谷川岳 土合駅から越後湯沢土樽駅へ国境稜線逍遥



- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,519m
- 下り
- 1,587m
コースタイム
- 山行
- 11:40
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 12:00
天候 | 24日晴れ 25晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
24日西黒尾根~オキ・トマ耳~一ノ倉~茂倉岳~重倉岳避難小屋 25日重倉岳避難小屋~矢場の頭~土樽駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・西黒尾根=日本三急登の一つ 登り甲斐あり ・谷川岳=オキ・トマの耳 天神尾根と合流してから混雑 ・一ノ倉岳「ノゾキ」から覗く一ノ倉沢は衝立岩、烏帽子岩切り立つ岩壁 に圧倒される。穂高岳・剣岳に並ぶクライマーの聖地 ・茂倉岳は快い空中散歩 笹原が見事 ・矢場の頭→登山口 巨大根っこと関東ローム層露出注意 ・1800m以下 虫の飛来 うっとうしく蚊取り線香が役立つ ・茂倉避難小屋から土樽駅までは5時間見た方が無難です |
その他周辺情報 | ・土合駅₍無人駅₎飲み水不適合 ・谷川岳登山指導センターで水補給の事 ・茂倉岳避難小屋 水場・トイレあり ・土樽駅₍無人₎飲み水不適合 ・車道に出て吾策₍吾策新道開拓者₎さんの碑と反対側に水場あり 足回りの汚れはここで落とした方が良いと思う ・谷川温泉 湯テルメ(みなかみ町営温泉)0278-72-2619 ・水上駅前 くぼ田 三色きのこそば |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
シェラフ
|
---|---|
備考 | 虫対策必携 蚊取り正解 |
感想
新田次郎の小説「風の遺産」のスチエーションとなった茂倉岳避難小屋。
梓林太郎の山岳ミステリー。その他小説の舞台となったこの駅の乗降を一度は、検証したかったのである。地上まで480段の階段を登る地中深いモグラの駅として有名。上越線下り、土合駅第一次登山ブームの頃は上野から乗り切れないばかりの登山客を乗せて我先にこの階段を登り谷川岳に急いだという。当時は携帯電話もなく、救助要請に伝書鳩を飛ばして自分の位置を知らせたと聞く。その鳩は一羽100円で土合の駅でポッケに入れて谷川岳連峰を目指したそうな、ウソみたいなホントの話。谷川岳山岳資料館に真実あり。
そんな訳で土合駅下車を一度経験してみたかった。また富士山を登って以来病みつきになった山3年生の村上の友が谷川岳に連れてけと言って来たので、谷川岳は日本三急登の西黒尾根の醍醐味と登山の訓練も兼ね土合から土樽までの群馬と新潟の国境稜線を歩くことにした。
谷川岳の下は関越自動車道、新幹線、上越線の3つのトンネルがあり新潟側は川端康成小説雪国「トンネルを抜けると雪国であった」のフレーズはあまりにも有名な越後湯沢駅その信号所が土樽にあったという。
土合駅下り2051着この最終電車を見送って噂の階段を上がることとする。私のほか2名が下りたが登山スタイルであった。東京からこの地へはマイカーが多くなってしまったようだ1日20人程度の乗降客とか。
西黒尾根 噂に名高い急登息も上がるが顎もあがり大腿四頭筋に負担がかかる。ザンゲ岩の近くで友は足が攣った。ツムラ68を服用させ体調を戻す。R/Wからの天神尾根と交わる辺りで人が急に多くなりゆっくり歩いていられない。双耳峰の山頂をゆっくり堪能していられない賑わいだ。先を急ぐ心が流行る。浅間神社を過ぎた辺りから静けさを取り戻した。一の倉沢岳手前ノゾキからクライマーが憧れる一の倉沢出合いを覗く、この谷で何人犠牲者をだしたのだろう。穂高岳、劔岳に並ぶクライマー憧れの渓である。烏帽子岩衝立岩の冬季登攀単独を登って海外へ出て行ったのである。一ノ倉岳から茂倉岳は心地よい空中散歩って雰囲気でした。花は今が盛り、咲きほこっていました。田中澄江の花の百名山に入れて欲しいほど。一の倉岳周辺の花々の豊かさに見直しをしてほしい。茂倉岳避難小屋は建て替えられ小説のイメージは全くなかった。早速水場に降りて、駆けつけ3杯の美水を味わった。避難小屋は1組しかおらず、ゆっくり寝込んでしまって10時9分の電車には間に合わず、遅れて1224分で土合駅に戻った。行程直線16km道のり18km岩稜帯に神経を使い、行く先々で花が迎えて、見送ってくれた癒された旅でした。
麗嶺
コメント
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#23の花は、私の大好きなイブキジャコウソウですネ
絨毯のように咲いていると圧巻ですが...
かぐわしい香りがするようです。
花の谷川もよさそうな感じですネ
ありがとうございます。初めて見た花でした。また花の間違い等あればご指摘下さい。なんせ苦手なのです。今後は匂いも嗅ぐことで覚える手助けになるかもしれませんね。
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