飯豊山 クマとの出会い 本山小屋泊 弥平四郎登山口ピストン
- GPS
- 33:58
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 2,221m
- 下り
- 2,217m
コースタイム
- 山行
- 9:14
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 10:59
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 9:17
天候 | 1日目 晴れ 2日目 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
弥平四郎集落〜駐車場 は未舗装区間を20分くらい走る。FF乗用車でも慎重にいけば通行可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
切合小屋~草履塚にてクマ発見。刺激しないように見守ること。 |
その他周辺情報 | 【本山小屋】素泊一人2,000円。マット、シェラフ持参。トイレ簡易水洗で綺麗でしたよ。予約しておけば食事や寝具の用意もしてくれるようです。 |
写真
感想
山登り始めてからちょうど3年たち…
3年間の集大成!?遂に行って来ました飯豊山!!
山を始めたきっかけ…第二の故郷、会津平野から間近に見える磐梯山が、山登りの趣味を与えてくれた山なら、会津平野の遥か彼方にデン!と聳える万年雪を纏った飯豊山は、いつかはあの山へ!という憧れ、山を続ける目標になっていた。
日帰りはまったく無理無謀、避難小屋での宿泊=シュラフ、マットと4食分の食糧&水。夏以外は雪深くこれも無謀。単独での登山はリスク大、などなどクリアすべき課題は山積…しかも体力作りを怠り、酒に浸り、腹廻りモリモリの中年オヤジが近寄れる山なのか?
しかし機は熟した!?それなりに経験を積み、避難小屋泊に耐え得る装備も整え…3年越しの念願叶ったぜ!!
いやー長かった!覚悟していた片道10キロオーバー、累積標高差2000オーバーの道程、稜線伝いに歩いていくルートなのでそれなりの覚悟はあった、が予想を遥かに超える大きなアップダウンの連続には何度もココロを挫かれた。
せっかく登ってきたのにまた下る?下ったと思ったら眼前にはその倍はある急登…巻道なんて一切ナシ!きっちり稜線どおり登って下っての繰り返しには、これぞ飯豊!をイヤというほど体感し打ちのめされ、山歩きの奥深さを改めて感じた。
また行きたいか?…今回はとりあえず百名山踏破、大きな飯豊山塊の入り口?に触れただけ、飯豊の真骨頂は石転び沢〜北股〜御西の嫋やかな稜線歩きと最高峰大日岳に至る大縦走!来年こそ…とはいかないが、何年後かには再びテント担いでノンビリ4日5日かけて、飯豊山塊を征服したい!と強く思った。
いつもの相方を引きずり込み…遠くまで来つきあってくれてありがとう!解散後帰宅までの道程、自分は30分、相方は6時間…ホントお疲れさま!
今回、ほぼ最短ルートにも関わらず、車中前泊からの小屋泊=二泊三日の山行は過去最大日程、せっかくの夏休み、帰省なのに快く山行を諾してくれた家族にも感謝!!
以下備忘。
500ml缶1000円!に慄き、意気込んで2000円分?担ぎ上げたものの、やはり冷え冷えとはいかなかったビール。要対策!
65L+ザックを新調、入るが故に余計なモノまであれやこれや…総重量は15團ーバー?荷物の厳選も今後の課題。
2爾蠅任梁先痛もやはり要対策、靴選び・サイズより、紐の締め方、いや歩き方の問題か?下山のラスト2時間、ひたすら”足痛い〜”ばかり考えてた。
せ柿澗里フレンドリー?
山がもつ結束力なのか?この山に来るとみんな仲良し?になっちゃう。
「どっから来たの?」「どこに降りるの?」「気をつけてねー」…小屋の方、登山者、山で会う誰とも自然と会話が生まれていたのは強く印象に残った。
ソ蕁熊に遭遇!超貴重な体験!!
前日には登山道で比較的フレッシュなウサギの遺骸を見ていたのだが、まさかホントに出逢える?とは…
熊に遭わないように、と鳴らしていた熊鈴、が熊を見た瞬間、刺激すまいと咄嗟に鈴の音を止めた…これって正解???
飯豊は雄大で大きな山だった。歩いても歩いてもなかなか次のポイントまで辿りつかない。
北海道をイメージさせるスケール感(行ったことないが)。
暑さとの戦いでもあった。日向を歩くと、汗が滝のように流れてきて水の消費も激しかった。水場か少ないといわれていたのでふもとから担ぎあげた水を片道2リットルは飲んだか。熱中症が怖かったので塩タブレットも意識して摂取。
水場で顔を洗わせてもらうのが最高に気持ちいい。
山小屋では幸い足を伸ばして寝るだけのスペースは確保でき、疲労も相まって気持ちよく寝ることができた。
流星群があったようだが、爆睡でした。
初めてのクマとの出会い。
初めて野生のクマをみました。草履塚〜切合小屋の登山道脇の見通しのいい斜面。
お互い視認していますが、こちらを警戒していないようで、のんびりと過ごしている様子はかわいらしくもありましたがやはり緊張しますね。あまり刺激しないようにやり過ごすのがいいようです。
今度はテン泊でも歩いてみたい、装備の再点検して、もっと荷物を、かるくしなくちゃなあ
今回は飯豊本山だけの往復となったが、もっと奥に見えていた他の山々も魅力的、時間をかけて大縦走してみたいものだ。
今回は、汗だくの泊まり山行。下山後の風呂とコーラは格別だった〜。
キツい思いしながら歩くのだが、帰ってくるとまた行きたくなっちゃうんだな不思議と。
お疲れ様でした。
ホント懐深くフレンドリーな山ですよね。
それにしてそんなに近くにクマとは
先日切合でテン泊したばかりですが。
うちの相方はいずれ大日含め縦走したいと言っておりますが果たして実現できることやら。
物理的にも、景観的にも俗世間から隔世された山がゆえに集う者たちの一体感を醸成してフレンドリーにするのでしょうね!
主稜に辿り着くまでのアクセスは大変でしたが、あのたおやかな主稜線を見てしまうともっともっと歩きたくなります。
クマは私どもも初体験でビックリしました。小屋のご主人はあのあたりはちょくちょく出るようなことを言っていました。
互いに、いい距離感のままで過ごせることが何よりですよね。
飯豊を堪能されたようで何よりです(^_^)
本山ピストン、大変お疲れ様でした。大日岳や、北股岳方面への主稜線歩きはさらに素晴らしい景観を楽しめると思います。ぜひまた飯豊へ♪
コメントありがとうございます。
ヘタレの鈍足中年男ですが、思い切って飯豊ってみました。
次はもっと花を勉強して楽しみつつ大縦走、果たしたいと思います。
はじめまして。先日山の日にまったく同じルートで(登りも下りも)飯豊山に登ってきました、写真を拝見させて頂き蘇ってきました。毎年行きたいと思った山でした。
この秋は会津駒に登る予定です。
はじめまして。コメントありがとうございます!飯豊山、懐深くていいですね〜。いろいろなコースで歩いてみたいです。
会津駒ヶ岳。私も行ってみたい山です!
私も8/12〜13に切合小屋泊(テント)で飯豊山に行きました。
ビールは雪渓の雪を持ち帰って冷やしました。^^
コメントありがとうございます。
あー確かに!自分も冬場はタマにやりまス!
クマがいたあたりに雪、ありましたもんね〜
でも夏休みの汗ダク山行だったので、雪=冷たい=ビールが冷やせる!なんて全然思いつきませんでした…残念。
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