穂高連峰(奥穂高岳・前穂高岳縦走)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 1,959m
- 下り
- 1,964m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:50
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 10:05
天候 | 9/19 晴のち曇 9/20 雨のち霧 9/21 雨のち曇 9/22 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
9/17 新宿―(ムーンライト信州)―/ 9/18 /―松本―(松本電鉄)―新島々―(バス)―上高地 復路 9/21 上高地ー(バス)―松本―(あずさ)―新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■上高地〜涸沢 横尾までの平坦な道はやはり長い・・・ ■涸沢〜奥穂高岳 ザイテングラードの登りは特に問題なし。鎖場は補助的なもの。 穂高岳山荘からの取り付きにハシゴあり。問題ないが落石注意。 ■奥穂高岳〜前穂高岳 吊尾根の道は基本、稜線上ではなく上高地側についている。 雨天だったので岩場の鎖でスリップしてしまう。きちんと三点支持すること。 前穂高への登りはずっと岩場であるが鎖等の設置は少ない。 ■紀美子平〜岳沢〜上高地 キツイくだり。紀美子平からいきなり岩場をガケに乗っ越す感じが怖い。 紀美子平からすぐのスラブの部分が雨天であったこともあり緊張した。 そのほかにも長いハシゴもあり、緊張を強いられる。 岳沢から先はホッとするが意外と長いので気を抜かない。 |
その他周辺情報 | 上高地 西糸山荘 http://www.nishiitoya.com/ 最終バスに間に合わず、図らずも宿泊。 ドミトリータイプの部屋で相部屋(外国人と)でしたがゆっくり休めました。 |
写真
感想
雨模様で稜線に立つこともなく下山した夏山行の不完全燃焼を晴らすべく、大学3年以来だから約15年振りとなる穂高連峰へ行ってきました。
残念!天気がイマイチでした!
初日こそ晴天で、なつかしき涸沢からの穂高の山並みを見ることができたものの、それ以降はずっと雨模様。かつて、とあるトラブルで写真に残せなかった穂高の絶景を撮りまくるという目標は次の機会に・・・となってしまいました。
2日目…涸沢ヒュッテで雨が降る朝を迎え、「また稜線に立つこともなく下山するしかないか・・・」と思っていたもののあきらめきれず、昼前に雨が一旦止んだのでとりあえず稜線まで行こうとザイテンを登る(計画では北穂経由であったがさすがに無理でした)。
3日目も雨―。稜線には立った・・・まだピークに立っていないと、最後はここまできたのだからと奥穂を越えて前穂経由で岳沢を下ってやる・・・なんか「せっかく来たのだから」・・・という意地ともいえない思いだけで歩きとおしてしまいました。
降りしきる雨の中、初めての吊尾根…滑落事故等も多い登山道…すべる岩場に緊張しつつ、「慎重に・・・!」をブツブツと繰り返し自分に言い聞かせながら岳沢を下る。正直なところ今までで一番キツかった。最後のハシゴを下りきって草付きのジグザグにきたところでヒザが笑ってまともに歩けなくなり、一度追い抜いていったおじさんズに「体重落とさなきゃぁ」と強烈なストレートをくらってTKO!上高地まで下りてきたものの最終バスに間に合わず、もう1泊することになってしまいました。
さて、なぜ穂高の写真がきちんと残っていないのか・・・?
それは・・・かつての来訪時に、涸沢ヒュッテのトイレにカメラを落としちゃったんですよね〜(笑)
当時のトイレは便器の数メートル下を水が流れていて、浄化槽のほうへと流れていく仕組みだったため、落ちたカメラの脇を上流からのアレが「われても末にあわんとぞ思う」と流れていくさまがいまだに脳裡から消えない。何とか拾い上げてもらってカメラを洗ったものの、当時はフィルムカメラ・・・水に浸かった写真はすべて紫がかった状態で現像されましたとさ・・・。
※後年になって当時の記憶を元に記録しましたので、思い出補正があると思います。
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