唐松岳〜不帰嶮〜白馬三山〜栂池

2016年08月25日(木) ~ 2016年08月27日(土)

• GPS: 17:18
• 距離: 31.2km
• 登り: 2,551m
• 下り: 3,694m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:54
• 休憩: 0:23
• 合計: 2:17

13:03 スタート地点
13:11 13:11 八方山
13:27 13:42 八方池
14:24 14:28 扇雪渓
14:42 14:46 丸山
15:20 唐松岳頂上山荘

2日目

• 山行: 7:16
• 休憩: 1:31
• 合計: 8:47

5:22 唐松岳頂上山荘
5:46 5:46 唐松岳
6:32 6:37 不帰嶮（不帰二峰南峰）
6:47 7:00 不帰嶮（不帰二峰北峰）
7:48 7:50 不帰嶮（不帰一峰）
8:10 8:12 不帰キレット
8:57 9:05 天狗ノ大下り
9:33 9:36 雨飾り山
9:51 10:41 天狗山荘
11:38 11:38 鑓ヶ岳
12:34 12:42 杓子岳
13:39 13:39 丸山
14:09 白馬山荘

3日目

• 山行: 5:47
• 休憩: 0:22
• 合計: 6:09

6:16 白馬山荘
6:50 6:51 白馬岳
7:13 7:13 三国境
7:57 8:02 小蓮華山
8:40 8:40 船越ノ頭
9:11 9:25 白馬大池山荘
10:02 10:03 乗鞍岳
10:44 10:44 風吹大池方面分岐
10:52 10:52 天狗原の祠
11:42 11:43 栂池山荘
11:42 11:42 栂池ヒュッテ
11:47 11:47 栂池パノラマウェイ 自然園駅
12:24 ゴール地点

天候

1日目 曇り、2日目晴れ→曇り→雨、3日目 雨

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

新宿6:35 白馬八方バスターミナル 11:55着　八方リフトまで歩き
帰りは栂池から八方バスターミナルまで路線バス、14:15八方 新宿20:45
(小仏峠の渋滞および首都高工事のため1時間ほど遅延)

コース状況／危険箇所等

八方〜唐松：特になし。ハイキングコース
唐松〜不帰嶮：2峰北から1峰の鞍部までがこのコースの核心。。。のはずですが、思ったより大したことはなかった。
不帰嶮〜白馬：危険なところはないですが、登りが地味に辛い
白馬〜栂池：白馬大池〜乗鞍〜天狗原 の区間は火山性の岩場なので滑らないように注意

その他周辺情報

栂池のゴンドラ下りたすぐのところに入浴場があります。
700円ですが、ゴンドラのチケットを見せると100円引き。
湯の温度もちょうどよかったです。

写真

8/25 12:02

八方リフト乗り場。行ってきます。

8/25 12:09

白馬方面。こっちは晴れてんだけどなぁ。

8/25 12:29

上の方は完全にガスってます。

8/25 12:32

ここから登山スタート。

8/25 12:47

ちょこっと登ったところ。

8/25 13:04

木道がついてて楽です。

8/25 13:26

八方池。今回も何も見えず。(4回目)

8/25 13:42

微妙に天気が良くなった、が相変わらず白馬岳は見えず。

8/25 13:44

遠見尾根。

8/25 13:58

少し登ったところから八方池が見えた。

8/25 14:06

トリカブト？

8/25 14:23

扇雪渓。全然雪渓は無く。

8/25 14:42

チングルマ。最近この姿しか見てないな。

8/25 14:56

微妙に見えそうで見えない不帰。

8/25 15:19

3時間くらいで到着。

8/25 15:23

唐松岳も微妙そうだったので登頂せず。

8/25 17:19

晩ごはん。美味しかったです。

8/25 19:10

夜、日の入り前後は晴れたみたい。
三脚持ってなかったのでブレまくり。

8/26 4:43

朝ごはん。これも美味しかった。

8/26 5:14

五竜。やっぱり良い山です。

8/26 5:14

立山、劔。

8/26 5:14

じゃ登りますか。

8/26 5:24

朝焼け。良い感じに染まってます。

8/26 5:26

不帰、天狗岳方面。これを超えていくんだな・・・

8/26 5:26

火打、妙高山方面。

8/26 5:27

朝焼けの劔。綺麗です。

8/26 5:41

朝焼けに染まる不帰嶮。

8/26 5:43

同じく五竜。

8/26 5:43

槍、穂高、前穂と釣り尾根が見えます。

8/26 5:43

水晶と鷲羽。

8/26 5:43

これ、どこなんだろ？すごいとんがった山だな。
烏帽子岳かな？

8/26 5:43

さて天気荒れる前に行ってきます。

8/26 5:44

記念撮影。

8/26 5:54

信州側は雲海。

8/26 5:56

さて頑張るか。

8/26 5:58

焼山から煙が上がってるように見えますが・・・

8/26 5:58

2峰って意外と大きいんだなー

8/26 6:20

3峰から下ってるところ。楽しくなってきました。

8/26 6:24

劔。やっぱり綺麗。

8/26 6:24

望遠で。

8/26 6:29

拡大で。

8/26 6:29

どれだけ見てても飽きないです。

8/26 6:31

8/26 6:31

2峰北。目の前のが天狗岳。登りが辛いです。

8/26 6:46

さて、核心部来ました。

8/26 6:47

この鎖からスタートですが、ここはそんなに大変ではないです。

8/26 6:51

鎖の下り。

8/26 6:52

下から見たところ。正直たいしたことはないです。

8/26 7:08

まぁ落ちたら…

8/26 7:10

核心部その1、梯子のトラバース。
正直これも大したことはないです。

8/26 7:12

梯子のところから下に少し降ります。
この先少し細いところが核心部です。

8/26 7:13

下から見たところ。

8/26 7:15

最後まで降りたところ。この木の上の方が核心部、なんですが、
正直大して危なくもなく、終わってから
「あ、これが核心部だったのか」と感じた程度。

8/26 7:21

八方池が見えてる。向こうから見たかった…

8/26 7:33

1峰の頭。けっこう広々としたところなので少し休憩。

8/26 7:40

降りてきた不帰。左が2峰北。信州側を巻いてます。
唐松は見えず。

8/26 7:41

丁度ブロッケンが見えました。

8/26 7:41

天狗岳。これ登るのかー

8/26 7:44

不帰2峰北。

8/26 7:44

この間だけでも晴れてくれてよかったです。

8/26 7:52

1峰の北まで降りたところ。こっから地獄の登りが始まります。

8/26 7:54

8/26 7:55

さらば不帰嶮。

8/26 7:55

これ、下から見ると上部の奥が見えないんですよね・・・
上まで登れば終わりだと思ってました。

8/26 7:59

少し位置変えて。

8/26 8:00

水晶方面

8/26 8:00

これどこなんだろ？南沢岳かなぁ

8/26 8:09

良い景色。

8/26 8:13

不帰全体。

8/26 8:13

もうちょっとで頂上！
そう思ってた時が私にもありました。

8/26 8:19

キレてんなぁ。

8/26 8:37

天狗の登り。少し鎖場がありますが、大したことないです。

8/26 8:41

ようやく唐松が見えるようになりました。

8/26 9:07

素晴らしい。落ちたらアレだけど。

8/26 9:12

良い道だ。

8/26 9:25

天狗のはらっぱ。

8/26 9:34

天狗の頭到着。小屋までもう少しです。

8/26 9:42

まだ30分くらい歩く。

8/26 9:48

ようやく見えてきた。一安心。

8/26 9:50

ここは雪渓が残ってるようで水は結構ありました。
ただやっぱり貴重みたく、流水量を調整してました。

8/26 10:40

山荘入り口。

8/26 10:40

食事もできますが、面倒だったので自分で沸かして軽食。

8/26 10:45

釣鐘草みたいな花。

8/26 10:45

名前忘れてしまった。

8/26 10:46

黄色の花。

8/26 10:46

コマクサ？

8/26 10:47

なんだろ…

8/26 10:48

これも分からん。不勉強ですみません。

8/26 10:49

8/26 11:06

天狗山荘から登って降りて、ようやく分岐へ。
ガスってて何も見えない。

8/26 11:12

白馬鑓から杓子に向かう途中。いい加減登り下りが辛いです。

8/26 11:37

泣きながら40分くらい登って白馬鑓へ。
こんなに辛かったっけ？

8/26 12:28

また降りて登って杓子の登りへ。白馬への道が見えます。

8/26 12:28

あれに見えるが杓子岳山頂。てかすごい切れ方。

8/26 12:30

杓子山頂。ざらざらですね。
よく落石があるのもうなづけます。

8/26 12:32

山頂。これ、白馬の山頂より酷くないです？

8/26 12:32

杓子山頂。前回来れなかっただけにひとしお。

8/26 13:22

大雪渓から登られてる方がちらほら。

8/26 13:26

よく分からんけど岩の周りにたくさん咲いてました。

8/26 13:50

村営の白馬頂上荘。おととしはお世話になりました。

8/26 14:08

白馬館到着。この後雨が降り始めました。助かったー

8/26 17:01

晩飯。ハンバーグ美味しかった。

8/27 5:10

朝飯。これくらいさっぱりした方が良いです。

8/27 6:18

6時15分に出発。直前まで小雨だったのが少し回復して霧雨のような状態に。

8/27 6:42

小蓮華方面。

8/27 6:54

旭岳。

8/27 7:15

三国境

8/27 8:05

急に雷鳥が目の前に。

8/27 8:05

親に子2匹のようです。

8/27 8:05

本当に全く恐れないですね。

8/27 8:05

別の個所でも子4羽の大所帯も。

8/27 8:39

特に景色もよくないので。

8/27 9:04

白馬大池。少し雨宿り＆休憩。

8/27 9:48

大池から栂池方面。

8/27 9:48

こんな感じの溶岩性の岩ばっかりです。

8/27 10:03

乗鞍岳。

8/27 10:21

ここから300mくらい下るんですが、ずっとこんな感じの岩場で大変滑りやすく、疲れます。

8/27 10:43

天狗原までこんな感じ。

8/27 10:44

ようやく到着。ここからしばらく木道ですが、
すぐ普通の山道になります。滑りやすいので注意。
また最後の木道が泣かせます。

8/27 10:47

天狗原の木道。

8/27 10:49

ただこの木道、すぐおわっちゃうんだよなぁ。

8/27 11:36

とりあえずゴール！

8/27 11:39

栂池山荘。人の世界に戻ってきた気がします。

8/27 12:26

ロープウェイとゴンドラを乗り継いで30分くらいで栂池へ。
お疲れ様でした。

撮影機器：

PENTAX K-50 ペンタックス

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コッヘル ライター 地図（地形図） ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ

感想

monopoler

色々あって不帰嶮に単独で行くことに。
天気を見る限りでは3日とも持ちそうだと思ったのですが、
結果としてはあまりよくない天気でした。
ただ核心部の2日目午前が天気もってくれたので助かりました。

栂池行きの夜行バスが取れなかったので八方へ。
12時スタートなら16時までには着くだろうと思ってたので。
実際3時間で到着。ハイキングコースのようなものなので特に問題もなく到着。
早速ビールで乾杯！
中学生が実習で登山してたみたいで結構煩かった。
部屋？は4人で使ったのですが、隣で寝てた方は新宿から夜行で
神代から五竜経由で来られたとか。

2日目は快晴とまでは行かないがそこそこよさそうな天気。
せめて3時まではもってくれーと祈りつつ出発。
問題の不帰については「え、これが核心部だったのかな？」と思うくらい
正直大したことはなかったです。
不帰1峰でいろんな方と話をしたけど、みんなそんな感じでした。
ネットで調べたところ、2012年頃に一部ルートが変わったようで
昔ほど難しくないのでは？と推測さでます。
で、こっからの方が問題だったのですが、天狗の登りと白馬鑓、杓子、白馬丸山
の登りがとかく辛く、体力無い状態でひーひー言いながらゴール。
さっそくビールで乾杯！

3日目は朝から雨。予報では6時以降弱まるとの話だったので
少し待ってから出発！
実際白馬頂上では少し雨も弱くなったのですが、そのご稜線歩きということもあり
結局合羽を着ての行動。
景色は残念ながらろくに見えなかったのですが、代わりに雷鳥をたくさん
見ることができました。歩いてたら急に横切るわ近づいても全く逃げないわ。
ほんと素晴らしいです。
白馬大池から天狗原までの岩場はかなり辛かったです。
あれ登りは結構きつくないかなー？正直雪渓経由の方が楽かトントンくらい？
と思うくらい辛そうでした。

とりあえず目標通り12時くらいに栂池山荘に到着。
後はゴンドラで下に降りて、駐車場すぐ横の風呂へ。いやー便利です。
風呂から出たら13:50。13:55にバスが出発ということで
飛び乗って白馬バスセンターへ。
ここでもバスセンターに駆け込んで新宿行きのバスを押さえて
14:15発のバスへw　ホントギリギリでした。

そういえば唐松で隣になった方は白馬まで抜きつ抜かれつ、
道中ともしておりました。残念ながら3日目は雪渓方面に降りられるということで
朝お別れをしたのですが、帰りのバスでまた一緒になるという。
こういうこともあるんですね。

さて今回のルート、時間の関係で唐松→白馬になったのですが、
一般的には白馬→唐松のようです。
ただ自分が思うには不帰から延々登りになるのは体力的に辛いですが
やはり体力のあるうち、かつ宿泊地から近いため
悪天候時にルート変更が効く唐松→白馬の方が良いと思いました。
白馬経由の場合雪渓を通るにせよ栂池を通るにせよかなりの登りになるので
トータルとしては唐松経由の方が楽な気がします。
ご参考までに。

あ、GPS入れるの忘れてて八方の途中から始まってます。