記録ID: 943591
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
立山三山・剱岳・奥大日岳
2016年08月10日(水) ~
2016年08月13日(土)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 2,641m
- 下り
- 2,626m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:10
2日目
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 3:10
- 合計
- 10:45
3日目
- 山行
- 3:35
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 4:20
4日目
- 山行
- 1:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:00
7:30
室堂
■序章
今年は夏休みどこ行こうか。何せ年末年始、GWを除けば3日以上の休みなんて年1のチャンスである。
一緒に行ける人がいれば赤木沢とか前穂北尾根、北穂東稜、源次郎尾根あたり、
単独なら去年行けなかった表銀座か裏銀座、はたまた裏剱なんて考え迷いに迷っていたら、
チンネ左稜線か八ツ峰縦走の話が浮上してきた。
しかし、そもそも、やはり休みの調整が核心すぎていかにも夏合宿?な楽しそうな山行に参加できずしょぼん。
去年の秋、五竜岳や種池山荘から爺ヶ岳への稜線から見た「空に浮かぶ軍艦」みたいな剱岳に興味を覚え、
今年のGWには剱岳を拝みに立山に行ったが、剱岳拝めず、立山三山もならず。
次の雪山シーズンとこれからアルパインにチャレンジしていきたいのを思うと、
いやぁ、これはもう単独で立山・剱行くしかないでしょということで、今回の山行となった。
しかも、出発の夜、テレビを見ると見たことのある映画がやっている。
何と「剱岳 点の記」ではないか。母が放映していたので何となくつけたらしい。
普段、映画なんか全然観に行かない自分だが、何故かこの映画は映画館に観に行った。
公開されたのは2009年。まだ山を始める3年ほど前の話。何だか不思議な感じ。
■1日目 8月10日(水) 快晴
前日9日の夜、夜行バスで扇沢へ。
早朝の扇沢、ど平日とあってそこまで人は多くない。やはり登山客より観光客の方が多い。
9:20、室堂出発。
GWの山行で立山三山とならなかったので、初日は立山三山を縦走して剱沢キャンプ場へと向かう。
想像以上に夏の立山は暑い。
照りつける太陽の下、浄土山への登山道を歩くが、
単独テント泊3泊4日装備+(暑さに弱いため)水3Lはなかなか重く、急傾斜の岩場で開始早々バテバテ。
浄土山からは立山カルデラの向こうに見える五色ヶ原や薬師岳の眺望が素晴らしい。
あの湿原地帯を歩くのはとっても気持ちよさそうだ。「浄土山」という山名に納得。
浄土山から龍王岳へは片道10分ほどだが、先を急いでいるので今回はお預け。
夏道は山の右手側を巻く様にして登るのを確認して先を急ぐ。
一ノ越へと向かいながら、ついでに龍王岳の岩場を遠目に観察。
龍王岳東尾根は、日本登山大系の記載どおり、縦走路から見るとそれほどたいしたものでないように見える。
南面が楽しいらしいので、雪山シーズンに好きな後立山の峰々に見守られながら登るのがいいなと思った。
一ノ越から雄山へは学校登山やら観光客やらでごったがえしている。
雄山山頂からは黒部源流の山々や、槍ヶ岳や笠ヶ岳、穂高などの大パノラマ。相変わらずいい景色。
雄山山頂は、祠が建っている所が最高点だが、お金500円払わないと夏は入れない。
あそこからの後立山の眺めがいいのにと思いつつも、雪山シーズンに来ているからいいやとスルー。
大汝山へ向かう。
北に何か荒々しい岩稜の尾根が走っているなと思ったら、雄山東面の第三尾根だった。
スケール的には龍王岳東尾根と同じくらいらしいが、縦走路からはのぞき込む形のため、やはり全体像が掴めない。
あとはお気楽な縦走路。
富士ノ折立から真砂岳までの稜線から眺める立山はまさに極楽浄土の世界、霊山を感じさせる景色。
さらに進むと、左前方に見えるどっしりとかまえる奥大日岳がやはりかっこいい。
15:45、別山到着。
目の前にそびえる剱岳。
岩峰を連ねダイナミックに主稜線に突き上げる八ツ峰がかっこよすぎる。
思わず「八ツ峰かっこいい!」と感動の一声。
前穂高岳北尾根同様、その美しいスカイラインに惹かれる。
山に恋するってこういうことかと思った。
剱岳に足しげく通うクライマーの気持ちが何となくわかったような気もした。
これだけでも今回来てよかった。
16:30、剱沢キャンプ場到着。ロケーション最高!
目の前に剱岳の雄大な光景を見ながらテント泊できるなんて、これはテント泊しないともったいない。
ただ、剱沢キャンプ場は水場とお手洗いが離れていてちょっと不便。
夜、トイレ行きたくなっても、暗くてお手洗いどこだっけってなった。
そして、毎度のごとく、夜中は高山病で頭痛。イテテ。
■2日目 8月11日(木) 山の日 快晴
朝、3:40起床。
基本、のんびり屋なので朝ごはん作っていたら出発遅くなるため、食べずに出発。
例年だと、この時期はまだ剣山荘まで行くには雪渓をトラバースするはずだが、解けきっていた。
途中、鉄のブリッジがあるが、左右は崖。
高所&橋が苦手なため、あまり周囲を気にしないようにしてささっと通過。
強風時や雪が付いている時は怖いだろうな・・・。
ここで今回の山行中で最も嬉しかったことが起きた。
5番目鎖場を抜けて6番目鎖場へと歩いていると、左側の岩の間からかさこそ音がする。
目を向けると、何とオコジョ!!オコジョと目が合ったが、そそくさと岩の間を行ってしまう。
思わず、「オコジョー!!待って〜!」とオコジョに向かって叫んでしまった。
こんなところでまさかオコジョに遭遇できて嬉しすぎる!可愛かった。
この感動を共有できる人がいなかったのが非常に残念。
カニノタテバイは渋滞。結構待った。そのくせ全然怖くない。
8:10、あっという間に剱岳登頂。
北ア北部の盟主にふさわしく展望抜群!
立山三山の奥に槍穂、鹿島槍ヶ岳にそれに続く稜線の先に白馬岳、西には富山平野、能登半島に日本海。
富士山も見えて気分爽快。
剱の地形を確認しつつ、しばらく絶景を楽しんだ。
下山もあっという間。
カニノヨコバイも渋滞していたが、これもあっけなかった。
剱岳から展望はいいが、別山尾根というそこに至るまでの過程は正直つまらないという印象だった。
剱沢キャンプ場に到着後、急いでテントを撤収し、雷鳥沢キャンプ場へ。
雷鳥沢キャンプ場は満員御礼。家族連れで賑やか。
山の日というのもあってか、テントの数は昨日の2、3倍くらいか。
雷鳥沢ヒュッテのお風呂で汗を流し、夜風に涼みながらお酒解禁。
今日も酒がうまい!幸せ!
■3日目 8月12日(金) 快晴
欲張りプランで3日目は奥大日岳へお気軽ハイキング。
もちろん、頭にあるのは雪山のことだけ。
3日目も快晴で順調すぎる今回の山行に今年の運を使い果たしたと思った。
7:25、雷鳥沢キャンプ場出発。
奥大日岳方面は人が少なくて比較的静かでのどか。
立山や剱とはまた違った風景が待っている。噴煙あげる地獄谷の絶好のビュースポット。
稜線に出ると剱岳、再び登場。もう鼻歌唄いながら歩きたい気分。
9:40、奥大日岳到着。
岩場の狭い山頂だが、奥大日岳からは何と白山も見れた。
立山・剱岳では味わえなかった静けさが奥大日にはあっていい。
思ったより元気が残っていて、ボリューム不足だったのもあり、
そのまま大日三山縦走して称名滝見て帰るっていうプランでもよかった。これはいつかまた。
11:45、雷鳥沢キャンプ場着。
軽量化のために食料けちって貧相なものにしたため、腹ぺこすぎて、
美味しいもの食べたさにロッジ立山へ直行。
肉食べたさに牛丼注文。美味しい。軟弱だな自分。
午後は、洗濯物干したり、川原で涼みながらキンキンに冷えた缶チューハイ片手に、
チャレアル読んだりして妄想登山しながらまた〜り。
お風呂は今度はロッジ立山に行ってみたが、こっちの方が雷鳥沢ヒュッテよりきれいでよかった。
野天風呂といえるほど立派な風呂ではなかったが、奥大日方面を眺めながらのほほんとできて幸せ。
■4日目 8月13日(土)
今日は帰京するだけ。
いつも山では飲まない朝の紅茶なんか飲んじゃってゆっくり朝を迎える。帰るだけってのは何とも気楽だ。
立山・剱を去るのが名残惜しいが、また春に来ますと誓い、帰路へ。
室堂で私と入れ替わり入山するうちの会のKSさんPとHSさんに会った。
会うなりHHさんのありえない話を聞いたりして盛り上がった。みんな楽しそうでいいな。
山では登るの遅いが、平地だと歩くの早い方なのもあり?
いい感じに予定よりも一本早く立山黒部アルペンルートを乗り継ぎ、ちょうどお昼には松本。
松本のB級グルメ山賊焼きをランチに食べてあずさで帰宅。
今年は夏休みどこ行こうか。何せ年末年始、GWを除けば3日以上の休みなんて年1のチャンスである。
一緒に行ける人がいれば赤木沢とか前穂北尾根、北穂東稜、源次郎尾根あたり、
単独なら去年行けなかった表銀座か裏銀座、はたまた裏剱なんて考え迷いに迷っていたら、
チンネ左稜線か八ツ峰縦走の話が浮上してきた。
しかし、そもそも、やはり休みの調整が核心すぎていかにも夏合宿?な楽しそうな山行に参加できずしょぼん。
去年の秋、五竜岳や種池山荘から爺ヶ岳への稜線から見た「空に浮かぶ軍艦」みたいな剱岳に興味を覚え、
今年のGWには剱岳を拝みに立山に行ったが、剱岳拝めず、立山三山もならず。
次の雪山シーズンとこれからアルパインにチャレンジしていきたいのを思うと、
いやぁ、これはもう単独で立山・剱行くしかないでしょということで、今回の山行となった。
しかも、出発の夜、テレビを見ると見たことのある映画がやっている。
何と「剱岳 点の記」ではないか。母が放映していたので何となくつけたらしい。
普段、映画なんか全然観に行かない自分だが、何故かこの映画は映画館に観に行った。
公開されたのは2009年。まだ山を始める3年ほど前の話。何だか不思議な感じ。
■1日目 8月10日(水) 快晴
前日9日の夜、夜行バスで扇沢へ。
早朝の扇沢、ど平日とあってそこまで人は多くない。やはり登山客より観光客の方が多い。
9:20、室堂出発。
GWの山行で立山三山とならなかったので、初日は立山三山を縦走して剱沢キャンプ場へと向かう。
想像以上に夏の立山は暑い。
照りつける太陽の下、浄土山への登山道を歩くが、
単独テント泊3泊4日装備+(暑さに弱いため)水3Lはなかなか重く、急傾斜の岩場で開始早々バテバテ。
浄土山からは立山カルデラの向こうに見える五色ヶ原や薬師岳の眺望が素晴らしい。
あの湿原地帯を歩くのはとっても気持ちよさそうだ。「浄土山」という山名に納得。
浄土山から龍王岳へは片道10分ほどだが、先を急いでいるので今回はお預け。
夏道は山の右手側を巻く様にして登るのを確認して先を急ぐ。
一ノ越へと向かいながら、ついでに龍王岳の岩場を遠目に観察。
龍王岳東尾根は、日本登山大系の記載どおり、縦走路から見るとそれほどたいしたものでないように見える。
南面が楽しいらしいので、雪山シーズンに好きな後立山の峰々に見守られながら登るのがいいなと思った。
一ノ越から雄山へは学校登山やら観光客やらでごったがえしている。
雄山山頂からは黒部源流の山々や、槍ヶ岳や笠ヶ岳、穂高などの大パノラマ。相変わらずいい景色。
雄山山頂は、祠が建っている所が最高点だが、お金500円払わないと夏は入れない。
あそこからの後立山の眺めがいいのにと思いつつも、雪山シーズンに来ているからいいやとスルー。
大汝山へ向かう。
北に何か荒々しい岩稜の尾根が走っているなと思ったら、雄山東面の第三尾根だった。
スケール的には龍王岳東尾根と同じくらいらしいが、縦走路からはのぞき込む形のため、やはり全体像が掴めない。
あとはお気楽な縦走路。
富士ノ折立から真砂岳までの稜線から眺める立山はまさに極楽浄土の世界、霊山を感じさせる景色。
さらに進むと、左前方に見えるどっしりとかまえる奥大日岳がやはりかっこいい。
15:45、別山到着。
目の前にそびえる剱岳。
岩峰を連ねダイナミックに主稜線に突き上げる八ツ峰がかっこよすぎる。
思わず「八ツ峰かっこいい!」と感動の一声。
前穂高岳北尾根同様、その美しいスカイラインに惹かれる。
山に恋するってこういうことかと思った。
剱岳に足しげく通うクライマーの気持ちが何となくわかったような気もした。
これだけでも今回来てよかった。
16:30、剱沢キャンプ場到着。ロケーション最高!
目の前に剱岳の雄大な光景を見ながらテント泊できるなんて、これはテント泊しないともったいない。
ただ、剱沢キャンプ場は水場とお手洗いが離れていてちょっと不便。
夜、トイレ行きたくなっても、暗くてお手洗いどこだっけってなった。
そして、毎度のごとく、夜中は高山病で頭痛。イテテ。
■2日目 8月11日(木) 山の日 快晴
朝、3:40起床。
基本、のんびり屋なので朝ごはん作っていたら出発遅くなるため、食べずに出発。
例年だと、この時期はまだ剣山荘まで行くには雪渓をトラバースするはずだが、解けきっていた。
途中、鉄のブリッジがあるが、左右は崖。
高所&橋が苦手なため、あまり周囲を気にしないようにしてささっと通過。
強風時や雪が付いている時は怖いだろうな・・・。
ここで今回の山行中で最も嬉しかったことが起きた。
5番目鎖場を抜けて6番目鎖場へと歩いていると、左側の岩の間からかさこそ音がする。
目を向けると、何とオコジョ!!オコジョと目が合ったが、そそくさと岩の間を行ってしまう。
思わず、「オコジョー!!待って〜!」とオコジョに向かって叫んでしまった。
こんなところでまさかオコジョに遭遇できて嬉しすぎる!可愛かった。
この感動を共有できる人がいなかったのが非常に残念。
カニノタテバイは渋滞。結構待った。そのくせ全然怖くない。
8:10、あっという間に剱岳登頂。
北ア北部の盟主にふさわしく展望抜群!
立山三山の奥に槍穂、鹿島槍ヶ岳にそれに続く稜線の先に白馬岳、西には富山平野、能登半島に日本海。
富士山も見えて気分爽快。
剱の地形を確認しつつ、しばらく絶景を楽しんだ。
下山もあっという間。
カニノヨコバイも渋滞していたが、これもあっけなかった。
剱岳から展望はいいが、別山尾根というそこに至るまでの過程は正直つまらないという印象だった。
剱沢キャンプ場に到着後、急いでテントを撤収し、雷鳥沢キャンプ場へ。
雷鳥沢キャンプ場は満員御礼。家族連れで賑やか。
山の日というのもあってか、テントの数は昨日の2、3倍くらいか。
雷鳥沢ヒュッテのお風呂で汗を流し、夜風に涼みながらお酒解禁。
今日も酒がうまい!幸せ!
■3日目 8月12日(金) 快晴
欲張りプランで3日目は奥大日岳へお気軽ハイキング。
もちろん、頭にあるのは雪山のことだけ。
3日目も快晴で順調すぎる今回の山行に今年の運を使い果たしたと思った。
7:25、雷鳥沢キャンプ場出発。
奥大日岳方面は人が少なくて比較的静かでのどか。
立山や剱とはまた違った風景が待っている。噴煙あげる地獄谷の絶好のビュースポット。
稜線に出ると剱岳、再び登場。もう鼻歌唄いながら歩きたい気分。
9:40、奥大日岳到着。
岩場の狭い山頂だが、奥大日岳からは何と白山も見れた。
立山・剱岳では味わえなかった静けさが奥大日にはあっていい。
思ったより元気が残っていて、ボリューム不足だったのもあり、
そのまま大日三山縦走して称名滝見て帰るっていうプランでもよかった。これはいつかまた。
11:45、雷鳥沢キャンプ場着。
軽量化のために食料けちって貧相なものにしたため、腹ぺこすぎて、
美味しいもの食べたさにロッジ立山へ直行。
肉食べたさに牛丼注文。美味しい。軟弱だな自分。
午後は、洗濯物干したり、川原で涼みながらキンキンに冷えた缶チューハイ片手に、
チャレアル読んだりして妄想登山しながらまた〜り。
お風呂は今度はロッジ立山に行ってみたが、こっちの方が雷鳥沢ヒュッテよりきれいでよかった。
野天風呂といえるほど立派な風呂ではなかったが、奥大日方面を眺めながらのほほんとできて幸せ。
■4日目 8月13日(土)
今日は帰京するだけ。
いつも山では飲まない朝の紅茶なんか飲んじゃってゆっくり朝を迎える。帰るだけってのは何とも気楽だ。
立山・剱を去るのが名残惜しいが、また春に来ますと誓い、帰路へ。
室堂で私と入れ替わり入山するうちの会のKSさんPとHSさんに会った。
会うなりHHさんのありえない話を聞いたりして盛り上がった。みんな楽しそうでいいな。
山では登るの遅いが、平地だと歩くの早い方なのもあり?
いい感じに予定よりも一本早く立山黒部アルペンルートを乗り継ぎ、ちょうどお昼には松本。
松本のB級グルメ山賊焼きをランチに食べてあずさで帰宅。
天候 | 8/10-13 全日快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・剱沢キャンプ場〜剣山荘:雪渓なし ・平蔵谷:通行不可 ・剱沢平蔵谷出合〜長次郎谷出合:雪渓歩行困難 ・熊の岩付近に2P幕営 |
その他周辺情報 | ■日帰り入浴 雷鳥沢ヒュッテ \600 ロッジ立山連峰 \600 ロッジ立山連峰の方がきれいでおすすめ。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
撮影機器:
感想
全体的には全日、天気に恵まれて目的を果たせてよかった。
剱岳はというと、正直、天候に恵まれていたこともあり、夏の別山尾根はつまらなかった。
ピークへと至る過程も楽しいといいが、整備されすぎていてげんなり。
鎖なくて、ロープ出して行けば数倍楽しいかも。
まだ、岩や沢、三大キレットや表妙義を経験する1、2年前に登っていれば達成感や感動も違かったかもしれない。
たいていの人は何年も想い、何回もチャレンジして憧れの剱岳に行きましたって感じだろうけど、自分の場合、今回は雪山やバリエーションへの通過点としてとりあえず、夏山一般で行くというスタンスだったのでそういう感動はなかった。
「岩と雪の殿堂」。やはり岩と雪をやらなければ剱岳を登ったとは言えないのかもしれないとか生意気にも思った。
とはいえ、剱岳は北ア北部の盟主にふさわしい素晴らしい山だと思う。
特に、八ツ峰はかっこよかった!
岩峰を連ねダイナミックに主稜線に突き上げるスカイラインが美しい!
見事に心をぐっと掴まれました。
妻Cフェース〜八ツ峰縦走とかしてみたい。
後立山も捨て難いが、また春に立山・剱に行きたいなと思った。
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