起点は伊奈川ダム上登山口。歩き始めるとほどなく車止めのゲートを越え、
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9/10 5:47
起点は伊奈川ダム上登山口。歩き始めるとほどなく車止めのゲートを越え、
右手に伸びる今朝沢林道に進みます。緩やかに高度を上げながらしばらく林道歩きを続け、
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9/10 6:00
右手に伸びる今朝沢林道に進みます。緩やかに高度を上げながらしばらく林道歩きを続け、
福栃平に差し掛かります。ふくとち橋を渡った先に越百山への登山口があり、
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9/10 6:22
福栃平に差し掛かります。ふくとち橋を渡った先に越百山への登山口があり、
そこに立つのは「越百」ではなく敢えて「KOSMO」の標識。トム・ショルツ先生ならずとも宇宙の彼方へ思いを馳せることになりそうです。
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9/10 6:23
そこに立つのは「越百」ではなく敢えて「KOSMO」の標識。トム・ショルツ先生ならずとも宇宙の彼方へ思いを馳せることになりそうです。
ジグザグを切りながら笹に覆われた斜面を登ると、下のコルで尾根の上に出ます。
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9/10 6:48
ジグザグを切りながら笹に覆われた斜面を登ると、下のコルで尾根の上に出ます。
その先の鞍部のオコジョ平は上のコル。その先は遠見尾根を登っていきます。
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9/10 7:05
その先の鞍部のオコジョ平は上のコル。その先は遠見尾根を登っていきます。
七合目の御岳見晴台に達しますが、木々が茂り見晴らしは今ひとつ。
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9/10 7:32
七合目の御岳見晴台に達しますが、木々が茂り見晴らしは今ひとつ。
笹原の陰にはセリバシオガマ。
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9/10 7:38
笹原の陰にはセリバシオガマ。
上の水場への分岐。左に少し下がったところに水場があるようです。
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9/10 7:49
上の水場への分岐。左に少し下がったところに水場があるようです。
シラビソやコメツガの急斜面をジグザグを切りながら登ります。
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9/10 7:52
シラビソやコメツガの急斜面をジグザグを切りながら登ります。
ヤマハハコを見送り、福栃山の北側を巻きながら進んでいくと、
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9/10 8:06
ヤマハハコを見送り、福栃山の北側を巻きながら進んでいくと、
木々の合間から南駒ヶ岳が見えてきます。この先は緩やかに下って、
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9/10 8:18
木々の合間から南駒ヶ岳が見えてきます。この先は緩やかに下って、
青空とコントラストも鮮やかな赤い屋根の越百小屋に達します。
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9/10 8:25
青空とコントラストも鮮やかな赤い屋根の越百小屋に達します。
樹林帯を抜け出てハイマツ帯に差し掛かると視界が開け、目指す越百山の頂上を見定めます。
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9/10 9:02
樹林帯を抜け出てハイマツ帯に差し掛かると視界が開け、目指す越百山の頂上を見定めます。
越百山の頂上に到着します。頭上に広がる青空の遥か先には宇宙が存在するかと思えば感慨もひとしお。馴染み深いコスモスクエアよりも高度を増した分、その宇宙に近づけた気がします。
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9/10 9:15
越百山の頂上に到着します。頭上に広がる青空の遥か先には宇宙が存在するかと思えば感慨もひとしお。馴染み深いコスモスクエアよりも高度を増した分、その宇宙に近づけた気がします。
東方には伊那谷を隔てて南アルプスの山々が屏風のように連なり、
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9/10 9:17
東方には伊那谷を隔てて南アルプスの山々が屏風のように連なり、
塩見岳と荒川岳を繋ぐ稜線越しには富士山も顔をのぞかせます。
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9/10 9:17
塩見岳と荒川岳を繋ぐ稜線越しには富士山も顔をのぞかせます。
南側には、高度を下げながら伸びる中央アルプスの主稜線の彼方に恵那山。西側にかけては木曽谷、北側に目を移していくと御嶽山、乗鞍岳、北アルプスを見渡します。
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9/10 9:17
南側には、高度を下げながら伸びる中央アルプスの主稜線の彼方に恵那山。西側にかけては木曽谷、北側に目を移していくと御嶽山、乗鞍岳、北アルプスを見渡します。
頂上からの展望を堪能したら、南駒ヶ岳への縦走を開始。ハイマツ帯の尾根の先には南駒ヶ岳と仙涯嶺が寄り添います。
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9/10 9:28
頂上からの展望を堪能したら、南駒ヶ岳への縦走を開始。ハイマツ帯の尾根の先には南駒ヶ岳と仙涯嶺が寄り添います。
しだいに仙涯嶺に近づくと、
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9/10 9:52
しだいに仙涯嶺に近づくと、
花崗岩の白砂の急斜面に導かれ、滑らないようにしながら登ります。
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9/10 10:13
花崗岩の白砂の急斜面に導かれ、滑らないようにしながら登ります。
岩峰を越え、仙涯嶺の頂上に達します。
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9/10 10:19
岩峰を越え、仙涯嶺の頂上に達します。
正面には南駒ヶ岳が見えますが、
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9/10 10:17
正面には南駒ヶ岳が見えますが、
そう簡単には近づかせてもらえません。御岳山を横目に、
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9/10 10:23
そう簡単には近づかせてもらえません。御岳山を横目に、
鎖場を下降すると、高度感のある断崖絶壁のトラバースに導かれます。これを通過すると、
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9/10 10:29
鎖場を下降すると、高度感のある断崖絶壁のトラバースに導かれます。これを通過すると、
続いて巨大な岩峰の基部を大きく下降し、
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9/10 10:31
続いて巨大な岩峰の基部を大きく下降し、
登り返します。
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9/10 10:40
登り返します。
急登を経て右側に巻くと、斜面一帯には芳香が漂い、盛夏にはお花畑であった様子。
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9/10 10:53
急登を経て右側に巻くと、斜面一帯には芳香が漂い、盛夏にはお花畑であった様子。
今はわずかにミヤマキンバイだけが名残をとどめています。
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9/10 10:52
今はわずかにミヤマキンバイだけが名残をとどめています。
こちらはシラタマノキ。
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9/10 11:03
こちらはシラタマノキ。
登り切って稜線上に出たところが南駒ヶ岳南峰。本峰を見定めながらひと歩きで、
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9/10 11:07
登り切って稜線上に出たところが南駒ヶ岳南峰。本峰を見定めながらひと歩きで、
南駒ヶ岳の頂上に到着します。頂上は白砂が敷き詰められた感じの良いところで、眺めも申し分なし。
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9/10 11:16
南駒ヶ岳の頂上に到着します。頂上は白砂が敷き詰められた感じの良いところで、眺めも申し分なし。
東側に目を向けると、伊那谷にはだいぶ雲がかかってきましたが、南アルプスの稜線は健在です。
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9/10 11:18
東側に目を向けると、伊那谷にはだいぶ雲がかかってきましたが、南アルプスの稜線は健在です。
北側には、空木岳とその先に三ノ沢岳、木曽駒ヶ岳、宝剣岳など中央アルプスの核心部の山々。彼方には御嶽山、乗鞍岳を眺めます。
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9/10 11:20
北側には、空木岳とその先に三ノ沢岳、木曽駒ヶ岳、宝剣岳など中央アルプスの核心部の山々。彼方には御嶽山、乗鞍岳を眺めます。
南側には越百山、仙涯嶺を経て辿ってきた稜線を振り返り、西側には北沢尾根を見渡します。ここで、お昼を摂りながら北沢尾根経由で下るか、空木岳を経由して下るか思案中。
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9/10 11:22
南側には越百山、仙涯嶺を経て辿ってきた稜線を振り返り、西側には北沢尾根を見渡します。ここで、お昼を摂りながら北沢尾根経由で下るか、空木岳を経由して下るか思案中。
意を決して空木岳に向かうこととします。まずは赤梛岳と対面しながら大きく下り、
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9/10 12:05
意を決して空木岳に向かうこととします。まずは赤梛岳と対面しながら大きく下り、
擂鉢窪避難小屋への分岐を過ぎると、登り返します。
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9/10 12:20
擂鉢窪避難小屋への分岐を過ぎると、登り返します。
赤梛岳の頂上に達し、目指す空木岳を見定めます。
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9/10 12:27
赤梛岳の頂上に達し、目指す空木岳を見定めます。
擂鉢窪カールを見下ろすと、カール底に建つ擂鉢窪避難小屋は、百離淵のガレ場に飲み込まれる寸前で何とか踏みとどまっているように見えます。
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9/10 12:28
擂鉢窪カールを見下ろすと、カール底に建つ擂鉢窪避難小屋は、百離淵のガレ場に飲み込まれる寸前で何とか踏みとどまっているように見えます。
空木岳に向かって尾根を北上します。
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9/10 12:46
空木岳に向かって尾根を北上します。
岩屑にの尾根道に目を凝らすと、トウヤクリンドウや、
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9/10 12:56
岩屑にの尾根道に目を凝らすと、トウヤクリンドウや、
ヒメウスユキソウが見られます。
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9/10 12:56
ヒメウスユキソウが見られます。
花崗岩の白砂の急斜面に取り付くと、
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9/10 12:59
花崗岩の白砂の急斜面に取り付くと、
イワギキョウの青さが引き立てられます。
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9/10 13:00
イワギキョウの青さが引き立てられます。
空木岳の頂上が近づいてきました。
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9/10 13:12
空木岳の頂上が近づいてきました。
ようやく空木岳の頂上に到着します。
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9/10 13:18
ようやく空木岳の頂上に到着します。
いつの間にか伊那谷から雲が湧きあがり、頂上直下の駒峰ヒュッテを残し、池山尾根はすっかり雲の中。
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9/10 13:20
いつの間にか伊那谷から雲が湧きあがり、頂上直下の駒峰ヒュッテを残し、池山尾根はすっかり雲の中。
それでも来し方の南側には南駒ヶ岳を振り返り、
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9/10 13:19
それでも来し方の南側には南駒ヶ岳を振り返り、
北側に目を向けると、雲の隙間から木曽駒ヶ岳や宝剣岳が見え隠れし、彼方に眺めるのは終始ともにあった御岳山と乗鞍岳。空木岳登頂3回目にして初めて青空の下で頂上を踏むことができました。頂上でしばらく余韻に浸ると、
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9/10 13:24
北側に目を向けると、雲の隙間から木曽駒ヶ岳や宝剣岳が見え隠れし、彼方に眺めるのは終始ともにあった御岳山と乗鞍岳。空木岳登頂3回目にして初めて青空の下で頂上を踏むことができました。頂上でしばらく余韻に浸ると、
岩稜帯を下ります。岩の石門を通過すると、鎖場を急降下し、
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9/10 13:44
岩稜帯を下ります。岩の石門を通過すると、鎖場を急降下し、
南駒ヶ岳を背に、岩棚を覆う草紅葉に埋もれます。
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9/10 13:50
南駒ヶ岳を背に、岩棚を覆う草紅葉に埋もれます。
眼下に木曽殿山荘が見えてきました。
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9/10 13:55
眼下に木曽殿山荘が見えてきました。
ヒメウスユキソウもちらほらと見かけますが、こちらはミネウスユキソウでしょうか。
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9/10 13:58
ヒメウスユキソウもちらほらと見かけますが、こちらはミネウスユキソウでしょうか。
岩ザレの斜面を下り切り、木曽殿越に建つ木曽殿山荘に達し、ひと息つきます。
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9/10 14:14
岩ザレの斜面を下り切り、木曽殿越に建つ木曽殿山荘に達し、ひと息つきます。
東川岳の南面をトラバース状に下ります。アザミにはハチが着陸寸前。
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9/10 14:28
東川岳の南面をトラバース状に下ります。アザミにはハチが着陸寸前。
こちらはウメバチソウ。
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9/10 14:28
こちらはウメバチソウ。
木曽義仲の力水はすっかり枯れている様子。
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9/10 14:31
木曽義仲の力水はすっかり枯れている様子。
東川岳から西方に張り出した尾根の上に出て見晴台に達すると、空木岳の雄姿もこれで見納めです。
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9/10 14:45
東川岳から西方に張り出した尾根の上に出て見晴台に達すると、空木岳の雄姿もこれで見納めです。
尾根の北面を巻きながら進み、やがて八合目へ。
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9/10 14:59
尾根の北面を巻きながら進み、やがて八合目へ。
この先は尾根の幅が広がり、大木の間を縫うようにしてジグザグを切りながら下降します。
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9/10 15:10
この先は尾根の幅が広がり、大木の間を縫うようにしてジグザグを切りながら下降します。
仙人の泉では、細いながらも冷水が湧き出ていました。さらに急降下を続け、
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9/10 15:19
仙人の泉では、細いながらも冷水が湧き出ていました。さらに急降下を続け、
北沢に降り立つと、吊橋を渡って対岸へ。
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9/10 15:49
北沢に降り立つと、吊橋を渡って対岸へ。
小刻みにアップダウンする道は疲れた身には堪えますが、やがて笹原の中を下り基調となると、
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9/10 16:10
小刻みにアップダウンする道は疲れた身には堪えますが、やがて笹原の中を下り基調となると、
うさぎ平で伊奈川支線林道に飛び出します。ひと息つくと、この先は林道歩き。
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9/10 16:24
うさぎ平で伊奈川支線林道に飛び出します。ひと息つくと、この先は林道歩き。
金沢土場で中八丁峠に向かう林道と合流し、
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9/10 16:45
金沢土場で中八丁峠に向かう林道と合流し、
伊奈川の流れに沿って林道を進みます。長い林道を歩きに飽きてきた頃、ようやく伊奈川ダム上ゲートに達し、何とか日没前までに戻ることができました。
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9/10 16:54
伊奈川の流れに沿って林道を進みます。長い林道を歩きに飽きてきた頃、ようやく伊奈川ダム上ゲートに達し、何とか日没前までに戻ることができました。
たそがれ時の伊奈川ダムを横目に、長い行程を振り返りながら山中を後にします。
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9/10 18:11
たそがれ時の伊奈川ダムを横目に、長い行程を振り返りながら山中を後にします。
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