C.V奥穂高岳南稜・中央ルンゼ正面突破→ついでにジャンダルム

2016年08月14日(日) ~ 2016年08月15日(月)

• GPS: 31:18
• 距離: 15.5km
• 登り: 2,103m
• 下り: 2,086m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:08
• 休憩: 2:45
• 合計: 9:53

距離 7.2km 登り 1,727m 下り 252m

5:27 上高地バスターミナル
5:31 無料トイレ
5:37 日本山岳会上高地山岳研究所
5:46 岳沢湿原・岳沢登山口
6:17 6:19 7番標識
7:54 8:15 岳沢小屋
8:48 9:10 南稜取り付き
9:51 10:38 ルンゼ分岐
11:11 11:23 モノリス
11:30 11:49 トリコニーＩ峰
11:52 12:24 トリコニー�鵺峰
14:20 14:21 南稜の頭
14:33 14:42 穂高岳
15:20 穂高岳山荘

2日目

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:31
• 合計: 8:01

距離 8.2km 登り 360m 下り 1,852m

4:40 穂高岳山荘
5:30 穂高岳
6:11 6:13 馬の背
6:25 6:32 ロバの耳
6:38 7:22 ジャンダルム
8:43 8:47 天狗のコル
10:27 10:58 岳沢小屋
11:55 11:56 7番標識
12:22 岳沢湿原・岳沢登山口
12:30 日本山岳会上高地山岳研究所
12:35 無料トイレ
12:39 12:41 上高地バスターミナル
12:41 ゴール地点

【南稜】バリエーションとは言え、無雪期だとナメてたらけっこう怖かった
【ジャンダルム】雨降りそうだったので天狗沢を下りた。濡れた岩・やや風・テン泊装備の荷物が重く馬の背はやはり慎重になった。登山三回目、四回目といった面々が踏破してくのでまいった

天候

100点⇒80点⇒60点⇒0点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

8/14 4:14

バス待ち3番目

8/14 5:20

朝の上高地

8/14 5:38

岳沢方面には人まばら

8/14 7:32

うむ

8/14 7:41

北アルプスに来た

8/14 7:48

岳沢小屋

8/14 8:12

我々の行くルートはどこにも載ってはいない

8/14 8:14

フル装備

8/14 8:16

超一等地

8/14 8:18

お互いの落石怖いので散開する

8/14 8:24

トリコニー�喫�〜�景�が視界に入ってくる

8/14 8:26

さらに大きく散開

8/14 8:35

昂るぜ

8/14 8:44

シュルンド

8/14 8:49

大きく口を開けている

8/14 8:51

南稜取り付き
GO！！

8/14 8:58

のっけから小滝登攀

8/14 9:14

なかなか厳しい

8/14 9:23

急登ばっかなのですぐに景色良くなる

8/14 9:36

最短距離を抜く

8/14 9:54

延々登る

8/14 9:58

まだ余裕

8/14 10:09

今日中にジャンダルム抜けるんじゃね？

8/14 10:09

スラブ岩
右に巻いた

8/14 10:12

明神方面、美景

8/14 10:39

悪いの続く

8/14 10:41

明神方面

8/14 10:53

前穂方面

8/14 11:23

ムムム

8/14 11:25

突破じゃ

8/14 11:29

ファイトー！

8/14 11:29

いっぱーつ！！

8/14 11:29

圧巻、吊尾根の大壁
ここからしか見えない光景
コレ見たからジャンダルムがショボく見えた

8/14 11:32

モノリス岩を越えクラック帯へ

8/14 11:36

後ろにひっくり返るとオワリ

8/14 11:49

もう帰りたい・・
が、もう引き返せない領域に踏み込んでます

8/14 11:56

傾斜・高度感がヤバすぎんだよ・・

8/14 12:06

ザックあげーの確保しぃーの

8/14 12:07

トリコニー�喫�はまだまだ

8/14 12:22

今回のハイライト

8/14 12:22

尖塔トラバース敢行
下に逃げ道あったのに

ないわー

8/14 12:39

トシがログアウトしました

8/14 12:31

トシ再起動中

8/14 12:32

ガスってきて両名不安になる

トリコニーに�喫�に到着

8/14 12:35

道分からんし
ヘリタク、いっとく？

8/14 12:56

まぁ進もう

8/14 13:00

ナイフリッジを進む

トリコニー�曲�

8/14 13:01

どない行けと？

8/14 13:06

ごめん、行き詰まった

8/14 13:24

ナイフエッジ。ナメんなよ、突破してやる

三角木馬プレイで

8/14 13:26

あどナンボ標高上げるんだ

8/14 13:26

しつこい、ナイフリッジ

8/14 13:34

大ギャップが見える

8/14 13:36

終わった・・右も左も前にも行けない。戻ることはもっと出来ない

8/14 13:42

懸垂っすか

8/14 13:45

降りたどー

8/14 13:46

慎重に

8/14 13:46

ダウンー

8/14 14:09

やっと安全圏内・・
助かった鴨〜

8/14 14:26

一般縦走路のありがたみ痛感

8/14 14:48

涸沢だ

奥穂山頂

8/14 15:16

奥穂山荘だ

8/14 16:19

ビール500�世�800円だ

8/14 16:31

登山3回目・安全靴・水300�世農省罎�ら奥穂にやってきたタカ。チャンピオンピークで力尽きて幕営してたそう。ルートの先輩なんで皆からパイセンと命名される

8/14 16:42

パイセン、不気味なカッパやらバーナーを次々とジミー大西口調で案内してくれるヘンテコな男

我々のおもちゃになるのにそう時間を要しなかった

8/14 17:12

お隣の外国の人はおもくそキャンプ用のテント

8/14 17:19

お隣の韓国の方はアーク、モンチュラ、MSRとブルジョワ

8/14 17:14

奥穂高岳

8/14 17:22

こんなん見るために宿泊してる

8/14 17:38

乾燥ワカメ・とろろ・ゴマをぶち込む

8/14 18:18

あちこち拭きますよ

8/15 3:50

【二日目】
朝食はクノール
DQNトシさんはうどん

8/15 4:53

ペンキ・・
一般登山道の有難みを知る

8/15 5:37

ジャンへ。9割方の登山者が本日は諦めてたが我々は進む
昼までなら天気もつのだ

8/15 5:38

受け渡しとかはもっと安全なとこでしてほしい

8/15 5:46

パイセンのせいで緊張感なくなるわ

8/15 5:54

本日ジャン第一登の先行者

8/15 5:54

ラピュタが見えてきた

8/15 5:55

馬の背下りに入る

8/15 5:56

濡れてるし

8/15 5:56

風あるし。背中重いし

8/15 5:58

パイセン！気をつけろ

8/15 6:00

ホンマに登山三回目か。キミもテン泊重装備なのに

8/15 6:00

以上、馬の背

8/15 6:05

振り返る

8/15 6:06

ややガス切れてきたか

8/15 6:07

前方にジャン

8/15 6:13

キッター！！

8/15 6:24

バロのイヤーは何処だか分からなかった

8/15 6:27

何も見えん！慎重に！！

8/15 6:38

ってパイセン・・
ま、ええわ・・なんかアホらしくなってきた

8/15 6:43

天使が見えて

8/15 6:54

静寂のジャンダルム
ま、ただの奥穂前の小ピークなんですが

8/15 7:05

石鎚と共に

8/15 7:06

石鎚と共に

8/15 6:46

パイセンと共に

8/15 6:49

ま、こうかな

8/15 6:54

ジャンで手を振る奴！

8/15 7:13

名古屋の若者2名、姫路の魚屋さん1名、横浜の上級者1名も混ざり即席Pに。名古屋のイケメンは登山4回目だと(^_^;)

8/15 7:28

ガスは切れず

8/15 8:01

西穂方面に向かう

8/15 8:13

緊張感ないねやぱ

8/15 8:16

もうすぐ天狗のコル

8/15 8:40

ここで分かれる

8/15 8:45

名古屋、姫路、横浜はそのまま西穂へ
パイセンとワタクシらは天狗沢を下りる

8/15 9:07

後悔した・・
「チョットがれてる」というDQNの言葉を鵜呑みにしたから
パイセンはヘラヘラ笑っていた

8/15 10:52

雨にも激しく叩かれ・・
ヅラも飛びそうになったわ

撮影機器：

NIKON D3200 NIKON CORPORATION

SH-10D SHARP

iPad mini 3 Apple

感想

sin-kazama

せっかくの長期休暇。言うなれば「足を交互に動かしていればそのうち山頂に着く山」というのはゴメンだった。アルプスなんちゃら急登しかり、御殿場から富士山山頂しかり、これらは歩くに当たって特別な技術を要しない。トレランのニイちゃんでも、ともすれば中学生のサッカー部員ですら登れてしまうだろう。イヤイヤ、（ですら）ではない、歩けばいいだけの山では彼らには勝てない(T ^ T)
もし今、どんなにトレーニングを積んだとしても黒戸尾根往復勝負を山なんか登ったことないであろう大学生の頃のワタクシに挑んだ所で絶対勝てない。
そういったジャンルの山は避けたかった。

てことでトシさん推しの南稜に決定。ジャンダルムはついでもついでで。

【奥穂高岳南稜】
W.ウェストン氏が開発したクラシックバリエーションルート。
ずぅーと急登りが続く。巻き逃げすればロープ要らないが所々難しいの出てくる。
2700mより上は怖い世界。残雪期に攻めたいルートだとも言われてる。
ちょいと行くと言ったらややイヤミ言われた。
何年山やってても冬は西穂ロープウェィくらいしか行けないヤツに。
危なかったら戻りまーすで行ってきた

トシ

奥穂南陵って響きがイイよねって感じでシン君誘って行って来ました。シン君が巻くのは嫌だとのたまうので、ほぼ危険地帯直登！殺されかけましたわ。怖かったよ〜〜〜(´；ω；`)ウゥゥ

コメント

tyobinyi

ようやるわ・・
　まー、生きて帰ったからこのレコ書けたので、何とか見れるが・・
ライブだったら、すぐにシャットアウトや・・怖くて見れん・・
毎年、楽しみ1/3、怖さ1/3、心配1/3、微妙だ・・
ちなみにパイセンのファンになった・・やくなよ・・

sin-kazama

Re: ようやるわ・・
けっこう楽しんでます(^ ^)

パイセン、オモロイっしょー。
生意気にバルトロ75持ってたから
「デカイなー、なんで❓」
「いいですかシンさん❓ザックの外にブラブラ物を付けてたらこーゆールートでは危ないっしょ。だから全部入るように・・ね」

オメーに言われたかねーやと頭小突いてやりましたが、バイクとかで走り回ってるみたいなので基本はなってるようで。

yukik

同じ日に
同じ日に行ってました。
↓の時間だったので、すぐ後ろを登られていたのですね！登山口入ってすぐ辺りでお会いしたかもしれません。一人だったので気付かれなかったかもですが。
あの日の南稜良かったですね！
0545河童橋−0730岳沢小屋−0800/0830南稜取付−1015/1030トリコニー�喫�・休憩−1200南稜の頭−1210/1230奥穂高岳山頂・休憩

sin-kazama

Re: 同じ日に
同じ日だったのですね(^ ^)
てか・・バキバキにお速いですね(^^;;

我々とは全然レベルが違いますね

こちらは後半、ガスに捕まってたので楽しさ2/3でした

トシ

Re: 同じ日に
yukikさんはじめまして！本当に速いですね〜。南陵、怖かったけどサイコーでした。

upswing

はじめまして、
山行日記楽しく拝見させて頂きました。
国内屈指の難コースなのに写真に添えられている軽快なコメントとのギャップ感が実に面白くて楽しく拝見させて頂きました。

sin-kazama

Re: はじめまして、
ありがとうございますupさん(^ ^)
ボーイスカウトの制服、子供の頃は羨望の眼差しで見てました、ワタクシ(^^;;

トシ

はじめまして
コメはシン君が書きました(^.^)
ヤツめっちやオモロイんすよ(^o^)今回の山行はパイセンにも出会えてサイコーにオモロかったです。

ruonick

お疲れ様でした！
大変なルートなのに笑ってしまいましたw
いつも楽しい記録をありがとうございます(*´ω`*)

パイセンウケましたw

てかトラバースこわーーー((((；ﾟДﾟ)))))))

sin-kazama

Re: お疲れ様でした！
ありがとうございます、ruoさん(^ ^)

パイセンには参りました。あんなん、存在するんですよねー

トラバースは下に巻けたのに行ってしまい。我々には巻道の取り付きを探せませんでした💧

koufax

面白い！
toshizo1130さん
こんにちは、Koufaxです！
私のレコに拍手してくれたことで、こんな楽しいレコにお目にかかれたとは、
読んでいて、大変　面白かったです！

KAZAMA君の考えにも、一理あるな〜
私も登山始めたのが遅く、がんばっても体力、知識、情報量では勝てない！
なら、どうするか、、、、

結論は。「競わない！」です。
自分の世界に入り込み、他者の雑念を無くす！

沢登りもアルパインも今年から！
すべてにおいて、底辺から出発
周りは、２０代、３０代、４０代
５０代もいますが、みんなベテラン！

とても、かないません

私と好対照なKAZAMA君　がんばってください！

でも、君が山で楽しんでる姿が思い浮かばれますよ！

トシ

Re: 面白い！
koufaxさんこんにちは😃喜んでもらえて良かったです❗
最近シン君は山登りより笑わすレコ書く方に力が入ってるみたい😅時々覗いてみてくださいな😆

sin-kazama

Re: 面白い！
ありがとうございます、koufaxさん(^ ^)
ワタクシもヘタレもヘタレで

その上毎回致命的な忘れ物をしたり
お互い山を楽しみましょう♪