべらすように降りて行き
スピードも上がるし、足にも優しいしで
大変快調でした。
途中の宝永火山側へのルート分岐、
つまり富士宮口へほとんどの人が進んでいったようで
ここから先の御殿場口へはほぼ一人旅。
ガスの中を前も後ろも人がいない状態で進みました。
基本的には地面に這っている綱の横を下ればOKです。
途中salomonがイベントをやっている横を通り過ぎ
バスの時刻まであと35分。
コースタイムだと45分だから10分まけば間に合うという事で
頑張って降ります。
結局砂走館から先は2時間15分のコースタイムを
1時間20分で行けたのでかなりのタイム短縮です。
砂走り効果絶大。
バスにも10分前に到着し助かりました。
バスは御殿場駅まで1110円。
空いていて、乗客を自分をいれて10人ほどでしょうか。
4人がけシートの観光バスタイプなので余裕です。
富士山は標高差以上に高度順応がつらかったです。
途中までは余裕だったので、良いトレーニングだなと
思っていたのですが・・・。
でも最高峰を無事踏む事ができ、良い経験でした。
楽しかったです!
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