長かった裏岩手縦走50km
- GPS
- 31:10
- 距離
- 50.1km
- 登り
- 3,033m
- 下り
- 2,985m
コースタイム
- 山行
- 8:48
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 9:00
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 7:19
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 8:49
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 6:00
天候 | 雨、くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
燃料用アルコール
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
針金
常備薬
日焼け止め
携帯
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
Oさんのお誘いで3人で50キロを縦走する予定でしたが、仕事の都合で4日目参加できないので、僕だけ途中の三ツ石山荘で合流することになりました。
三ツ石の登山口がわからなくなり、温泉宿のご主人にきいたら、その建物のすぐ横で水蒸気のパイプの工事中で足場に隠れていた。
ご主人に「熊がいっぱい居るからかじられないように気をつけて」と笑いながら言われました。僕も真に受けないで笑ってました。このときは。
三ツ石の水場が枯れてるようなので、調理用に余分に水をもって登りましたが、勾配もそれほどきつくなく2時間ほどで登れました。
三ツ石山荘についたらお二人は既に到着していました。
Oさんと初対面の古川さんに挨拶し、他2名の登山客は泊まりのようです。
Oさんは靴底がはがれて修理中でした。僕だったらリタイヤしているところですが、Oさんは自信があるようで、やる気があってすごいと思いました。
Oさんの料理をいただき、古川さんの話をきいて9時に就寝。夜中雨が降り始め、吸血する虫にもやられず静かな一晩過ごせました。
2日目、雨もあがり行程も10キロほどの予定なので、お昼には不動平小屋に余裕で着くのではないかと予想してました。
しかし黒倉のあたりで雨が降り出し、あっという間に登山道は川になり、最初のうちは大きな水たまりを避けて歩いてましたが、靴に浸水してからは気分は下り坂、水も避けず、雷が鳴ってきたのでびくびくしながら稜線を歩きました。
靴が水を含んで重くなったので体力奪われペースが落ち、落雷避けて素早く通り抜けたい二人を待たせられないので先に行ってもらいました。そして鬼ヶ島、ずっと雷が鳴って怖いけど通り過ぎるまでしばらく待つつもりでしたが、疲れてるから雷落ちてもいいやという気持ちに変わり、ゆっくり歩いた。天気良ければ高度感あるいい景色観れそう。
予定より2時間以上遅く不動平小屋に着いた。消耗して10キロは予想外に辛かった。ザックの中まで雨が入り、全身が濡れた。Oさんは上着をガスストーブで乾かしていた。
Oさんも僕も靴が濡れてしまってやる気なし。岩手山は頂上は見えないし行く気にもならなかった。この日は7時に寝た。
3日目、朝昨日よりは天候が回復したもののまだ雲が多く、虹も見えた。
今日Oさんと古川さんは、行けたら20キロある大深山荘に泊まる予定で、届かなかったら三ツ石泊まりの予定になっていた。僕は姥倉経由で松川温泉に降りる予定。
昨日とは違うお花畑のルートを通って姥倉の分岐までお二人とご一緒して別れた。
地獄の様だった鬼ヶ島ルートとは違い楽だった。
2時間くらいで車を停めている松川温泉に到着、途中一人も出会わなかった。
ついでなので温泉にも入った。
帰り道、路上に小さくてかわいいキツネがいた。車で轢きそうになった。他の車に轢かれるかもしれないし危ないので藪に追い払うがすぐまた路上に出てくる。
帰りそうにないので持っていた食料を与えたら近くで食べた。かわいいので何度もエサをあげた。手を近づけた瞬間手を咬まれ出血した。
傷は大したことないが、狂犬病にかからないか気になったので、近くの病院に電話して質問したら、野生の動物はとても汚いし、将来的に何か感染するか詳しくないらしく、岩手医大病院に今日中に行くように電話番号を教えてくれた。
電話したらすぐ来るように言われた。
診察してもらったら、病気の心配はなく、病院で傷口を洗ってもらい、破傷風の注射してもらって抗生物質の薬5日間飲むように言われ、感染の件は安心した。
かわいがってエサをあげたのに恩を仇で返されてショックだった。まさに僕の人生のようだ。サイフにも大打撃を受けた。
温泉宿のご主人の予言はちょっと外れたが熊じゃなかったのは良かった。
帰り道また同じ道を通ってみたら、今度はキツネが5匹くらいに増えていた。同じキツネではないと思うが、懲りずにまたエサを与えた。今度はものすごい勢いで向かってくる。脚を咬もうかという勢いで怖かった。車に轢かれるから飛び出しは危ないと言って帰った。
いろんな事があった山行でした。Oさん、古川さん、ありがとうございました。
次回は頂上まで行きましょう。
コメント
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kidachiさん、こんばんは!
美人さんに勘違いしたモンツケです(笑´∀`)
八甲田の翌日、八幡平の立ち寄り(レコは記録としてそのうちに!)帰り道、同じような狐に遭遇しました。
車に轢かれるのではと思うくらい路上に居て、人懐こい感じで逃げようとしません。可愛い♡とは思いましたが、私は だけ にしました。
駄目だよ〜
基本、野生の動物に人間の食べ物あげては!!
懲りずに・・2回も・・大事に至らなかったのにはホッとしています。
危ないのはkidachiさんですよ〜
何処かの山でまたお会いしたいですね
yagitenさんこんにちは
あの頃すでに子ギツネ出没してたんですか、誰かが組織的に餌付けしてるんでしょうか?
夜の数はすごかったです。
道路わきの駐車スポットで車中泊している方を見かけますが、そういう方が食べ物与えたのがきっかけかもしれませんね。
餌をあげずにはいられないかわいらしさなんですよ。
あげないと道に迷わされますよ笑
ところで8月27日のイベントは参加するんですよね?
入会しないんですか?
熊じゃなくて良かったですね。
可愛いキツネちゃんだけど、齧られるくらい近いってすごいね、観光客慣れしてるのかな。
傷大丈夫ですか?
お大事に〜
yo-fuさんこんばんは!
そうなんですよ、たぶん観光客慣れしてるとみました。
手の傷はもう大丈夫です。心の傷はまだ。
ご心配 どうもありがとうございます。
kidachiさま
休憩中にレコをあらためて拝読させて頂きました。
kidachiさんも基本動物好きなんですね!
野生動物…猫も同じく
野良が人になつく迄は余程信頼関係が出来ないと同じく噛まれたり、爪出してシャーーー😼されます❗
家の猫も野良上がりなので、
今では私だけが唯一抱っこ出来ますが
私と暮らし始めた頃は、
ゴロゴロ甘えてると油断してしゃがんで近づきすぎるとシャーと爪出され退いても唇にヒットして血が出たり、
何度か噛まれたりしましたよ(笑)
猫ですらそんな様子なので…野生動物🦊気を付けて下さいね(^_-)!
因みに幼少から動物好きで小学生時代マザー牧場の🐮に近づき過ぎて牛を興奮させてしまい追われ、逃げるも背中を角でどっつかれて倒された経験あり(今では笑話)な為
牛や馬は少し苦手です😱💦
kidachiさん狐にいつか恩💓返しされる時がありますように‼
bskylightさん、こんばんは。
動物好きな部分もあるかもしれませんけど、
大部分はなぜか動物を見るとかわいそうになるんです。
感情移入してしまって、たとえば寒い外に動物がいたりすると、
寒くて大変なんだろうな、かわいそうだなって思ってしまって、
お腹すいてそうで近寄ってくるとエサあげたりします。
そういうのって本当はきりがないからやめたいんですけどね。
うちの猫も野良猫で捨てられてたんですけど、保健所持って行くと
殺処分されるので飼ってしまいました。
捨てられたときどんな気持ちだったんでしょうね。
でも噛まれたのは拾った時と、その後2回くらいです。
今では僕が何しても怒らない猫になってしまってなすがままですよ。
bskylightさん、牛に突かれたって普通は死んでますよ笑
良くご無事でしたね、そのときから動物のご利益がついているのかもしれませんよ。
狐の恩返しあるといいですね。
コメントありがとうございました。
余談🐮にやらるれた時に
近くにいた飼育員二人が押さえつけようとして助け舟を出したお陰様でパワー軽減されて事なきをえましたがうつぶせで草むらに倒れ暫く息が出来ないぐらい苦しくて死ぬって😱💦思いました…が生きてました。
因みに乗馬を体験しにいき、
蹄を洗ってあげたら後ろ足で🐴蹴りいれられた(笑)事もありますよ( ̄0 ̄;)
bskylightさん、こんばんは。
馬の後ろに入るとは!駅のホームに飛び込むようなものですよね。
後足で蹴られたら普通死にます!良くご無事でというか、相当な幸運の持ち主なんですよ。
僕も乗馬してみたい(むしろ飼ってみたい)気持ちはあるんです。
これから春山行かれたら熊にはお気を付けください。こっちは熊に襲われる人が多いので
人のいない山はびくびくしながら歩いてます。bskylightの動物運にあやかりたいです笑
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