晴天の飯豊山とペルセウス流星群鑑賞
- GPS
- 29:41
- 距離
- 29.8km
- 登り
- 2,401m
- 下り
- 2,398m
コースタイム
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 6:15
- 合計
- 13:36
天候 | 12日、13日とも快晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
御沢野営場〜地蔵山分岐 ・樹林帯の登り、約900mをひたすら登る ・下十五里、中十五里、上十五里、笹平、横峰と一休みしながら登る ・地蔵山分岐の前に水場あり。冷たく美味しい! 地蔵山分岐〜三国岳 ・前半はアップダウン少ない。後半は剣ヶ峰の岩稜帯の急登 ・剣ヶ峰の水場はルートから3分程下ったところにあり。ガレの急斜面になるので給水にはオススメできない(談:三国小屋の方) 三国岳〜切合小屋 ・稜線上のルート、いくつかのピークを越えて行く ・ところどころガレた岩場あり 切合小屋〜本山小屋 ・草履塚までは150mの登り。姥権現まで一度下り、その先に御秘所 ・御秘所は痩せた岩稜帯の通過 ・御秘所を過ぎて御前坂から先は最後の登り、本山小屋までは200mを登り返す 本山小屋〜飯豊山 ・殆どアップダウンなし、稜線上を15分ほど歩くと飯豊山の山頂に到着 ルート上の注意箇所は剣ヶ峰と御秘所の岩稜帯、体力的には前半の横峰までの登りと、終盤の御坂前から本山小屋までの登り返し 水場は地蔵山分岐の前、切合小屋、本山小屋にあり。計画的に給水していけば荷物の重量を減らせる 12日の本山小屋は、山の日と盆休みの中日で混雑していた様子。13日は団体が3グループほど登っていったが全員泊まれたのだろうか? 一ノ王子のテン場は、本山小屋で受付(500円/1泊)、12日は10張程度で余裕あり。岩の風よけのある平らなスペースの設営できた |
その他周辺情報 | ●いいでの湯 13日は残念ながらポンプ故障で沸かし直しの湯とのこと。そのせいか入浴料は350円だった。 ●喜多方ラーメン 帰りに立ち寄り。塩川屋で潮チャーシュー麺(950円)、あっさり塩味にちぢれ麺で美味しい! 12時前についたので並ばずに入れたが、注文してからできあがるまでに20分ほど待つ。食後には10名以上待っている人がいたので、早めに入れてよかった 他の店も炎天下、並んで待っている人が多く、休日の昼時に行列に並ぶ覚悟が必要そう |
写真
装備
個人装備 |
ザック 50L
ザックカバー
ストック
水筒 2L+ペット飲料
ヘッドランプ
ナイフ
コンパス
地図
ストーブ
ガスカートリッジ
ライター
コッヘル
カトラリー
テント
グラウンドシート
シュラフ
マット
食糧 4食分+行動食
帽子
グローブ
レインウェア
フリース
着替え 靴下、下着
タオル
ファーストエイドキット
GPS
予備電池 単3/単4
エマージェンシーシート
ゴミ袋
携帯電話
健康保険証/運転免許証
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感想
今回の山行の目的はペルセウス流星群
前日11日の夜まで行先は決めず天気予報で夜間のコンディションをチェック
内陸の山間部は夜間は雲出る予報
夜間でも晴天予報の東北エリアで、稜線上か山頂近くの展望の開けたテン場を探し...
飯豊山の本山小屋のテン場がヒット
ということで、11日夜から車で一路、福島県は喜多方地方へ
深夜、1時頃に登山口の御沢野営場に到着、前日は山の日、翌日から盆休みのせいか、広い駐車場だが8割程度は埋まっている状態
3時間ほど車中で仮眠をとり、5時過ぎに飯豊山を目指しスタート!
12日は天気予報通りの晴天、前半の長坂ルートの登りで一気に900mほど高度を上げる
午前中から気温が上がり汗が噴き出す。下一五里、中一五里、上一五里、笹平と等間隔に一休みできる場所があり、気持ち的にも少しラク
横峰を過ぎて地蔵山分岐の手前の水場、冷たい水で喉を潤し、顔を洗ってリフレッシュ
地蔵岳の分岐をすぎて最初の難所(?)の剣ヶ峰、岩稜帯の急登
それまで樹林帯の登りが続いていたので、気分が変わって結構楽しい
岩稜帯を登りきると三国小屋に到着、小屋番の方と話をしながら小休止
三国小屋から先は小さなアップダウンを繰り返す稜線歩き、種蒔を過ぎると切合小屋が見えてくる
切合小屋で早めの昼食休憩と給水
切合小屋からは草履塚まで登ると、正面に飯豊山と、飯豊山から稜線で繋がる大日岳が見えてくる
昼食休憩をとったばかりだが、ここで景色を楽しみながら小休止
草履塚からは鞍部の姥権現まで一度下っていく。姥権現を過ぎると難所(と言うほどではないが)の御秘所の岩稜帯を通過
御前坂を過ぎると本山小屋まで最後の登り、日中一番暑い時間の登りで結構キツイ
登り切った先には一ノ王子、その先に本山小屋
本山小屋でテン泊の受付をして一晩限りの我が家の設営
最近はツェルト、シュラフシーツ、シュラフカバーのライトパッケージ
ツェルトを張り終えた後、のんびりと飯豊山の山頂を目指す。本山小屋からはなだらかな下り登りで15分程度
午後になり少し雲がわいてきてしまったがしばらく山頂で景色を楽しむ
飯豊山から続く大日岳までの稜線は気持ちよさそうなルート
今回は盆の墓参りのため13日の夕方には帰らねばならないため見送ったが、機会があれば歩いてみたい
テン場に戻ったあとは夜の流星群鑑賞まではのんびり過ごす
草地で昼寝し、水汲みに夕食、再び山頂に登り夕陽鑑賞、その後は月が沈む0時頃までひと眠り
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13日0時、ツェルトから抜け出し、流星群鑑賞
天気予報は大当たり、雲一つない星空
月が沈んだ後は満点の星空で、天の川もはっきりと見える。遠くに見える米沢の町明かりの上にはスバルの星の集まりもハッキリと見える
冬場のようなシャープな星空ではないが、流星群鑑賞にはコンディションはばっちり
大きな岩の上に寝転がって星を眺める
暗闇に目が慣れてくると流星が次々に視界に入る。最初の30個くらいまでは数えていたが、だんだん面倒になり数えるのをやめる
明るい流れ星が夜空にしばらく流星痕を残す
小さい頃は流れ星なんか滅多に見る機会はなかったし、願い事を唱える前にあっという間に消えてしまう
流れ星と、流れ星が描く軌跡が消えるまで、3回くらい願い事を唱える時間があるのだが、肝心の願い事が思い浮かばないことが少し寂しい
とりあえず、また見ることができますように...と、いうところか
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翌朝、三度山頂に登り日の出を鑑賞
本当はのんびりしたいところだが、夕方にはお盆の墓参りに行かなければならないため、早々に下山
帰りはハイペースで11時には御沢野営場に到着
今回は流星群目的の山行だったが、飯豊山は樹林帯、岩稜の登り、稜線歩き、稜線沿いのお花畑とバリエーションに跳んだルートで、想像以上に好い「お山」だった
次回は大日岳を含めてじっくりのんびりと登ってみたい
失敗だったのは、食糧をザックに入れ忘れたこと
行動食を多めに持って行ったので問題なかったが、夕飯をカップ麺で済ますのは寂しかった
帰りに喜多方に立ち寄りラーメンを食べる
「塩川屋」の鶏がらベースの塩ラーメンにチャーシュー追加に大盛りで、不足していたカロリーを補給、たいへん美味しかった
週末は昼時は行列覚悟、午後には閉店する店もあるようなので要注意
山行、流星群鑑賞、その他...、1泊2日大満足の山行だった
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