鹿島槍ヶ岳〜唐松岳(キレット小屋泊)
- GPS
- 32:10
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 3,465m
- 下り
- 3,042m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 8:32
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 9:33
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
8/5 八王子 20:34発(あずさ33号 2,880円+運賃) 22:38着 松本 前泊(プレミアホテル-CABIN-松本 6,800円) 8/6 松本 4:35(ムーンライト信州 520円+運賃) 5:11着 信濃大町 5:15頃発(乗合タクシー 1,500円/人) 5:35頃着 扇沢駅 復路 8/7 白馬八方 16:30発(バス 4,850円)21:40頃着 バスタ新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:柏原新道で登山届のチェックあり。コンパスで提出の場合でも氏名と『ネット』と記入。 危険箇所等:鹿島槍ヶ岳南峰まではほとんど危険箇所なし。そこから先、唐松岳までは、鎖場、はしご等の続く岩稜帯。マークを確認しながら慎重にいきたい。 |
その他周辺情報 | 八方の湯 800円 |
写真
感想
今年の夏は初めて後立山の縦走を狙っていたのですが、白馬方面の天候がなかなか安定せず。しかも、今回はソロ。ソロで雨では本当にめげます。
そうはいっても、行ける日程が限られているので、8/6, 7を中心になんとか天気が安定してくれないかと祈る日々。そして、迷ったあげく、いける!となったのが前日という、なんともギリギリ。様々なものをそれから予約したので出発までバタバタ。
そんなこんなで、なんとか出発してからは順調にいけたので良かったかな。
8/5
ギリギリで夜行バスは予約できるはずもなく。あずさで松本入り。前泊
8/6 快晴
全般:種池山荘から鹿島槍まで、ず〜っと剱に見守られながらの縦走。天気良し!遠くに槍ヶ岳はじめ南部の山々も見えて。特に危険なところもなく、気持ち良かった〜。
4時起床。なぜか汗っぽかったのでシャワーを一瞬浴びる。
朝一のムーンライト信州で信濃大町。この行程、後立山方面に行く際、前日ゆっくり寝るには良いかも。信濃大町着いたときに疲れていない。夜行バス、電車は良く寝られたような、寝られないようなですからね。ただし、お金がかかります。
信濃大町からは、タクシーで一緒に行く人探していたので同乗させてもらい、扇沢へ。柏原新道も比較的早く出発することができました。
快晴の青空に期待を膨らませつつ、針ノ木岳などを見ながら登ります。柏原新道はと〜っても歩きやすい登山道でした。が、さすがに真夏。汗がどんどん出てきます。まぁ、仕方ないですね。
種池山荘を前に視界が開け、種池山荘でちょっと休憩し、そこからは真夏の日差しを一身に浴び、まずは爺ヶ岳のピークを踏み、その後、冷池山荘で給水。この天気で結構な勢いで水を消費していました。初日キレット小屋まで行けるかどうか不安だったので、ここで確認。「今日の結構いい時間に着けますよ。」との言葉に勇気をもらい、まずは鹿島槍。
天気はまったく問題ないものの、ここまでのアップダウン(この縦走路は登り返しが多い!)とテン泊装備で結構疲労が溜まって疲れてきました。
なんとか南峰に到着し、ここで、しばし腰を下ろして休憩。お昼ご飯。
が、なぜか北峰から先を見るとガスが渦巻いている。幸い、薄いガスなので、歩いている最終の視界はまったく問題なし。
今回、一番気になっていたのが八峰キレットなんですが、ここが一番危険ということはなく、これくらいのところが唐松岳までところどころにあります(まだ、鎖があるだけマシかも)。
予想よりも少し早めにキレット小屋に到着。夏に小屋止まったのは、甲斐駒以来か。
ここの小屋は本当にすごい立地にあると同時に、眺めが本当に良い。日が暮れるまで外でず〜と剱岳方面眺めていました。山の景色っていうのは飽きませんねぇ。
キレット小屋は布団一つに二人程度。普通に混んでました。でも、久しぶりに小屋の布団で寝るとやっぱりテントより快適ですね。気持ちよく就寝。
8/7 快晴
全般:唐松岳までは天気も本当によく、日の出とそれに照らされる剱や鹿島槍を堪能しつつ、聳え立つ五竜岳の大きさに圧倒されながらの縦走。唐松岳の直前も地味にしっかりと登る。
天狗平を目標にしたけど、唐松に着いたときの疲労感とその先がガスの中だったので、今回はここまで。不帰ノ嶮は次回へのお楽しみ。
朝3:20頃起床。外は満天の星空。すごい!今日も晴れ!!
期待に胸を膨らませつつ、まずは五竜を目指す。とはいうものの、前日の疲労もあるだろうから、ゆっくりめのペースを意識しつつ。
途中で、朝日に照らされる剱や鹿島槍を堪能しつつ、まずは五竜岳をめざす。
しかし、この縦走路は登り返しがたくさんあるなぁ〜、テン泊装備重いなぁ〜。と思っていたら、北尾根ノ頭で会った青年。針ノ木まで行くんだって言ってた。テン泊で・・・マジか!?
五竜の直前のG5、G4 あたりは、その見た目も迫力あって見ているだけでも本当にカッコイイ。いや、見ているだけで良い。いざ取り付いてみると、さぁ大変。そりゃ、鎖があるだけマシ。ここ、鎖ないんだ。って雰囲気のところもあるので、本当に慎重に行きましょう。
五竜山頂からは、360度の大展望。南の槍ヶ岳も見えます見えます!ただ、昨日もそうだったんだけど、信州側がいつもモヤっているのが気になる。富山側はず〜っとスッキリ晴れてるのに。
さぁ、五竜の次は唐松。ということで、上って下って上って下って・・・。唐松直前の急登をクリアして、ようやく唐松頂上山荘。あれ?結構早めについた。と思いつつも、この疲労感で天狗平は・・・しかも、唐松岳も見えないくらいガスってる。さっきまで見えてたはずなのに・・・。
ということで、ガスの中の唐松岳をピストンし、不帰ノ嶮の入り口まで確認して・・・縦走終了〜。
八方尾根を馴染みのスキー場へ向かって下りるわけですが、八方池をはじめ、新鮮な景色がたくさん。登山道はとても整備されていて、八方池から下では素敵なお洋服着たカップルとか普通にいました。山と街の間の不思議な景色でした。
総括
今回初めて後立山を縦走したけど、天気にも恵まれ、と〜っても楽しかった!
ただ、宿泊をどこにすべきか悩んで今回は泊まってみたかったキレット小屋にしたけど、次回は、もっとゆっくり目で組んでも良いかも。なんといってもテン泊装備は重いしね。ということで、今回はテン泊装備にもかかわらずテン泊せず!なんじゃそりゃ!?笑
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